前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト -431ページ目

和光市一般廃棄物処理基本計画(案)説明会に行って&パブリックコメント募集中ですよ!

「循環型社会実現のため、ごみゼロ和光を目指します」という趣旨の和光市一般廃棄物処理基本計画(案)説明会に出席しました。

場所は駅北口徒歩一分にある土地区画整理事務所。

以前から夜、駅の近くで説明会などを行うことで普通の市民が参加しやすいように、と常時訴えてきましたが、こういう形態の開催は大きな進歩だと思います。残念ながら、後で述べるように今のところ実効は上がっていませんが。


出席したのは市の担当部と、審議会の委員、そして、説明会参加者17人です。

今回の基本計画(案)の説明などを行うことで、案を浸透させ、パブリックコメントに関心を持ってもらう趣旨。

事前に市の広報やホームページで募集がありました。


ただ、一般参加者17人の内訳は議員3名に常連9名(数人は超常連です)。残念ですが、どこでいつやろうと、なかなか普通の市民の参加は難しいということですね。

やはり、忙しい勤労世代、子育て世代による市民参加はなかなか難しいようです。

ただ、夜、駅前で、という方式が採用されていることは無駄ではないと思います

参加したいときに参加できる仕組みがあってこそ、納税者に開かれた市政だと思うのです。特別熱意のある人と暇な人だけが発言する市政ではなく、多くの普通の市民の意見を反映できる体制が必要だと思うのです。この夜に駅前で、という取り組みは今後も続ける必要があります。


さて、今回の内容ですが、前回の計画を踏まえて3Rの推進を訴えるものです。

3Rはいわゆるリデュース、リユース、リサイクルです。

細かい内容は下記にリンクしてある市のホームページにあります。

ご意見があればぜひ、パブリックコメントに参加してください。


市の施策だけで循環型社会が完成することはありませんが、市の施策になら、意見を反映させたり、皆さんが主導権を発揮したり出来る可能性が多々あります。

ぜひ、皆さんの思いを市のフォームにしたがって書き込んでいただければと思います。

詳しくはパブリックコメントコーナー をご覧ください。

C.W.ニコル氏の講演会@JTR国会勉強会

ニコルさんの講演会に出席してきました。

アファンの森や林野行政、環境問題全般に係る話でしたが、いつもながら日本人以上に日本を愛する「ケルト系日本人」ニコルさんの熱い思いには心が揺さぶられます。映像やニコルさん独特の語り口など再現不能なのでかいつまんで内容を記します。


「黒姫ではアファンの森という名前の森を育てている。

アファンとはケルト語で風が通る場所という意味。


日本に来て40年になる。最初は空手の修行で来た。

当時、素晴らしく、美しい日本の風景に心を打たれた。

そして、グリーンランド、カナダ、ケニアでの生活を経て日本の黒姫に定住した。

日本の自然を知るために猟友会に入り、森を歩いた。

動物を撃つのが目的ではない。最初は登山者と山に入ったが、登山者はとにかく頂上を目指して歩き、頂上でビールを飲んだらすぐ山を降りてしまう。だから、じっくりと日本の森に入るために猟友会で活動した。

そこで気付いたのは日本の森が最初、日本にやってきた頃と比較して荒れているということ。

それでも自然の大切さを一生懸命説いてきた。

しかし、森はどんどん切られる。

木が切られ、巨木が材木として運び出される。

水源にはごみや産廃が捨てられる。これらは裏社会がらみが多い。

一時は絶望的な気持になった。

そのとき、銃を持つことをやめた。ヘタをするとヘミングウェイになってしまう(*1)と思って。


そんなある日、故郷ウェールズから手紙が来た。

47もの炭鉱の開発跡で荒れ果てた地、ウェールズに日本の木々が植えられた森を作りたいという。

そんなばかな、と思った。ウェールズに森なんて・・・・。

しかし、ウェールズに行って驚いた。

産業革命の象徴のボタ山が緑になっていた。

そして、汚染されていた川は清流になっていた。

石炭から石油へのエネルギーの転換でウェールズは不況にあえいでいた。

失業率は37%まで跳ね上がった時期もある。

そのどん底を救ったのが日本企業だった。

だからウェールズの人は日本企業に感謝している。

そして、ウェールズで働く日本人への感謝を込めて、ウェールズの人々は日本の木々の森を作るのだという。日本人がそこでくつろげるように。


今では、日本の木々の下、芭蕉の句碑が建っている。


グチだけではダメだ、と思い、黒姫で森づくりを始めた。森のプロである松木さんたちの力を借りて。


私の森の自慢はいくらでもできるけれど、もっと大切な話をしよう。


いま、温暖化かどうかという議論はあるものの、明らかに気候は変動している。

気温の変化で虫の住む地域が変化している。

以前はキクイ虫による松枯れが話題になったが、今は楢(ナラ)枯れが進行している。

新潟ではミズナラの大被害が発生している。

立ち枯れの木がたくさんある。放置すると山火事の原因になるから、切り倒して木酢液を作ったり、いろいろと活動している。

できることをやらなければ!

世界的に山火事の被害が多いが、立ち枯れの木や枯れ枝は燃えやすいものだから。


テムズ川では、川岸のコンクリートがどんどん剥ぎ取られ、柳が植えられている。

テムズ流域には1000万人が住み、流域は5000平方キロにのぼるが、ここに一万ヶ所のモニタリングポイントがあり、地域の自然をモニタリングしている。すでにロンドン近郊でもカワウソが見られるようになった。(*2)

やればできるんだ。あのいまいましいアングロサクソン野郎にできることが日本人にできないはずがない。

(その後、アファンの森の映像、アファンで癒される障害児たちの映像)」

産炭地の寿命が尽き、不況にあえぐウェールズに雇用をもたらした日本企業。

いま、日本の産炭地が深刻な状況にあえいでいます。

ニコルさんの話を聞きながら、ふと、そんなことを思いました。

ちなみに、「おやじのぼやき 」さんのブログに、語りかけるニコルさんの写真が掲載されています。


*1 ヘミングウェイはライフルで自殺。

*2 このあたりはニコルさんと私、他ビオトープ管理士さんが登場する雑誌『ビオシティ』最新号の座談会に詳しく掲載されています。

地域の夏祭り

22日は地域(大規模なマンション)の夏祭り。
朝の準備、午後から育成会(和光市では「育てる会」と言います)の子供向け屋台のブース、そして夕方は焼きそば係とフル回転でした。実は、これは私の趣味の一つです。


夏祭りで焼きそばを焼くようになって、6回目になります。
管理組合で一緒になった方にお誘いいただいて、毎年焼いているのですが、これが楽しいんです。焼きながらお客さんとコミュニケーションを楽しんだり、呼び込みをしたり、裏で休憩しながら会話を楽しんだり。
夏祭りというとそれまではお客さんだったのですが、もてなす側になって祭りの本当の楽しさを知った気がします。 (さらに、私の地元では地域のしがらみが比較的希薄なので、ボスみたいな人がおらず、やりやすいです。)
皆さんも地元の祭り、もてなす側としての経験がないなら、ぜひ一度はやってみていただきたいな、と思います。
ちなみに、育成会の出店を手伝った子どもたちも楽しそうでした
下記はいつも一緒に作業している1人の言葉です。
「毎年思うんだけど、今日夏が始まって、今日夏が終わった感じだね」


皆さんもひとつ、いかがですか?

歳出のうち、「一人当たり一時借入金利子」は要注目です

しばらく取っておこうと思っていたネタなのですが、(私は残念ながら取っていない)会員誌『ファクタ』が大々的に書いているようなので、自治体の経営分析のためのあまり注目されていなかったにもかかわらず非常に大切な指標を1つ解説しておきます。(自治体財政危機について丁寧にフォローしている北海道新聞では、すでに1回報道しています。)

自治体財政危機把握のために役立つ指標に「一人当たり一時借入金利子」があります。一時借入金の利子として一人当たりいくら負担しているかという指標です。円単位になります。

低金利でもあり、普通の自治体ではこれが数円までの水準です。

しかし、夕張市ではこれが4000円強。

この数字ですが、一時借り入れの利子だということがポイントです。

自治体は長期、高利の資金を国から借りています。しかし、一時借り入れでは低金利の恩恵を受けています(そもそも一時借り入れは行わない、というのが正常な姿です。そして、当然ですが、そういう場合、この数値はゼロになります。)。そういう中で一人当たり千円単位で利子が発生するということの意味をよくよく考えていただきたいのです。

ちなみに、ファクタの広告では町村まで含めると30強もの自治体が950円超とのこと。以前から財政危機が伝えられる大阪府某市でも400円強ですので、すごいインパクトです。(個別の数字は決算カードに載っています。)

また、この数字が良くても一般会計から特別会計に大量に繰り入れを行うなど、財政をごまかす手法は他にもあります。ですから、危険な自治体でもこの指標に異常が現れていない自治体はあります。

なお、先日の総務省の新指標の記事に言及したポイント はここに関するものです。

追記:コメントでご指摘いただいたので追記しますが、和光市は当然のことながらゼロです。(7/25)

>地方交付税 愛知県と愛知県内9市他が「不交付団体」に昇格

「地方交付税を受け取らない自治体である「不交付団体」の数が、06年度は171自治体に達し、05年度の147自治体に比べて大幅に増えたことが19日、分かった。(・・・・中略・・・・)新たに愛知県が不交付団体に加わった。(・・・・中略・・・・)05年の愛・地球博(愛知万博)開催やモノ作りで好調な中部圏の経済を反映したものとなっている。(毎日)」


地方交付税は普通交付税と特別交付税に分かれます。

いずれにせよ、国から地方に流される財源なのですが、特別交付税は国の基準を満たした下水道などの整備を行うと基本的にすべての自治体に交付されます。普通交付税は財政力指数(*下記参照)が1未満の自治体に交付されます。

ここ数年、政府は基準財政需要額を低めに算出し、不交付団体が減らないこと、できれば増えることをもくろんでいます。つまり、この基準を操作する事で地方交付税を削減ようとしているのです。さらに、総務省は不交付団体の増加を掲げています。その目標は2010年代初頭に人口割合で3分の1、税収割合で2分の1を不交付団体にするというものです。

また、先日発表された骨太の方針06では、「人口20万人以上の市の半分などの目標を定めて、交付税に依存しない不交付団体の増加を目指す」としています。

不交付団体は着々と増えています。これが、地方交付税の削減の一手法であることは認識しておくべきでしょうね。


*財政力指数…基準財政需要額に対する基準財政収入額の割合。

つまり、「財政力指数=基準財政収入額÷基準財政需要額」。

3か年の平均値で表される。この指数が高いほど財政力が高いといえる。

基準財政収入額とは、各地方公共団体の財政力を合理的に測定するために、標準的な状態において徴収が見込まれる税収入を一定の方法によって算定した額の合計額をいう。 

基準財政需要額とは、各地方公共団体が合理的、かつ、妥当な水準における行政を行い、または施設を維持するための財政需要を一定の方法によって合理的に算定した額をいう。

どちらも「一定の方法」の細部が不明であり、総務省のみが知るブラックボックスといわれている。さまり、財政力指数の算定根拠の細部は分からないということ。