今日は試験でした。(先週も試験だったんだけど)
まさか、このにきつけ始めた時に身に着けた知識を今更活用するとはなあ。
昨日は予備校時代の先生に電話したところ、まあ先生にも人生の根幹を揺さぶるようなことが二つも三つもあったようで、結論としては
「歳をとるとろくなことがない」
というところで意見の一致をみたのはなかなかに切ないことであった。
「大丈夫。キミなら大丈夫だよ」
という無責任な声援を頂きましてありがとう>先生。
お蔭様で今日はキレキレにさえてました。わしがさえていたのか、問題が簡単だったのかはわかりません。まあ、それでも結果はわからんのだが、
とりあえず今日の所は、今年の公的行事は多分終了したところに乾杯。
どうやら先生を囲む会の幹事はわしになると思うので、よろしく。
って予備校の同期は誰も見てないぞ!
しかし、ヒントに「夢」を持ってきたぞ、先生ってば。
わしは夢のない人生を送ってきたんだなあ、と落ち込んでいます、、、
始めたのが、10年前の10月8日。
受験用の小論文の練習に始めた日記だった。
そして、10年後の今。
また受験生に戻るよ。
来年は学生になるぜ!
打つ、だったらいいのだが。しかもまだ病後じゃなくまっただ中だし。
相変わらず痛いの。
性欲はもとより、物欲食欲睡眠欲も細っている。
昼寝もせず(主疾患では昼寝推奨されているのだが)、薬を飲むから仕方なくご飯は食べているが、下手すると低血糖症状を起こしている。酒欲はあるものの病気のため平日の夕方6時前は飲まないようにしているので意外に飲んでいない。(夏休み中どれだけ飲んだか知っている方には嘘つきと言われそうだが、それは言わない方向で)
一番困るのは知識欲が細っていることだ。昔は勉強会が酒と臨床よりは好きではないが、臨床以外の仕事より好きだったに、土日に久々講習会に行ったのに全然萌えない。ところどころ面白かったのだが、疲れの方が先に立ってしまう。
講習会の後同僚と飲みに行って、仕事の話で盛り上がりはするんだが以前ほどの意欲がわいてこない。やはり今の自分の体力では何を言ったところで無理。
それでも何とかやる気に火をつけるよう、資格試験を受けるための講習会に行ったのだが、先月の別の資格試験に合格してしまい、そっちの方が難易度が高かったものだから「これで落ちるはずがない」とだらけてしまうし。
確かに試験だけだったら多分落ちないと思う。残念ながら資格を作った先生方との思惑とは全然違ってわしらの業界では「持っていても全然役に立たない資格」と言われているしなあ。そういいながらも同分野の同業者が大概持っているのは、受かっておかないと恰好がつかないからだ。なので資格の更新はしなかったりする。...資格をとってもメリットがないからそういうことになるだよ。大体資格試験の講習会と受験代で儲かってるだけじゃないのか、あ?
あれ。欲がなくなったことなら何で資格の悪口になっているんだ。
まあいいや。昨日最前線で働いてる同僚を見て、職場復帰は無理だろうと思ったら余計に知識欲がなくなっちまったので、何でもいいのでアドレナリン分泌できるようであればいい。という訳で勝負事が好きなわしは試験に走る訳なんだが、その資格自体が上記のごとくアレだしなあ。
そんなことで体調的にも精神的にも低空飛行な日々ですが、前回のようにこつこつ勉強してみようかな。追い込み型から先行型に脚質変更ですよ。つか、先行しないとタイムオーバーや。そんな自分にちょっと萎え。
室温35℃の家に引きこもっているさんちゃんですこんにちは。
昨日は、実に8年ぶりに某整体講座に行ってみました。もう知ってる人もいないだろうなあ、師匠に忘れられてたらどうしよう、と少し暗い気持ちで新しい道場へ行きました。
ところが、受付の人が妙に親切丁寧だし、部屋に入った途端に講師のA先生に手招きされ、講師2番手になっている同期のFさんには「この人一般の人だから教えてあげて」とプロ講座生の間を引き回され、プロ講座生には
「一般の人じゃない!」と敬遠された。
そりゃ、大師匠を捕まえて「せんせえええ、お元気そうで何よりですううう」と手を握って振り回すずうずうしい一般受講生は一人もいない。しかもお見えになって早々、
「さんでいさん。もう1歩前に出て御覧」と言っていきなり手をとって教えてくださるし、人にまたがる姿勢をとる時には
「姿勢を忘れちゃいないだろうね」とチェックに来てくださるし。
それだけで2万円の価値があったな。
が、それ以降、プロ受講生さんがいちいちダメ出しするし、「次に来るときからは一般受講生の色でも外枠をつけるとか違う名札にしといてください」と文句を言われたり、講座生から避けられたり散々だ。
数少ない同期を捕まえ、「昔からここではいじめられっ子だよ」とぶつぶつ言っていると、筆頭講師のH先生がわしと目が合う度ににやにやしてるなあ、と思ったらいきなり「やってみて」と指導をしてくださる。
プロ受講生と組んでいる時は全然上手く行かなくて嫌になっていたのだが、何だかすんなり決まってしまう。
「相変わらず上手いですね」
「すっごく下手になりましたよ。さっきからプロ講座生に文句ばかり言われてたんですけど」
「とんでもない、さんでいさんは流れがすごくきれいなんですよ。後は邪魔しないようにちょっと変えればすぐ元に戻ります。変なことをいう奴には僕が怒ってあげます」
それでわかったのだが、良くも悪くも教えられたことをそのまま再現するわしは、教えがうまく行ったか判断する指標になるのだな。だから同期のFさんは、わしをプロ講座生のところに送りつけてみるわけだ。しかも必ず「この人、ボクの同期だから」とプレッシャーをかけてお天狗くんを牽制しているのか。
という訳で上の先生方から「また来るんだよ」と言われたのだが、
人を便利に使いやがったな、とちょっと悔しい今日この頃。うきい。
ども、休職生活2ヵ月のさんちゃんです。生きてます。
6/15のにきを見れば、わしと同職種の方は気づくと思いますが、ってかわしが気づかないうちにとても正確な描写をしていたんだけどさ、やだわPTって。
疾患が一つではなくて二つであることが判明しまして、左半身と右半身が別の痛みに悩まされているという毎日でございます。
こないだは、夜遅くにビールを飲もうかと悩んでいたら相方に
「いいじゃん、飲めば。明日も休みなんだから」
と悪気はないのでしょうが、”も”というところについ過剰反応してしまい
「病気だからって役立たずみたいに言ってるとなあ、八つ墓村の犯人みたいになっちまうかもしれないんだからなあ」
と逆切れしてしまいました。
・・・今にみておれでございますよ。(←やめとけって)
結核、といいながら166センチ、60キロの体格では外からそう見えない、というところが、わしも全く病人に見えないのと似ている。当時の死病である結核と違ってわしの病気は主治医に「いいじゃん。どっちも死なないから」とあっさり言われておるけどな。
丑三つの村はまだ見ていないが、事件について調べ過ぎたら気持ち悪くなってきた。
自分のリストのオペは最初から最後まで見ていた癖に、心臓のオペビデオは胸骨切開まではおけーだが、開胸器を入れてがーっと開くところは目をそむけるあたしには30人殺しなんて無理無理。多分生体ではありえない動きというのが気持ち悪くてダメなんだろうなあ。だから骨折も脱臼もキライ。
あれ、話が別の方向に行ってしまったがいつものことだ。
とりあえず、相方はわしにたたられたのか今日は食あたりによる嘔吐と下痢で帰宅するなり寝込んでしまった。
たたるつもりはなかったのだが。かわいそうに。
明日は元気になっているように祈っておるよ。
・・・何に祈ればいいのだ。
発症がわかって2か月、休職に入って3週間。
右手の痺れがなければなんで休んでいるのかわからないぐらい平和だ。
だが、ちょっと無理すると手指が腫れるし、頸部伸展で灼熱感と橈骨神経領域に痺れが出現してADLの阻害あり。
先週もジムで軽い運動をした帰りに、徐々に階段で膝関節痛が出現して家に着く頃には重度の跛行となった。杖か歩行器の購入を検討するか・・・
診察のため、久々に職場へ行く。よくこんな遠くまで毎日通ったものだと呆れてしまう。ドクターは相変わらず頼りにならなそうで頼りになるのだが、右手の痺れについては頸部MRを撮ることになった。まあ、まだ環軸関節亜脱臼は起こしてないとは思うが、今後どうなるかわからんし。
血をたっぷり採られて、また抗がん剤をもらって職場をこっそり覗く。
仲間は仕事中なので、挨拶はそこそこにして元の担当患者様のお見舞いに行くと、どこでも熱烈歓迎(涙
特にわし以外のPT訓練を拒否し続けたというSさんは、失語症でしゃべれないのだが
「あーあーあー」とわしに抱きついて笑顔で大興奮だ。
ごめんよ、Sさん(涙
帰りに途中駅でレジャー施設的銭湯へ行ってのんびりしたのだが、疲れたせいか手が腫れた。やれやれ。
とにかく肝臓の数値は覚悟していたが、思った以上に悪くなっている。
服薬中止にならないといいのだが。
そういや、つい最近まで脳梗塞で復職を目指している患者様と、生活を食事の支度に後片付け、風呂、洗濯干し、掃除、会社への行き帰り、通院などを一つ一つ挙げながらどーするこーすると相談しながら「生きてるだけでこれだけあるんだもんなあ」と一緒に悩んだっけ。
その患者様も、再来週には復職するはず。わしにもまた働ける日が来るのだろうか。
昔、実習生時代に「必ず一度は自殺を考える病気です」とバイザーに説明された病気になっているわけだが、自殺しようとは思わないが、生きているのが面倒ではあるなと思う今日この頃。
こにちは、抗がん剤生活3週終わったさんでいです。
とりあえず焼けるような首の痛みと手指の痺れと痛みさえ我慢すれば普通に生活しています。
妙に疲れやすいと思ったら先週別件でとった血液データで肝臓のマーカーが通常の4倍に上がっていた。覚悟はしていたが、ちょっとびびる。あれだけ酒を飲んでも数字にでなかったのに、病気になってからはどんどん悪化するんだもの。あれから1回薬を飲んだからもう3桁に乗っちゃったかもしれんな。
今の投薬状況ではB肝ワクチン打って抗体陽性だから劇症肝炎に気をつけねばならんのだが、そんなもの気をつけようがなかろう。2005年のデータでは再発例の27%が劇症化→全例死亡、だそうだ。n=15を多いと見るか少ないと見るかは知らんが。
こんな薬を飲みながら働く人もいるんだよなあ。聞くとほとんど事務職だが。わしの職場、特に一般病棟じゃ無理だ。絶対感染症になって下手すりゃ死んじゃう。
という理屈で休職して9日目、なんだかすっかり働いていたのが信じられないぐらい平和だ。
この前の土日は薬の副作用のためか8時間ぐらいこんこんと寝た。いつもは3時間ぐらいで痛くて目が覚めるのだが、もう本当に疲れていたのかも。
今日はスポーツクラブもないうえ、相方まで人間ドッグで「先生の診断まで時間があるのだが、会社に行ってもすることがないから1回帰る」と昼に戻ってきてしまう始末。近くの小料理屋のおいしいお弁当(なぜか破格に安い)を買ってきて2人で食べる。
お金をもらって休めるのは有給振給と欠勤1か月分、傷病手当がちょうど誕生日から1年半。それまでこんな平和が続くといいなあ。ただ痛みがいつまでも続くのはいや。そして薬を飲み続ける限りは肝臓はどんどん悪くなるので酒は飲めない。それもいや。今日も昼から休みでいい天気だと言うのにビールが飲めない。残念。
とりあえず治らない病気ではあるが、自分の患者さんたちの手前、「優秀な患者」であるように努力をしているわしである。や、完全に酒はやめてはいないけど(汗
突然ですが、一生ものの病気になりました。
はっきりと診断がついたのはゴールデンウィーク明けですが、自覚症状と照らし合わせると、発症半年ぐらいです。先週から抗がん剤を飲み始めています。痛みはまだ我慢しようと思えば我慢できるのですが、病気が進行する恐れがあるので今週一杯で仕事は休職します。多分もう戻れないでしょう。
あと、3日で恐怖から解放されるー。ばんざーい。
まあ、こつこつ積み上げたもの(仕事)が一瞬で吹き飛ばされるという三匹の子豚の藁の家のような無力感はないとは言えないし、先のことはどうなるかよくわからんけど、私の疾患に関する理解が深まり興味深いし。リハビリについては役に立ちそうだし、それはそれでいいや。
マイケル・J・フォックスみたく「ラッキーマン」とまで開き直れるほど正直まだ割り切ってはいないが、世の中の99.5%の人はかからない病気にかかるという神か悪魔に選ばれた人間だとは思うことができる。
ところで、抗がん剤といってみたもののがんではないんです。(←別のところでもやったが確信犯)
とりあえず私の疾患では合併症によっては予後不良になりますが、すぐは死にません。検査では混じりけのない純粋な疾患だそうです。
なので、来週からぷー(8ヶ月は休職扱い)で、リハ医からは「闘病記でも書きなよ」と言われているが、水泳を習ったり、場合によっては憂い系美青年の病院に無理やり短期入院を企てたりして有意義に過ごそうと思っております。
お見舞いのお言葉はお返事がめんどいので掲示板は閉じました。
薬の影響で結構疲れやすい上に仕事の引継ぎで忙しいもので、しばらくお付き合いもご遠慮させていただいております。すみません。
お見舞いもご遠慮いたしまするが、薬の関係で酒は控えながら飲んでおりますので(主治医はダメとは言ってないもん)貼り薬、出来ればモーラステープかボルタレンテープがありがたいです。(←一般人に手に入るのかは謎)
生きていればまたお会いできるでしょう。
医者の勧めにしたがって闘病記でも書きますので、こちらで経過報告しますね。
世の中ごおるでんうぃーくというものがあるらしいが、わしは通常勤務だ。もう連休の味なんて忘れてしまった。昨日一緒に帰った医師免許をもったおっさん(と言ってもわしより若い)が「連休も正月も出勤か・・・」とつぶやいているので
「回復期なんだから当たり前でしょ、あたしだって出勤だもん」と当然のように返す。
その医師免許をもったおっさん(脳外科医・リハ医修行中)から勉強会で
「経頭蓋磁気刺激治療のモニターにならない?」と誘われる。
脳卒中の夢の治療法みたいにテレビで放映されたらしく、出ていた某大学病院の外来は予約が取れない騒ぎになっているらしい。当院も東北大学との提携で健常者で実験をしている。但し治療法自体は20年前からあるもので、それがまだ一般化していないということは・・・(以下略)というのが多くの脳外科医の見解のようだ。
そんなもんの実験台になりたくないので同じ勉強会に出ていたわしの病棟の主治医(大学助教授も勤める脳外科医)に
「せんせー、何とか言ってくださいよ」と助けを求めると、
「うさぎさん病棟(仮)の貴重な戦力だからダメ」
と助け舟をもらえる。
医師免許を持ったおっさんが言うことには
「お前、少しぐらい脳に抑制かけた方がいいぞ」だそうだ。
なるほど、確かに酒においては脱抑制気味ではあるな。
しかし昨日はそれ以上に抑制かけちゃろうというヤツが現れた。
一日きりきり働いて次の日曜のスケジュールをOTと話し合っている時、スタッフルームに
「さんでいさん」とMSW(美人で頼りになるが時々ぬけている)が飛び込んでくる。
や、退院が見込まれる患者様に何かあったか?と身構えると、メモを見ながら
「患者様の○○さんからあ、さんでいさんの若い頃の写真がものすごく美人だから見に行った方がいい、と言われました」
そんなことメモ取らんでもよろしい(がっくし
担当OTに「あの患者さんの暴走を止めてくれ」と言ってみると
「無理です。」ときっぱり断られる。
そもそも若い頃のわしの写真など見たことない癖になんでそんな思い込みをするのか。誰かが変な刷り込みをしたに違いない、と突き詰めていくと
デリカシーがないと評されている2年目のPTがわしの話をしたらしい。
頭にきたので呼び出して次の装具症例検討会で発表させることにした。
「それはパワハラでは」と言われたが、磁気に変わってお仕置きよ。