室温35℃の家に引きこもっているさんちゃんですこんにちは。
昨日は、実に8年ぶりに某整体講座に行ってみました。もう知ってる人もいないだろうなあ、師匠に忘れられてたらどうしよう、と少し暗い気持ちで新しい道場へ行きました。
ところが、受付の人が妙に親切丁寧だし、部屋に入った途端に講師のA先生に手招きされ、講師2番手になっている同期のFさんには「この人一般の人だから教えてあげて」とプロ講座生の間を引き回され、プロ講座生には
「一般の人じゃない!」と敬遠された。
そりゃ、大師匠を捕まえて「せんせえええ、お元気そうで何よりですううう」と手を握って振り回すずうずうしい一般受講生は一人もいない。しかもお見えになって早々、
「さんでいさん。もう1歩前に出て御覧」と言っていきなり手をとって教えてくださるし、人にまたがる姿勢をとる時には
「姿勢を忘れちゃいないだろうね」とチェックに来てくださるし。
それだけで2万円の価値があったな。
が、それ以降、プロ受講生さんがいちいちダメ出しするし、「次に来るときからは一般受講生の色でも外枠をつけるとか違う名札にしといてください」と文句を言われたり、講座生から避けられたり散々だ。
数少ない同期を捕まえ、「昔からここではいじめられっ子だよ」とぶつぶつ言っていると、筆頭講師のH先生がわしと目が合う度ににやにやしてるなあ、と思ったらいきなり「やってみて」と指導をしてくださる。
プロ受講生と組んでいる時は全然上手く行かなくて嫌になっていたのだが、何だかすんなり決まってしまう。
「相変わらず上手いですね」
「すっごく下手になりましたよ。さっきからプロ講座生に文句ばかり言われてたんですけど」
「とんでもない、さんでいさんは流れがすごくきれいなんですよ。後は邪魔しないようにちょっと変えればすぐ元に戻ります。変なことをいう奴には僕が怒ってあげます」
それでわかったのだが、良くも悪くも教えられたことをそのまま再現するわしは、教えがうまく行ったか判断する指標になるのだな。だから同期のFさんは、わしをプロ講座生のところに送りつけてみるわけだ。しかも必ず「この人、ボクの同期だから」とプレッシャーをかけてお天狗くんを牽制しているのか。
という訳で上の先生方から「また来るんだよ」と言われたのだが、
人を便利に使いやがったな、とちょっと悔しい今日この頃。うきい。