組織活性デザイナーを目指す「道のり」と「ライフスタイル」 -148ページ目

戦わない経営

戦わない経営/浜口 隆則
¥1,260
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著者が人生、ビジネス、経営などのシーンで大切にしている哲学をまとめた感じの本です。


《「変わってるねぇ」を大事にしよう より》
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人と違うことは、勇気がいる。

人と違うことをするのは、勇気がいる。


なぜなら、それは、

「人と違っていいんだよ」って言われる回数より、

「人と同じようにしなさい」って言われる回数のほうが、

圧倒的に多かったから。


でも人は同じじゃない。

みんな、違う。

みんな、違う良さを持っている。


みんなが同じだと、競争がはじまってしまう。

それは、いつか戦いにつながる。


だから違いを認めよう。

違う自分を認めよう。


ビジネスの世界では、違いは価値になる。


違いを磨こう。


「変わってるねぇ」は、


いつかきっと、「すごいねぇ」になるから。


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「変わってるねぇ」は自分でも大切にしているスタンスです。


シンプルであっという間に読めるのですが、内容が深く、あたたかい印象の一冊です。

人事マネジャーの仕事

人事マネジャーの仕事/寺崎 文勝
¥1,890
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サブタイトル:業績向上に貢献できる人事部門管理者の本

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第1部 人事マネジャーの役割

    第1章:経営視点から見た人事部の役割と機能

    第2章:人事部門運営計画の策定と部門運営

    第3章:部門評価と人事考課の方法

    第4章:人事スタッフ育成の実務

    第5章:人事マネジャーに必要な能力要件


第2部 人事マネジャーの仕事

    第6章:人事マネジャーの社内業務

    第7章:人事マネジャーの社外業務


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で構成されています。


戦略的に戦う人事部門というメッセージが伝わってきます。
やるべきこと、果たすべき役割が一通り網羅されている一冊。

手元において、必要な箇所を時々読み返しています。

ビジネスの"常識"を疑え!

株式会社ローランド・ベルガー会長の遠藤さんの著書。
ビジネスの“常識”を疑え!/遠藤 功
¥840
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前回紹介した、「ねばっちこい経営」に続き読破。


《はじめにより》

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過去にもとづいた知識や経験が参考になることはあっても、それが"答え"になることはないし、

最後の最後に判断を下し、意思決定するのはあくまで自分自身である。だからビジネスには

常識がないのである。


重要なのは、一般に常識と思われている考え方を鵜呑みにせず、時には否定してみることで

ある。常識と思われていることをあえて疑ってみる。


それはとりもなおさず、いま起きていることの本質を自分自身の頭で掴みとることである

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それは本当か、その裏側には何があるが、自分自身で考え抜いて、意見を出す、

そのスタンスで仕事に臨みたい。


初収穫の宴(2)

収穫祭?の第二弾として、プチトマト。

鈴なりになっているところから数個収穫。

味は、まずまず。


野菜

家庭菜園はやってみると難しい。

試行錯誤の連続です。そもそも知識が少ないこともあり、虫に対する備えや

葉が弱ってきているサインを見過ごしたり、失敗して初めて調べて、理由が

わかり対処をするという展開です。

対処が遅れて生育が厳しいものもでてきました(枝豆、ネギ)。

当初は順調だったのですが、簡単にはいきません。


今のところ、何が原因かということに気づくのが遅い。

園芸店に行って聞いてみると、結構同じ悩みを抱えているビギナーが多い。


失敗を活かして、今回厳しかったとしても、これに懲りずに続けていきたい。

キャンピングコット

先日友人のブログで、今年初、ハンモックを利用という記事を見て刺激を受けた、

というわけではないのですが、天気が良かったので、キャンプで使っているコット

を広げました。


コット

今日の用途としては、ソファーの背もたれ、座椅子部分や枕類を天日干しするためです。

便利で使い勝手がいい。


本来であれば、キャンプで気持ちいい風の下で昼寝をしたりして楽しむイメージですが。

再びキャンプで使うことを夢みつつ、天日干し完了。


梅雨の合間に気持ちいいひと時を過ごすことができました。

フュージョン、楽天に売却

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東電、通信から完全撤退 後手に回った参入20年

(6月20日/日本経済新聞 朝刊)


東電の失敗の原因は意思決定の遅さにあった。安定供給を最優先とし、十年先の需要予測

をベースとする電力事業と技術革新や事業者の盛衰がめまぐるしい通信事業では、あまりに

違いすぎた。


東電は、84億円で取得したフュージョン株を7億足らずで手放さざるを得なかった。

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①競争相手がないに近い「市場で圧倒的な力を持っている」企業が行っているビジネスと

②競争相手との熾烈な戦いがある「市場で生き残りをかける」企業が行うビジネス の違いか。


戦う市場が違うのであれば、それに対応した組織運営をしていかなければならないと思う。

単純に、東電が①がゆえに通信の市場で勝てなかったということではない。


新会社設立→経営陣を含めた親会社からの出向→事業スタート とここまではイメージがつくが、

この後が大事ではないでしょうか。


・経営陣が、会社が目指す方向性、戦略を明示し続ける

・その市場で勝つための人材(その事業を行う上で必要な人材)を集める

・集まった人材が力を発揮しやすい環境を作る。

 (新聞記事では意思決定をあげていたが、権限委譲や業務フロー、スピード感等も含む)

・よい組織風土を醸成する、活力のある組織体制、制度作り

 (切磋琢磨する風土、加点評価主義など)

・出向者、プロパーの持つそれぞれのカルチャーを融合する。うまくミックスする

 (他者を受け入れ、活かすスタンスを持つ、出向者が転籍したくなるくらいの環境づくり)


など、組織としての一体感あたりも要因のひとつではないかと感じました。


プロ野球チームでみれば、球団オーナー、社長、GM、監督、コーチ、選手、スタッフが一体感

を持つチームみたいな感じでしょうか。

どういうチームにして、ペナントレースを戦うのか、そのために何が必要という視点でチーム作り

をしていく。


豊富な資金力と技術力を有している企業で勝つためのポテンシャルを有しているのに勝てなかった

のは、組織文化、風土が影響しているような気がしてならない。


「通信への投資は回収できた」とのことでしたが、傍目にはわかりずらい。

誰が責任をとったのだろうか。目標や責任の所在があいまいな感じがしてならない。

企業病に効く!ビジネスコーチング

株式会社ビジネスコーチング の泉さんの著書。


企業病に効く!ビジネスコーチング/泉 一也

¥1,365
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丁度一年前になりますが、同社の「ビジネスコーチ・ワークショップ」に参加したことを思い出します。


同社は、企業病とは、「組織を衰退させる、集団が持つ思考パターン」であると考え、そこを解決して

いくことで組織の活性化へつなげていくことにチャレンジしています。


現状を把握(診断やキーパーソンへのヒアリング)する。

経営層(トップ)を巻き込み、パイロットチーム(よい遺伝子を広げるコアとなる集団)をつくり、組織に

いい影響を与える役割を担う。


本の中では、では、どうトップを巻き込み、組織活性を進めていくのか、企業病の実態やパターンについて

詳しく書かれています。


組織風土の課題や企業活動の妨げになっている「見えない問題」を明確にして、解決に持っていく、

一体感のある組織を醸成するための支援を行うというスタンスに共感できます。

木洩れ日の庭で

先日の紹介しました、横河設計工房の2Fのショップで見つけた本。

木洩れ日の庭で/中谷 耿一郎
¥1,995
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著者の中谷さんは、住宅庭園の設計や自然の中での暮らしのための庭づくり、

集合住宅、オフィスビル等のランドスケープ・デザインを手がけている方です。


91年に東京から、八ヶ岳山麓にアトリエ兼住居を移転されたそうです。

自然と調和しながら、八ヶ岳山麓の四季折々の中で暮らす楽しみが写真をおり

混ぜて書かれています。


自分の家や庭をつくることも自然を蝕むことも念頭に置きながら、自然や庭の

あり方を考えているところが素敵です。


それから、この本の出版社がTOTO出版。

実は、以前紹介した、「POST-OFFICE ワークスペース改造計画」も、この出版社。

出版社事体に興味関心がでてきました。


TOTO出版は、水周りをはじめ、建築、デザイン、都市、暮らし、趣味、実用など、

心地よいライフスタイルを考える、快適な暮らしを考えるスタンスがよく出ています。


今回の本は、私としては、かなりお勧めの一冊です。

将来こんなところで住んでみたいと思う、いいイメージを持つことができた本です。

初収穫の宴

今日は、朝早く起きて、家庭菜園をナスを1個、収穫しました。

ずっしりとした重みを感じます。

ここまで順調に育つと予想していなかったので、喜びもひとしおです。


ナス1


色鮮やかで、食欲をそそります。

ナス2


夕飯のメニューに並ぶ。

「揚げナスのおろしポン酢風味」

ナス3


味は、水気が少なく、ほっこりとした芋のような味でした。

プロのようにはいきませんが、美味しかったです。

これからは、水を多めにやるなどして、水気のあるナスにしていきたいです。


試行錯誤しながらですが、育てて食べる感覚がいい。


横河設計工房

昨日、休みを利用して、以前のブログ にも少し載せました横河設計工房 へ。

この建築設計事務所を知ったのは、昨年参加したMYCOMオフィスアワード2006

でしたが、念願かなって行くことができました。


MYCOMオフィスアワード2006 より
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このオフィスは、東京の西麻布にあったオフィスから移転する際、社員全員で働く環境が

どうあるべきかを一から考えて作ったオフィスです。

オフィス・ショップ・カフェのある建物そのものが生活をデザインするという私達の仕事を表

しており、それぞれが隣接する公園の心地よさを思う存分味わえるような建物を建てました。

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と言う通り、1Fがカフェ2Fがショップ 、そしてその上の階にオフィスがあります。

残念ながらオフィスに入れたわけではないのですが、1Fのカフェでお茶をして、2Fのショップを

見学し、ゆっくりと時を過ごしました。

こだわりとして、カフェやショップを持つ事で、ユーザーや利用者の視点を持っている点がユニーク。

顧客接点を重視する姿勢を感じます。カフェもこだわりがあり、味、彩りともよくお勧めです。

近くに緑もあり、駅からの利便性もよく、クリエイティブさを発揮するのが大切な集団にとっては、

本当により環境に恵まれていますね。

ワークスタイルを考えた、職場環境づくりが重要であると改めて感じさせるひとときでした。