その後天皇陵を2つ巡り桜井市に。ランチは山奥の蕎麦屋さん
天皇陵巡り
この日最後の目的地は、コロナの影響で秘仏の公開が8月31日まで延長された
【談山神社】 に
父・藤原鎌足の追福のために、長男・定慧と次男・不比等に よって西暦678年に建立。
現存の塔は、享禄5年 (1532)の再建で、木造十三重塔としては、世界唯一のものです。 唐の清涼山宝池院の塔 を模して建てられたと伝えられています。
高さは約17メー トルあり、屋根は伝統的な檜皮葺きです。 神仏混淆時代の名残であると同時に、談山神社のシンボル的な存在です。
紅葉の時期が良いでしょうけど、新緑に埋もれる十三重の塔
良いですね
見とれてしまいますね、ズームアップで!
権殿の前から十三重の塔を振り返ります。
入り口は横ですが、一旦正面に回り撮影
私の大好きな「如意輪観音様」
この仏像には「譚峰如意輪観世音菩薩記」という江戸時代の本に霊験譚が三つ 記されています。
①、九條兼実が夢の中にこの仏像を見て、出世を祈ったところ後に太政大臣にまでのぼりつめた。
②、脚に膿がたまり歩けなかった子供が、仏像に祈るとたちどころに治り、仏像の同じ箇所がえぐれていた。
③、仏像を安置していたお堂が火災に遭ったとき、自分でお堂から出てきた。
談山神社にのこる唯一の仏像、両足の裏を合わせるようにして坐る輪王坐(りんのうざ)。
伝説②の傷が右足の甲に見えます。 足の観音様として信仰されています。
藤原鎌足公の像
石像狛犬、男性は右の狛犬を、女性は左の狛犬を撫でるとご利益が有ります。
三十六歌仙のパネルが上がっています。
秘仏拝観を終えて境内に!
大満足の参拝でした、次回は紅葉の時期に再訪問したいですね。
良いのか悪いのか?平日ですがコロナのせいで参拝の方は4~5人、密にならずソーシャルディスタンスもバッチリ!
談山神社HP
住所 奈良県桜井市多武峰319
拝観 8:30~16:30(最終受付)