これ、どこが「バリア」かな?~自動ドア編~ | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。  
バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリアフリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日の「バリア」は、
これ、どこが「バリア」かな?~自動ドア編~



昨日のブログに続きまして、

本日も、
「誰かにとってのバリアフリー、自分には...」
の感じになる事例ということで、
「自動ドア」についてお話しますね。(^-^)


という訳で、

まずはこれ何の変哲もない
よくありそうな自動ドアの画像なんですが、
何か問題はあると思いますか?


『え、別に何も...只の自動ドアでしょ。苦笑』

そうですよね、
そりゃどこもおかしくはないですよね。

じゃあ、
この自動ドアの向こう側が外だったら
どうでしょう。



・・・う~む



『開くと寒いってことか...』

はい、ズバリ言いますね。

あの上の方に付いているセンサー、
わりとくせ者でちょっと自動ドアに近づくと
センサーにどこが感知され、
その自動ドアは
開いてしまうんですよね。(^-^;


たとえば僕はリハビリの時には
病院の入口付近で待つんですけど、
(ちょっと広いから...)

人の出入りや
センサーに感知された人によって
その度にドアは開いて、
今はちょっとマシになりましたが、
少し前までは、
パッパーの開きっぱなしになると
めっちゃ寒かったんですよね。(T_T)


あとこれと同じような事例ということで、
新幹線の各車両の自動扉について...

『あ~これ...』

通常の車両の座席の場合、 
以前は「車いす用スペース」ということで、
列の一番前か後ろの
座席1個ずつが外してあって、
 一番前の場合は、
 自動ドアのセンサーに足が反応して
アは開きっ放しだったんですね。(^-^;
 
でも最近は、
前の場合も後ろの場合も2列目まで
座席1個分外してある
場合がほとんどなので、
足がセンサーに当たることは
なくなったんですけどね。(^-^)



どうしても車いすって
スペースをとってしまうので、
ああいう場面では、
車いす利用者は多かれ少なかれ
気苦労が多いんですよね。(^-^;

ところがそんな想いを払拭出来る
いい場所が新幹線にはあるんです!(^-^)
「個室がある」んですよ。知ってます?
 (東海道新幹線の場合はなんですが...) 

車いす用トイレとか 
洗面台があるところ辺にあるんです。
 (11号車) 
広さは2畳くらい...
気になる値段は通常の切符の値段と同じ
ちょっと事前に窓口で
「多目的ルームで...」とか、
もっと前もって専用ダイヤルにて予約
が必要なんですけどね。 

妊婦とか車いす利用者とか
緊急用の専用の場所で、
空いていれば使える様なんですが、
僕は今のところ新幹線利用時は
毎回利用出来ています。(^-^)

あと食べ物の匂いや食べる音も気にならず、 
焼肉弁当でもポテトチップスでも
バクバクガツガツ!(^-^) 
さらに小さい窓もあって
富士山をはじめ景色はバツグン!(^-^) 

そして個室なのでのびのび出来ちゃうし、 
自動ドアの開きっ放しの心配も
完全にいらなくなるんですよね。(^-^) 

ココ(多目的ルーム)は、
車いす利用者にとって超オススメ!(^-^) 
(もちろん、その家族とか関係者も           利用出来ます。)



話がそれてしまいましたが、

先程の
センサー感知の問題の対策としましては、


こんなような、
ワンタッチ開閉タイプのスイッチ
が有効ではないかと...(^-^)

『ほ~』

でもタッチ式にしたらしたで、
他人がタッチした所を触りたくない
とかっていう別の問題も出てきそう。
特に今は...(苦笑)


それからワンタッチスイッチの位置が、
大人が立った状態の心臓の辺にあって
車いす利用者の手の届くか
届かないところに付いている場合の
対策としましては、
     ↓↓↓

を参考にしてください。(^-^)



このように問題箇所というのは
ホントに人それぞれなんですけど、
(誰かにとってのバリアフリー、自分には...)

どうであれ、
上記の手が届かない時の対処法のように
その環境に適応していくことが、
「出来ることup」
繋がっていくんでしょう!(^-^)

『なるほどね』