前回のブログで書いた愛媛県の友達(Wさん)が、予定通りこちら(埼玉)に来ました。
Wさんは、乗車した寝台列車の『サンライズ瀬戸』が楽しくて、テンションが上がり過ぎて寝られなかったようで、だるそうでした。
寝台車は寝るためにあるのにね。
そういう僕も寝台列車に乗った時は非日常すぎて眠れなかったよ。
これは、Wさんからもらった写真。
B寝台個室ソロの予約を取ったみたい。
B寝台個室ソロは、1階と2階に分かれますが、この個室はそのどちらでもない所にある個室で、他のそれより広いらしい。
岡山駅での『サンライズ出雲』と併結する時の写真だそうです。
Wさんは、なんか、、鉄道マニアのようになっていますね(笑)
現代の、このスピード化の時代に寝台列車でのんびりと遊びに来るなんて羨ましいです。
Wさんと合流して最初に連れて行った所は、埼玉県比企郡小川町にある『晴雲酒造』。
前回「埼玉にはこれという観光地がない」と書きましたが、酒が好きな僕にとって酒蔵は都道府県を問わずどこも『観光地』になるので、ここは立派な観光地です
『晴雲酒造』には約20年ぶり(?)に訪れました。
20年も経つと、前に訪れた時の記憶と合わない部分が多くて、初めて行ったような感覚でしたね。
ここは小規模な酒蔵ですが、ちょっとした酒造見学もできます。
昔々に使用していた酒造用具なとが展示されています。
でも、ここは昔の用具より建物の古さに目を惹かれて、そちらの方に歴史を感じました。
晴雲酒造では、無料で5~6種類の日本酒が試飲できます。
Wさんも日本酒が大好きな上に、自分は車の運転をしないもんだから、僕が「試飲してみる?」と聞く前に試飲を始めていました
酒呑みとはそういうものです
『晴雲酒造』の店先に仕込水と書いた立札があるんです。
そこには「ご自由にお飲みください」とも書かれています。
立札の下を見ると、水道の蛇口が…。
僕は「おぉ、これが仕込水か」と蛇口を捻って水を飲んで、、「ちょっとクセがあるような??」なんて思っていると、たまたま後ろを通りかかった蔵人さんが「それ、水道水ですよ」だって
おいおいおい…、思わずズッコケたよ。
立札と水道水の蛇口の位置が絶妙な場所にあるんだよねぇ。。。
肝心の仕込水は店内にあるので、晴雲酒造に行ったら立札の真下にある水道水は飲まないように
晴雲酒造の次に向かった所は、車で30分ほど埼玉県の奥に入った大里郡寄居町という所にあるうどん屋です。
Wさんにリクエストされた『肉汁うどん』を食べにね。
肉汁うどんは、いつからか埼玉の名物(?)になっているようで、埼玉県の高速道路のサービスエリアなどで『埼玉名物 肉汁うどん』なんて感じで売ってたりします。
でも、そのセットの中には、うどんと麵つゆだけで肉は入っていません(笑)
肉は自分で用意しろってか??
それで『肉汁うどん』と銘打つのも、なんかなんかって気がするな。
僕が小学生の頃、給食で豚のバラ肉とネギなとが入った麺つゆにつけて食べるうどんが、よく出ていました。つゆには砂糖が少し入っていてやや甘めです。
どうも、それが肉汁うどんらしい。
考えたことないけど、それって埼玉県だけなのかな??
どこにでもありそうなのに、愛媛のWさんは四国では見たことがないようなことを言ってました。
Wさんは、初め肉汁うどんが美味しい美味しいとか言って食べていたものの、サンライズ瀬戸での寝不足か?、晴雲酒造で試飲の飲み過ぎか?、ホントは肉汁うどんが不味かったのか??…で、うどんを3分の1ほど残してたよ(笑)
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その『晴雲』をホテルの部屋で開けました。
この吟醸酒は、水が柔らかい感じでスッキリした味わいです。
うん、これは店頭にあった水道水で造った酒ではないと思う
埼玉でも良い酒が造られていますよ。
僕は埼玉県の地酒では晴雲が一番好きだけど、晴雲は埼玉県内でもそんなに出回っていないのが残念です。なので、他県ではほとんど目にしないと思う。
晴雲酒造さん、営業をもっと頑張ってくれよ!! って感じだな
あ、晴雲は、どんな料理に合うと思います??
肉汁うどんですよ(笑)