のこはんのブログ -6ページ目

のこはんのブログ

主に京阪電車の写真を撮影しています。
ダイヤ解説もやってます。

 今回はn角形(n=3,4,5)頂点切り落として

2n角形を作ります。

 

 正n角形の辺の長さ1とした時

辺の両端から長さtずつ切り落とすと、

・残りの部分1-2tで、

・新しくできる辺の長さは、

 正n角形の内角の大きさ2θとすると、

 2t×sinθと表せます。

これらの長さは等しいので、

 1-2t=2t×sinθ

 2t(1+sinθ)=1

 t=1/{2(1+sinθ)}

と求まります。

 また、正2n角形の辺の長さは1-2tです。

 

☆正3角形→正6角形

 2θ=60°より、

 t=1/{2(1+sin30°)}=1/3

 正6角形の辺の長さ

 1-2t=1/3

です。

6角形辺の長さ1にするには3します。

また、t:(1-2t)=1:1です。

 

☆正4角形→正8角形

 2θ=90°より、

 t=1/{2(1+sin45°)}=1/(2+√2)

 正8角形の辺の長さ

 1-2t=(√2)/(2+√2)

   =1/(1+√2)

です。

8角形辺の長さ1にするには(1+√2)倍します。

また、t:(1-2t)=1:√2です。

 

☆正5角形→正10角形

 2θ=108°より、

 t=1/{2(1+sin54°)}=1/(2+φ)

 正10角形の辺の長さ

 1-2t=φ/(2+φ)

   =φ(3-φ)/5

   =(2φ-1)/5=1/(√5)

です。

正10角形辺の長さ1にするには√5します。

また、t:(1-2t)=1:φです。

 今回は底面角形各辺長さ1角錐について考えます。

・底面n角形(n3以上整数)とおきます。

頂点の数底面n頂上1点n+1個です。

・辺の数底面のn頂上に向かうn2nです。

・各辺の長さ1なので、側面3角形です。

・側面の数底面の辺の数なのでnと、底面1面で合わせてn+1面です。

・底面各頂点に集まる辺は3頂上の点はnです。

 

・正3角形角の大きさ60°なので、

 正角錐になるには60°×n<360°となる必要があり、

 n=3,4,53種類のみとなります。

 

n=3正4面体です。

n=4正4角錐8面体の半分です。

n=55角錐正20面体頂点を通る平行な2平面で切ると出てきます。

 
☆正角錐の計量
計量・正〇角錐 正4面体 正4角錐 5角錐
高さ (√6)/3
0.8165
(√2)/2
0.7071
{(√5)/5}×√(3-φ)
0.5257
体積 (√2)/12
0.1179
(√2)/6
0.2357
(φ+2)/12
0.3015
表面積 √3
1.7321
1+√3
2.7321
{(√5)/4}×{√(3+4φ)+√15}
3.8855
内接球の半径 (√6)/12
0.2041
(√6-√2)/4
0.2588
{(3φ+1)/20}×{√15-√(3+4φ)}
0.2328
外接球の半径 (√6)/4
0.6124
(√2)/2
0.7071
{√(φ+2)}/2
0.9511

 ◯高さ

 錐体高さおよび底面の外接円の半径直角3角形ができます。

長さ1のとき、外接円の半径は、

 ・正3角形…(√3)/3 (高さ2/3)

 ・正4角形…(√2)/2 (対角線半分)

 ・正5角形…{(√5)/5}×√(2+φ)

なので、高さは、

 ・正4面体…(√6)/3

 ・正4角錐…(√2)/2 (外接円の半径同じ)

 ・正5角錐…{(√5)/5}×√(3-φ)

となります。

◯体積

 正多角形面積は、

 ・正3角形…(√3)/4

 ・正4角形…1

 ・正5角形…{(√5)/4}×√(3+4φ)

なので、体積は、

 ・正4面体…(√2)/12

 ・正4角錐…(√2)/6

 ・正5角錐…(φ+2)/12

となります。

◯表面積

 表面積底面1面3角形nです。

 ・正4面体…正3角形+正3角形×3

  =正3角形×4=4×(√3)/4=√3

 ・正4角錐…正4角形+正3角形×4

  =1+4×(√3)/4=1+√3

 ・正5角錐…正5角形+正3角形×5

  ={(√5)/4}×√(3+4φ)+5×(√3)/4

  ={(√5)/4}×{√(3+4φ)+√15}

内接球の半径

 内接球の半径表面積掛ける体積の3になります。内接球の半径は、

 ・正4面体…3×(√2)/12÷√3=(√6)/12

 ・正4角錐…3×(√2)/6÷(1+√3)=(√6-√2)/4

 ・正5角錐…3×(φ+2)/12÷({(√5)/4}×{√(3+4φ)+√15})

  ={(3φ+1)/20}×{√15-√(3+4φ)}

外接球の半径

 ・正4面体…外接球の半径内接球の半径正四面体の高さになるので、外接球の半径は、

  (√6)/3-(√6)/12=(√6)/4

  正4面体の重心中心一致するので、

  (外接球の半径):(内接球の半径)=3:1です。

 ・正4角錐…正8面体の半分なので、8面体のそれ同じです。

  中心底面にあり、半径高さ等しく、(√2)/2です。

 ・正5角錐…正20面体の一部なので、正20面体のそれ同じです。

  中心5角錐外側にあります。

  {√(φ²+1)}/2={√(φ+2)}/2となります。

 京阪特急が淀屋橋〜出町柳51.6 kmで

淀屋橋 0.5 北浜 0.8 天満橋 1.7 京橋

18.8 枚方市 5.9 樟葉 12.0 中書島 1.6 丹波橋 5.7

七条 1.6 四条 0.7 三条 2.3 出町柳

の11駅で平均4.6909 km、

 阪急京都線(新京阪)梅田〜河原町47.7 kmで

梅田 2.4 十三 4.2 淡路

10.6 茨木市 5.8 高槻市 11.1 長岡天神 6.3 桂 6.4

烏丸 0.9 河原町

の8駅で平均5.9625 km

で平均駅間距離は阪急京都線の特急の方が長い。

という話があった。

 確かに単純に平均するとそうなるが、体感とは異なる結果であると思うだろう。

 何故このような数値が出てくるのかを考える。


・京都側の終点の選び方

 京都側の停車駅はそれぞれ、

 七条 1.6 祇園四条 0.7 三条 2.3 出町柳の4駅

 烏丸 0.9 河原町の2駅

 である。

 この中で近接しているのは祇園四条と京都河原町であり、鴨川(四条大橋)を挟んだ位置にある。名前が分かり難いのは今回は触れない。

 これを踏まえると48.6 km、9駅で5.4 kmとなる。0.9 km、1駅の差である。意外なことに距離の差は1 kmにも満たない。祇園四条の方が東(左)に存在し、淀屋橋の方が1駅ぶん南にあることを考えれば、印象は大きく変わるだろう。

 そもそも、三条・出町柳間は京阪本線ではなく鴨東線である。運転見合わせなどの放送程度でしか現れない名前だが、60円の加算運賃を取られているから知っている人がいるかも知れない。


・大阪側の停車駅

 大阪側の停車駅はそれぞれ、

 淀屋橋 0.5 北浜 0.8 天満橋 1.7 京橋 3.0 km

 梅田 2.4 十三 4.2 淡路 6.6 km

 であり、駅が1つ多いのにかかわらず距離は半分未満、差は3.6 kmである。ただし、梅田・淡路間はそんなに遠くなく、新京阪線の終点天六経由ならば、東梅田 1.8 天六 3.5 淡路の5.3 kmである。なお、東梅田の方が南にある。この差は梅田・淀屋橋間の距離と同じである。天六経由の距離で計算すると、46.4 km、8駅で5.8 kmとなる。

 また、淀屋橋・京橋間は7分、梅田・淡路間は8分と大差ないことや、乗降客が最も多いのが京橋であることが大きく影響しているだろう。


・ 京阪間

 途中区間は、それぞれ

18.8 枚方市 5.9 樟葉 12.0 中書島 1.6 丹波橋 5.7

10.6 茨木市 5.8 高槻市 11.1 長岡天神 6.3 桂 6.4

 であり、計44.0、40.2 km、平均8.8、8.04 kmとなる。

 特徴的なのは、京橋・枚方市間18.8 kmと中書島・丹波橋間 1.6 kmである。後者は梅田・十三 2.4 kmどころか、天満橋・京橋 1.6 kmより短い。前者は、淡路・茨木市間も10.6 kmとそこそこであるが、京橋・枚方市18.8 kmは圧巻である。これは、17駅あることに隠れがちである(逆に思ったより近いという感想を持つかもしれない)。


 体感的な平均間隔はばらついている程大きくなる。極端な例を挙げると、1箇所に近接している場合は実質2分割となる。


 平均というものは考え方によって種類が考えられる。数学的には相加平均・相乗平均・調和平均の3つが使われるが、この中では最も一般的(先程の平均はこれ)な相加平均が最も大きい値を出すので他を考える。

 散らばりを表すものは分散(平均平方誤差)などがあり、いずれも値を2乗して計算する。これは、各地点から駅までの平均距離と考えられ、意味のある数値である。

 仮定として、沿線に均一に需要が存在すると、駅までの平均距離は、(ΣΔi²/4)/(ΣΔi)と書ける。Δiは各駅間の距離である。これは等間隔のときは間隔の4分の1である。これを踏まえると、

 淀屋橋・出町柳間は11.2291 km

 梅田・河原町間は7.8421 km


 淀屋橋・祇園四条間は11.8033 kmとなった。

 12分サイクル他のパターンとの比較をしていきます。

 

前回

 

 

☆10分サイクルとの比較

 一般的にラッシュ時を除いて60分の約数サイクルパターンダイヤが覚えやすく良いものとされています。1時間におけるサイクル数から、

1…60分2…30分3…20分4…15分5…12分6…10分・・・

のようになります。これ以上は短すぎるので使いにくいです。

 1〜6まで整数分になるのは、60=2²×3×5で約数が12個と1/5もあるからです。1〜6で半分出てきたので次は6分10サイクルとなります。

 ところで日常的に十進法を用いているので、1サイクルが10の倍数分だと1の位が揃って非常に覚えやすくなります。特に10分サイクル1の位だけ覚えればよいので好まれます。

 次いでわかりやすいのが10の約数である5を素因数とする15分サイクルです。5の倍数1の位052種類しかないのでまだ理解しやすいと思います。

 最後は12分サイクルで、10との最大公約数が2小さいので覚えにくく、計算も面倒です。

 

〇10分サイクル利点

・時刻覚えやすい

・本数毎時1本増える

枚方市丹波橋京都三条接続スムーズ

間隔短いぶん、考慮されていない箇所でも乗り換えが短くなる(門真市内〜寝屋川市以北など)。

〇10分サイクル欠点

・本数が多すぎる

準急枚方市まで先着させるには、

大阪京橋で接続をとって特急直後発車させるか、特急減速させる必要がある。

 前者大阪京橋以外から大阪京橋特急から乗り換えなければならず、不便で特急混雑する。

 後者最速の53分ならば12運用7分ずつ折り返えせるが、枚方市接続をとるには約2分遅くしなければならず、5分ずつしか残らない。不可能ではないが、遅延時には厳しく座席指定のある特急には難題である。13運用の場合はまたの機会に考える(少なくとも現行よりは余裕あると思われる)。

香里園待避させた場合、

 大阪市内〜光善寺枚方公園は、待避の2分が入るぶん遅くなる。これは10分サイクル12分サイクルであるが、待ち時間は平均すると半分になることを留意しなければならない。

 寝屋川市以西〜樟葉中書島丹波橋以北へは、準急の場合は香里園特急待避したあとの接続丹波橋だと特急詰まるので、準急通しにするのは難がある。そこで、萱島付近特急追い越される普通枚方市まで先着させて、丹波橋京都三条接続させるのが良い。準急大阪府内完結させると8両編成投入できるので、普通よりかなり混雑する準急混雑緩和役立つしかし、枚方市まで18本を維持しなければならず、また、萱島止まり30分間隔は入れる必要があるので、さらに萱島まで区間急行2本必要とする。なお、普通区間急行準急より5分遅く寝屋川市より先へは遅すぎるため準急消すことは大きく利便を損なう

臨時列車差し込む余裕ない

 準急香里園特急待避するので、続行臨時準急急行快速急行それより大阪側で待避することになる。寝屋川市には設備が無く、萱島準急以外通過するので、守口市萱島複々線区間守口市待避する必要がある。複々線区間では守口市準急普通接続するので、普通真後ろを走らなければならない。守口市待避してA線(急行線)を走行することになる。しかし、守口市しか速達効果が期待できず、複線区間では普通スジが被る

 特急臨時列車の場合、枚方市丹波橋京都三条接続綺麗にできるが、逆に臨時列車を入れる余裕が無い。これがあるからか、香里園待避準急通し運用で、樟葉でも接続をとって余裕を作っていたのだろう。

 

 

〇12分サイクルについては逆であるので簡潔に。

 重要な問題点門真市内利便性の確保が難しいことである。準急普通では守口市萱島所要時間の差が5分である。準急枚方市接続するとき、普通香里園まで先着できず、逆に複々線区間で抜かされることもできない

 もしくは、萱島大阪京橋接続をとると綺麗になるが、大阪京橋守口市は駅が多いことで有名であり、実際6,7分余計に時間がかかるので好まれない。

 しかし、12分サイクル急行系2本入る夕方では、大阪京橋守口市後続列車とも接続させることで、複々線区間で上手く特急追い越され準急との接続短くて済むようになり、萱島止まり普通から準急乗り換える際にホームで特急通過を待たなくてよく安全である。門真市内利便性を確保するには本数を増やすしかないので、長サイクル(による1サイクル2本化)・短編成化による本数増加は良いのではないだろうか。

 今回は京阪本線の12分サイクルについて考えていきます。

 まず、12分サイクルに含まれる列車が、

特急大阪淀屋橋京都出町柳(約53分)

準急大阪淀屋橋京都出町柳

普通大阪中之島萱島

の場合について考えます。

 

 特急準急接続枚方市丹波橋(・京都三条)です。

・大阪方

 特急枚方市から大阪市内大阪京橋まで停車しません。また、準急途中6駅停車します。

 特急準急枚方市接続した場合、準急大阪淀屋橋特急9分後到着します。逆に、枚方市接続するためには大阪淀屋橋特急9分前には発車しないと特急徐行を強いられます

 12分サイクルであるから、準急大阪淀屋橋特急3分前到着3分後発車と言い換えられます。

 特急大阪淀屋橋京都出町柳53分で走るので、大阪淀屋橋京都出町柳での折り返し時間合計が、10運用(2時間周期)だと14分11運用(2時間12分周期)だと26分になります。

 大阪淀屋橋での折り返し時間10運用で等分した場合の7分と仮定すると、特急準急到着2分前発車するので、同じホームに入線できます

 準急特急3分後発車なので1分で折り返さなければならずその次準急として13分折り返します。準急2本停車しているのは特急発車2分後からの1分間なので、特急居ない5分間収まります

 準急発車番線交互になるので、特急発車番線交互になります。

 

 10運用折り返し時間最大限大阪淀屋橋に振ると、10+4分になると考えられます。

大阪淀屋橋では、特急準急到着1分後発車します。準急その3分後なので4分での折り返しです。特急準急発車番線固定されます。

 

 11運用で等分すると、13分折り返しです。1分間両線停車しています。

大阪淀屋橋では、準急特急発車4分前到着するので非現実的です。特急停車できるのは11分が限界だと考えられます。

 

 11運用大阪淀屋橋11分停車させると、京都出町柳では15分の折り返しです。

大阪淀屋橋では、準急特急発車2分前に到着し、3分後に発車するので折り返し5分です。

 

京都方

 京都出町柳での特急折り返し4分7分15分の場合で考えてみます。

 京都方接続京都三条で行う場合は準急到着最速特急3分後で、丹波橋の場合は10分後です。

 一般的に上下のうち片方だけ接続を行うと発着順が同じなので、折り返し時間ほぼ同じになります。

 今回は上下とも京都三条で接続すると仮定します。

4分の場合は、準急特急発車1分前到着し、9分後発車します。発着番線固定されます。

7分の場合は、準急特急発車4分前到着し、9分後発車するので13分停車します。この場合は準急京都三条での発車遅らせて折り返し11分にすると問題なくなります。京都三条での接続異様に長いことが多いのはこのためです。

15分の場合は、準急特急発車12分前到着し、3分前に発車します。同時に発着できるのは進路が交差しない片方の場合のみです。


↓参考 現行平日ダイヤ(711)15時付近


 今回は平日ダイヤ(711)の下り3組目の列車

準急M0503A…(5:03、萱島5:33発→大阪淀屋橋5:50着)

・普通R0505B…(萱島5:24発→大阪中之島6:04着)

について扱います。

◯車両

 準急7両編成普通6両編成です。

準急4番線発前日準急淀ゆき停泊です。

◯接続

 普通準急4分後前の普通9分後である5:24萱島発車します。

 準急萱島まで各駅停車し、萱島普通9分後(前の準急13分後)である5:33発車します。

 普通準急守口市接続します。

普通5:33着、5:39発6分停車します。前の普通(5:26発)13分後です。

 大阪京橋では、普通準急8分後である5:50到着します。4分間停車し、急行大阪淀屋橋ゆき接続します。

◯後運用

 準急大阪淀屋橋4番線到着します。3番線には停泊普通京都出町柳ゆき(5:52発)がいます。

なお、4番線準急到着2分前急行京都出町柳ゆき(5:48発)が出ています。

後運用準急京都出町柳ゆき(5:58発)で、8分折り返しです。特急10分前発車です。

 普通大阪中之島1番線到着します。到着5分前普通枚方市ゆきが出ています。

後運用6:12発普通京都出町柳ゆき8分折り返しです。

 今回は平日ダイヤ(711)の下り2組目の列車

準急M0501A…(樟葉5:00、萱島5:20発→大阪淀屋橋5:37着)

・普通R0503B…(萱島5:15発→大阪中之島5:48着)

について扱います。

◯車両

 準急通勤型8両編成普通7両編成です。

準急樟葉3番線仕立て前日快速急行樟葉ゆきD2400R(最終)が分岐を渡って下りホームの3番線到着します。

◯接続

 普通区間急行8分後である5:15萱島発車します。

 準急萱島まで各駅停車し、萱島普通5分後である5:20発車します。

 普通準急守口市接続します。

普通5:24着、5:26発2分停車します。前の普通(5:11発)15分後です。

準急5:25発で、区間急行の9分後です。

 大阪京橋には準急8分後普通発着します。

◯後運用

 準急大阪淀屋橋4番線到着します。3番線には停泊普通京都出町柳ゆき(5:52発)がいます。

なお、4番線準急到着4分前普通京都出町柳ゆき(5:33発)が出ています。

後運用急行京都出町柳ゆき(5:48発)で、11分折り返しです。

 普通大阪中之島1番線到着します。到着10分前普通京都出町柳ゆき(5:38発)が出ています。

後運用5:59発普通枚方市ゆき11分折り返しです。

 今回は平日ダイヤ(711)の下り初発である、

・普  通R0501A(萱島5:02発→大阪淀屋橋5:28着)

区間急行P0501B(萱島5:07発→大阪中之島5:32着)

について扱います。

◯車両

 車両どちらも7両編成です。

◯接続

 区間急行門真市内では、普通5分後を走ります。

守口市大阪京橋普通を追い越します(大阪京橋着:区間急行…5:21、普通5:22)が、

互いに接続をとり(京橋5:22発)、それぞれの終点へ向かいます。

◯後運用

 普通大阪淀屋橋4番線到着します。3番線には停泊7両編成(7:52発普通京都出町柳ゆき)がいます。

7:33発普通京都出町柳ゆきとして5分折り返します。なお、この列車が大阪淀屋橋初発ですが、30分前(5:03発)に近くの大江橋駅から普通京都出町柳ゆきが出ています。急行出町柳ゆき15分前の発車です。

 区間急行大阪中之島1番線到着します。1番線停泊の列車は5:00発普通京都出町柳ゆきで既に出発しています。

なお、7:58着、8:04発までは1番線しか使いません。次の8:02着、8:13発は1番線が埋まっているので2番線発着です。

5:38発普通京都出町柳ゆきとして6分折り返しです。

 前回は四面体O-ABC6長さから体積を求めた結果、

体積12倍2が、

-(ABR+ACQ+BCP+PQR)

+AP{B+C+Q+R-(A+P)}

+BQ{A+C+P+R-(B+Q)}

+CR{A+B+P+Q-(C+R)}

と求まりました。ただし、

A,P,B,Q,C,Rは各辺の長さの2で、

APBQCR向かい合う辺です。

 

今回は四面体O-ABC体積0のときの各辺長さの関係を求めていきます。

設定は前回のと同じものを用います。

◯四面体は、

 ・頂点4

 ・辺 6

 ・面 4

 です。

6長さを、

 ・OA=a、・OB=b、・OC=c

 ・AB=r、・BC=p、・CA=q

 とします。

 ・O含む辺他方の点文字(a,b,c)

 ・O含まないA,B,Cp,q,rとし、含まれない文字(p,q,r)

 です。

各辺長さ2文字大文字で表記します。

 ・A=a²、・B=b²、・C=c²

 ・R=r²、・P=p²、・Q=q²

 ・途中からは長さ2しか使いません

ある1辺は、他の5のうち、

 ・辺の両端2辺ずつ、4辺と接します。

 ・残り1とは接していません

向かい合っている辺3あり、

 apbqcrです。

4頂点座標空間

 O(0,0,0)、A(a,0,0)、B(x₂,y₂,0)、C(x₃,y₃,z)

 と置きます。

◯体積(1/6)×a×y₂×zです。

 

◯自明OA除いた5について、

 ・x₂²+y₂²=B…(1) (OB)

 ・(x₂-a)²+y₂²=R…(2) (AB)

 ・x₃²+y₃²+z²=C…(3) (OC)

 ・(x₃-a)²+y₃²+z²=Q…(4) (AC)

 ・(x₃-x₂)²+(y₃-y₂)²+z²=P…(5) (BC)

 が成立します。

 この5から、x₂,y₂,x₃,y₃,z5つの値を求めます。

 見た目に反して面倒です。

◯体積0ということは、4頂点同一平面上にあるということです。

4頂点座標空間

 O(0,0,0)、A(a,0,0)、B(x₂,y₂,0)、C(x₃,y₃,z)

 と置いていることで、C(x₃,y₃,z)以外3点はxy平面上です。

 よって、C(x₃,y₃,z)xy平面上に置きます。

 つまり、z=0です。

4頂点ともxy平面上なので、z座標は無視できます。

 O(0,0)、A(a,0)、B(x₂,y₂)、C(x₃,y₃)

 となり、

◯自明OA除いた5について、

 ・x₂²+y₂²=B…(1) (OB)

 ・(x₂-a)²+y₂²=R…(2) (AB)

 ・x₃²+y₃²=C…(3) (OC)

 ・(x₃-a)²+y₃²=Q…(4) (AC)

 ・(x₃-x₂)²+(y₃-y₂)²=P…(5) (BC)

 が成立します。

 

式(1),(2)変更なしで、

式(3)~(5)左辺の「+z²」が無くなっただけです。

 

これらから導かれる式は、

x₂=(A+B-R)/2a…(6)

y₂²={(A+B+R)²-2(A²+B²+R²)}/4A…(7)

x₃=(A+C-Q)/2a…(8)

y²={(A+C+Q)²-2(A²+C²+Q²)}/4A…(9)

x₃-x₂= - {(B-C)+(Q-R)}/2a…(10)

4Ay₂y₃={B+C+Q+R-(A+2P)}A-(B-R)(C-Q)…(11)

 

・16A²y₂²y₃²

  =A²{B+C+Q+R-(A+2P)}²+(B-R)²(C-Q

   -2A(B-R)(C-Q){B+C+Q+R-(A+2P)}…(12)

 

16A²y₂²y₃²

  =(A+B+R)²(A+C+Q

   -4(AB+AR+BR)(A²+C²+Q²)

   -4(A²+B²+R²)(AC+AQ+CQ)…(13)

で、

・式(6)~(12)変更なし

・式(13)左辺16A²y₂²(y₃²+z²)から16A²y₂²y₃²に変わりました。

 

◯式(13)-式(12)

 16A²y₂²y₃²-16A²y₂²y₃²

  ={

   (A+B+R)²(A+C+Q

   -4(AB+AR+BR)(A²+C²+Q²)

   -4(A²+B²+R²)(AC+AQ+CQ)

  }-(

   A²{B+C+Q+R-(A+2P)}²+(B-R)²(C-Q

   -2A(B-R)(C-Q){B+C+Q+R-(A+2P)}

  )

 右辺変わりません

◯左辺16A²y₂²y₃²相殺すると、

 左辺0となります。

 0=(A+B+R)²(A+C+Q

  -4(AB+AR+BR)(A²+C²+Q²)

  -4(A²+B²+R²)(AC+AQ+CQ)

  -A²{B+C+Q+R-(A+2P)}²-(B-R)²(C-Q

  +2A(B-R)(C-Q){B+C+Q+R-(A+2P)}

この式を前回と同様に変形すると、 

 -(ABR+ACQ+BCP+PQR)

 +AP{B+C+Q+R-(A+P)}

 +BQ{A+C+P+R-(B+Q)}

 +CR{A+B+P+Q-(C+R)}

 =0

となります。

 今回は4面体各辺電気抵抗を繋いだときの合成抵抗を求めてみようと思います。

 

4面体

 ・4面体角形です。

 ・4面体各頂点には3が集まります。

 ・4面体は、

  角形4で、2角形1つの辺共有しているので、

  3×4÷2=6です。

 ・4面体頂点は、

  角形4で、3角形1つの頂点共有しているので、

  3×4÷3=4です。

 

☆各頂点位置関係

4頂点から2選ぶ組み合わせは、₄C₂=6通り同じです。

 つまり、全て頂点同士で繋がっています。

よって、頂点間の距離1種類です。

 

☆繋がっている点
4頂点をそれぞれO,A,B,Cとすると、

 ・O…A,B,C

 ・A…O,B,C

 ・B…O,A,C

 ・C…O,A,B

 です。

 

☆抵抗電位電流

オームの法則により、抵抗にかかる電圧抵抗電流です。

 今回は各辺の抵抗は同じ(1とする)なので、各辺にかかる電圧電流比例します。

2点間合成抵抗を求めるときは、

 片方の電位1,他方を0とします。

 また、各頂点電位その点の記号をそのまま使います。

ある2点間X→Y流れる電流は、

 電位差(電圧)X-Yです。

キルヒホッフの法則

 各頂点について、流れ込む電流流れ出る電流等しくなります。

 ある頂点X₀a頂点X₁,…,Xₐと繋がっているとき、

 X₀ついてのは、抵抗が同じなので、

 aX₀=X₁+…+Xₐ

 と書けます。

合成抵抗

 回路に流れる電流は、一方の頂点から繋がっている点への電流の和です。

 端子間の電圧1なので、合成抵抗電流の逆数」になります。

 

対蹠点同士合成抵抗

4面体頂点間位置関係1種類です。

2点O(1),A(0)からの距離括弧内に表記します。

 B,C(1,1)

  の1種類で、O(1),A(0)からの距離が等しいので電位1/2です。

 となります。

 

O(1)と繋がっている点はA,B,C3点です。

 よって、電流の和は、

 (O-A)+(O-B)+(O-C)

 =(1-0)+(1-1/2)+(1-1/2)

 =2

合成抵抗1/2と求まりました。

また、各頂点電位は、

O(0,1)1=2/2

B,C(1,1)1/2

・A(1,0)…0=0/2

です。

 
正多面体 合成抵抗 まとめ