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浅草寺へ行きました

またまた話はさかのぼりますが…かれこれ一か月前?! 11月14日、浅草寺へ行きました。少し前にテレビで『2時間でまわる浅草寺』という番組を視て、これからは東京へ出ることも少なくなりますから、行っておこうと思ったのです。

浅草へは10年ほども前になるでしょうか? そのころ通っていた着付け教室の催しで料亭での食事会へ来て以来です。玄関から入った後、再び中庭?のようなところへ降りていく座敷での会食…不思議な構造の建物でしたね。


食事の後、人力車に乗る企画でした。車夫の方がガイドも兼ねていて松下幸之助と雷門の話をしてくれました。でもあの時は浅草寺の中までは入りませんでした。


仲見世通りの混雑は避けて脇道を歩き、宝蔵門の前へ。観光客の頭が入らないように写真を撮るのが大変でした。

 

浅草寺六角堂…東京都内最古の木造建造物とのこと。小さいけれどじっと見入ってしまいます。


塩田平の安楽寺の八角三重塔を思い出しました。八角と六角の違いはあるし、安楽寺の方が時代は古く、塗装なども凝っていますが…眺めていると癒される感じが似ているのです。

「本尊は日限(ひぎり)地蔵尊で、日数を決めて祈るとその願いが叶うとされる」とのこと。日数ではなく、年数ですが、「70歳まで年金をもらわないで暮らせますように」とお願いいたしました。

針供養で知られる淡島堂、そしてその脇におかれた空襲から本尊を守った天水桶

 

 

 

案内板を見ていた時、声をかけてくれたボランティアさんに訊いて
鎮護堂へ。


空襲から御堂を守った神木のイチョウ。


そして幇間塚…昔、吉原が舞台の歌舞伎で卒論を書いたので、なんとなく拝んでおこうかと。そういえば着付け教室の催しでも現代の幇間の芸を観ました。神仏を参拝する時の若い娘とおばあさんを演じ、おばあさんの時は

手ぬぐいを着物の衿にかけて年齢を表現していました。今思うと貴重な経験ですね。




河竹黙阿弥や白波五人男の看板のある通りを歩いて弁天堂へ…


浅草寺HPに「本堂南東にある小高い丘は、弁財天を祀る弁天堂が建つことから弁天山と呼ばれる」とあるところから何となく距離があるような印象を持っていましたが、本堂のすぐ近くです。ただ和服をレンタルした海外からの旅行客がつめかけていて、なかなか御堂の写真が撮れず、戦時中も鐘が供出されなかったことで知られる鐘楼の方を先に撮りました。

 

ちなみに弁天堂で見かけた海外からの観光客の女性で振袖をお召の方がいましたが、すねが見えそうなほど着丈が短く、まるで女中のよう…ああでもしなければ歩きにくいのでしょうが、昔習っていた着付けの先生が見たら嘆くだろうな。



 

二天門の増長天と持国天は片手を腰にあてていてまるでダンスを踊っているようです。


顔に彩色が残っている方が増長天です。二天門から浅草寺を出てべらぼう大河ドラマ館へ向かいました。
 

 

静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝(後期展示)その2

『静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝』後期展示の目玉は二つの
『四季山水図屏風』

伝周文筆の『四季山水図屛風』樹々や建物の描き方がとても緻密。




全体はこちらで見られます

 

 


 

式部輝忠の『四季山水図屛風』は淡彩水墨ですが、色が鮮やかでわかりやすいですね。


山水の中に描かれる人物の物語?も面白く書籍になっていたら読みたいです。

式部輝忠の『四季山水図屛風』全体は展覧会サイトでごらんになれます。

 

 


『青緑山水図巻』も前期とは場面が変わっていました。やはり家にもらうならこれかしら(笑)


後期展示の第4章は宋元文物


伝周文の『四季山水図屛風』に影響していると言われる孫君沢の『楼閣山水図』


元時代のもののせいか全体をみるとくすんだ感じでわかりにくいのですが、
拡大すると楼閣が魅力的です。特にバルコニー?で眺めを楽しんでいるところがすてき。


伝夏珪筆『山水図』。小さな絵ですが室町水墨画のカノンなのだそうです。


 

重要文化財の『漢書』の版本。前期に展示されていた菊池容斎が描いた呂太后の戚夫人処刑のエピソードの箇所がわかりやすく示されています。

有名なお話ですが、ちゃんと文献を見ると一つ利口になった気になれます。漢文読めないけど。

 

クライマックス?は国宝『風雨山水図』(伝馬遠筆)。

松の樹の先端は強風で折れているみたいで風雨の迫力は満点…ですが13世紀のものとあって説明にある「旅人」の存在がわかりにくいです。

ちょっと出費がかさみましたが、前期、後期両方見て本当によかったと思います。


後期は12月21日まで開催、ようやく終わっていない展覧会の皆様のお役にたつブログが書けました(笑)。

 

静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝(後期展示)その1

またまた話はさかのぼりますが、11月11日、神保町シアターでの映画鑑賞の後、『静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝(後期展示)』を鑑賞いたしました。

展覧会サイト
https://www.seikado.or.jp/exhibition/current_exhibition/

第1章『岩﨑家(静嘉堂)と博覧会』のコーナーに前期から展示されていた野口幽谷『菊鶏図屏風』。前回は気がつかなかったのですが、青い小菊が描かれているのが気になりました。


 

説明によれば瑠璃雛菊…瑠璃色は初めて知りました。調べてみると瑠璃色といってもこの絵のような青ではなく、紫に近い青の小菊です。この屏風ちょっと派手過ぎて家にはほしくありません(笑)。

 

菊池容斎の後期展示は『阿房宮図』。秦の滅亡の時、項羽に焼き払われる始皇帝の宮殿を描いています。悲劇的な絵ですが、始皇帝の栄華も感じさせ、目が離せません。



菱川師宣落款の『美人若衆図』。着物の柄がすてきです。赤い花柄の方は無理ですが、若草色の方なら私も着てみたいかも?


 

曽我兄弟の仇討ちに題材をとった宮川長春の『形見の駒図』。曾我兄弟ではなく、十郎、五郎それぞれの恋人が描かれています。形見ですから愛する人はすでに亡いのですが、やはり衣装が美しいですね。

 

第2章 『修理後初公開!詩画一致の絵画』コーナーに展示の『秋景山水図』(倪元璐)。
 



で旅だった友人を送る絵…
船はわかるのですが、樹の下で見送っている人がわかりにくいです(笑)。


 

王鐸の『夏景山水図』。夏の景色ですが冬に描いたとか。


この絵は1970年の大阪万博に出品…この万博には両親に連れられて当時5歳の私も行きました。もちろん見た記憶はありません(笑)。


日本の室町時代、永享年間に描かれた『聴松軒図』。松がくねくねし過ぎていてあまりここに住みたくありません(笑)

 

応仁の乱で都を追われた関白一条兼良が題を書いている『蜀山図』
中国の蜀(四川)の景観とのこと…ここじゃないどこか平和な場所へのあこがれ? 修理して横じわを消したのだそうです。

 

中国、明時代に描かれた『竹林山水図』。風の音が聞こえてきそうです。

 

応仁元年と入っている『万里橋図』。橋の描き方がちょっと堅い感じですが、

この橋を渡って安らかな世界へ行きたいという思いが入っているのでしょうか。橋の上にいるのは諸葛孔明一行とのこと。

 

けわしい山と霧、天気も悪いのかしら?そんな中を旅してきた僧二人が

尋ねあてた高僧との話声が聞こえそうな『洞山良价禅師図』 小さいけど衣服までしっかり描き込まれています。

 

 


『巣雪斎図』「巣を捨て飛躍を試みよ!」と呼びかけている絵なのだとか。説明もちょっと難解ですが「雪も恐れずに出かけなさい」ということ? 時にはそういう勇気も必要かもしれません。

 

続き物?になっている室町時代の『山水図』。パズル?のようにも楽しめますし、1つ1つでも飾れて便利? 旅に出たいけど出られない時、効く絵ですね。

その2へ続きます

 

 

修理後大公開! 静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝(前期展示)

展覧会サイト
https://www.seikado.or.jp/exhibition/current_exhibition/

話はさかのぼりますが、11月7日、『静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝』前期展示を鑑賞いたしました。この展覧会は前期と後期に分かれていて第4章で宋元の名画が出る後期だけにしようかなとも思ったのですが、前期だけ展示にも気になるものがあったので、500円得になる前、後期パスポートを買いました。あまりやらない贅沢です。

この美術館に来るのは初めてだったので、明治生命館にたどり着いた後も美術館入口がわからず、他の会社に入ってしまいそうでドキドキ。うろうろして守衛さんに尋ねてしまいました (笑)

大阪・関西万博開催記念と銘打っていますので、歴代万博に展示された品が並んでいます。

 


今回見た洋画の中で家にほしいのはこの『濁らぬ水』(山本森之助)。渓流のさわやかさが伝わってきます。



 

 

清朝初期、順治年間に描かれた陳紹英の『夏景山水図』この絵がネット上でとても評判がいいのです。説明の通り、窓辺で読書している人がとても幸せそうです。

 


 

幕末、横山雲南による模写。

間違い探しのようですが模写の方がちょっと机が広いかな?

 

修理についてのパネルのあった李士達『驟雨行客図』


実をいいますとガラス越しですと私の視力では書かれていないものが判然としないところがありまして…枚田水石の模写のおかげではっきりとわかります。山の描き方が若干不気味ですが…雨の中の人々、遠くに見える建物がすてき。


題名から「どんな絵なんだろう?」と不思議に思っていた『川至日升図』。長寿を祝う絵なのだそうです。樹々がリアルな気がするけど川がどこか布のよう。


 

描かれている人物、家、舟に心ひかれる『雪景山水図』(趙左・明時代)。船頭さんと話している人は寒いので襟巻?


第3章 未来の国宝!コーナーの謝時臣『四傑四景図』は4人の英傑の絵ですが、栄光の姿ではなく、世に出る前の困っている様子を描いているが面白いですね。

機織り中の妻に無視されたり、通りがかりの老婦人に食べ物を恵んでもらったり、行商して深夜に帰っても貧しさに愛想をつかした妻から離婚されそうになったり…洞穴に住んだり…



 

 

どの絵も背景の描き方が華麗すぎて問題のご夫婦?がどこにいるのか
さがすのにちょっと苦労しました。

破窯風雪…奥にいる奥さん、アニメ風でかわいいけど寒そう。この絵の上の方に描かれている家が気になります。苦難を乗り越えた彼らが将来住む豪邸?

 

 


朱買臣は「50歳になったら富と名声を得る」と妻に言ったそうです。これが何歳の時の話なのかわかりませんが、奥さんは「もっと若いうちにきれいな服を着たいわ、子供にも小さい頃からいい教育受けさせたいわ」なんて言われなかったかしら?



幕末から明治に活躍した歴史画家菊池容斎の『馮昭儀当逸熊図』。

戦わせて見物するために宮廷へ連れてこられたクマが脱走…敢然と立ち向かう美しい妃…楽しく豪奢なイベントで暴れ出す熊…何だか今でも起こりそうなことです。


そしてこの絵は全体の写真を撮る気にならなかった『呂后斬戚夫人図』。


この展覧会の目玉でHPに全図があります。
https://www.seikado.or.jp/pdf/20251004_release.pdf



あまりにも有名なお話ですが、なぜこんな緻密に描き出したのでしょう?誰かの注文…注文と言えば『呂后斬戚夫人図』と『馮昭儀当逸熊図』は注文すると
ブランケットにしてくれるという広告が出ていました。確かに未来の国宝に
なる絵かもしれませんが、個人的には家にはほしくありません。


冬の山脈?の描き方がとてもリアルな『梁園飛雪図』。雪のつもった建物や樹々の風情もすてきです。人々は寒そうですが。


 

彩りがきれいで人々の話声も聞こえてきそうな絵巻物、『青緑山水図巻』


 

第4章の前期は渡辺崋山の作品を展示
しのつく雨の音が聞こえ、霧が掛け軸からわいてきそうな『渓山細雨図』。


愛する芸妓さんを描いた『芸妓図』蛮社の獄で悲劇的な最期を迎えた崋山ですが、こんな素敵な女性と楽しんだ日々もあったのですね。話しやすそうな

性格のような気がします。
 

 

為政者が農民の労苦を知るための勧戒的な詩の世界を月明りの中に描いた『月下鳴機図』のどかそうに見えるけど夜も仕事中…でもこんな家いいかも…なんて思ってしまいますが、天保12年蟄居中に描いたとのこと、描くことで心を静めていたのでしょうか。



魚の絵としてはちょっと生生しすぎてあまり飾りたくない『遊漁図』。不穏な未来を暗示しているのだとか。


 

第4章の部屋にはこの美術館で一番有名な品『曜変天目』(稲葉天目)もありましたが写真撮影禁止でした。想像していたよりも小さな茶碗です。がぶ飲みに向いていません。ごく濃いお茶を少しだけ飲むための茶碗かな?ミュージアムショップにあったぬいぐるみは写真OKでした。実物大とのこと。


展示目録では第3章に入っていますが、入ってすぐのロビー?のガラスケースに展示されていた『色絵五艘線文鉢』。家にある六角形の大皿を思い出しましたがもちろんこんなに豪華じゃありません。

 


展示室の扉…こんな扉が家にもほしいです(笑)


 

念願?の神保町シアターで映画鑑賞『雑兵物語』

10月まで働いていたのは上野ですが、数年前までの勤務地は神田、それも通算すると20年近くもの間です。上野も嫌いではないですが、いまだに東京の中で我が町といえば神田のような気がします。特別親しい人がいるわけではありませんが。

神保町の書店街まで歩いて7,8分のところでした。昼休みに書店街をぶらつく…というわけには行きませんが、買いたい本や見たい本を事前に絞っておけば、三省堂書店本店で目的を果たすことはできたのです。その際、近くにある神保町シアターの前を通り、いつかここで映画を観たいと思っていました。

そして11月11日、その願いがかないました。今年6月に亡くなられた
俳優藤村志保の特集で映画『雑兵物語』を鑑賞したのです。特別
藤村氏のファンではないのですが、映画やテレビの時代劇に出演されているのを視て着物姿の本当に美しい方だと思っていましたし、戦国の雑兵という
テーマにも興味をひかれました。

 

神保町シアターサイト
https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/fujimura_list.html#movie05

 


戦国時代、領主の戦いに駆り出された農民兵のお話。歴史劇というよりは
時代劇コメディ…オープニングタイトルもマンガです。でも冒頭から
疲れ切ってふらつきながら歩く主人公茂平を演じる勝新太郎の演技に
見入ってしまいました。茂平がたどりついた農家には何もない中で
お腹が空かないようにごろ寝する弥十がいました。他の村人たちは
「戦さに行けばお金がもらえる」という話を聴きに寺に集まっているというのです。

戦さに行くという百姓の仙太、「あんたに死なれたら身重のオラはどうすればいいか」といっしょに戦うことを決める妻のおたつ。茂平に率いられて戦場に出た村の衆。敵襲の中、おたつは産気づいてしまいます。仙太はなんと敵将に事情を説明…それをきいた敵の大将は「出物、はれ物、ところ選ばず」と兵をひきます。そんなばかなって感じですが…

淑やかな武家の女性の役を得意としているイメージのある藤村志保氏ですが、この映画では何と「裸にならなきゃ男で通る」村のおてんば娘…
お楽しみ?の温泉に入る場面もあります。

武士たちが食べている白米食べたさに死んだ敵の大鎧を着てにわか侍大将に扮したり、敵方の農民兵と話して先方の旗印を手にいれて危機を乗り切る茂平…百姓には敵も味方もどうでもいいと…

物語の後半で茂平たちは主君に命じられて敵陣を全滅させられる秘密の新兵器…爆弾?を運ばされます。爆弾はどうも薬材に似た成分でできているようで、自分たちから老いた武者の鎧を買いたたいた女商人に「薬」として
売りつけて仕返しします。

茂平たちは目的を果たし、主君からごちそうされますが、爆弾?が
投げ込まれる敵軍の中に仙太夫婦がいることを思い、救出に向かいます

映画が娯楽の王様だった時代のパワーがあふれた

ハチャメチャコメディのようでいて、今も世界中でやまない戦争への
訴えも感じる映画でした。

 

三井記念美術館 『円山応挙―革新者から巨匠へ』及び三越の屋上庭園

またまた終了した展覧会のお話で恐縮ですが、11月13日、

三井記念美術館の『円山応挙―革新者から巨匠へ』を鑑賞いたしました。


目玉の『藤花図屏風』や『青楓瀑布図』はわりと最近見た?記憶があるので、
どうしようかなと迷ったのですが…この2つはどちらも前期展示で

私が行けたのは後期です。それから瀑布図つまり滝の絵は春の『相国寺展』で見た『大瀑布図』でした。

紹介サイト
https://artexhibition.jp/topics/news/20250718-AEJ2700396/

展示室1でまず見入ったのは『元旦図』。
初日の出を見ている応挙自身の後ろ姿とも考えられるとのこと。
展覧会HPやチラシから見て想像していたよりも小さな絵で、ほんの少しのぞいている日の出の光も弱くて、元旦にしてはあまりめでたい感じはしません。むしろ孤独感が伝わってきます。写真は禁止でしたが、上記紹介サイトでごらんになれます。

『夕涼み図』画題からして浴衣の美女が団扇を持ってみたいな図を想像していたのですが
…描かれているのは脚を投げ出して座った男の後ろ姿…何にも着てもいません。下帯も
なし…ちょっとびっくりしましたが、ユーモアが漂います。
こちらの記事でごらんになれます。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/31440/pictures/4
https://ameblo.jp/artony/entry-12934442833.html


車椅子の男性が一人、『夕涼み図』をとても熱心に長い間
眺めているのを見て、父のことを思い出しました。父よりはいくらか

若い方でしたが、父もこんなふうに車椅子でも出かけて

見たいものを見てくれるといいのに。

今回の展覧会で家にほしいと思ったのは展示室2の『水仙図』。

ミュージアムショップにポストカードがあったので買いました。

ちなみに『水仙図』の展示室はミュージアムショップにぬいぐるみや

アクリルスタンドを置いて撮影できるミニチュアがありました。

私も何か連れて?くればよかった?


 

展示室3の『郭子儀祝賀図』は巨木を背景に座る老将郭子儀の右側に
お祝いに来た官僚たち、左側に妻子が描かれ、まるで中華時代劇の一場面。
老人の脇の卓には赤い珊瑚もあります。郭子儀は唐代に四代の皇帝に仕えた功臣で多くの人に敬愛され、子孫にも恵まれたので「子孫繁栄」や「長寿」の象徴的人物になっているそうです。
こちらのサイトでごらんになれます。
https://www.artagenda.jp/feature/news/20210721

展示室4の『雪松図屛風』『遊虎図襖』は写真撮影が許可されていました。
雪は描いたのではなく、地を描き残すことで表現したことで知られる『雪松図屛風』。





 

『遊虎図襖』は虎だけでなく、背景の樹などもすてき。


同じ部屋の前期には『江口君図』が展示されていたと思われる場所にあった
『楚蓮香図』。こちらの方が見られてよかったと思います。衣装の色調は
落ち着いた感じですが、腰のまわりの布の柄は華やかで、何ともしゃれて
います。楚蓮香は唐の玄宗皇帝の時に於ける長安府中の美姫とも開元年間、都・長安に名高い妓女とも言われています。身体からいい香りを漂わせていて、外を歩くと蝶や蜂が飛び従ったとか。これもポストカードを買いました。


『弓張月図』は題から馬琴の小説を思い出したので、源為朝の絵かなと
思ったら源頼政の絵でした。

 

応挙と長沢芦雪、山口素絢の『幽霊図』が並べて展示されていました。

応挙に学んで、後の二人は描いており、どれも
同じポーズ、同じ髪型なのにそれぞれの個性の違いが面白くてじっと眺めました。
応挙の幽霊は表情がふんわりしていて「なんとなく迷い出てきちゃいました」と
いう感じなのに、素絢の幽霊となるとはっきりと怨念のようなものが
浮かんでいます。

こちらのブログでごらんになれます。
https://ameblo.jp/artony/entry-12934442833.html

展示室5は写生図帖や屏風、応挙の絵の皿や盃、印籠などを展示。
写生図に描かれたサザンカは白にほんのりピンクの一重。今見かけるのは濃いピンクの八重咲が多いけど江戸時代は白い花がポピュラーだったのかしら。『鯉亀図風炉先屏風』に
描かれた亀が泳ぎが下手そうでうちで飼っているカメを思い出しましたが、家にほしいのは
鯉の屏風の方(笑)。

写真が許可されていたものの中で一番家にほしいと思ったのが
展示室6の『驟雨江村図』驟雨はわかるけど「村」はどこにあるのかなと
じっと眺めてやっと家が描かれているのに気づきました。


新発見で話題の伊藤若冲との合作『竹鶏図屏風』と『梅鯉図屏風』
写真は不許可なので展覧会ポスターを撮らせてもらいました。これも
『梅鯉図屏風』の方が家にほしいです。

そしてこの日見られて一番ラッキーだったと思うのは『四季の月図』。
春、夏、秋、冬それぞれの月を描いた4つの掛け軸のセット。
月と空で季節を見事に表現している上に表装がとてもすてきなのです。
このポストカードはなく、ネット上で画像も今のところ見つかりません。
図書館で応挙の本を見て探してみようかしら?

美術館を出た後、三越の屋上庭園で休憩。紅葉がきれいでした。

 


そして東京駅まで歩いて、キャラクターストリートへ。


M78ウルトラマンワールドのクリスマス担当?は今年も
ウルトラセブンです。


タイラントとシーボーズの指人形を買って帰りました。

『正倉院THE SHOW』(上野の森美術館)

既に終了した展覧会で恐縮ですが11月6日、上野の森美術館の『正倉院THE SHOW』を鑑賞いたしました。

展覧会サイト
https://shosoin-the-show.jp/tokyo/highlight/

チケット代が当日2300円と高い上に正倉院宝物そのものの展示はなく、
高精細映像と模造とあってちょっと迷ったのですが、今後、本場の奈良の正倉院展に行く機会が得られるかどうかわかりませんし、復元された蘭奢待の香りにもちょっと興味がありましたので行ってしまいました。
 

最初のコーナーで注目したのが光明皇后が東大寺大仏に献納した薬物の目録『種々薬帳』の掲示。



聖武天皇夫妻の身近にあったと考えられるひじおきクッション『紫地鳳形錦御軾』の模造。「紫地」となっているけれど褐色あるいはワインレッドに見えます。でも西アジア風の紋様がすてき。



次のコーナーで映像と模造の展示があった『紅牙撥鏤尺』。象牙でできているそうです。象牙ってこんなに鮮やかな赤い色をつけられるものなのですね。

 

これは歴史の授業とかこれまで読んだ本でもおなじみの『螺鈿紫檀五弦琵琶』と『螺鈿箱』。高精細映像でも流れます。琵琶の方は世界で唯一現存している五弦の琵琶なのだそうです。裏も見られました。

 

蘭奢待の展示コーナー

でもおかれているのは大河ドラマ『麒麟が来る』で使われた小道具。

 

でも香りの方はたっぷり楽しみました。

確かに唐よりもっと西から来ている感じ。いちばん最近味わったものでは神保町の月花舎さんでいただいたスパイスティを
思い出しました。これで天下人になれるかな(笑)

映像コーナーにあった円形の『螺鈿箱』の中に収納されていたラピスラズリをつらねた紺玉帯。



着物をかぶせて香りをつけるための銀薫炉。三重の輪が動いて常に中身が水平になり、こぼれたりしないようになっています。

 

細工が精巧な『金銀鈿荘唐太刀』。

 

映像で細密さに息をのんだ漆金薄絵盤(乙)大仏に供える香炉を置く、蓮の花をかたどった台なのだとか。

 

極楽にいるという人面の鳥、迦陵頻伽。人面の鳥が実際に現れたら怖いだろうな。



宝物の紋様をびっしり並べた『美のアベニュー』

 

 

こんな名古屋帯がほしいかも。

これはスカーフにしたい?



これはブラウスにしたい?

 

これはカーテンにいいかな。

これはテーブルセンターかな?

 

紋様の通路をぬけたところの「今に生きる正倉院宝物」コーナーで展示の篠原ともえデザインのドレス。宝物の漆胡瓶を模したデザインですが…個人的には…着こなせそうにありません。

 

漆胡瓶の写真はこちら
https://shosoin.kunaicho.go.jp/treasures/?id=0000010145


宝物の高精細映像は迫力がありました。蘭奢待の香りを味わえたのもラッキーでしたが。
ちょっとチケット代高めかな?

友人にあげてもいいと思い、『螺鈿紫檀五弦琵琶』をクリアファイルを買いました。

宝物の高精細映像は迫力がありました。蘭奢待の香りを味わえたのもラッキーでしたが。ちょっとチケット代高めかな?




 

 

文化の日に西洋美術館をさまよう その2

国立西洋美術館の常設展示『洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ』等を見た最初の部屋から次のコーナーへ行く通路の入口が混雑のせいかわかりにくく、ぐるぐるしてしまいました。


そんなわけで予習していたにも関わらず、たどりつくのが大変だったのが
『花と果物、ワイン容れのある静物』(アンリ・ファンタン=ラトゥール 制作年1865年) 


花の左にあるのが私の写真だと真っ黒な陶器みたいですが、赤ワインを入れたガラスの容器です。下記西洋美術館サイトでご確認ください。


美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/P.1997-0001.html


ちなみにこの絵の菊が多い花束は、私には仏壇に供える花束を連想させます。

これと間違えそうになったのがアンリ゠オラース・ロラン・ド・ラ・ポルトの
『桃、李、杏』。写真とりはぐれましたがなかなかおいしそうです。
美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/P.1984-0004.html

 

『花と果物、ワイン容れのある静物』の近くにあったのがギュスターヴ・クールベの『りんご』 形は夏ミカンみたい?
美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/P.1959-0059.html



ジョン・エヴァレット・ミレイの『狼の巣穴』物騒な題ですが、グランドピアノの
下を巣穴に見立てて遊ぶ画家自身の子供たちの絵。遊びですが、子供の表情は真剣そのもの。愛らしい子供を物語要素と共に描いた絵はファンシーピクチャーと呼ばれ、18世紀以来イギリスで人気を博したとのこと。
美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/P.2020-0004.html

同じ画家の『あひるの子』もアンデルセンの『みにくいアヒルの子』にちなんだ
ファンシーピクチャーなのだとか。下記美術館サイトによれば、
「貧しげな少女の中に、童話のあひるの子と同じような将来の変貌を見させようとしているものと考えられよう。少女の髪は櫛を通されず、靴も傷んでいるように見える」でもかわいくて意志が強そう。
https://collection.nmwa.go.jp/P.1975-0004.html

 

ラフェエル前派はわりと好きなので予習しておいたダンテ・ガブリエル・ロセッティの『愛の杯』でも探すのにうろうろしてしまいました。
美術館サイト
https://www.nmwa.go.jp/jp/collection/1984-0005.html

予習しておいたけど写真をとりはぐれたのがフェルメール?かもしれない
聖プラクセティス。
美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/DEP.2014-0001.html


北イタリアの山麓の人々を愛情を持って描いたセガンティーニの
『羊の剪毛』
美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/P.2007-0002.html

北イタリアの山麓の人々を愛情を持って描いたセガンティーニの
『羊の剪毛』

美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/P.2007-0002.html



緑がいっぱい…フランスの絵なのにどこかで見たような風景もするポール・セザンヌの『ポントワーズの橋と堰』

美術館サイト

https://collection.nmwa.go.jp/P.2012-0001.html

 

ゴッホの『ばら』。1889年に入院したサン=レミの精神療養院に咲くばらを描いたものだとか。タッチが荒々しすぎて私にはあまりばらに見えません。
美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/P.1959-0193.html



ゴッホの友だちだったポール・ゴーガンの『ブルターニュ風景』。ゴーガンは
これまであまり見ていない画家です。

美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/P.1959-0105.html


この日初めて知った19世紀デンマークの画家ハンマースホイの『ピアノを弾くイーダのいる室内』妻イーダの後姿をよく描く画家だとか。落ち着いたいい部屋です。

美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/P.2008-0003.html
 



映画監督ジャン・ルノワールの最初の妻、カトリーヌ・へスリングを描いた
『ジャン・ルノワール夫人』(アンドレ・ドラン 1923年頃)。画家も映画監督も
よく知らないけど女優としても活躍した人の絵なのでつい注目。

美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/P.1990-0008.html


 

パブロ・ピカソの『小さな丸帽子を被って座る女性』。ピカソがナチス占領下のパリで愛人ドラ・マールを描いたもの…ピカソにしてはわかりやすい方?
美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/DEP.2022-0025.html

最後はこの美術館の基礎を築いた『松方幸次郎の肖像』(フランク・ブラングイン 制作年1916年)。近年松方の遺族から寄贈されたとのこと。
美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/P.2017-0003.html

松方幸次郎についてはNHKで『幻のコレクション 100年前 夢の美術館』という番組が制作されています。番組中で松方を演じているのはあの団時朗さん。あの時代の上流紳士の服装がとても似合っていて素晴らしいです。『帰ってきたウルトラマン』と並ぶ団さんの代表作なのではないかと思っています。NHKオンデマンドでごらんになれます。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017083522SA000/index.html?capid=TV60

この番組は「東京、上野、寛永寺の鐘が鳴り、夜のとばりが降りる頃、100年前に生きたある男の魂が今日も現れます」というナレーションで始まります。『帰ってきたウルトラマン』のファンの皆様、機会があれば暮れ方に上野公園にお越し下さい。ひょっとすると松方幸次郎の魂といっしょに団時朗さんの魂もお越しになるかもしれません。

 

それにしても無料で文化の日は無料で入れるからと言って欲張り過ぎました。疲れましたね。頭の中は歴史と美術で悪酔い状態?

 

文化の日、西洋美術館をさまよう…その1

さまようシリーズ第3弾です((笑)

11月3日文化の日…無料で東博を観覧後、やはり常設展示は無料になっていた国立西洋美術館へ …上野駅公園口を出てすぐの美術館ということもあってすごい混雑…開催中の『オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語』が大人気のようです。敷地に入ったところでスタッフの女性がお客の一人に長い行列を指さして「あれはミュージアムショップ」に入店するためにお並び頂いているのです」と話しているのを聞きました。

 

常設展示は並ばずに入れたものの、客は多く、人が少なそうなところから見なければならない感じ。こうした状況を予想して見たい展示物を予習しておきました。


予習?していたものの一つ『洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ』(ティツィアーノ・ヴェチェッリオと工房制作年1560–70年頃)

 


昔、学校でサロメは捕らわれの身となっていた洗礼者ヨハネに
恋したがなびいてくれないので、王様が見事な踊りのほうびに望むものをくれるという申し出にヨハネの首をねだるのだと教わりました。これを教えてくれた先生によればサロメはヨハネの首を持って踊るのだと言っていました。つまりサロメはかなわぬ恋の恨みで男を殺して喜ぶ?女…サロメを描いた絵には首だけのヨハネに接吻していたりするものもありますが、この日見た絵のサロメは首を持ちながら気持ち悪そうに眼をそむけています。


調べてみますと聖書の洗礼者ヨハネの死の部分にはサロメという名前さえなく、王妃へロディアの娘がほうびに首を所望するのは母親にそそのかされてのこと。サロメのヨハネへの恋はオスカー・ワイルドの『サロメ』など後世の創作。
美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/P.2011-0002.html

 

首つながり?で見てしまったのが『ホロフェルネスの首を持つユディト』
(フェーデ・ガリツィア 制作年1622年頃)。

この美術館の新所蔵品とのこと。
敵将を誘惑して酒で眠らせ、討ち取る女…誰かにねだるのではなく、自ら計略をめぐらし刃物を手にして…ユディトの絵で私が好きなのは17世紀イタリアの女流画家アルテミシア・ジェンテレスキの作品。フェーデ・ガリツィアも17世紀ミラノで活躍した女性画家。女性の皆様、もし身近な男性に憤懣を感じたらこのテーマの絵画を見ると多少留飲をさげられますよ。
美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/P.2024-0005.html

 

首とか刃物とかの絵が続いてしまいましたのでお口直しにかわいいものを。
今まであまり関心を持たなかった分野で見たかったのが『イチゴとブドウで髪を飾る二人の女性』(アントワーヌ・スーストル1910年頃)、エマーユ、英語ならエナメル、日本風にいうと七宝焼だそうです。小さな展示物ですから探すのにうろうろし、また見る人も時間がかかりますから人だかりがしてなかなか近づけず…やっとこ写真を撮りました。

 


こちらの動画によればアールヌーボーを代表する作品なのだとか。

 

 

 

いちごさん?の拡大写真。エナメルですから光沢があり、そのためあまり鮮明には撮れません。

 

ぶどうさん?の拡大写真。これは布か何かで作った髪飾り用のブドウでしょうか?本物の
果物を頭につけたらずいぶん頭が重いでしょう。
美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/REF.2024-0145.html

 

近くのガラスケースにあった『小鳥を慈しむ少女のペンダント』エマーユは20世紀初頭のものですが、セッティングは現代とのこと。


同じく近くにあった『真珠とエナメルの花』。指輪です。はめたら仕事の邪魔になりそうですが、きれいです。

 

二度見してしまったのが『メドゥーサ』。髪が蛇で見る者を恐怖で石にしてしまうという恐ろしい怪物…でもこれがメドゥーサ? よく見ると確かに髪は蛇なんですが、お花も頭に飾っていてかわいいですね。
美術館サイト
https://collection.nmwa.go.jp/REF.2024-0019.html

 

たまたま近くに寄れた?ロレンツォ・レオンブルーノ・ダ・マントヴァの『キリスト降誕』


クリスマスカードなどでよく見るものとちがって馬小屋の中ではなく、外で日光浴?しながら授乳するマリア、その隣でこれからの暮らしに苦悩しているようなヨセフ。天使も何だか近所の子供みたい。

 

絵の中に踏み込めそうなほど大きかったのでじっくり見られた『城の見える風景』(バルトロメオ・モンターニャ (に帰属)オルジヌオーヴィ?, 1450年頃 - ヴィチェンツァ, 1523年)

 

これも大きくて美しいので見入ってしまった『マリー=アンリエット・ベルトロ・ド・プレヌフ夫人の肖像』(ジャン・マルク・ナティエ 制作年1739年)。

夫人も美女ですが小道具?が気になります。水仙?にしては大きすぎるから葦?かなと思う植物、それから水が流れ出している大きな壺…モデルを水ないし川の精に見立てているのだとか。 


とまあ、空いたところ、見られるものから見とれてはおりましたが、東博から西洋美術館へ来る途中、ベンチでおにぎりを食べたものの、ずっと歩きっぱなし、立ちっぱなし、体力に限界を感じつつ…その2へ続きます。
 

 

文化の日に東博をさまよう

さまようシリーズ第2弾です(笑)。

11月3日の文化の日は上野の博物館や美術館の常設展示が無料になることは以前から知ってはおりましたが、無料となれば混雑しますから、これまで
行きませんでした。しかしいよいよ上野の山近くで働くのも
この秋限りとなりましたから、行ってみることにしました。

まずは普段からわりと客が少ない東京国立博物館の東洋館へ…

ちょうどこの日で展示が終わる中国殷王朝時代の王墓から出たと言われる
石彫怪獣。怪獣と聞けば見たくて(笑)。

わりとかわいい?怪獣です。360度ぐるりと見ることができました!


パワーを送ってみましたが、私の能力では動かしたり巨大化させたりは
できないようです。(笑)

「背中のくぼみに柱状のものを挿(さ)して支えるための石であった可能性が考えられます」とのこと。ここに王様か誰かが魔法の液体を注ぐと
動きだしたりして。

 

中国の陶磁コーナーで家にほしいと思った『白磁刻花蓮花文皿』(中国・定窯北宋時代・11~12世紀)

 

こういうサラダボール?がうちにもあるという人がいそうな『白磁刻花蓮花文鉢』(中国・定窯    北宋時代・11~12世紀)

これと似たカレー皿?を持っている人がいそうな『青磁盤』
(中国・汝窯 川端康成旧蔵北宋時代・11~12世紀)

瓶で家にほしいと思ったのが『白釉刻花唐草文水注』(中国・磁州窯北宋時代・10~11世紀)


それから『白磁瓜形水注』(中国・景徳鎮窯    北宋時代・11~12世紀    横河民輔氏寄贈 TG-1360)

 

画像石で見ておきたかったのは『画像石 西王母/馬車/狩猟』(後漢時代・1~2世紀)



 

それから『画像石 舞人と楽人』(後漢時代・1~2世紀)

これは歌っている人とのこと。できれば今後歌を学びたいものです

(笑)。

 

朝鮮時代の絵画の特集展示がありました。


天気の悪さが感じられる…でも家にほしい?重黙『雨中楼閣図軸』

 

秋風に耳をすます文人を描いた趙錫晋の『秋声賦図軸』

 

この後、混雑を覚悟?して本館へ ここで開催されている『運慶 祈りの空間―興福寺北円堂』から流れてくる人が多く、歩くのも大変…

見たかったのは『愛染明王座像』

愛欲などの煩悩を昇華して悟りに至らせる
仏とのこと。愛欲ではないのですが、自分の煩悩(欲の深さ?)に苦しんでおりますので。

『愛染明王座像』の厨子。


日光東照宮の修復技術についての展示もありました。


 

その後、西域関係の展示を見ていないのに気づき、再び東洋館へ

 

アクセサリーに欲しい?クチャ出土の数珠。


ハンサムな?ホータンの青銅の如来像頭部

 

何か言いたそうなまなざしのクムトラ石窟の菩薩像頭部。


 

クッションとしてミュージアムグッズにもなっている
クチャ出土の『舎利容器』をじっくり眺めて東博を出ました。