教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、教員不足に関する記事です。
こちらは、内部用の書類に記されていた・・・わけではなく、まさかの新採用教員向けの公式な冊子の話です。
まるでエイプリルフールネタかと思うような話ですね。
実際に書かれていた「教師としての在り方」を抜粋してみましょう。
-----------------------------------
(1)「ありがたい」と思う気持ちを大切にしましょう。
・「忙しい」は「ありがたい」ことと考えましょう。自分が成長するチャンスです。
・愚痴や言い訳は言わないようにしましょう。聞く側にとってあまり心地よいものではありません。
・「忙しいのは自分だけじゃない」「もっと忙しい人もいる」と考えてみましょう。
・心がけたい言葉 <私にやらせてください。> <ありがとうございます。精一杯やらせていただきます。>
(2) 何事にも一生懸命に取り組みましょう。
・どんな仕事でも心をこめて行えば、楽しく充実したものとなります。
・余計なことは考えず、自分の仕事を一生懸命に行うだけです。よりよい仕事をめざしましょう。
・常に、自分自身をよりよくするために、学び続けましょう。
-----------------------------------
どこのブラック企業かという、ひどい内容ですね(苦笑)
1つ1つ切り離してみれば、中には良いことを言っているものもあるのですが・・・全体の文脈と、今の学校環境を考えると、完全にアウトです。
ブラックもブラック、悪質な洗脳やマインドコントロールのようにしか思えません。
一応フォローしておきますと、作成したのは2013年ということです。
そして、当時はそこまで厳しい労働環境ではなかった・・・ということはなく、心の病を発症する教師が激増するなど、すでに問題になっていましたから、やはりフォローは無理ですね(汗)
大学では、実務経験もない先生から指導を受け、採用されたらされたで、こういった指導を受けるのですから、若い先生たちは何とも救われません。
教育長や教育委員会は、まさにこういうところから変えて、労働環境を改善し、採用数を増やしていってほしいですね。
>
【 ブログで学ぶ 】
「ブログの歩き方」
重要記事を手軽に学べるブログ内ツアーや、
過去の人気記事ランキングをご用意しています。
疑問の点は、よくあるご質問をご覧くださいませ。
【 人気記事 】