日本の子育ては海外より辛いのか? | とりあえず、できるといってみよう!

日本の子育ては海外より辛いのか?


twitterで、「海外ママが日本の子育ては海外より10倍辛いと語る理由」というリンクがあって、
それに便乗して何が辛いか書き連ねても良かったんだけど、ネガティブを垂れ流すのは良いことでもありません。

でも、むくむくと書きたいことが湧いてくるネタなので、ひっそりとここで書き溜めておきます。

「日本は、子供を連れて歩くのは辛い」

歩くのは辛いんです。構造的に。子供を連れて歩いて電車に乗って移動する、という行為が、現状の日本の都市部とマッチしてません。車で移動すれば割りと行ける気がします。コインパーキングも意外とあるし、渋滞だって、お盆に東名に乗ろうとかさえ考えなければ、まあ、なんとかなるでしょう。シアトルにしてもベイエリアにしても渋滞はひどいし。よって、論破。

と、いうわけにも行かなんですよね、実際には。でも、もし今日本で子育てをすることになったら、妻は常に車移動にすると思います。渋谷とか新宿とかはさすがにきついけど、まあ、それはまた別の話かな、と。

「日本は、タバコ臭い」

これはいかんともしがたい。この一点だけでも生きるのが辛くなりますが、これは子育てが辛いのではなくて、生きるのが辛いのです。よって、子育てが辛いことの論証にはなりません。却下。

「レストランが子供にやさしくない」

よほどの高級レストランでなければハイチェアが用意されて、子供が騒いでも誰も気にしない国に慣れると、日本のレストランはとてもチャイルドアンフレンドリーに見えますが、これだけ美味しいごはんがファミレスで食べられる国は他にはないので、ファミレスに行きましょう。コンビニ弁当も美味しいです。

「日本人は他人のしつけに厳しい」

スーパーで買い物カートの上に2人乗ったり、地べたに座ったり、そんなことをしたら、親失格の烙印を押されます。周りの空気が冷たすぎて凍えそうです。でも、アメリカの子供も、え?どうやってそんなふうにしつけられるの?というくらい異常なほど良くしつけられています。あれはいつ見ても謎です。ま、他人には寛容なおかげで気楽に過ごせますけど。


「シッターさんがいない」

その代わり、親の近くに住むことが出来ます。それなら無料です。


「総括」

というわけで、車で点と点の間を移動して、ファミレスでご飯を食べて、都心には行かず、両親の近くに住めば、日本で子育てが辛いということはないでしょう。生きていくのは辛くなりそうだけど。