もんじゃ焼き、食べたことありますか?
東京やその近郊にお住まいの方ならあるかと思いますが、そうでない方は食べたことがないかもしれませんね。
僕は東京生まれの埼玉育ちですが、もんじゃ焼きを知ったのは中学生ぐらいで、実際に食べたのは大人になってからです。
もんじゃ焼きは台東区辺りが発祥のようですが、今はそのお店をほとんど見かけません。
そんな中、東京の月島ではもんじゃ焼きで賑わっています。
月島には『もんじゃストリート』という道があって、数百メートルの界隈にもんじゃ焼きのお店が70~80軒集まっています。
先日、その月島でもんじゃを食べてきました。
(全部、もんじゃ焼き屋さん)
(とりあえず、ビール)
(とりあえず、枝豆)
(とりあえず、ホタテバター)
もんじゃ焼きは、お好み焼きの水分を多くして、ソースなどの調味料をはじめから混ぜ込んだもの…と言ったらいいかな。
初めに、キャベツなどの具材を鉄板に落とします。
ここで、両手でヘラを持って、キャベツを「トントントントントントントントントントン…!」とひたすら刻むのがコツ。
派手にやると大抵、周りの人から「何だあいつらは!?」という視線を感じます
その視線を無視して刻んだら(笑)、それらをドーナツのような輪(土手とか言います)にして、その輪の中にトロトロの汁を流し込んでいきます。
そう、キャベツを刻んだのは、密度が高まるようにして汁が土手から流れ出ないようにするためね。
水分がある程度飛んで流れない程度になったら、ヘラで全体をかき混ぜるようにして、ここから食のスタートです。
小さなヘラに持ち替えて、焼かれているもんじゃの端の方から一口分寄せてコチョコチョと焼きます。
ここが一番楽しみな所かな
焼き始めは、まだ半熟でヌルヌルのネバネバですが、よく焼けるまで待てない僕はそのへんから食べてしまう。
ソースなどが入って味が付いてるから食べられるんだよね。
あとは、そこから10分、15分かけてチビチビと一口ずつ焼きながら食べていきます。
酒も忘れません
もんじゃは熱い鉄板の上で作りながら少しずつ食べていくので、味も匂いも徐々に変わっていくのが美味しいところです。
最後の方は少し焦げたりしてきて、、焦げるということは味が凝縮されていて、、そこがまたメチャメチャ美味しい。
味と食感の変化が、お好み焼きとは違う所ですね。
お好み焼きは、店によっては出来上がった状態で提供されますが、もんじゃ焼きにそれはありません。
もんじゃ焼きは、出来上がったら食べ終わっていますから(笑)
僕は、お好み焼きも、もんじゃ焼きも好きです。
両者の一番の違いは、お好み焼きは食事で、もんじゃ焼きはツマミ(アテ)だと思います。
お好み焼きは酒なしで良くても、もんじゃ焼きは酒が欲しいな。
逆に言うと、お酒を飲まない方にとってもんじゃは味気ないかもしれませんね。
ちなみに、もんじゃ焼きは、東京でお好み焼きを作るつもりが水を多く入れ過ぎてしまったのが始まりなんだとか。
東京に遊びに来たら、月島のもんじゃストリートを観光コースに加えて下さい。
もんじゃ焼きは、観光コースのカテゴリーにほとんど入れてないでしょ??
なので、一度も食べたことがない人は、ぜひ、観光コースに入れて楽しんで欲しいな。
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晩酌は新潟県の『越後鶴亀』というお酒で楽しんでいます。
新潟の酒と言うと、口当たりが軽く、サラッとしてスッキリしたものが多いですが、この越後鶴亀はややコクがあるタイプですね。
同じ新潟県の日本酒なのに味も香りも違いますね。
ホントに楽しんでます
越後鶴亀を持って月島に行こうかな。