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板金屋さんの一喜一憂

『管理』とは、何か?


よく定義されているのが、


人、物、金、情報を活用し、

企業を円滑に効率的に取り仕切る


なんて感じの説明。




大枠で言えば、そうなのでしょうが、


実際に各企業単位で細かく見ると、


なかなか一筋縄ではいきません。



会社の「体系」というものは、


人それぞれの性格が違うのと同じくらいに


多種多様です。



パターン化された『管理』方法では、


いずれ会社内部にストレスが溜まって


問題が噴出します。

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前置きはこのぐらいにして、


では、「鈴鈑工業」のような


板金屋さんでは、どうなのか?


を考えてみましょう。



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当社の流れ、(というか、板金屋の流れ)


をザッと図にしたのが、上の画像。



うちと同じタイプの製造業では、


項目としては、どこも大差ないのではないか、


と、思われます。



各部署の中でも、細かな「管理」があり、


その管理している内容が、


他の部署の管理項目とも連動しています。

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例えば、上司からこんな命令が下ったりします。


上司

「手始めにまず、工程管理をやってほしい。」


部下は、考えを絞り、工程管理に必要な情報を


整理しようとします。


そして必須条件が明らかになります。


部品番号を把握していなければならない

工程順を把握していなければならない

・各工程のスキルを把握しなければならない

在庫の状態を把握しなければならない

トラブル回避を想定しなければならない

不良(ロス)も把握しなければならない


などなど


ここまで書いて、お気づきの方もいるでしょう。




そう、「工程管理」一つを考えるだけで、


・部品番号→図面管理

・工程順→生産管理

・スキル→技術管理

・在庫→在庫管理

・トラブル→危機管理、外注管理

・不良(ロス)→原価管理


という、様々な管理も同時進行なのです。

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先ほどと同じ画像を用いますが、


図に示す管理項目全てが密接な関係を持ち、


一つの「部品番号」情報だけでも、


様々な管理項目に流用されているのです。



それを自社の体系に合うように作り上げるのは、


全員の『根気と忍耐』が必要不可欠となります。




それを形にできたときには、


それ相応の恩恵が、


「企業」には約束されるハズです!



次回、後編では、


この『管理』を


パソコン


で行う場合の


「現実問題」に触れようと思います。


つづく・・・



なぜ、今、家系図」のことを


取り上げようと思ったか?


それは私自身にもよくわかりません。


ただ・・・


思い浮かんだことが「これ」だったので、


書こうと思いました。

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かれこれ、7年前(平成16年)頃、


私は、自分の家の「家系図」を作ろうと思い、


行動に移しました。




自力で記憶をたどったり、現在生きている


親族達に聞き込みをしたりもしましたが、


曾祖父(ひいじいちゃん)どころか、


祖父(じいちゃん)の代ですら


ほとんどの情報が聞けない状態でした。




もちろん当時、


日々の仕事もありますし、


時間とお金の範囲も限られていたので、


「気長にのんびり調べていこう」

「10年くらい掛けて完成させよう」


ぐらいに考えていました。


しかし、調べていくうちに、


間もなくその考えはくつがえされます。

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家系図を作る際、


物的証拠(手掛かり)となるものが、


戸籍謄本(こせきとうほん)



戸籍抄本(こせきしょうほん)


です。


これらは、その当時に


先祖が在籍していた土地、


いわゆる全国各地に点在しています。



私の安易な考えでは、


その戸籍を何年も掛けて集めればいいや、


というものだったのですが、



この書類たちは、


国の規定で年々「古いものから廃棄」


別の言い方では「除籍」


されていくことがわかって焦りました。



時間を掛けていられない!


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そこで公的機関に依頼することにしました。


私が7年前に依頼したのは、


菊池行政書士事務所↓


「あなたの家の家系図」


のサイトを目にして、

即座に申込みました。



費用は全部で12万くらい掛かったと思います。



でも私の当時の価値観では、


なにより、


「記録が消え去ってゆく」


ことの方が耐えられませんでした。



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依頼してから約3ヶ月ほどで調査が完了し、


送られてきたものが上写真の一式。


現在、巻物は実家に保管してありますので、


手元にはありませんが、



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データが入っているCD-Rは、


自ら保管しています。


データの中身は、


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家系図そのものが画像データとして


保存されております。


また、


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自分ではとうてい集められないであろう、


先祖の戸籍謄本、戸籍抄本のコピーも


行政書士事務所から送られてきます。



我が家の家系図では、


5代前、「天保10(1839)年生まれ」


の方までしか現時点でわかりませんでした。

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そして、


今もなお、継続して家系図は作成しています。


『ルーツ2006』


という家系図管理ソフトを利用し、

日々明らかになる情報を少しずつ


貯めていっております。



ちなみに色んな家系図ソフトを試しましたが、


最終的にルーツ2006を愛用しています。

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よく、家系図を作ることは、


一つの先祖供養の形である、


と言われたりします。



家系図そのものを作ることではなく、


作る過程において、


「過去、確実にいた存在」



知ること、


伝えてゆこと、


忘れないこと、


が、供養ではないかと思えます。

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『人は3度死ぬ』


と聞いたことがあります。



肉体が死にこの世から去る時、が1度目。


法事を忘れられた時、が2度目。


そして、


存在すら忘れられた時が、3度目。




その3度目を食い止めるための、


「家系図」であって欲しいと思います。

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今、私たちが気づかなければならないことは、


死んだから、その人が「先祖」なのではなく、


生きている祖父母、ご両親がいらっしゃる方々


にとっては、その方々が一番近い「先祖」なのです。



孝行して下さい。




我々は、


そのへんから


勝手に生えてきたわけではないのです。






T次長が、とある雑誌を持ってきた。


その本は『○○○マガジン』なる題名で、


巻頭特集に


「被災地で作業を行う自衛隊」


を取り上げていた。



その中の一場面の中に、


心より同感した内容が掲載されていた。


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掲載写真には、


壮絶な景色を前に防護服を着たまま


呆然と立ちすくむ隊員の姿


や、


建機の入り込めない場所で


車を人海戦術で起こす姿


などがあり、


テレビで報道されているものとは、


全く比べ物にならない「現実」が


描写されていた・・・。


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そして、


ある「一文」に目が留まる。


一語一句、細かくは憶えていないので、


ニュアンスだけ伝えようと思う。



『このような風景になるほどの、

破壊力を持つ兵器は、

この世に無い。』

(意味としては、こんな感じ)



確かに!!!



と、著者は思わず心の内で大きくうなずく。




これだけの広範囲を、


老若男女問わず無差別に、


しかも手加減することなく、


一瞬ではなく、じわりじわりと、



破壊してしまう兵器は、


無いかもしれない・・・・。


と、感じた。




「一瞬」ではないところが怖い。




自然は、


時として優雅に、


時として残酷に、


なり得ることを再認識させられる・・・。




昨日(5月25日)、


本社 大和工場の会議室に、


6インチ? 8インチぐらいか?


の液晶モニターが設置されました。


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メニューを見る限りでは、


スライドショー、画像、音楽、動画の再生


が可能のようです。


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背面を見ると、


SDカードを刺せるスロットが一つ、


USB接続も可能、


デジカメからのケーブル接続も可能、


な仕様となっています。


内蔵メモリとして、「2GB」の容量も保持


していますので、


パソコンから直接コピーしておくのも手か・・・。

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実はこのモニターの提供者は、


T次長

の、奥さん。


運搬者が、T次長である。


なんでも、


家では使わないから


とのことで、


提供して頂いた次第です。


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では、さっそく活用させてもらいます。


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設置場所が会議室になりますので、


基本的な役割としては、


お客様が来社した場合などの、


『お待ちいただく時間の閲覧』用。


もっと簡単に言うなら、


『待ち時間のヒマつぶし』です。




節電モードにしてありますので、


一定の時間になったら、起動し、


定時近くには自動でOFFします。




通常映し出されているのは、


「当社 生産品のスライドショー」。


3秒毎に300枚ほどスライド表示


しますので、15分ほどで一周し、


最初からスタートを繰り返します。



また、別メニューとして、


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このように動画も10分ほど入っています。


動画に関しましては、


「.mpg」か「.avi」の拡張子で再生確認が


取れましたが、


クイックタイム形式(「.mov」)では、


表示ができませんでした。



今回、入っている動画の内容は、


T次長が、


アルミのボス(BOSS)を本体に溶接して、


鬼のように「ひずん」だ状態を、


手直し修正し、平らに戻す、


という一連の作業が収録されています。



但し、実際の「修正作業部分」のみ、


企業秘密のため省略させて頂きました。


(あしからず)



普段は、スライドショーが流れているので、


動画を見るには、メニューから選択操作を


しなければなりません。




見たい方は、一声かけて下さい。


(↑イニシャルトークなのに誰に?)



ニュースで東京電力が、


福島第一原発、津波直撃の瞬間を


写真公開しました。


すでにご覧になった方々も多いと


思いますが、改めてどうぞ。

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その威力たるや、


ちょっと想像し難い画像となっていますえ゛!


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これが、津波の押し寄せる瞬間。


右下赤丸内のタンクに注目!


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・・・・、タンクの文字が見えなくなる高さ


まで浸水してしまっています。


右下には、流された車が7台ほど


見受けられます。


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そして、引き波により、水が無くなります。


!!!


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なんじゃこれっ!


ゆ、ゆがみ?


タンクの外壁の素材って、


樹脂とか、プラとかじゃなかったよなぁ・・・?



確かに、


「津波は、波と波とがぶつかり合って、渦を巻く。」


と聞いてはいたが・・・・。



完全にタンクの周りに、


『絞り』


の力が加わった証拠ではないか・・・。





この事実を、


日本全国の人々が、


目に焼きつけなければならない、


衝撃的な写真だと思いました。








T次長から薦められて、

とある書籍を読んでいます。


誰も語らなかった防衛産業/桜林 美佐

¥1,680
Amazon.co.jp

という題名の本です。


出版は、2010年。



内容は、板金業界の


数企業の紹介や、


まぁ、題名からも想像できるように、


防衛省向けの製品や部品の話が


メインなんですが、


『モノ作り』とは、何たるや?


とか、


『中小下請企業』の苦悩や努力!


みたいなものが、リアルに書かれています。




この書籍に関しては、


「どこ」向けの製品に関わらず、


モノ作り(製造業)に携わる全ての方々が


読んでも良いような内容です。



実は、まだ、半分しか読んでいないので、


事細かな感想は書けませんが、


「そうそう」


「あるある」


「やっぱりなぁ」


のような、同感してしまうヶ所が


随所に出てきます。



読んでみて損なし!



ですよ。




前話にて、


浜辺で震度4を経験したと書きましたが、


実際に震源が茨城で、震度4だったという


事実は、親戚の家に着いてから知った


ことです。




浜辺のように、建物などがまるで無い


場所で地震を受けると、


“本当に地震なのかどうなのか?”


実はよくわかりません。


身体に受けた振動は一発目の一瞬だけで、


その後に揺れているのかどうなのか?


は、判断する基準がどこにもないんです。




条件反射で、周りの揺れを確認しようにも、


揺れる「何か」が全くない場所だと、


「気のせいか?単なる目まいか?」


と、見過ごす危険性もありますね。


(余談でした・・・。リポートに戻ります。)


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大津の浜辺を後にして、


今度は、義理の両親の実家付近を見て


回りました。


鈴鈑工業のブログ-026
北茨城市関本町に到着です。


ちょうど、1年前のGWにも訪れたのですが、


一年前にこの震災は、とうてい想像できる


ものではありませんでした。


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必ずお参りをしている種殿(じゅどの)神社。


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危険のために正面からは、


入れなくなっていました・・・。


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種殿神社の鳥居も、


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上の部分が落下しそうだったらしく、


地元の方々が下ろしたそうです。


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もう1ヵ所、


いつもお参りしている大塚神社なんですが・・・、


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こちらの鳥居の方が被害がひどく、


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中心からズレてしまっていて、


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横から見ると、いかにも危なっかしい状態


で保たれています・・・。


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周辺の方々の悲痛な想いが伝わります・・・。


神社を訪れる道中には、


田畑が広がっているのですが、


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本来なら、この時期には、


すでに田植えが終わっている頃です。


鈴鈑工業のブログ-028
しかし・・・、


今年は・・・、


水をひいてはいるものの、


苗は植えられていませんでした・・・。


風評被害の影響でしょうか・・・。


(来年の農作物は、どうなるのでしょうか・・・)


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翌日5月1日は、


仁井田にあるお墓参りに向かいました。


お寺の境内に足を踏み入れます。


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いつも手を合わせている地蔵尊が・・・、


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あまりに過酷で悲しい現実でした。



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お寺に隣接する「天神社」の石碑も、


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土台ごと傾き、


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墓地の周囲のブロック塀は全壊・・・。


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古い納屋も半壊・・・。


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墓石も水戸の霊園より被害ひどく感じました。



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自然の持つ、大きな力に対し、


人が「作りしモノ」は、太刀打ちできないの


でしょうか・・・。


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その夜、日立の親戚達とも無事に再会し、


今回の震災の話をしました。


私の家族以外は、みな「震度6強」


経験した方たちです。


また、茨城に滞在中に何度か余震に見舞われ


ましたが、明らかに神奈川での揺れとは


質が違いました。


ドン!ガタガタガタガタ、ピタッ。


というような、「瞬間的な揺れ」が特徴です。


震源に近いから、タテ揺れなのでしょうか?



放射能に関しても、


細かく確かな知識を持ち、


むやみに動じたりはしていませんでした。



本当に気丈です。



私もカツオのお刺身や、


お野菜、自家製キノコ、


干しイモを頂きました。



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ちなみに茨城産の干しイモは、


美味い!


特に写真右側の「丸干し」ってのが絶品!


「やっぱり東海の干しイモが美味いよ!」


(東海村のことだと思っています)


と、いうアドバイスももらえました。



昨年の酷暑でイモ自体が不作らしく、


市場ではあまり沢山出回っていない


と聞きましたが、探せば絶対に見つかるハズ!



茨城県産の「干しイモ(特に丸干し)」、


皆さんも是非ご賞味あれ!



そして、神奈川へ帰る時間となりました。


いざ、帰宅!


鈴鈑工業のブログ-046
・・・・。


オニのような濃霧で、常磐道走行に、


すさまじい神経を使った・・・・。(汗)



常磐道の途中まで、高速道路の電灯が


全くないから、路面の白線しか


たよるものがない・・・・。


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ですが、全体を通して、


短い帰省でしたが、


密度の濃い、


素晴らしいものとなりました。




-終わり-

2011年4月30日am3:00~


5月1日まで、北茨城に


行ってきました。


その模様を2話に渡り綴(つづ)ります。

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たどった経路は↓



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常磐道を北に向かい、途中水戸を経由して、


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北茨城市に向かいます。


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首都高で朝日を拝み、


三郷から常磐道へ。


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この時点でも、


広野~常磐富岡間は、震災(原発など)の


影響で通行止め。


時間が時間なので、GWとはいえ、


道路は、比較的空いていましたが、


運送のトラックが大部分を占めていた


印象を受けました。


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朝方には、水戸に到着。


まずは、お墓にあいさつに向かいます。


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水戸市浜見台霊園。


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穏やかに広がる、心地よい霊園です。


全体を写した画像では、


なんら通常と変わらない風景に感じますが、


実際には、


鈴鈑工業のブログ-009
墓石の落下や、


鈴鈑工業のブログ-010
灯篭の倒壊が多かったです・・・。


幸い我が親戚の墓石は、


灯篭が1基倒れてはいたものの、


墓石に関しては、竿(さお)の部分の


接着とコーキングが剥離して、


ズレただけでおさまっていました。



しかし、霊園のほとんどの灯篭が倒れている


のが現状です。



墓石は思った以上に重く、


横倒しの竿の部分を起こすだけでも一苦労。


持ってみた感覚で推定80kg~100kgはあるかも。


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鈴鈑工業のブログ-011
実は、今回の帰郷には、


鈴鈑ネコこと、「楓(かえで)」も


一緒です。


自分でご飯が食べれないので、


さすがに家で留守番というわけにいきません。


鈴鈑工業のブログ-012
愛犬パグと共に、


霊園の芝生で日向ぼっこしています。


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そして、水戸を出発し、


一路、北茨城へ。


(日立の親戚とは、北茨城で合流することに


なり、今回日立には立ち寄りませんでした)


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常磐道を北上中に、


災害支援の自衛隊車に追い抜かれます。


鈴鈑工業のブログ-014
休憩のため、中郷サービスエリアに


立ち寄ると、


鈴鈑工業のブログ-015
なんと先ほどの災害支援車と遭遇。


そりゃ、人が運転してるんだから、


トイレ休憩するよな~。


『がんばって下さい』


と、手を振り(もちろん立場上、自衛隊員


は手を振り返しませんが・・・)、


我々は、北茨城インターで下ります。


鈴鈑工業のブログ-016
インターから海岸線の国道6号へ向かい、


磯原周辺に到着。



・・・・・・・・・。



鈴鈑工業のブログ-018
・・・・・・・・。



鈴鈑工業のブログ-017
・・・・・・・・。


・・・写真を撮っていて、罪悪感を感じます・・・・。



もろに津波の被害を受けた地域です・・・。



花束が手向(たむ)けらている家屋も


ありました・・・・。


先へ進みます。



鈴鈑工業のブログ-019
大津港のソバの浜辺へ立ち寄りました。


鈴鈑工業のブログ-021
隆起した道路、


鈴鈑工業のブログ-020
側溝と道路がパッキリ分離。


この辺りでは、当時(3/11)、


震度6強を記録しています。


5弱しか経験していない私には、


未知の世界です。



鈴鈑工業のブログ-022
浜辺へは徒歩で向かいます。


遠くの建物が見える方向が大津港です。


右側には、打ち上げられたように見える


船があります。


今回、大津港には向かいませんでした。



鈴鈑工業のブログ-023
堤防のわきに並べられているテトラポットが、


ガチャガチャになっています。


本来は、キレイに線がそろっているものなのに。


鈴鈑工業のブログ-024
浜辺の近くに盛られた土台には、


津波で削られた跡がありました。


鈴鈑工業のブログ-025
この日、海は波が荒く、


白波が立っています。



ズトンっ!



ん???


何だ、今の?



身体が縦の振動を受けました!



4月30日14時12分


震源:茨城県沖


震度4



「やべやべやべ!津波来る!津波来る!」


(ダッシュで浜辺から退避)




地元の人からすれば、こんなんで津波は来ない、


と言われそうだが、


知らぬ私たちからすれば、ただただ恐怖。




岩手や宮城で津波から逃げた人々の


恐怖感が少しでも体感できた瞬間でした。



走っても走っても浜辺から抜け出せません。


高台へ逃げるのに、


「津波到達時間 30分前後」


は、あまりにも短い時間です。



色んな現実が、そこにはありました・・・。


つづく・・・



もうすぐ震災から50日が経過します。


5月の連休も間近に迫り、


経済的にも物理的にも精神的にも


「日本の揺れ」は継続しています。


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そして、


ブログ著者は、


連休中に


「北へ」向かいます!


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水戸、日立、北茨城に


被災した身内がいますので、

(幸い皆、健在です!)


自らの足で向かいます。



北茨城は、福島第二原発から


数十キロの位置になります。



放射能なんて、関係ないです!



だって、そこで今まで生活を


続けている人たちが沢山いますし、


『バカな風評』


なんてクソ食らえです!



着いたら、茨城の名産を


腹いっぱい食べてくるつもりです!


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もちろん、「揺れ」に対しては、


警戒していますが、


実際に3月11日に起こった地震は、


こんな感じに↓


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日本全土が揺れています。


だったら、「恐れて」ばかりはいられません。



必死に復興を目指す身内たちを


励ましに向かいます。



自分の目で見て、


耳で聞いて、


身体で感じたことを、



帰ってきたらまた、


ブログにて報告します。



皆さんも良い連休をお過ごし下さい。



また、連休明け、


元気に仕事をしましょう!



祝!100話記念!



ついに鈴鈑ブログも100話という


一つの節目を迎えました。


足掛け1年と7ヶ月目。



100話にふさわしい写真を掲載!


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チェーリー・ブロッサム!


です。


撮影してくれたのは、T次長。



日本の国花(法定ではない)として、


「菊」と並んで親しまれている花。



そして、なにより、


ブログ著者の家紋でもあります!

(公私混同)



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潔く散るばかりが、桜の本分ではありません!


毎年、必ず「咲く」という、


『確固たる生命力』こそが、


「桜」の醍醐味なんです!



まさに100話目にふさわしい写真だ!




パチパチパチ(拍手)


ヒューヒュー(歓声)


ピィ~イっ!(口笛)