鈴鈑工業のブログ -30ページ目

鈴鈑工業のブログ

板金屋さんの一喜一憂

私は普段あんまり「雲」を写真に撮ったり


することがありません。


空はよく見上げていますが、


そんな時は、だいたい


「あれ、飛行機雲かなぁ」


「ウロコ雲かなぁ」


「雲一つ無いなぁ」


「ああいうのを、地震雲っていうのかなぁ」


「夕焼け雲のグラデーションって、

パソコンで表現するのは難しいなぁ」


とか、って感じで思うぐらいで、


特に何かを記録したりしません。

--------------------------------------

そんな私が、


雲を写真に撮りました。


2011年4月16日(土) 17時頃 自宅にて


鈴鈑工業のブログ
たまたま、デジカメの充電もあり、


たまたま、撮ろうという気にもなり、


たまたま、撮れた。


「ん?右下に煙?」


鈴鈑工業のブログ
煙じゃなくて、雲か?


鈴鈑工業のブログ
同じ方向のもう少し上の方を撮影。


方角的には、「伊豆、静岡」の


西の方。



鈴鈑工業のブログ

これは同時刻の、南の方。


鈴鈑工業のブログ
うーん。


鈴鈑工業のブログ
基本的には、「雲」に関して、


何の専門知識も無く、今まであまり


好奇心を持っていなかった、私。



そんな私がなぜか・・・雲を撮った。


ちなみに動画も撮った。

地震雲じゃなきゃいいが・・・。動画。



自分でも、もの珍しい行動だったので


ブログに書いてみた。



本当に突然ではございますが、


ホームページリニューアル、


Ver.3.0.0.0


本日公開しました。


-------------------------------

すでに、ネット上でのチェックを行っていますが、


しばらくの間は、


多少のリンク切れ、ページ切れ、


表示崩れなどが見受けられる可能性も


ありますので、ご了承下さい。


-------------------------------

マイナー修正は、随時行う予定ですし、


広告、ページの追加/更新も


コンスタントに実施します。


余計なアニメーションや、音楽もなくなり


スッキリしました。



まずは、ご覧下さい。

鈴鈑ホームページへGO!

2011年4月11日 14:46


ここ大和市にもサイレンが鳴り響き、


一ヶ月前、3月11日の震災犠牲者へ


黙祷を捧げました。


-------------------------------

被災の真っ只中にいらっしゃる方々の


「思い」「悔しさ」「無念さ」は、


計り知れず、私個人の想像の域を超えています。


-------------------------------

そんな、今日の17時頃、


震度6弱が宮城を襲いました。



神奈川も揺れました。



工場の外に駆け出す時の視界は、


まぎれもなく、一ヶ月前のそれと同じでした。


-------------------------------

あまりにも、


非情な揺れ


だと思いました。



「タイミング」や「偶然」などという言葉では、


とうてい説明できないです。


-------------------------------

せっかく安定しかけていた、


平衡感覚マヒ(地震酔い)も


また振り出しに戻りました。


--------------------------------

地震速報の、


ウィンウィン、という音


頻発する「揺れ」。


頻発する「地震酔い」。


ぬぐえぬ「わけのわからぬ不安感」。




こんな状態が続いていけば、


単純に「病み」ます・・・。




なぜかわからないが・・・。


ホームページのリニューアル製作が


急ピッチで進行中!!!!!


(本人自身で製作スピードをコントロール


できず、なぜだか勝手に手が動く!)




現在、進捗状況は、


80%超え!


今回、新しく追加したものをご紹介します。



鈴鈑工業のブログ
サイトのトップページ下に


「アルミ製品」「ステンレス製品」などの


製品紹介ボタンを追加!


マウスカーソルを重ねると、


文字が赤くなるので、クリック!


すると、


鈴鈑工業のブログ
製品一覧のサムネイル(縮小写真)が


ズラっと並びます。


もちろん、各写真をクリックすれば、


その写真の拡大版が、別ウィンドウで


表示されます。


ザッと200品目近くを閲覧できるように


しましたので、乞うご期待!



さらに、随所で写真が拡大で


見れたりもします。



例えば、


鈴鈑工業のブログ
こんな設備一覧のページなんかでも、


表の右端の「カメラマーク)をクリックすると、


これまた別ウィンドウで設備の拡大写真が


表示されます。



他にも新機能が盛り沢山!



5月の連休前後には、


公開できたらいいなぁ、


と、密かに思っています。

3月に入ってここまで、


震災の影響がとてつもなく


大きくて・・・・、


世の中、様々なニュースが


飛び交っていますが・・・・・、



水面下では、


進めています!


ホームページリニューアル作成を!



どんな状況でも、


一度立てた目標は、


崩さない!



が、モットー。



進捗状況も、


全体の70%弱 ぐらいです。




「弱」って書くと、


「震度」を思い出して、


心がなえる・・・・・。




このままのペースを


維持していきたいですが、


日々の業務においては、


何があるかわかりません。



地道に進めます。



群馬のM部長からも、


ホームページに関する


素材や情報を多数頂いておりますし・・・。



なるべく早く公開したい。




ちなみに、


追加で出来上がったページを


ちょこっと掲載します。



鈴鈑工業のブログ

社是のページと、



鈴鈑工業のブログ

溶接部門のページです。



前にも言いましたが、


写真自体は、それほど変わっていません。


文章は、そこそこ変えています。



他にも数ページ、


追加作成してありますが、


それはまた後ほど・・・。


不思議なもので、


組織や集団の中に、


必ず存在する人種がいます。



『第六感が鋭い者』


が。


-----------------------------

鈴鈑という組織の中にも


そういった人種に近い方が一人います。



よく、このブログにも登場している、


T次長。



普段は非常に気さくな性格で、


でも慎重派の技術者。



2011年の年明け早々に、


私とT次長とで、


こんな会話が交わされたのを


思い出しました。


------------------------------------


(回想)


2011年1月初旬


T次長

「会社の危険箇所を再度洗い出して、

検討、対策をした方がいいんじゃないかな!」


「そうっスね、やっておいて損はない事柄

でしょうね。


T次長

「なんか、いやーな予感がするんだよねぇ。」


「・・・・」


T次長

「今年、なんかありそうなんだよねぇ・・・」


「虫の知らせってヤツかもしれないですね。」


T次長

「俺の予感って当たっちまうんだよな~(不安)」


「無性にそう思う時って、ヒントを教えてもらってる

のかも知れないですからね。」


T次長

「・・・なんか最後のチャンスだよって、言われてる

ような気がするんだよなぁ。」


(ふむ、ふむ)



(回想終了)

---------------------------------------


T次長は、根本的に「慎重派」なタイプ


ですので、組織の中では、普段は、


「力ずく」で物事を進めたりはしません。



ですが、今年のこの件に関しては、


半ば「強引に」行動に出ました。



今振り返って想えば、


T次長には、


「カン(第六感)」


が働いていたのかもしれません。


-------------------------------------

この度の被災地でも、


事前に「警鐘を鳴らしていた人」が、


存在します。



その警鐘が無視された、


その警鐘が届かなかった、


その警鐘が間に合わなかった、


その警鐘が誤解され軽視された、


その警鐘により救われた、


などなど、



様々な人間模様も報道されています。

------------------------------------------

改めて言いますが、


組織や集団には、


必ずと言っていいほど、


「第六感」


を発揮する人が現れます。



それは、


常に同じ人だとも限りません。



ただ、


「誰かが必死になって伝えている姿」


を見かけたら、


耳を傾けてみることに、


悪い結果はないような気がします。



もちろん私の主観です。


震災から、16日が経過しました。


余震の回数は大きな変動がないにしろ、


神奈川で感じる震度は2前後が多く、


少し気持ちも落ち着かせることができます。

-----------------------------------

今回、伝えたいのは、


『想像力と予測力』


です。




皆さん想像してみて下さい、


今年、この3月に、この地震が起こると


想像、または予測ができましたか?



ずっと以前から、


「過去の歴史からみても、近い将来、


大地震が来る。いつ来ても不思議じゃない。」


と言われてきましたが、


じゃあ、


『近い将来』『いつ?』


を前もって知っている人は、


少なからず周囲にはいませんでした。

-------------------------------------

しかし、


『想像していた人』


は、数人います。




「起こってしまった場合の想像」


を。


-------------------------------------

テレビで専門家や評論家が、


「想定外」


だの


「100年に一度の規模」


だの、


「予想をはるかに超える」


だのと言っていたりもしますが、




私個人的に反論させてもらえば、


「大自然に対しての、想定範囲が軽くはないか?」


「阪神淡路大震災から、たった17年後に今回

の地震が起き、その間にも発生確率1%以下

なんて予測されていた、新潟中越で起きてい

るのに、100年に一度の基準がわからない!」


周りを安心させようとしているのでしょうか?


それとも、


そういう言葉で、まとめようとしているのでしょうか?


(バッシングがテーマではないので、この辺に・・・。)

--------------------------------------

震災後、


私が「想像」している事柄が


いくつかあります。




自分が子供のころ(約30年ほど前)は、


今ほど頻繁に、


「震度4」以上の


報道を目にした記憶がありません。



今回すごく引っかかっているのは、



東北関東大震災 震度7

長野 震度6強

長野 震度6強

静岡 震度6強(←こいつです)

茨城 震度5強


(上記は10日以内に発生)




テレビの報道では、


「静岡の震度6強は、東北関東大震災と

直接的関連性がないに等しいです。」


って言ってますが、



余計に不安じゃないですか?



震度6強って、


少なくとも大地震の領域ですよ!


それが、


東北関東大震災と関連なく、


10日以内に発生しているのって、


明らかに、異常に思えませんか?




これだけは前置きします、


決して不安をあおりたいわけでは、


ありません。



ただ、忘れていけないのは、


そして、


想像を絶やさないで欲しいのは、



いまだ、


関東、東海を震源地とする、


東海大地震、


東南海大地震、


南海大地震


などの、


直下型地震は起こっていないのです。


---------------------------------

本音は、


「起こって欲しくない」


です。



けれど、


自分の中では、


「最高最悪


を常に想像はしています。




片方しか想像していないと、


物事が想像とは逆に転がった時に、


判断が1歩遅れそう、


だからです。



震災から、13日経ち、


まだ頻繁に余震があります。




ここ、神奈川県大和市では、


震度2~3がほとんどですが、


これだけ日常的に揺れると、


三半規管がおかしくなるのか?


それとも、


磁場の影響なのか?


不安感から来るストレスなのか?




常に「揺れている」感


があります。




特に私なんかの場合は、


3/11の当日の地震を、


しゃがんで下を向いた状態で


受けたために、


その瞬間の記憶と感覚が


身体から抜けず、


今も下を向くたびに、


「一人で勝手に震度3」


という具合です。




ようするに、


しょっちゅう「めまい」です。




そりゃあ、地面ごと揺れるのを


何発も食らっていれば、


平衡感覚もマヒするのかもしれません・・・。




しばらくは、この状態が続くかも


しれないので、


皆さんも「自分だけかな?」


なんて、不安がらないで下さい。




平衡感覚マヒ・・・・、


私だけじゃないハズだ!



東北関東大震災(2011.3.11)の、


神奈川県大和市の推定震度、


5弱、または、5強。


(報道やサイトにより若干の違いあり)

------------------------------

かなりの揺れではあったが、


揺れている最中に、


工場の外へは逃げられた。



そうなんですよ、


「逃げた」だけ・・・。




守ったわけでもなく、


ましてや、防いだわけでもない・・・。




自然災害には、


絶対に勝てない


んですよ!




自然に対して、


強気の姿勢を見せたって、


見栄を張ってみたって、


冷静さを装ってみたって、



勝てない、


という事実は、なんら変わらない・・・・。



不安なものは、不安だし、


コェーもんは、コェーし、



最終手段は、逃げる、なんですよ!



生きたいから、逃げるんであって、


自分の命を軽く見るなら、逃げなければよい。




でも、


かけがえのないものがそこにあるから、


勝てないとわかっていても、


逃げるわけにはいかない!


・・・・・


そういう状況はあり得ます。




今回、私が言わんとする、


「震災からの教え」は、


絶対に勝てないんだ!


と、腹をくくることで、


逃げる手段と、


大切なものを守る手段


最小限に防ぐ手段とを、


備えることができるのではないか?




そう感じた、ということです。











一つ「現実」として言えることは


震災は起こったのです。


--------------------------------

「震災の起こる前は・・・・こうだった・・・」


「震災さえ・・・起こらなければ・・・・」


「なるべく最悪なことは、考えないように・・・・」


「なるべくなら、このまま終息して欲しい・・・」


「なぜ、こんな事態に・・・」

--------------------------------

おそらく、今、日本国中の、


それも被災地に近ければ近いほど、


この「現実」というものに直面している人が


大勢いるのでは、ないでしょうか。



直視逃避、直視、逃避、逃避、逃避、


直視、直視、直視、直視、直視、直視、


逃避、逃避、逃避、逃避・・・




少なくとも、この神奈川では、


余震が来るたびに、


ニュースを見るたびに、


震源地が点々と移り変わるたびに、




現実を直視させられ、


そして、


現実から逃避するように


仕事に集中する。




それを繰り返す。




仕事ができる環境が


自分には残されているんだ


という、「現実」直視できる分だけ、


被災地の人たちよりも、


はるかに幸せかもしれない。