組織活性デザイナーを目指す「道のり」と「ライフスタイル」 -150ページ目

フューチャリスト宣言

フューチャリストとは、専門領域を超えた学術的な広い視点から未来を考え抜き、

未来のビジョンを提示する者のこと。

梅田望夫さんと茂木健一郎さんの対談形式でまとめられた本です。

フューチャリスト宣言/梅田 望夫
¥735
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早く読みたいなぁと思っていた本なので、手にしてから一気に読み終えました。
二人の考え方や熱い想いが伝わってきます。

《ネットで情報を集めるのはアスリート的より》

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梅田さん

「この人たちは大事だな」という人をネット上で発見していくということに大きな価値を

おいていて、その人たちのブログやサイトを巡回していくわけです。

だいたい日本語と英語のものをあわせて500人くらいのネット上に友だちや研究仲間

がいるみたいな感じですよ。

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この感覚は最近ブログを始めてから感じます。私は勝手に「ブログ師匠」として、多く

の人からの考え方や知見を得ることができ、脳が活性化していく感じを持っています。

これは数年前には考えられなかった出会いだったりするなと改めて思います。


私がこの本を読んでいていいなぁと思ったのは、後半の、

梅田望夫特別授業「もうひとつの地球」(慶應大学普通部での講演内容の収録分)

中学校での講演内容ですが、「若い人たちに希望と勇気を与えたい」と思う強い

気持ちが伝わってきます。


《「好きなこと」を見つけて貫くこと》より

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最後に、朝から晩まで情熱を傾けられることは何かということを、いろいろなことを

試しながら、問い続けて欲しいと思います。これは簡単なことではないんですが、

試していくと、ああ自分はこれが好きだという何かにきっと出会います。


インターネットの向こうには無限の情報がある。たとえば、君たちがこの人に学び

たいと思う人、何か努力すればたどり着くことができる。好きであるということが

競争力を生む。自分にはこういう能力があるから、こういうことができるからこういう

仕事をやるんだ、そういうふうに考えるとどこかで行き詰る。

好きであることを見つけて、それを競争力につなげていく。そのとき、インターネットは

僕らの時代よりうんと便利なもの、つまり能力の増幅器になっているわけだから、

それを使って過去の人たちを大きく超えていくことができます。


お父さんたちに「こういう職業につくためには、そんなことをしていないでこんな勉強を

しなさい」とか言われるかもしれないけれど、もし君たちに好きなことが見つかって、

自分は本当にこいういうことをやりたいんだ、と思ったらそれを貫いたらいいと思う。

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こういう話を中学生の頃、にライブで聴ける機会があるというのは幸せですね。

自分の進路や将来の仕事を考えるときのヒントになり視野が広がります。


未来にどのような思いを抱くか、改めて今の自分にも問いかける機会になりました。

30代の仕事

千葉ロッテマリーンズの小宮山悟投手 が、以前スカウトという雑誌で30代の仕事と

いうインタビューを受けていました。


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今、30歳の自分に言葉をかけるとしたら、「思った以上にしんどいから覚悟しろ」と

伝えたい。いろんな決断の場面があって、その都度、必死で考えた。


でも30代を振り返ったとき、少なくとも「しておけば良かった」という後悔はないんです。

「しなきゃ良かった」というのは多少ありますが。


決断ってね、その瞬間が正しいか間違いかなんて分からないんです。

結果がすぐにみえるような決断は大したもんじゃない。本当にその決断が正しかったか

どうかは、10年後、いやもしかすると死ぬ間際にしか分からないものだと思う。

それぐらい大きな決断を30代はし続けるときなんですよね。


そこで大切なのは、決断した瞬間に、「オレは正しかった」という結論に結び付くように

努力すること。成功の方向にもっていくよう、日々精一杯生きること。

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42歳、ベテラン投手ならではの言葉。


決断の瞬間が正しいかはわかりませんが、「オレは正しかった」という結論に結びつくように

努力する姿勢は大切。この姿勢は常々持っていたい。

リクルートのDNA(2)

昨日の続きで、印象に残ったところより。


《 退職面談 》

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・・・創業から十年ぐらいの間、私が時間を割いたのが、辞表を提出した人との退職面談だった。

辞表を提出したすべての社員に、時間をかけて理由を聞いた。

在籍社員は本音を言わないことがあるが、彼らは率直な意見を言ってくれて、とても参考になった。

退職理由の多くは、上司や先輩との人間関係の悩み、自分が上司から低く評価されていることへの

不満。自分の志向と仕事とが会わないことなどの悩みだった。


ここから自己申告制を導入したり、上司へのメンバーの評価フィードバックに時間をさくようにしたそうです。

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企業を去るときの退職される際に「退職時面談」をされるところが多いかと思います。
退職する人には、前向きであれ、ネガティブであれ、様々な理由があります。
その理由を聞くこと自体が大事だと思います。


①退職面談には、会社の問題点や課題が深い部分でわかることがある。

②退職して巣立っていく人が、きっちりと別れを告げ、次のステージで再スタートをきるためにも重要。

 →退職する本人側の視点にたってみると、「しっかりと自分の思いを話す」ことで企業を去るという

   区切りをつけ、次のステージで頑張るという気持ちに火をつける。「次に行ってもがんばれよ!」

   という送り出し、大切ですね。


退職面談は会社にとっても、巣立っていく人にとっても重要な役割を果たしていると考えます。

リクルートのDNA

リクルート創業者の江副浩正さんの著書。

リクルートのDNA―起業家精神とは何か/江副 浩正
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江副さんが歩んだ経験や歴史から多くのことを学ぶことができました。


《 マネジャーに贈る十章より 》

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①希望・勇気・愛情


②ネットワークで仕事をすること


③高い給与水準

 →高い報酬を得ることは働く人の誇りとなる


④人は仕事を通じて学ぶ
 →人が業績を上げようとする過程で学ぶ喜びが、その人の成長と密接にかかわっている


⑤プレイングマネジャー

 →プレイングマネジャーは、同時に優秀なメンバーでなければ、メンバーはリーダーの

   指示通り動いてくれない


⑥まず周囲に自らを語ること

 →マネジャー自身の考え方、人格までもメンバーによく語り、自らを理解してもらうこと


⑦数字に強いこと


⑧努力の継続

 →マネジメント能力は、仕事に就いてから学び、努力して継続していくことで身につけていくもの


⑨脅威と思われる事態の中に隠された発展の機会がある

 →人は、苦しくなると、とにかく立ち止まりがちになる。

   ピンチやスランプに陥ったとき、同時にチャンスも訪れていると受け止めて欲しい


⑩リクルートは社会とともにある

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企業文化や風土の形成に力を入れてこられてきたのが、よく理解できました。

あの企業といえば、こんな感じだねと言われること、周囲から見てわかることは強い企業の特徴だと

思います。


あと起業家の二十カ条等読み応え十分です。著者の想いが伝わってきました。

時々読み返したい一冊です。

ウォーキング

今日は朝からウォーキングです。

ここ一ヶ月位、本格的なウォーキングができていなかったので、

減量時代を思い出し、少し長めの距離を歩きました。


住んでいるエリアはグリーンロード(緑道)が整備されているので、

緑の中を歩いている感じが気持ちいい。


グリーンロード

歩いていると色々と発見することがあります。

最初の発見は、『紫陽花』です。6月の季節を感じる花に出会えました。


あじさい

次の発見は、道の途中で見つけた、農家の人がやっている畑です。

「トマト」「なす」をはじめ、いろんな種類の野菜を育てている様子なので、

近くに行って見てみることに。自分が育てている「家庭菜園」とのレベル差

を感じると共に、「こういう風に育てるんだ」というヒントをたくさん頂きました。

家に帰って早速、「ミニトマト」と「なす」のテコ入れをしました。


ふとは畑の横に目をやると、「野菜直販」の看板。

一袋すべて100円とのことで、100円玉を料金箱に入れて「トマト」を持ち帰り、

昼ご飯に食べました。


トマト

その日のもぎたてを出しているのだと思いますが、「甘さ」と「野菜のあおい香り」が

絶妙で美味でした。


以前、継続的にウォーキングをしているときには、きつさを感じなかったのですが、

今日は後半に入るとバテ気味でした。それでも体を動かすことは本当に気持ちがいい。

健康に気をつけて生活しようと改めて感じました。


あと興味を持っていることは、何故か自分の目に入ってきます。

家庭菜園を始めて、これでいいのかと思っているところに「農家の畑」。

自分のアンテナを張ることは日常でも大切ですね。


「常に健康に留意する」と「日常生活の中でも感度のいいアンテナを張る」ことが大事ですね。

ダッチオーブン料理(2)

今日は友人ファミリーが 遊びに来てくれました。


ダッチオーブン料理の記念すべき第二弾は、『パエリア』。
中身は、あさり、イカ、エビ、パプリカ、インゲン、玉葱、等、具沢山。

パエリア


レシピは、ダッチオーブン&鉄鍋入門より。

ダッチオーブン&鉄鍋入門―アウトドアでなんでも作れる働きモノ/みなくち なほこ

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気が付けば夜。よく食べ、よく話し、よく笑い、楽しいひと時を過ごすことができました。

できる上司の「面談力」!

できる上司の「面談力!」/菊池 一志
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テーマは「面談」。


面談とは、部下を伸ばすことを目的に行う一対一の指導法。

この一対一のシーンで、どうすれば面談という場で、うまくコミュニケーションを
はかることができるかがまとめられています。


実際の面談の「場」で効果的に使うことができる視点が盛り込まれています。

「Work sheet」のコーナーが随所にあるのですが、具体的なアプローチ方法もあります、


「言葉の使い方」や「表現方法」など細かい点も大切にする必要性を感じました。
参考になる一冊です。 

「仕事ごころ」にスイッチを!

「仕事ごころ」にスイッチを!―リーダーが忘れてはならない人間心理の3大原則&実践術/小阪 裕司
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テーマは「神話となるチーム」をつくる

著者が考える「神話となるチーム」の特徴は次のような感じです。


・働いていることに誇りを感じている。

・自分たちのやっていることを好きになってくれるお客のことが好き。

・メンバー同士の仲がいい。

・(仲がいいが)なれあいでなく、適度な緊張感を持っている。

・社長やマネジャー(トップリーダー)が尊敬され、好かれている。

・数字や業務上の責任に関して意識が高い。

・自分たちが率先して動く。

・何かスゴイことをやってのける。

・何より仕事を楽しんでいる。


そんなチームをどうすれば作って育てていくかをテーマに書かれています。

わかりやすく、一部物語風に書かれているのでスイスイ読めます。

チームで仕事を進めていく上でのヒントが満載です。


その他、本の中で記憶に残ったポイント・・・

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■13%以上組織作りにかけてはいけない


会社にとって、マネジメントは重要な課題ではありますが、それが会社の目的ではない。

なぜマネジメントを、いいチーム作りをやらなければならないか?それは画期的な

マーケティングプランを実践して、自社ならではのしくみを持ってお客様を増やすため。

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何のためにマネジメントに時間をかけるのか、という視点を時折思い出しながら仕事をすすめたい。


「人をあきらめない組織」新刊出版記念セミナー

今日は、株式会社HRインスティテュート の新刊出版記念セミナーに参加してきました。
表参道で降りて、原宿のHRIのビジョンハウス へ。


HRI

木造3階建の建物。中に入るとすごく落ち着く空間です。


テーマは、「ウェイ!マネジメント・プログラム」について。


初めて野口代表の話を直に聞くことができました。
「人をあきらめない組織」 は既に読んでいましたが、「本」を読んで理解するのと、
「リアルに話を聞いて」理解するのとでは、腹に落ちる具合が違います。


野口さんは、熱意あり、ユーモアあり、楽しみながら進めていくスタイルで、あっと

いう間に時間が過ぎました。それにしてもパワフル。引き出しの多さも脱帽です。


人を大切にする価値遺伝子を創りあげ、継承し続けるにはどうしたらいいのか?
ベストプラクティスを交え解説がありました。


最初は、HRインスティテュートのウェイの紹介。
その後の話で、ここでHRIがすごいなと感じたのは、 コンサルティング会社で終身雇用制

をうたい、一匹狼軍団ではなく、チームで戦う。
実際に16名の社員の方がいるのですが、1年以上勤務した人で辞めた人がいない
とのことでした。これはすごい。
後、ウェイ!作りの仕組みをたくさん生み続ける点、魅力を感じます。


他のベストプラクティスでは、私自身も着目している、「スターバックスコーヒージャパン」
や「しまむら」等の話がありました。


ベストプラクティスから学ぶ点は多いですね。


後半の体験セッションでは「相互理解+参加者同士学ぶ機会も得れて」良かった。
全然違う視点ですが、このとき使った「コクヨのホワイトボード(折りたたみ式)」は
使い勝手がいいなぁと感じました。


今日はこのセミナーに行くことができて本当に良かった。
組織活性のヒントもたくさんありました。学んだエッセンスをひとつでも吹き込みたい。

47会

今日は、前職時代に昭和47年生まれで結成した「47会」のメンバー2人

と飲みに行きました。


2004年12月結成。前職はベンチャー企業で平均年齢も20代と若く、

S47年生まれというと、人数も少なく、かなりベテラン層にあたります。

みんな中核でがんばっています。


自分としては、ここ1ヶ月位、ストレスの蓄積も含め、疲労のピークだったので

このメンバーと飲みに行けて、楽しいひと時を過ごせて充電できました。


あと渋谷エリアもやっぱり落ち着く。

今日はお気に入りの沖縄料理のお店 に行きました。


こうして縁があって飲みにいく機会があるのは本当にうれしい。


自分も踏ん張りながら、前へ進もうと改めて思いました。

こういうひと時を大切にしていきたい。