まだまだ根強いブラック環境 | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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今日お届けするのは、教員不足に関する記事です。
 


こちらは、内部用の書類に記されていた・・・わけではなく、まさかの新採用教員向けの公式な冊子の話です。

まるでエイプリルフールネタかと思うような話ですね。


実際に書かれていた「教師としての在り方」を抜粋してみましょう。


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(1)「ありがたい」と思う気持ちを大切にしましょう。

・「忙しい」は「ありがたい」ことと考えましょう。自分が成長するチャンスです。
・愚痴や言い訳は言わないようにしましょう。聞く側にとってあまり心地よいものではありません。
・「忙しいのは自分だけじゃない」「もっと忙しい人もいる」と考えてみましょう。
・心がけたい言葉 <私にやらせてください。> <ありがとうございます。精一杯やらせていただきます。>


(2) 何事にも一生懸命に取り組みましょう。

・どんな仕事でも心をこめて行えば、楽しく充実したものとなります。
・余計なことは考えず、自分の仕事を一生懸命に行うだけです。よりよい仕事をめざしましょう。
・常に、自分自身をよりよくするために、学び続けましょう。

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どこのブラック企業かという、ひどい内容ですね(苦笑)

1つ1つ切り離してみれば、中には良いことを言っているものもあるのですが・・・全体の文脈と、今の学校環境を考えると、完全にアウトです。

ブラックもブラック、悪質な洗脳やマインドコントロールのようにしか思えません。


一応フォローしておきますと、作成したのは2013年ということです。

そして、当時はそこまで厳しい労働環境ではなかった・・・ということはなく、心の病を発症する教師が激増するなど、すでに問題になっていましたから、やはりフォローは無理ですね(汗)

大学では、実務経験もない先生から指導を受け、採用されたらされたで、こういった指導を受けるのですから、若い先生たちは何とも救われません。

教育長や教育委員会は、まさにこういうところから変えて、労働環境を改善し、採用数を増やしていってほしいですね。

 

 

 

 

 

 

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