一つ「現実」として言えることは、
震災は起こったのです。
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「震災の起こる前は・・・・こうだった・・・」
「震災さえ・・・起こらなければ・・・・」
「なるべく最悪なことは、考えないように・・・・」
「なるべくなら、このまま終息して欲しい・・・」
「なぜ、こんな事態に・・・」
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おそらく、今、日本国中の、
それも被災地に近ければ近いほど、
この「現実」というものに直面している人が
大勢いるのでは、ないでしょうか。
直視、逃避、直視、逃避、逃避、逃避、
直視、直視、直視、直視、直視、直視、
逃避、逃避、逃避、逃避・・・
少なくとも、この神奈川では、
余震が来るたびに、
ニュースを見るたびに、
震源地が点々と移り変わるたびに、
現実を直視させられ、
そして、
現実から逃避するように
仕事に集中する。
それを繰り返す。
仕事ができる環境が
自分には残されているんだ
という、「現実」を直視できる分だけ、
被災地の人たちよりも、
はるかに幸せかもしれない。