正多面体 合成抵抗 まとめ+概論 | のこはんのブログ

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 5種類正多面体各辺電気抵抗を繋いだときの合成抵抗を求めました。

距離・正〇面体 正4面体 6面体 8面体 正12面体 正20面体
距離 1 1/2 7/12 5/12 19/30 11/30
距離 2 - 3/4 1/2 9/10 7/15
距離 3 - 5/6 - 16/15 1/2
距離 4 - - - 17/15 -
距離 5 - - - 7/6 -

 

分母60とした時は、

距離・正〇面体 正4面体 正6面体 正8面体 正12面体 正20面体
距離 1 30 35 25 38 22
距離 2 - 45 30 54 28
距離 3 - 50 - 64 30
距離 4 - - - 68 -
距離 5 - - - 70 -

です。

 

☆正多面体(全5種)

 ・正4面体(正3角錐)

 ・正6面体(立方体)

 ・正8面体(正3反角柱)

 ・正12面体

 ・正20面体

 

☆正多面体

 ・正多面体順に正3,4,3,5,3角形です。

 ・正多面体各頂点には順に3,3,4,3,5が集まります。

 ・正多面体は、

  3,4,3,5,3角形4,6,8,12,20で、2つ1つの辺共有しているので、

  (3,4,3,5,3)×(4,6,8,12,20)÷2=(6,12,12,30,30)本です。

 ・正多面体頂点は、

  3,4,3,5,3角形4,6,8,12,20で、3,3,4,3,51つの頂点共有しているので、

  (3,4,3,5,3)×(4,6,8,12,20)÷(3,3,4,3,5)=(4,8,6,20,12)個です。

 

 ・正6面体正8面体正12面体正20面体の はそれぞれ1230本で同じです。

 ・正6面体正8面体正12面体正20面体頂点は、

  それぞれ86本2012と入れ替わります(双対)。

 ・正4面体頂点どちらも4つで同じです(自己双対)。

 

☆抵抗電位電流

オームの法則により、抵抗にかかる電圧抵抗電流です。

 今回は各辺の抵抗は同じ(1とする)なので、各辺にかかる電圧電流比例します。

 

2点間合成抵抗を求めるときは、

 片方の電位1,他方を0とします。

 また、各頂点電位その点の記号をそのまま使います。

ある2点間X→Y流れる電流は、

 電位差(電圧)X-Yです。

キルヒホッフの法則

 各頂点について、流れ込む電流流れ出る電流等しくなります。

 ある頂点X₀a頂点X₁,…,Xₐと繋がっているとき、

 X₀ついてのは、抵抗が同じなので、

 aX₀=X₁+…+Xₐ

 と書けます。

合成抵抗

 回路に流れる電流は、一方の頂点から繋がっている点への電流の和です。

 端子間の電圧1なので、合成抵抗電流の逆数」になります。

 

各正多面体の詳細はこちら↓

 

↓次回