このブログでは、開業歴20年を振り返って「開業前に知っておけばよかったのに!」
「チクショー」(
コウメ太夫っぽく)ということを書き綴っていきたいと思います。
今まで、「開業前の準備期間中に専門分野を作りましょう」とお伝えしてきました。
その理由は、相談者は行政書士を「専門家」だと思うから相談するからです。
しかし、開業すると想定外の相談も実際あります。
私は、「遺言・相続」と「入管業務」それから「著作権」を専門分野にするために
準備をしました。
しかし、開業すると、「建設」「運輸」「入管」「産廃」「医療関係」「自動車リサイクル」「風営」
などなど相談が持ち込まれました。
そして、これらの分野を全て受任してやり遂げました。
想定外の相談を受けたときは、超速攻で調べて面談に臨みました。
許認可であれば、許可基準を頭に叩き込みました。
なぜなら、「許可の見込みのない案件を受任してしまう」ことは
絶対にやってはいけないからです。
あと、想定外の相談を受けたときは、「時間を置かない」ことが肝心です。
時間の経過とともに、相手の状況は悪化するからです。
そして、面談をして「自分には速やかに業務を遂行するのは無理だ」
と思ったら、アドバイザーに間を置かず対応を相談しましょう。
一人でなんとかしようと抱え込むと業務遅滞でとんでもない迷惑を相手に掛けてしまいます。
そのほとんどが「できない案件を無理して受任した結果の業務遅滞」です。
さて、無事に案件が完了して、「意外と面白かったじゃないの」と興味を持てたら、
その分野を深掘りしてみましょう。専門分野に成長するかもしれません。
実際に、私は風営の仕事をやり遂げた後に、結構はまって、
銀座と歌舞伎町のスナックを合わせて30件ほど受任しました。
さて、東京は本日は晴天です。
本日も読者の皆さまにとってよい一日でありますように!
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