第90話 震災からの教え② 『直視と逃避』 | 鈴鈑工業のブログ

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板金屋さんの一喜一憂

一つ「現実」として言えることは


震災は起こったのです。


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「震災の起こる前は・・・・こうだった・・・」


「震災さえ・・・起こらなければ・・・・」


「なるべく最悪なことは、考えないように・・・・」


「なるべくなら、このまま終息して欲しい・・・」


「なぜ、こんな事態に・・・」

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おそらく、今、日本国中の、


それも被災地に近ければ近いほど、


この「現実」というものに直面している人が


大勢いるのでは、ないでしょうか。



直視逃避、直視、逃避、逃避、逃避、


直視、直視、直視、直視、直視、直視、


逃避、逃避、逃避、逃避・・・




少なくとも、この神奈川では、


余震が来るたびに、


ニュースを見るたびに、


震源地が点々と移り変わるたびに、




現実を直視させられ、


そして、


現実から逃避するように


仕事に集中する。




それを繰り返す。




仕事ができる環境が


自分には残されているんだ


という、「現実」直視できる分だけ、


被災地の人たちよりも、


はるかに幸せかもしれない。