■母乳・離乳食を環境ホルモンから守るために・・
環境ホルモンはご存知かとは思いますが、
最近あんまりテレビなどで取り上げられなくなったような気がします。
ダイオキシン問題で、一躍ブームになったきりという感じがします。
ダイオキシンやPCB、DDEなど残留性の高いホルモンには本当に気をつけなくてはいけません。
まず母乳の場合ですが、
母乳育児は大変素晴らしいのですが、
環境ホルモンのことをぜひ頭に入れていただきたいです。
母乳育児は先日お伝えしたように
酵素がそのまま入っていて、赤ちゃんにはとても素晴らしい栄養であることに違いありません。
ですが、母乳によって汚染物質が赤ちゃんに譲り渡ってしまう危険性もあるのです。
アメリカの様々な研究により
環境ホルモンが原因で、成長に悪影響を及ぼしていることがたくさん報告されています。
いろいろなしがらみによって、マスコミでは大々的に報道できないのもあるのでしょう。
なので、私たちは信頼ある書籍などで情報を得ることも必要かと思います。
環境ホルモンを体内に入れないようにする、赤ちゃんに譲り渡さないようにするにはどうしたらいいか。
お母さんの食事を変えるほかありません。
幸か不幸か、放射能の問題で、摂取するお野菜やお米に気をつける人が増えたかもしれません。
でも、放射能だけじゃなくて、
残留農薬の心配もしてみてください。
スーパーで販売されているほとんどが、農薬で育てられたもの。
有機野菜と書いてあっても、その土が、昔農薬で育てられていた可能性もあって
私たちは知るすべがありません。
本当に親切な業者であれば、そのあたりも詳しく説明をしてくださると思いますが、
難しいでしょう。
よって、お家でしっかり洗い落とすことがまずは対処できる方法になりますね。
そして、加熱処理をするという方法がいいです。
また、離乳食で、プラスチック容器やラップをつかている方が大変多いと思います。
安全性はある・・とは言っていても、
何度も使っていたらプラスチックは劣化し、環境ホルモンを発生させるかもしれません。
耐熱性の陶器などを使うのが一番安全です。
また、赤ちゃんのお皿も、プラスチックではないものを使用することで
モノの大切さも分かってくると思います。
プラスチックは割れないし、何度お皿を落としても使える・・・。
お母さん的にはすごく便利だけど、
子供の教育にも、割れるお皿を使うことで何か感じてもらえるかもしれません。
環境ホルモンの問題は、とても深刻です。
1人1人がもっと深刻に考えることで、
汚染されたお野菜を摂取しなくなっていくと思います。
安い野菜も仕方ないのかもしれませんが、
そればかりを求めるあまり、それしか作らなくなる・・・
それを作らなければ売れないから・・・
となってしまうのです。
本当に良いものを手に入れるためには、
私たちが、良いものを求める声を発しないといけないのかな・・と
常々思います。