このブログでは、開業歴20年を振り返って「開業前に知っておけばよかったのに!」
「チクショー」(コウメ太夫っぽく)ということを書き綴っていきたいと思います。
さて、行政書士を一言で言い表すとどう答えますか?
いろいろな答えがあると思いますが
私は、分野不特定の一般法律職と答えます。
これは、行政書士法と行政書士の歴史をひも解くと納得頂けると思いますが、
そうすると本が1冊できちゃいますのでここでは省略します。
「私は行政書士です」
と第三者に自己紹介しても、
「なんとなく聞いたことがある。法務に関係ある仕事かな」
くらいしか理解してもらえません。
つまり、「何をしてくれるのかわからない人」なんです。
だから、
「私は行政書士です」
の次に、
「○○の法務サービスをご提供しています」
と言えなければ、お仕事にはつながらないのです。
「○○」には、自分の専門分野が入ります。
専門分野というからには、一定以上の知識と経験知が求められます。
それには、相当の労力が求められます。
だからこそ、開業前に専門分野の基盤を構築しておくことが必要なのです。
開業後に「なにを専門分野にしようかな・・・」もいいですが、
ちょっと苦労します。
次回は、「専門分野の決め方」についてお話したいと思います。
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