正四面体 抵抗 1/2 | のこはんのブログ

のこはんのブログ

主に京阪電車の写真を撮影しています。
ダイヤ解説もやってます。

 今回は4面体各辺電気抵抗を繋いだときの合成抵抗を求めてみようと思います。

 

4面体

 ・4面体角形です。

 ・4面体各頂点には3が集まります。

 ・4面体は、

  角形4で、2角形1つの辺共有しているので、

  3×4÷2=6です。

 ・4面体頂点は、

  角形4で、3角形1つの頂点共有しているので、

  3×4÷3=4です。

 

☆各頂点位置関係

4頂点から2選ぶ組み合わせは、₄C₂=6通り同じです。

 つまり、全て頂点同士で繋がっています。

よって、頂点間の距離1種類です。

 

☆繋がっている点
4頂点をそれぞれO,A,B,Cとすると、

 ・O…A,B,C

 ・A…O,B,C

 ・B…O,A,C

 ・C…O,A,B

 です。

 

☆抵抗電位電流

オームの法則により、抵抗にかかる電圧抵抗電流です。

 今回は各辺の抵抗は同じ(1とする)なので、各辺にかかる電圧電流比例します。

2点間合成抵抗を求めるときは、

 片方の電位1,他方を0とします。

 また、各頂点電位その点の記号をそのまま使います。

ある2点間X→Y流れる電流は、

 電位差(電圧)X-Yです。

キルヒホッフの法則

 各頂点について、流れ込む電流流れ出る電流等しくなります。

 ある頂点X₀a頂点X₁,…,Xₐと繋がっているとき、

 X₀ついてのは、抵抗が同じなので、

 aX₀=X₁+…+Xₐ

 と書けます。

合成抵抗

 回路に流れる電流は、一方の頂点から繋がっている点への電流の和です。

 端子間の電圧1なので、合成抵抗電流の逆数」になります。

 

対蹠点同士合成抵抗

4面体頂点間位置関係1種類です。

2点O(1),A(0)からの距離括弧内に表記します。

 B,C(1,1)

  の1種類で、O(1),A(0)からの距離が等しいので電位1/2です。

 となります。

 

O(1)と繋がっている点はA,B,C3点です。

 よって、電流の和は、

 (O-A)+(O-B)+(O-C)

 =(1-0)+(1-1/2)+(1-1/2)

 =2

合成抵抗1/2と求まりました。

また、各頂点電位は、

O(0,1)1=2/2

B,C(1,1)1/2

・A(1,0)…0=0/2

です。

 
正多面体 合成抵抗 まとめ