ママちです。
初めて訪問していただいた方へ
以前のブログ（2016年5月～9月）で
娘や母との葛藤中のありのままの気持ちを書いております。
「親子の葛藤」で悩んでいる方のヒントになるのでは、と
最後に紹介していますので宜しければお立ち寄り下さい。
私は今、
両親の遠距離介護で
悩んだり
つまずいたりしています。
そんな私の体験や情報が
今、介護をされている方や
これから関わる方の
何か役にたつのではないかと
ブログに書きました。
今日はお弁当奮闘記です。
どうぞ気楽に読んでください。
高齢になると調理が辛くなります。
長時間の立ち仕事が困難になる。
毎食の献立を考えたり、
買い物が面倒になる。
高齢でなくても主婦は大変ですよね。
母は糖尿病の父の食事に
長い間、
奮闘し疲れてしまいました。
病院の栄養士さんの紹介で
配達可能な弁当屋さんの
糖尿病食を
お昼だけ
利用することになりました。
でも残念なことに
しばらくして父が
「高いし口に合わない」と
断ってしまいました。
で、次はカタログ販売の
冷凍弁当を
利用することになりました。
これも、
だんだんと冷凍室に
残ったままとなってしまいました。
「お父さん、
わがままで困る。」と、
母がまた食事作りに
励むことになります。
ところが、
昨年の夏から
母が手術や薬調整で
１ヶ月前後の入退院を
繰り返すようになりました。
その間、父は一人暮らし
でも、
ほとんど料理は出来ません。
慌てて、
ネット検索やお店周りをして
配達可能な
シルバー用お弁当屋さんを
探しました。
今は便利ですね。
いろんなタイプの
お弁当屋さんがありました。
しかも年中無休で
昼食も夕食も配達してくれます。
地元食材を使った
ヘルシー弁当屋さんを見つけ
主治医とお弁当屋さんの栄養士さんに相談して
今回は
普通食を利用することにしました。
父もこのお弁当には
満足してくれました。
一人暮らしも乗り切れそう。
ひと安心です。
母も
退院中の自宅療養中は
このお弁当を
利用することになりました。
ホッとしていると、
母から
「このお弁当
私にはボリューム不足で
野菜もふにゃふにゃして嫌だな～。」
（え～！！
お父さんのこと
わがままって言っていたやん。）
と少しムカっとしながら、
再度、お弁当屋さん探しです。
今度はボリュームが売り物の
お弁当屋さんを見つけました。
母もここは気に入ってくれました。
父のお弁当と見比べて
「こっちのはボリュームがあるね。」
と喜んでいます。
でも、でも、
安心したのもつかの間
暫くすると
「いつも同じおかずなの。
最近、お父さんのお弁当は
野菜も新鮮でいいなあ～。」
と母から愚痴が出始めます。
あまり連日愚痴が続くので
つい私もカチンときて
「食べ物に不満を言ったら
罰が当たるよ。って
小さい頃
お母さんは
私に教えてくれたよ。」
と言ってしまいました。
母ははっとして
それからは
言わなくなりました。
まあ、もうすぐ入院だし。
でも、
入院中の母から電話です。
「入院先の栄養士さんに
両方のお弁当屋の
献立表を見せたら
お父さんのお弁当屋さんの方が
いいって。
最近、
あっちは野菜も美味しそうだし。
どうやろう？」
（ありゃりゃ。
やっぱり嫌やったんだ。
献立表をわざわざ持って行ったんだ。
ふう～。
こりゃ、なかなか大変だわ。）
なんか
凄くわがままな両親にみえますが
二人は普段は
特にわがままな人たちではありません。
まあ、高齢になり
以前よりは我慢は出来なくなり
愚痴は増えましたが。
どうやら
両親以外の他のシルバーも
同じような愚痴がよく出るようです。
これは、
よくある高齢者の出来事みたいです。
お弁当は毎日の事なので
飽きてしまったり
口にあわなかったり。と
いろいろあります。
なかなか難しいです。
私もどんなに美味しいお弁当でも
毎日続くと飽きるかもしれません。
ただ、介護者には
ちょっと、厄介な問題です。
私も実は、ちょっとしんどい。
正直、
「あんなに必死で探したのに！」
と腹も立ちます。
食事は生きる楽しみのひとつ。
出来るだけ、
楽しみは最後まで持っていて欲しい。
でも、
本人たちは出来ない事が
増えていきます。
介護者の私にも出来る事に
範囲があります。
その時、どうするのか？
両親は
残りの人生を
愚痴を言って過ごすのか？
感謝で過ごすのか？
今、その学びを
体験しているように思います。
どう学ぶかは二人しだい。
頑張れ～。
一方、私は
人は自分の思いどおりにならない事を
人の体験や選択を尊重する事を
また、待つ事を
学んでいるように思います。
私は
自分の都合で何もかも
物事を進める癖があります。
正しい事をしている、と
無理強いをする傾向が強いです。
心配というエゴで先走ります。
なかなか待つことが出来ない私。
ちゃんと神様は学びの場を与えてくれました。
挑戦するチャンスをくれました。
最近、よく思います。
今のこの経験の意味は
きっと、先になったら分かる、
先の私なら分かる、と。
そうだ。うん、よし頑張ろう。
今は今を精一杯やろう。
この体験を楽しもう。
今度は母に
昼と夜に
別々のお弁当屋さんを
利用しないか
提案してみるつもりです。
なかなかの良いアイディアかな。
まだまだ、
お弁当事情は続きそうです。
シルバーお弁当情報 
☆現在、シルバー用の配達可能なお弁当屋さんは
たくさんあります。ネットでも探せます。
☆病院やケアマネも紹介してくれます。
☆値段は配達込みで６５０～７５０円位でスーパーより高めです。
☆病人食も可能な会社は沢山あります。
☆支払いは１ヶ月まとめてが多くて
現金でも口座振り込みでもＯＫ。
☆市町村によっては補助があります。
「〇〇市の高齢者弁当補助」なんかで検索ＯＫ
（自己負担が400円～500円と安くなりますよ。）
☆最近はコンビニも配達してくれる所があります。
自宅から注文ができます。
（３千円以上の買い物は配達無料などがあります。）
お役に立ったら嬉しいです。
今日も読んでいただいてありがとうございます。
あなたの心が平和でありますように。
あなたの心が幸せでありますように。
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