奨学金を肩代わりしてくれる制度 | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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今日お届けするのは、奨学金に関する記事です。
 

 

 日本の場合、奨学金という名の「借金」ですが、その一部を肩代わりしてくれる民間企業が増えてきました。少子化による人手不足の解消策ですが、就職する側にとっても大変嬉しい制度ですね。

 奨学金によって、通えなかったはずの大学に通うことができるようになるのはありがたいのですが、卒業と同時に多額の借金を抱える状態になるというのが非常に厄介な点です。それを、卒業後すぐにフォローしてもらえるのは、経済的にも精神衛生上にもとてもありがたいですから、これを理由に就職先を選ぶ学生も出てくることでしょう。

 ただ、高学力で優秀な生徒は、大学の授業料も低めになりやすいのに加えて、良い企業に良い条件で入れるのに対し、そうでない生徒は、大学の授業料も高めになりやすい(=奨学金も多くなる)のに加えて、こういった企業には採用してもらいづらいという、身も蓋もない二極化の話も潜んでいます。

 とは言え、ここでの「優秀な生徒」とは、高学力だけでなく、社会で通用する力があるかどうかという話も含んできます。一定の学歴が必要なのは昔と変わりませんが、昔ほど学歴「だけ」で評価されることは減りましたし、ただ勉強ができるだけでも評価されません。

 そういう意味でも、子供たちには学力と合わせて、必要な力を育てていきたいですね。

 

 ちなみに、不人気化が著しい学校教員においても、奨学金を肩代わり(免除)してくれる制度について話題になっていますね。

 

 

 政治の無能が見事に良い仕事をしてくれたという好例でしょうか。

 ただ、今さら感は強いですが、昔のように奨学金免除を復活させれば、教員志望者の増加に一定の効果はあるような気がします。

 

 

 

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