5月6日(月)

津久井湖城山公園・水の苑地へ「ルピナス祭」を見に行って来ました。

 

駐車場が満車になる前に!と早く着き過ぎて、祭りの開催まで時間がある。

そこで、湖の対岸にある「花の苑地」へ行って見ることに!

 

芝生広場からツツジ咲く道を登って行くと、目の前に「津久井湖記念館」

 

 

 

記念館の前庭には、津久井湖で活躍していた?スワンボートが2艘。

引退後も活躍しているね!

 

本通りに出て、ダムの上を歩いて「花の苑地」へ歩いて行こう!と思ったら、ダム手前の道路向こうに「城山ダム」と大きな看板。

 

階段脇には「展望台入口」の案内。

「展望台入口」?

あの階段の向こうに何が見えるのだろうか? 気になりますね~!ウインク

 

急遽予定を変更して行って見ました!

 

 

ここで注意!

歩道はあるが、道路を渡る時対向車に十分注意してくださいね!

(Googleストリートビューより拝借)

 

この道は国道413号で交通量がとても多い。

この画像に車は映っていないが、平日でもかなりの交通量で、橋本方面はダム辺りから渋滞が続いていることが多い。渋滞の車の間を渡る時は、対向車に十分注意してくださいね!

 

 

早速、車に注意して横断歩道を渡り、階段を登って行く。

 

階段の上へ行くと、目の前にダム。

 

登りきった左が芝生広場。


広場の端からダムが良く見えそうだ。行って見よう!

 

絶景ポジションだ。

近くで見るダムは、迫力がある。

 

フェンスに付いていた、城山ダムの紹介パネル。

 

そこには「ダムのはたらき」が書いてあった。

 1.洪水調整

 2.水道の水を貯める(水道用水)

 3.電気を起こす

 4.湖を使う(湖面利用)

 

写真だと見難いと思うので、以下にご紹介!上差しウインク

 

1.洪水調整

洪水被害から人名や財産を守るため、ダムは梅雨や台風などの大雨による洪水の一部を貯めて、残りを放流することで、下流の河川流量を減らし、被害の防止、軽減を図っています。

 

2019年の大雨の時、急激な増水のため城山ダムは緊急放流。その結果、下流では大変だったようだ。

その時、このダム直ぐ下流にある「上大島キャンプ場」でも大変だった。

増水した水がキャンプ場を浸水して、後日訪れたら枯れ枝などがいっぱいだった。

でも、城山ダムが無かったら、被害はもっと大きかったのかも。

ダムの水量調整機能は、異常気象が多発している今こそ、大切な役割かもしれない。

 

2.水道の水を貯める(水道用水)

津久井湖の水は、城山ダムから放流されたあと、下流で取水され、神奈川県営水道をはじめ横浜、川崎、横須賀の各市営水道の浄水場から各家庭や工場などに届けられています。

 

相模川の水は、横浜市の水道水としても利用されていて、大島キャンプ場の上段にある渓松園も、昔はその水道施設だった所を再利用しているものだそうだ。また、横浜市以外の近県も、この相模川の水は無くてはならないようだ。

この付近から始まる横浜水道緑道は現在も使われていて、この道はウォーキング愛好家にも喜ばれているようだ。

 

●参考になる資料

横 浜 水 道 創 設 導 水 路 1 2 3 4 5 6 7 8 9 - 横浜市(PDF)

 

 

 

 

3.電気を起こす

この湖の水を電気需要が少ない時に、直ぐ傍の山の上のある「本澤ダム(城山湖)」に水を汲み上げ、電気需要が高い時に、水を津久井湖に落としながら発電している。(揚水式発電)

 

 

 

4.湖を使う(湖面利用)

津久井湖は、船遊びや魚釣りなど、レクリエーションの場所として親しまれています。

 

この4番は敢えて説明は必要無い程、津久井湖は観光地としても有名。

舟遊びや釣りを始め、周りには沢山の公園があり桜の名所としても知られ、今日の様にいろいろなイベントも行われている。

 

さて、こうして調べてみると、いろいろな事が分かってきますね!パーニヤリ

 

 

フッと目を足元に移すと、小さな花が咲いていた。

 

バラ科の落葉性のつる性低木の「ノイバラ」

近寄って見たら虫がいた。

調べてみると「アシナガコガネ」

 

変わった花が咲いていた。

「ヘラオオバコ」

 

ダムを見て花を見ていたら、「花の苑地」まで歩く気持ちが萎えてしまった。笑い泣き

 

そこで、今回はここまでとして、「ルピナス祭」へ戻ることに!

 

帰る途中の道沿いに雑草がいっぱい。

手入れしないのかな?なんて思いながら見ると、ここにはススキのような草がいっぱい。

 

その中には白い花?が。

これらは「チガヤ」のようだ。

 

雑草まで楽しめる津久井湖城山公園だ!パー爆  笑

 

 

イベントが行われる芝生広場へ戻る途中、「津久井湖記念館」横の広場にあったパネルにも目が止まった。

 

<津久井湖誕生前の風景>

ここに映っている風景は、昭和40年に完成した城山ダム(津久井湖)だが、このダムを造るために埋没した村や公共施設等のようだ。

多くの方達の犠牲があったからこそ、現在も有益なダムとして活躍している。

止む無く住み慣れた土地を離れ移住された方々に、本当に感謝です!お願い

 

ダムは水を貯めるだけ!と思いがちだが、いろいろな効果があり、私たちはその恩恵を受けている。

しかし、そのダムを造るためには多くの人の犠牲がある事を忘れてはいけない事も大切。

 

ダムを見て、たまにはそう言ったことを思う事も大切だな!と思いました。

 

 

城山ダムの話に

最後までお付き合い有難う御座いました。バイバイ