Jackson Browne@名古屋市公会堂 2023 (ネタバレ注意!!)
3月20日の大阪公演からJapan Tour 2023をスタートさせた・・・
Jackson Browne
多くの感動、絶賛の嵐・・・そんな中、3ケ所目は名古屋・・・
3月24日(金)名古屋市公会堂
よく記している通り、名古屋生まれの自分としては、1975年5月
初めて海外アーティスト(Three Dog Night)を見に行った思い入れのある会場
この日は確実に名古屋にいる日なので、予めチケットも購入していました。
この名古屋市公会堂のある鶴舞公園は、桜の名所🌸
本来なら3月24日といえば、ソメイヨシノの開花🌸はまだまだなのですが・・・
今年は特別、開花が早く、そろそろ見ごろに
ただ名古屋市公会堂へ向かう人は、勿論、「花よりジャクソン」です。
今回の座席は、中央なので、ステージ全体がよく見えます。
開演前に、東京から来た友人、何人かと会いました。
開演予定時刻は18時と早いのですが、この日は、さほど遅れることなく・・・
5分過ぎくらいにライトダウン
Jackson Browne登場、そして、メンバー登場
Greg Leiszラップ・スティール、ペダル・スティール、ギター
Bob Glaubベース、Mauricio Lewakドラムス
バッキング・ヴォーカルに、Chavonne Stewart、Alethea Mills
Jason Crosbyピアノ🎹、オルガン、バイオリン🎻、Mason Stoopsギター
アコースティック・ギターを抱え・・・やはり、Before The Delugeでスタート
"~By And By~"、バイオリン🎻も叙情的に加わり・・・ギターを変えて・・・
I'm Alive、Mauricioのスティックさばきも軽快なリズムをキープします。
ここで、場内からのリクエスト()、Jacksonはピアノ🎹へ・・・
ステージには、Gregだけが残り、2人で音合わせの後、Looking Into You
今回初登場、赤いライティングとなり、Gregのスティール・ギターが響き・・・
Jacksonの歌を引き立てます。
メンバーが戻って、Jacksonは、セミ・アコースティック・ギター
一転して軽快なリズムで、Never Stop、Chavonneもパワフルに盛り上げます。
ここで場内からリクエストがありましたが、「できない・・・僕しか知らないよ・・・」
但し、リクエストがくることは嬉しいと言っていました。
「先月、2人の友人を失った・・・Jeff Young、David Lindley、今日のショーは彼らに捧げるよ・・・」
そう言って、曲の方は先ず The Barricades Of Heaven、ライヴではお馴染み
但しJacksonの歌は、いつになく力強く、Gregはスライド・ギター
Masaonはハードなソロ、Aleheaがバックの熱唱で盛り上げました。
再度、ピアノ🎹へ、お馴染みのイントロで場内歓声、Fountains Of Sorrow
代表曲ですが、途中でピアノ🎹は、Jasonに交代、ソロ🎹を聴かせ・・・
Jacksonは、ギターを抱え、全面で歌い続けます。
客席から、「Warren Zevonの歌を歌ってほしい」とリクエストがありましたが・・・
「また後で・・・」と、「ファースト・アルバムは50年前に出たよ・・・」と言って・・・
Rock Me On The Water、歌とともに場内歓声、ギターも心地よく響き・・・
女性シンガー2人とともに聴かせます。
Greg Leiszを改めて紹介、そして共作者であるJeff Youngに捧げる・・・と・・・
Downhill From Everywhere、ハードなロック・ナンバー
AleheaとChavonneが交互に熱唱でバックアップ
この後、リクエストも飛びますが、David Lindley に捧げると・・・
自ら白のストラトキャスターを奏で、Call It A Loan
そう、David Lindleyを思わせるGregのプレイも身に沁みます。
続いては、メキシコ風に書いた、と Linda Paloma
トロピカルなムードも、Gregはフラメンコ風ギター、Jasonはバイオリン🎻
Aleheaはマラカスをふってコーラスです。
そしてピアノ🎹のイントロ、Jacksonは何も持たず・・・
Here Come Those Tears Again、女性2人は力強くコーラス
後半、ギターもソロ、最後はピアノ🎹中心でフィナーレ
「どうも有難う、15分で戻って来るよ・・・」
第1部は、幕を閉じました。・・・
休憩時間の間にも何と偶然、前の席に音楽ファンの友人を発見
第2部開演まで、色々話をしていました。・・・
そして約20分の休憩の後にライトダウン
Jackson Browne、メンバーと登場
Jacksonは、ChavonneとAletheaの2人とステージ前方へ
2人を改めて紹介し、Until Justice Is Real、3人でパワフルに
続いて小さなギターに持ち替え・・・
「Linda Ronstadtを通じて知り合った友人 Eugene Rodriguezと書いた・・・」
そう言って、The Dreamer、途中、スペイン語、メキシカン風ギターも響きます。
女性2人は、定位置に戻って、Jackson、ギターのピッキングから・・・
The Long Way Around軽快にに歌う Jackson、ギターも軽快に響きます。
この後ピアノ🎹へ、Sky Blue And Black、静かなギターのカッティング音
ビートを刻み、じっくり歌を聴かせました。
再度、ギターを手に、そして、自ら奏でて、歌い始まるのは・・・
Your Bright Baby Blues、大阪では歌われなかったナンバー
Mauricioのドラムスが入り、Gregのスライドが盛り上がっていきます。
続いて、In The Shape Of A Heart、Jacksonの歌が入り・・・
場内も静かな手拍子、人気曲だけにじわじわと盛り上がります。
またピアノ🎹へ、そして軽快に、Doctor My Eyes、場内手拍子
Masonがハードにファイアーバードを弾きまくり、まるでハード・ロック場内からも拍手喝采、Jacksonも改めて彼を紹介していました。
続いてもピアノ🎹、ギターが入り、Jacksonの歌と共に場内大喝采勿論、Late For The Sky、ここではJasonも歌い・・・ギターも勿論・・・
ドラマチックに盛り上げていきます。
静まったところで、Jackson、それまで紹介していなかった Mauricio Lewak
1番古い友達と、Bob Glaubを紹介、そして・・・ The Pretender
"~Do It Again, Amen"、"Where The Sirens Sing~"、Bobのベースも 女性コーラス、ストリングス音、ギター、いつもこみ上げてくるものを感じます。
そして、勿論、Running On Empty、場内一斉に立ち上がり、力強く手拍子
Jackson、Gregのスティール・ギター、そこにはDavid Lindleyの影Mauricioのドラムスから一気にクライマックス、3人のギター合戦
最高潮、Jackson、改めてメンバー紹介
"Thank You So Much"
いったん終了となりました。・・・
アンコールは、Jackson1人、ピアノ🎹で、勿論、The Load-Out
歌詞の内容に客席も呼応、Gregがスティール・ギターが入り・・・
順次、他のメンバーも・・・客席の手拍子で盛り上がりパワフルに
そして・・・Stay、Jackson、Aletheaの歌、ギター・・・
客席に"~Stay Just A Little Bit Longer~"、”Stay”
Gregのスティールも続き、女性2人も盛り上げ、最後は静かにフィナーレです。
ここでJackson、メンバーとともにステージを後に・・・
大阪公演より2曲多かったので、今日はここで終わり・・・
そうも思ったのですが・・・
Jacksonもう1度登場、メンバーも
「Glenn Freyと書いた・・・みんなも知っているよね・・・」
勿論、Take It Easy、場内一斉手拍子で最高潮
後半のコーラスは場内も大合唱・・・ギターで終わろうとするところで・・・
やはり Our Lady Of The Well、やや静かにJackson・・・
l後半、ギターから、順次、メンバーのソロ、女性2人の熱唱も盛り上げ・・・
最後は静かにギター中心にグランド・フィナーレ
「アリガトー」、メンバーと共に挨拶、この日も大きな感動、余韻を残して・・・
何と大阪より2曲多かった Jackson Browne名古屋の夜は幕を閉じました。・・・
前述の通り、この日は、本編で2曲多かったので、もしかすると・・・
Take It Easy~は無し・・・そうも思われたのですが、やってくれました。
大阪だけ、という人には申し訳ないですが(苦笑)
・・・ただこれもその流れによるものなのでしょう。・・・
この日も大きな感動の時間でした。・・・
またこれも前述の通り、今回あまりにも多くの音楽ファンの友人とお会いしました。
地元出身の方は勿論、多くは東京、首都圏、関西圏、その他の地区からも・・・
これも Jackson Browneの素晴らしさを示している
そして、そこから生まれた「絆」と言えるでしょう。
この夜、早く咲いた鶴舞公園の夜桜🌸は綺麗でしたが・・・
ここに来た人はやはり、「花よりジャクソン」・・・間違いないでしょう。