今から15年以上も昔。
母校吹奏楽部後輩の結婚式二次会に参加したときのこと。
そこに出席していた、久々に会った別の後輩から
「あー!先輩!なつかしい…!」と声をかけられました。
その瞬間、僕は違和感を覚えたのです。
「『なつかしい』か…。なんだか複雑な気持ちだなぁ…」と。
辞書で調べてみると「なつかしい」とは、
かつて慣れ親しんだ人や事物を思い出して、昔にもどったようで楽しい
といった意味なので、久々に会った後輩が僕のことを「なつかしい」と思うのは間違いではないし、むしろ喜ばしいこと。
だけど、その時は「なつかしい」という言葉の中に、まるで自分が”今は存在しない過去の存在”として扱われているような気持ちを感じ取ってしまったのだろうなと思います。
さて、どうしてそんな昔話をしているのか?というと、ここ最近「テルミン!なつかしい…」と立て続けに言われたから。
1920年に発明され、1940~50年代の映画音楽や60~70年代のロック/ポップ音楽ではちょいちょい使われていたものの、シンセサイザーの台頭もあってか活躍の場を失っていったテルミン。
そんな歴史を振り返ってみても「テルミン=なつかしい」となってしまうのは無理からぬことなんだけれども、1990年代にモーグ博士が新機種を発表した以降は、例えばジョン・スペンサーがアルバムやライブで使用していましたし、日本に目を向けてみれば、映画『のだめカンタービレ 最終楽章(2009)』や『きみの色(2024)』でもテルミンが大々的にフューチャーされていましたし、あいみょんが2025年に発表した『おばけがでるぞ』にも、サカナクションが2026年に発表した『いらない』でも使われてるしで、実は「なつかしい」どころか、むしろ流行ってんじゃん!という状況。
そんなわけですから
「いや、テルミン。なつかしいだけでも無いっすよ…」
と、ちょっぴり反論したい気持ちにもなりましたし、なによりも
「ほら!ここにテルミン弾きがいますよ!しかも生きてる!」
と、前述した二次会と同じ気持ちになってしまったのでした…
さて、そんなこんなで盛り上がりを見せつつある(?)テルミン。
それをさらに盛り上げるようなイベントが開催されますよ!
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イベント名称
全日本テルミンフェス (→公式サイト)
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開催日時
2026年3月28日(土)
開演:16:00 開場:15:30
※クラファン参加者は 15:00 より入場可能 -
会場
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料金
■一般 :5,500円
■Uー20 :4,000円
公演当日20歳以下/リストバンド交換時に顔写真付き身分証確認
■こども :3,000円
小学生~中学生/保護者同伴
■未就学児:無料
※ご入場時に別途ドリンク代 600円を頂きます
※当日券の販売は未定です -
プレイガイド
イープラスにて取り扱い中 -
主催
街角マチコ(テルミン大学)
















