30過ぎた英語苦手なおじさんがアメリカで心がけた10のこと | とりあえず、できるといってみよう!

30過ぎた英語苦手なおじさんがアメリカで心がけた10のこと



さて、10個あるのでしょうか。まだわかりません。計画性ありません。

はじめに

僕の英語のレベルは、日本に住んでいる多分英語が得意な人から見ると本気で引くレベルのひどさです。え、二年も住んでこんなに喋れないの?という。字幕なしでは映画は見られないし、まさに片言。TOEICの点だけは高いのですが。だってあれ、ただのペーパーテクニックだし。正直、あんまり英語好きじゃないし。という感じ。


1.仕事をちゃんとする
仕事が同レベルなら、英語できないオッサンを雇っておく必要性は0です。とにかく仕事は完璧に、常に相手の期待を上回る必要があります。最初は「こいつなにいってるかわからないから無視しておこう」だったのが、「こいつはなにいってるかわからないけどちゃんとしたことを言ってるはず。でもわからない」になり、最後に「こいつはなにいってるかわからないけど大事なことを言ってるのでとにかく聞かなければ」に変れば成功です。

2.なるべくIRCを使う。

IRC、便利ですね。でも、私はおじさんなのでチャット用語はわかりません。Urban Dictionaryとか使って調べます。

3.なるべくメールを使う。

普段の業務でメールを使うのは当然として、自分のお盆にタスクがたくさんあって自分待ちになってる場合、みんなにとって有益な情報を自分が持っている場合には、だれかに聞かれる前にメールしてしまいます。聞かれてから「あとでメールで報告します」だと馬鹿さ全開なので、先手を打つことが大事です。

4.電話してくる奴には、メールしろ、という。

とりあえず電話しようとしてくるやつには、忙しいからメールしろ、と言いましょう。もちろん必要性があっての電話なら別ですが、だいたいのばあい、相手はメールする手間を省きたいから電話してきます。そんな適当な質問に答えている暇はないのでメールしろというのはValid responseです。

5.相手を慣らす

自分が英語になれるのは大変なので、相手に自分の下手な英語になれてもらいましょう。だんだんこちらの意図をエスパーしてくれるようになります。途中まで話すと、「つまりこういうこと?」と聞き返してくれるようになって、これってうちの3歳児に対して自分がやってることと全く一緒です。

6.小さな子供を育てる

子供とともに成長しましょう。渡米時点で4歳だった長男は現在1年生。もはや発音や自然な会話という意味では負けてますが、彼と一緒にフォニックスのDVDを見たり、幼稚園の宿題をやって英単語を覚えたりするととてもためになります。

7.ESLのクラスにも行ってみた。

一年ほど前、3ヶ月間 University of WashingtonのESLクラスに通いました。idiomを中心とした授業で、一度覚えると、意外に頻繁に使われていることに気づきました。なかなか楽しかったのですが、週2日、仕事の後に通うのが大変だったのでそれっきりです。基本ダメ人間なので。

8.自己評価は頑張って書く。

4半期に一度、もしくは年に一度のパフォーマンス評価での自己評価。まわりは超てきとうに書いてるのでしっかりかけば、下手な英語でも大丈夫です。

9.周りに頼る

英語わかんないから教えてくれ、と言われて、教えてくれない人はいません。教えてくれない場合は1に戻ってください。

10.とはいえ、パーティーには出る。

英語できないと思われてもいいのですが、「こいつはコミュニケーションとる気がないんだ」と思われると終わってしまうので、パーティーなどにはちゃんとでて、頑張って話します。まあ、酒が入ればなんとかなります。

まとめ

ふう。10あった。。。なんかもはや9とかぐずぐずでしたが。。つらつらと書いてみたものの、この方法には当然欠点があります。

欠点1 英語がなかなか上達しない。

あたりまえです。

欠点2 転職できない。また、異動などにより積み上げたものがゼロリセットされる可能性がある。

これ、割と切実。

欠点3 これ以上偉くなれない。

あるレベルまで来ると、個人としての仕事の内容だけでなく、リーダーシップやマネージメントや折衝といったものが求められてくるので、そのへんで行き詰まります。

ということで、いい加減やばいだろ、という気持ちと、まあ、なんとかなるだろ、という気持ちをやりくりしながら過ごす渡米3年目です。