耳鳴りあがり症奮戦記@こうすけ

耳鳴りあがり症奮戦記@こうすけ

耳鳴りとそれに伴うあがり症をどう克服してきたか、これからどうするかの赤裸々トークです

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この世で一番痛い内臓疾患は、胆石の痛みだそうです。

胆管に石みたいなカルシウムの固まり

それが詰まると、とんでもない痛みになるみたいです。


そして2番めが急性膵炎と聞いたのです。

膵臓という臓器は内臓の中心部に位置していて

強力な消化酵素を出します。


それが、なんらかのトラブルを引き起こすと

自分自身や他の臓器まで消化しようとしてしまうということは、

確かにまったくその通りだと思いました。


まっすぐに立ったり座ったりできないほどの痛みと

なにかが体の中で燃えている~!という感覚だったと思います。


放っておいたら確実に死んでしまうことは、容易に理解出来ました。


お医者さんから何度も言われた言葉は、今後お酒は極力控えるように!

あなたは、一生分のお酒を飲んだという証拠のような病気なんですよ!

という言葉でした。


退院したら、お酒はもう卒業なんだ!と心の底から思いました。

確かに2度と御免だ!あんな痛みと熱の波状攻撃は・・・

と、思い込んだものです。


病院は出来る限り短い期間で、治った患者は退院させたがるようで

今日、退院を判断するための写真を取りますと言われ

お腹にゼリーみたいなものを塗って、お医者さんと一緒に

超音波(エコー)検査のモニターで自分の内臓とご対面ということをしました。


これが肝臓で、ここらへんが胆嚢などと説明を受けながら

まあ、綺麗に治っているようですね。

退院日はいつ頃になりますと告げられました。


自分の病床に戻って、いつ頃退院するかを家に電話し

隣の病床の人と話しました。


前に書いた一日中テレビをつけっぱなしにしている方です。


その方のお腹はパンパンに膨れ上がっていました。

なんでも、お腹に水の溜まる病気だそうで・・・

これで3回目の入院だそうです。

内心、痛々しいな、このような人の病気が完治することなんて

あるの?と思いましたが、口には出しませんでした。


退院の前日、明日からシャバに戻るんだぜ!なんて思いつつ

待合室で久しぶりに手に入れた煙草を吸いながら

自分のように無事に退院出来る人もいるし、できない人だっているんだよなぁ

という感傷に浸ったりしたのを憶えています。


そして、思ったのは病院で覚えてしまった眠剤のことでした。

お酒を飲めなくなったから代わりに飲むことになるのだろうか?

ということを考えていました。


新たな戦いとして、どのようにして自分の生活を健全に保つのか?

ということに、退院後から直面することになります。