鈴鈑工業のブログ -28ページ目

鈴鈑工業のブログ

板金屋さんの一喜一憂

世間では、また夏頃に大地震が来る、


と、騒がれている。


双葉断層、立川断層、牛伏寺断層が


危険とか報道されている。



まだ、被災地では復興へスタートできない


地域もある状態なのに・・・。




Metis という女性レゲーミュージシャンの


「人間失格」


というタイトルの曲がある。


発売されたのは、3月2日。


大震災の9日前である。




<歌詞>


もう帰らぬ日の青春

何より自分が大切だった

苦しむ友を救うことさえできなかった

人間失格


つまずく足元に咲いていた

頭を垂れたお人好しな花

色んな者に踏まれるために

きっと強く立っていたのでしょう?


人を従わせ 支配し

そんなに自分を大きく

見せたいのですか?


君の庭に咲く花は寛大ですか?

心のままにいつも咲いていますか?


涙を忘れていませんか?

大事な事から逃げてませんか?

自分に嘘をついてませんか?

諦めることに慣れすぎてませんか?


泣きたければ 泣けばいい

叫びたければ 叫べばいい


それでいいんだよ・・・

君でいいんだよ・・・

全ていいんだよ・・・

きっといいんだよ・・・


明日は明日の風が吹く


信じ合うなんてここでは

軽々しく聞こえる

分かり合うなんて言葉は

多分 無意味に響いてる


人は誰も弱き生きもの

見えない幸せ探す旅人

過去は暗いままでいいんだよ

君の笑顔が明日にあれば


人のあやまちをあざ笑い

人を責めることが全てですか?

君の空に架けた虹は 「愛しさ」ですか?

心のままにいつも「好き」と言ってますか?


後悔していませんか?

夢を忘れていませんか?

道をはずれていませんか?

下を向いていませんか?

家族を大事にしてますか?

ありがとう、と言ってますか?

今、誰を愛してますか?

大切な人、涙してませんか?

無駄遣いしてませんか?

贅沢をしてませんか?

もう、タバコはやめましたか?

楽に生きようとしてませんか?

もう、人間やめますか?

人生、放棄するのですか?


生きる事は素晴らしいのです!

君を今、必要としています!


故郷を覚えていますか?

バイトは続いてますか?

自分の時間がありますか?

泣けるくらい恋してますか?





この歌詞の内容は、


今回の震災を想定して


書かれたものではないと思います。


しかし、震災でこの歌詞のような内容が


問われているのかもしれません・・・。



こんな動画が、YouTube で


公開されていました。



「人間失格」の歌をバックに流した、


日本では放送できない 震災の裏側


です。


(海外誌の掲載写真から抜粋した

スライドショーになっています)



震災の裏側



ちなみに著者は、


この動画に見入ってしまい、


涙ぐんでしまいました。

今日は久しぶりの晴れ!


というか、晴れどころか、


暑っ!


最高気温32度・・・。

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この日、著者は、


探し物のため、


鈴鈑本社の屋上へ上がった。



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いい天気だ。


(左方向に目をやると・・・)


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???


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か、家庭菜園?


あれ、確か今年2月頃のブログ記事、


第77話  で雪の日に屋上から撮影


した時にはなかったハズ・・・。



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むむむ、見事なナスだ。


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うまそう。


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こっちはピーマン。


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ねぎ。


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なんだか、色んな種類が植わってる。


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そして、培養土まで!


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いったい誰が、ここまで育て上げたのか?


社内で聞き込みをしたところ、


この人らしい↓


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塗装担当のM氏!


工場ですれ違いざまに、


本人に直接、声を掛けてみた。


著者

「Mさん、屋上の菜園ってMさんが作ったの?」


M氏

「あっ?おぁぁ!」軽くうなずく)


著者

「すごいッスね~」


M氏

「あぁ、あれねぇ、鈴鈑ガーデンズっ!」


著者

(へぇ~、名前まで付いてたんだ・・・)




会話としては


一言二言でしたが、


ネーミングが聞けて良かったです。



そんでもって、


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毎日、昼食時には、


獲れたてナスなんかが入った、


味噌汁が従業員に振る舞われます!



この具が、


M氏の自家栽培だと、


はたして何人の従業員が


気付いているのだろうか??




にしても、


働いている土地で育った作物を


そのまま食べれるなんて、


『なにげに贅沢』


なんではないでしょうか♪




これも、


土地に感謝!


ですね。



2011.6.16放送の


ニュース番組「ZERO」にて、


震度7の瞬間と、


津波に呑まれる瞬間を


「車載カメラが捕らえた」


と、題して公開されました。



見逃した方はどうぞ。


これがその映像の一部始終です。

車載カメラ衝撃映像

(Youtube よりご覧下さい)



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津波のすさまじさも衝撃的ですが、


著者は個人的に


「震度7」という揺れの激しさの方が


震撼させられました!




著者の好きな格言がある。


著者が尊敬する人が書いたものです。




どの道 後悔するのなら


懸命にやってみて


後悔するに学びあり


他人の目を気にかけて


やらずこと


その事が一番の後悔なり


合わせて学びもまた 無なり



大事なことは


前進する心なり


そうすれば


想い 必ず届く事



生きる力


生かされる者の役目として


心強く 想いあれ



懸命に生きる君へ


幸多きこと願う



この格言を胸に


著者は今後も前進!


今日は午後から、雨。



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梱包し終えた、明日の出荷分の製品。


表面巻きしたラップにも、


吹き込んだ雨のしずくが、点々と・・・。

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本来、鉄製品なので、雨に弱いんですが、


写真のように黄色く塗装されている場合には、


多少の水滴なんてなんのその!



でも一応、拭き取っておかなければ・・・、


ややっ!待てよ!


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パチリ!


もう一枚。


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パチリ!


うむむ、なんだかアートな感じ♪


アングルを変えて、


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パチリ!


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パチリ!!


たかだか雨のしずくだと侮(あなど)っていたが、


いやはや、涼しげで神秘的



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これを撮影したT次長も・・・・、


色んな意味で、


神秘的(ミステリアス)。

今回のテーマは、『血』


「血」と言っても、


スパッと切って、


タラッっと流れる「血液」に関する



経験論ではありません。



『血縁』『血のつながり』といった、


どちらかというと遺伝的な


話題です。

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最近のTVドラマで、


「生まれる。」


なんてのがあります。


「血のつながり」って、

いったい何なのか?


という問いかけを含んだドラマで、


著者も見ています。



さらには、日曜ドラマの


「Jin -仁-」


これにも、


「血縁」、「血族」のテーマが


盛り込まれていると感じながら、


毎週見ています。

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いきなり自身の結論から述べますが、


『縁は血よりも濃し』


です。



たとえ身内の中に、


「血のつながり」のない方がいらっしゃった


としても、


なんら危惧(きぐ)する必要はありません。




とあるドラマの一説を


例に挙げさせて頂きますが、


ある親が


「お前は俺と血を分けた子供なんだから、


俺の借金を払え!」


と、すごんでいる場面。



言葉は悪いかもしれませんが、


言わせてもらいます。


『アホか』。



また、


他の場面では、


子供が


「私には犯罪を犯した親の血が

流れているから同じことをしてしまうかも

知れない」


と泣いていました。

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血がつながっているだけで、


行動やら、言動やらが自然に遺伝する


んでしょうか?



子は親の「背中」を見て育つ!


著者は、心よりそう思います。



逆に血のつながりがなくとも、


たとえ養子や、未届けの子でも、


やはり育てている親の「背中」を見て、


良くも悪くも学んでいきます。

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考えて見て下さい!


もし、「血」だけで、


その人の行動や、言動や、


罪の意識までもが伝達されてしまうとしたら、


『献血』


という制度に問題が生じるんじゃ


ないでしょうか?



献血を経験された方々に質問します。


献血をする際、


「あなたは前科がありますか?」


とか、


「心理テストを受けて下さい」


なんて、言われたことありますか?

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私は、決して「血筋」を軽んじている


わけではありません。



ただ、「血」だけでは割り切ることの


できない、「縁」を重んじているだけです。

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生まれたとき、


「血」は、その人の「根っこ」を形成するの


かもしれません。


ですが、その先に


どれだけのお日様を浴びて、


どれだけの栄養を受けて、


どれだけの風雨に耐えて、


どれだけの支えを経験したか、


で、その人の


「茎」「枝葉」「実」


形が変わると信じています。



だとするならば、


「縁あって」


我が子と出会ったならば、


血のつながりがあろうが、


なかろうが、


「土壌」を与え、


自身の「背中」を見せ続けることが、


「真」ではないかと思います。

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このテーマを書いている著者自身、


「我が子」との、


「血のつながり」はありません。



けれど、


素晴らしい「縁」によって、


出逢えた、


「私の子」


だと自負しております。




これにて8回目の


人生経験論を


締めくくらせて頂きます。



『縁は血よりも濃し』!!



今回は、


群馬「催促の男」


M部長とバイクの物語



物語と言っても、


本人と打合せしたわけでもなく、


掲載写真も過去のものを


著者が勝手に引っ張り出してきて、


独断と偏見で載せてるだけなので、


ゴシップ記事となんらやってることは


変わりません(笑)



はてさて、M部長は、


バイクでどんなとこに


ドライブしてるのでしょうか?



早速、のぞいてみましょう!

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鈴鈑工業のブログ-桜山
これがM部長のバイク、(・・・らしい)。


打合せしてないから、


いつ?どこ?


などの情報は、ほとんどが推理です。


(無責任な・・・)



鈴鈑工業のブログ-桜山
ちなみにこれは、「桜山」(・・・らしい)


画像のファイル名に、そう書いてあった・・・。



鈴鈑工業のブログ-大津川ダム
大津川ダム(・・・だそうだ)


いい眺めだなぁ。


鈴鈑工業のブログ
おおっ!きれいな湖!


なに湖だろう?



鈴鈑工業のブログ
こんな写真もあるから、精進湖か?



鈴鈑工業のブログ
それとも本栖湖か?


湖面の色がちょっと違うか・・・。



鈴鈑工業のブログ-ニッツチ鉱山
ニッツチ鉱山の郵便局(・・・のようだ)


鈴鈑工業のブログ-ニッツチ鉱山
ニッツチ鉱山(・・・なのかな?)


鈴鈑工業のブログ
むむむ、このカーブは!!!


鈴鈑工業のブログ-赤城榛名
赤城!榛名!


(よーわからん・・・)



鈴鈑工業のブログ
絶景!だが・・・どこ?


鈴鈑工業のブログ
これもいい景色っ!(・・・どこなんだろう?)



ここまで見てきて、


場所不明が多く、


ご迷惑をお掛けしてます。

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気を取り直して、


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おや、「ねぎそば」?


鈴鈑工業のブログ
こ、これが、その「ねぎそば」か!


まさに読んで字のごとく!


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ゾロ目!!


やっぱみんな撮ってんだな~。


鈴鈑工業のブログ-蓼科
っ!!!


・・・見覚えのある、顔とスタイル。


鈴鈑工業のブログ-蓼科
やはり、C常務とJ本部長!


鈴鈑工業のブログ-蓼科
何してるんだろう???


『直線ノンブレーキレース』か!?


(しないな、そんなこと・・・。)



鈴鈑工業のブログ
おわっ!集会だ集会だ!


バイク仲間達のオフ会だ!


(・・・か、どうかは不明)


鈴鈑工業のブログ
バイクに乗らない人は、


決して見ることができないアングル!



そして・・・、


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・・・・解体。


- Fin -




なんだか・・・・、


せつない物語に


仕立て上がってしまった・・・。



M部長!


ゴメン!きゃっ



【前編】から【後編】にて、


「管理」、それをパソコンでやる場合、


について考えてきました。




最後に今回の【補足編】では、


基幹業務システムは、なぜに高いのか?


を考察します。


なぜに、1500万~2000万もするのか?


そこのところを突き詰めてみました。

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ようするにこれ↑に掛かる費用なのですが、


ざっと、見積もってみました。




〔入力に必要なパソコンの台数〕


各拠点(3拠点とします)で、


事務所に2台

現場に2台


×3拠点


で、合計12台


144万円也。




〔サーバの台数〕


各拠点に一つずつ、


で、合計3台


210万也。




〔基幹業務ソフト一式〕


カスタマイズ費用

運用管理費用

閲覧パソコン台数分のライセンス費用

プログラム構築費用


もろもろ


1200万也。




〔ネットワーク工事〕


3拠点分一式で、


90万也。





〔導入諸費用〕


搬入現地調整費

初期操作教育費

初期プログラマー在中費

通信用機器一式


もろもろ


200万也。




概算合計 1844万!


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これに年間保守料やら、なんやらが


加わるわけだが・・・・。


このおおよその見積は、


「当たらずしも、遠からず」


であると思っています。



一番気になるのは、


「基幹業務ソフト」の費用、1200万。


なぜに、ソフトごときで、こんなに高い?


と疑問がわくでしょうが・・・。




この金額の大半が、


「カスタマイズ費用」


となります。




有名なソフトで言えば、


「勘定奉行(かんじょうぶぎょう)」



「弥生会計」


なんていう、


ソフトがありますが、


これらの業務用ソフトは、


あくまで基本的な機能のみを


持ち合わせているだけです。



買ってきて、そのまま使えば、


数十万で済みますが、



会社ごとにそのソフトを


追加改造(カスタマイズ)


することで、


その会社にビタッっと合った、


操作と機能が約束されます。



もし・・・


ソフトを一から、うちの会社用に


作ってくれ、


なんて言おうものなら・・・・・、



ざっと


数千万~億


の費用が見積書で提出されるでしょう。


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そんな感じで、基幹業務システムは、


じっくり腰をすえて、社内を分析した上で、


構築することが望ましいと思います。



安い買い物ではないし、


「やってダメならまた考えるか」


なんていう発想は完全に捨てて、


「本気」で取り組まなければならない


企業テーマだと思います。


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【補足編】は、これにて終了いたします。


御静聴ありがとうございました。




え?著者はなんで、このテーマについて、


ハッキリものを言うのかって?



だって・・・、


昔、基幹業務システムを売り歩く、


営業だった時期があるからです。



以前は、「売る側」


現在は、「買う側」


なんです。


【前編】にて、


板金屋の「管理」について


考察してみましたが、


今回の【後編】では、


パソコンを活用した場合


『管理』を考えて見ます。

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まず、最初に大きなスケールの


話から入りたいと思いますが、


前編で述べたような、


生産管理

販売管理

営業管理

財務管理

原価管理


などなどの管理


は、全てをまとめて、


『基幹(きかん)業務』


と呼ばれます。



これらをドーンとシステム化すると、


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↑ こんなイメージの図になります。


この形にする最大の目標は、


「データの共有」



「無駄の排除」


であると言っても過言ではありません。



しかし、これらを形にするのにも


当然のごとく費用が掛かります。



中小規模の会社でも、


これら全てを一発でシステム化すると、


ざっと、


1500万~2000万(初期導入費のみで)


は、覚悟しなければなりません。


そして、システムの納品(本稼動の意味)に、


半年から、1年を見越さなければなりません!

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多くの経営の立場にいらっしゃる方々は、


「生産設備じゃないのに、

そんなシステムに大金は

出せない!」


そう、おっしゃるのもごもっとも!


おまけに「基幹」(会社の核)となる


業務を一発システム化するとしたら、


失敗が許されない!


のです。

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じゃあ、大きな発想はやめて、


手始めに「在庫管理」だけやってみよう!



社内の在庫品を洗い出して、


エクセルで在庫表作って、


毎回、出荷のたびに在庫の数を記入すれば、


それでとりあえずは、「在庫管理」の出来上がり。



あくまで、「とりあえず」!!


です。




その後、欲が出てきて、


生産数を入力して、「自動で在庫数把握」


注文予定数を入力して、「自動で生産指示数を計算」


単価を追加して、「概算売上の把握」


工数と外注費を入力して、「概算原価の把握」



次はこれ、次はこれ、これこれこれこれ・・・・




気がつくと・・・、


これ本当にエクセルのファイルか?


って思うほどの、


複雑怪奇なシステムができあがっています・・。



「在庫管理」をしたいだけだったのに、


「原価管理」「生産技術管理」「外注管理」

「工程管理」にまで、侵食してしまっている・・。




そんな事態にならないよう、


初期段階のビジョンがとても大切になります。



「どこまで何をやるのか?」


「将来的にどうしたいのか?」


最低、この2点はキモに命じて取り組むべき!

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ここまで、大きな話と小さな話をしましたが、


パソコンでデータが共有されるようになると、


こんな利点があります。



部品番号などを各部門で重複入力

しなくてもよくなる


製品の不良率や過剰在庫などの

無駄が一目で把握できる


見積→受注→生産→納品→入金

までが手に取るようにわかる


対外的な帳票なども、各管理項目別に

細かくプリントアウトそして資料化できる


などなど



基幹システムは、『生産財』ではありませんが、


無駄に気付き、無駄を省き、

時間(事務工数)を短縮させる

ことで利益率を上げることが可能です



大げさな話ではなく、


売上の伸び率が「0」の月でも、


工数を100円分減らせたら、


「100円分の利益率」アップ


なのです。

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次回は、


【補足編】


と題して、


基幹業務システムは、


なんでそんなに「高い」のか?


を説明したいと思います。