前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト -433ページ目

『ネットがテレビを飲み込む日』(洋泉社)by西和彦他

ネットとテレビの融合について、全体像をジャーナリスティックな視点から延べている、コンパクトにまとまった一冊。

実は昨日感想をUP使用としたところ、龍司さんのサイトで紹介されていたので昨日は何となく別のテーマにしました。(笑

カバーの「日本最大の既得権益、テレビに明日はあるのか」というタイトルどおり、テレビコンテンツがネットに乗るための条件から、技術的な課題までを5人の論者がリレー形式で解説しています。

なぜか、本質ではないのですが、一番印象的だったのはシンガポールの持ち歩き式のIP電話。世界中どこでもジャックがあれば差し込んで使えるようです。これ、私も欲しいと思っています。これがあると日本人同士でもシンガポールのIPフォンで好きなだけしゃべることができます。

また、現実的にインターネット上にテレビコンテンツが乗るとインフラはどうなるという話、私も気になっていました。

結論はだんだんと対応してインフラが整うから大丈夫、というように受け止めましたが・・・・。

結局、テレビはどこかの時点で今のラジオのような存在になると思います。

本書の中で大学生の90%が無人島にテレビとPC、どっちを持っていくかと問われるとPCと答えたということですが、人間の自由に使える数時間の取り合いですから、インターネット前提のPCにテレビが勝てるとは思いません。

今のある程度の年齢の層が順次寿命となると、テレビの需要は激減すると思います。

そのようなことを考えながら読み終えました。

これっ、という深いポイントはないものの、ざっとテレビとインターネットの関係を概観するにはぴったりです。

著者の一人が西さんというのもいいです。西さん全盛時代を見てきた世代としては。

以下、アマゾンのリンクです。万一儲かったら、私のビラになります。(笑

ネットがテレビを飲み込む日―Sinking of TV

議場での不穏当発言

議場での発言ですが、免責なのは国会議員だけです。

地方議会での不穏当発言の責任は議員が負います。

ですから、基本的に議場では慎重に発言します。

さらに、地方議員に品格があるかどうかの判断は読者各位にお任せしますが、とりあえず、地方議員はこの発言への責任のほか、タテマエ上、品格ある発言を求められています。(上品な言葉で人様を悪辣に罵倒する議員はたくさんいます。これを間近に見ていると品格というものの馬鹿馬鹿しさがよく分かります。そもそも品格という曖昧なものを誰がどう判断するんでしょうね。)


そこで、何か問題がある発言については会期中、基本的に発言が終わったタイミングで問題があると判断した議員が議事進行発言をし、議長がその部分について取り扱いを判断します。実際にはその場では議長が預かる形にして、議長と当該議員(あるいは会派の長も交えて)が検討して判断します。その際、問題があるとされれば発言取り消しか、あるいは議長が削除ということになります。

なお、議事進行発言を悪用する議員がいるのには驚きです。
問題がない発言でも、議事進行発言をされると特に傍聴者が「何か発言者はへまをした」と感じます。
それを悪用して、傍聴者が多数いるときに特定の議員を陥れようとする議員が出てきます。 うその議事進行発言をするのです。
(私もやられました。また、これについておかしいと問題提起をした議員もいます。当然でしょう。)

議事進行発言があり、結局問題がなかった場合の救済というものがまた、必要になるのではないかと思っています。( 本来、こういう悪質な議員がいなければ必要のない仕組みなのですが・・・。)

とにかく、何かがあった場合(議会での発言について苦情が来るなど)には後から議会の良識が問われますし、地方議会については訴訟リスクもありますので、問題発言は会期中に自分たちの責任で処理することになります。
基本的にどのように処理するかというと議事録上伏字になります。ただ、発言の記録テープや議事録の原本にはそのまま残りますが、それは和光市議会では基本的に非公開です。 もちろん、訴訟等の際には証拠書類として提出されるわけですが。

お知らせ記事~市政報告会は17日14時から行います

7月17日14時~15時30分まで、和光市本町地域センター会議室にて市政報告会を行います。

定例会の報告と9月定例会に向けた意見交換、その他雑談を予定しています。

前回の報告会で議論していただいた内容をベースに、6月定例会の質問を行いましたので、今回もできるだけ当日までに9月定例会に質問する項目を提示できるよう努力します。

地域の育成会コンサートを見て

先日、地元の育成会(和光では育てる会)が、地域の団地集会室で子供向けのコンサートを開催しました。

対象は用事から大人まで。

約90名が集まった会場で地元の若手演奏家 を中心とした3人のアーティストが、クラッシックの歴史を学びながら親しみやすいどこかで聞いたことのある名曲を演奏する前半と、皆で手づくりのマラカスを作成し、リズムをとって競演する後半というオリジナリティあふれる構成で、普段はクラッシックコンサートに出入りできない幼児も大はしゃぎでした。(ちなみに、地元演奏家のH氏は若いながらも企業との企画コンサートなどの新しい手法を駆使して活躍する、ソーシャル・アントレプレナーシップの持ち主です。彼は社会事業家として成功しそうな何かを持っています。)

最初の一曲目が始まるときのフルート奏者の息遣いに即座に反応した子どもたち。

声楽の方のものすごいボリュームの声に思わずのけぞる子どもたち。

やはり、プロのナマ演奏の力はすごい。

そして、子どもがくつろげるように作られたカーペット席で、本当に演奏者のすぐ前のところでぎっしりとひざを抱えて並んだ子どもたちのワクワクした顔。

音楽家はやはりすごいです。

時に騒ぎながらも、満足して帰っていく子どもたちを見て、ほっとしました。

夕張市の住民との会話から

夕張在住の方から少しだけ話をうかがいました。

夕張市には全国からテレビ、新聞などがものすごい勢いで取材に殺到しており、ものすごいことになっているそうです。市役所は取材と金融機関対応で追われているようです。

一方で、ニュースでも北海道限定で、とにかくものすごい勢いでいろいろな話が垂れ流されているとのこと。

また、夕張の議員たちは個人単位の発言がマスコミにいろいろな取り上げられ方をして混乱したことを踏まえ、個人での発言は控え、とにかく事態が落ち着くまではじっと我慢の様相だそうです。


さて、ここ数日、しつこく記事にしていますが、それだけの取材がありながら、内地のメディアにはほとんど記事やニュースが流れない異様さを改めて感じました。

北海道を一歩出ると、夕張の続報は職員のボーナスとかそういう本質とはかけ離れたもののみです。

いま、つぎに財政再建団体になるのはどこか、というのはなかなかわかりませんし、噂はあるようですが、あくまで噂です。しかし、とにかく総務省が夕張に続いて財政再建準用団体の申請の意向を示す自治体が出るのを恐れているのではないかと痛感します。

ちなみに、単年度の赤字団体は財政再建準用団体の広義の予備軍です。そして、赤字団体は16年度で20以上ありました。もちろん、単年度赤字は珍しいものではありません。しかし、この税収も地方交付税も右肩下がりの時期に赤字であると、今後が厳しいのは間違いないです。赤字を出してしまった団体の住民は、行政の過剰なバラマキを監視しておく必要があると強く申し上げておきます。

財政再建団体になると、地域の意向はほとんど通らなくなり、住民のエクストラの福祉は基本的にすべてかっとされ、選択の自由はなくなります。


ところで、夕張市について少々。

夕張市は炭鉱ごとに集落が拓かれ、社員住宅として建てられた集合住宅がそのまま市営住宅として機能しており、炭鉱撤退後も小さな集落が散在しています。そして、これらの集落の維持のためのコストがかなりかかっているそうですね。

そして、年間の人口減少率7%の夕張市では、集落の空洞化が以前から言われていたようです。また、集落の高齢化も問題だそうです。

実はこれ、全国的な集落の空洞化と話にさほど違いはありません。

僻地では集落が空洞化し、維持できなくなるという現象が進んでいます。

やはり、夕張の話は他人事ではないと痛感しました。


*今週末はリーダーシップ研究所の研修がびっしり入っているため、コメント返しが十分にできません。順次コメント返しさせていただきますが、お返事が遅れがちになりことをお許しください。