前話にて、
浜辺で震度4を経験したと書きましたが、
実際に震源が茨城で、震度4だったという
事実は、親戚の家に着いてから知った
ことです。
浜辺のように、建物などがまるで無い
場所で地震を受けると、
“本当に地震なのかどうなのか?”
実はよくわかりません。
身体に受けた振動は一発目の一瞬だけで、
その後に揺れているのかどうなのか?
は、判断する基準がどこにもないんです。
条件反射で、周りの揺れを確認しようにも、
揺れる「何か」が全くない場所だと、
「気のせいか?単なる目まいか?」
と、見過ごす危険性もありますね。
(余談でした・・・。リポートに戻ります。)
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大津の浜辺を後にして、
今度は、義理の両親の実家付近を見て
回りました。
ちょうど、1年前のGWにも訪れたのですが、
一年前にこの震災は、とうてい想像できる
ものではありませんでした。
入れなくなっていました・・・。
地元の方々が下ろしたそうです。
いつもお参りしている大塚神社なんですが・・・、
で保たれています・・・。
神社を訪れる道中には、
田畑が広がっているのですが、
すでに田植えが終わっている頃です。
今年は・・・、
水をひいてはいるものの、
苗は植えられていませんでした・・・。
風評被害の影響でしょうか・・・。
(来年の農作物は、どうなるのでしょうか・・・)
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翌日5月1日は、
仁井田にあるお墓参りに向かいました。
お寺の境内に足を踏み入れます。
人が「作りしモノ」は、太刀打ちできないの
でしょうか・・・。
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その夜、日立の親戚達とも無事に再会し、
今回の震災の話をしました。
私の家族以外は、みな「震度6強」を
経験した方たちです。
また、茨城に滞在中に何度か余震に見舞われ
ましたが、明らかに神奈川での揺れとは
質が違いました。
ドン!ガタガタガタガタ、ピタッ。
というような、「瞬間的な揺れ」が特徴です。
震源に近いから、タテ揺れなのでしょうか?
放射能に関しても、
細かく確かな知識を持ち、
むやみに動じたりはしていませんでした。
本当に気丈です。
私もカツオのお刺身や、
お野菜、自家製キノコ、
干しイモを頂きました。
美味い!
特に写真右側の「丸干し」ってのが絶品!
「やっぱり東海の干しイモが美味いよ!」
(東海村のことだと思っています)
と、いうアドバイスももらえました。
昨年の酷暑でイモ自体が不作らしく、
市場ではあまり沢山出回っていない
と聞きましたが、探せば絶対に見つかるハズ!
茨城県産の「干しイモ(特に丸干し)」、
皆さんも是非ご賞味あれ!
そして、神奈川へ帰る時間となりました。
いざ、帰宅!
オニのような濃霧で、常磐道走行に、
すさまじい神経を使った・・・・。(汗)
常磐道の途中まで、高速道路の電灯が
全くないから、路面の白線しか
たよるものがない・・・・。
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ですが、全体を通して、
短い帰省でしたが、
密度の濃い、
素晴らしいものとなりました。
-終わり-