ヤンジージャンプ・フェスティバル

ヤンジージャンプ・フェスティバル

基本はシュミ日記です。
…遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん…
  

今年の富士山の初冠雪は11/7。

今年は観測史上、最も遅い初冠雪だったそうですね。


その翌日は出社だったので、職場の最寄り駅から富士山を撮影したところ……



冠雪、見えず……


というわけで、とっくに1ヶ月以上が過ぎてしまった、朝霧JAM2024の感想文。

もうちょっとお付き合い下さい。

 

2日目のJAM日の出を見て、朝ごはんを食べてしばし一息。

あぁ、これから帰る準備をしなければだ……



今回1人参加が決まって新調したテントがこちら。

設営も楽だし軽いし、快適に過ごせたし…でなかなか良い買い物ができたなぁと言ったところ。

これからもコイツを連れてソロキャンプをするぜ!と思いつつ撤収開始!



なんだかんだで予定より早めに撤収完了!

帰りのツアーバスの時間までのんびり過ごしたあとで会場を後にします。


レインボーステージ跡地からの富士山。

朝霧高原は今日も快晴です!



さて、帰りのバスはスムーズに進み、2時間半ほどで目的地到着!

気づけば靴底が剥がれていたけれど、無事に帰宅することができたのでした。



というわけで、かなり久々参加の朝霧JAM。

観たライブはどれもよかったし、天候も快適だったしで、楽しく過ごすことができました!


今度は家族全員で参加したいな…と思いつつ、2024年朝霧JAMの感想文。

これで完結です!

3週間前に終わってしまった朝霧JAM2024の感想文。

もうちょっとお付き合い下さい。

 

さて、毎回楽しみにしている朝霧JAM会場で見る日の出。

オーバナイトが終わった翌朝もバッチリ拝むことができました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前日はキャンプサイト内のCARNIVAL STARあたりから見たんだけど、この日はムーンシャインステージ付近まで移動。

 

ここから見る富士山が一番好きかも・・・・。

 

さて、このあとは帰るための準備をしなければなりません。

寂しい・・・・

私の職場は神奈川県の西の端っこの方にあって、晴れていれば最寄り駅から富士山が見えます。

先週の木曜日はなかなかの好天だったので、こんな感じに見えていました。

 

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以前、朝霧JAMのホームページには

「富士山が初冠雪を迎えるころに開催されるフェス!」

みたいなコピーが必ず書かれていた気がしますが、今年は終わってから3週間経ってもまだ初冠雪がないままなのですね・・・

 

というわけで、3週間前の夜のことを改めて振り返ってみたいと思います!

 

森山直太朗さんのライブで打ちのめされた気持ちをTROPICOSのライブで柔らかくほぐしたあとは、もう一度テントへと帰還。

次のライブまでにもうちょっと時間もあるから、いったん軽く荷物整理でもするか・・・と思っていましたら。

 

しまった!寝てしまっていた!!

 

あたりはすでに真っ暗。

うわぁ!なんてこった!

もしかしたら、すでに朝霧JAMは終わったのか!?

と焦りつつ時間を見たら、ちょうどラストのアクトが開始されたころ。

 

ほっと一息ついて、まずはムーンシャインステージへ移動。

こちらのステージではQrion。レインボーステージでは羊文学が演奏中。

 

超ざっくり言うと、一方はロック。一方はテクノという対照的な2組がトリなので、両方のライブをちょっとずつ観て、その時の気分でどっちを最後まで観るか決めようと考えていました。

 

で、まずはQrionを2曲ほど。その後、急いでレインボーステージに移動して羊文学を2曲くらい聴いた結果・・・

今年はQrionで締めることに決定!

 

レインボーステージからムーンシャインステージに移動していると、遠くからケミカル・ブラザーズの「Hey Boy Hey Girl」が聴こえてきたので、慌ててステージへと向かいます!

 

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みんな大好きケミカル・ブラザーズ!

当然、観客は大盛り上がり!

その後もアンダーワールド「Born Slippy」なんかもプレイされたりして『なんだよ!最高かよ!』と思っていましたら、定刻通りにあっさりと演奏終了!

うーん!もっとこの音を浴びていたかったぜ!

と思ってましたら、僕の後ろの方から

「なんだよー!もっと音くれよー!」と嘆く声が聞こえる。

 

うん。そうだな。

もっと、音欲しいよな!

 

ってんで、再び慌ててレインボーステージへ。

今から行けば、まだラスト曲くらい・・・最悪、アンコールだけでも聴けるだろ。きっと!

 

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というわけで、ギリギリ間に合った羊文学は「やっぱバンドっていいよね」と思わずにはいられない心地良さ。

最後だけでも無理して観にきて本当によかった・・・・。

 

さて、ライブが終わったあとはテントに戻って、火を起こして夜食を食べたり、焚火を眺めたり・・・

 

 

夜空に浮かぶ黒富士を眺めたりしてゆったりと。

 

 

こうして2日目の夜は更けていったのでした。

今日の明け方。

2025年の朝霧JAMに行く夢を見ました。

 

夢の中で自分は「えー!ちょっと前に行ったような感覚だったけど、あれからもう1年経ったのかよ!」と驚いていましたが…

安心してください。まだ3週間しか経ってませんよ!

 

というわけで、来年の朝霧JAMの話をするにはまだ早すぎるけれど、今年の朝霧JAMの感想を語るにはちょっと遅いよね・・・というタイミングですが💦

朝霧JAM感想文、もうちょっと続きます。

 

さて、森山直太朗さんの素晴らしいライブにすっかり撃ち抜かれた心を抱えてキャンプサイトへ。

 

キャンプサイトでは帰り支度を進めている人も多く、ちょっと閑散とした雰囲気。

そんな中、椅子に座ってゆっくりとビールを飲んでいたら……

 

テントの近くにあるCARNIAL STARステージからなんだか素敵な音楽が聴こえてきた!

 

あわててスケジュールを確認してみると、どうやらTROPICOSというアクトが出演している模様。

どんな人なのかわからないけれどとりあえず観に行くことにします。

 

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CARNIVAL STARステージはキャンプサイトBの比較的奥の方にある小さなステージで、基本的にはDJとかソロで演奏する人が出演しているんだけれども、時折こんな大所帯のグループが出演することもあってなかなか見逃せないステージなのですが、このバンドを知ることができたのが今年の朝霧JAMでよかったことの1つ!

 
朝霧JAMオフィシャルHPでのプロフィールによると「Calypsoを中心にCha Cha、MamboやHighlifeまで、枠にはまらないその演奏はカリブ音楽の深淵に触れる」と書いてあって、そこら辺の音楽については全く詳しくない僕なのですが、適度なユルさとタイトさを合わせ持ったグルーヴに身を任せているだけで、詳しいとか詳しくないとか、そんなことはどうでもいいでしょ!と感じずにはいられない演奏の心地よさにすっかり虜になってしまいました!
 
ただ一つだけ残念だったのは持ち時間の短さで、できることならあと2時間くらいは聴いていたかったなぁ・・・
こういう新たな音楽との出会いがフェスの醍醐味だ!と改めて実感したのでした!

えー!?朝霧JAMが終わってもうすぐ2週間なの!?

そんなのシンジラレナイ!!

と、すっかり更新すべきタイミングを逸してますが、感想文はもうちょっと書かせていただきます!

 

というわけで、買い出しを済ませたあとはムーンシャインステージで安倍勇麿のライブ。

 

 

彼が所属しているnever young beachとか、事前に聴いていたソロでの音源を聴いていた雰囲気とはまた違ったファンキーな演奏が心地よくって、いつまでも聴き続けていたい!

・・・ってんで、最後までライブを見届けたかったけれども、後ろ髪を引かれつつ途中でレインボーステージへと移動。

 

レインボーステージの次のアクトは森山直太朗さん。

今年の第2弾ラインアップが発表された時、個人的に一番驚いたのがこの方。

 

気持ちとしては

「森山直太朗!」とか「森山直太朗🎵」みたいな感じではなく、

「森山直太朗?」とか「森山直太朗…」みたいな感じだったのですが、なんとなくニュアンスが伝わるでしょうか?

 

彼のヒット曲はこれまでTVやラジオなどで何回も聴いたことがあり、どれも良い曲だとは思いますが、僕のイメージでは音楽フェス、特に朝霧JAMに出演というのがピンと来なかったというか「なんか合わないなぁ」と感じていたのが正直なところでしたが、今回の機会を逃したらおそらく彼のステージを一生観ることは無いんじゃないかとも思ったので「まぁ、せっかくだから観に行ってみるかな」くらいな気持ちで臨んだのでした。

 

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というわけで、1曲目。

アコギによる弾き語りで披露された『さくら』を聴いた瞬間、生で聴く彼の歌声に心を惹かれ、続く2曲目『生きとし生ける物へ』ですっかり心を開いているオレ。

 

楽曲の良さはもちろんのこと、歌声の美しさと力強さには圧倒!

ピアノ、ドラム、フィドル、チェロ、バンジョーなどなどの編成のバンドの演奏も素晴らしく、彼の声と曲の魅力をさらに倍増させているような名サポートっぷり。

曲間のMCもステージでの佇まいもとにかく魅力的で、目と耳が離せない!

 

観る前までは、朝霧には合わないだのなんだの言っていた僕ですが、今となってはそんなことを言っていた自分を恥じ入るばかり。

本当に素晴らしいアーティストには、その場に合う/合わないとか、その人のファンだとかそうでないとかを超えて訴えかけてくるパワーがあるんだなぁと痛感。

ラストに演奏された『生きてることが辛いなら』では、思わず涙をこぼしている人がたくさん見受けられたけれど、自分とて例外ではなく…

 

いやー、森山直太朗さん!!

こんな素晴らしいライブをいつも観させてくれるんだったら、ぜひとも単独公演にも足を運んでみたいなぁと思わずにはいられない、そんな素晴らしいライブでした!

 

というわけで、あまりの感動にすっかり感情を揺さぶられてしまい、ちょっと一人になりたいな・・・という気分になってしまったので、ライブを観るのをちょっと休憩してテントへと戻る僕だったのでした。

(次回につづく)