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今日お届けするのは、情報の授業に関する記事です。
全国の高校に一斉導入された情報の授業ですが、教えるほうのリソースが足りていません。
そこまではすでに分かりきっていたことですが、そのために適切な対策・・・を講じるどころか、ひどく怪しい状況になってきました。
情報科の免許を持っているだけで採用試験で加点というのは、さすがに差別ではないかという指摘もでてきかねません。
百歩譲って情報科の指導体制を構築するために短期的な優遇が必要だとしても、「免許を持っている」ではなく「情報科を確実に担当する」という条件でなければ非合理的です。
ただ、採用されたい側からすると狙い所で、情報科の免許を取得しておくか、今後のさらなるニーズを想定して、情報系の資格を取得しておくことで、加点や優先採用の可能性は上げられるでしょう。
皮肉な話ですが、「情報の素養を持っているほうが就職しやすい」というのを地でいく話ですね(笑)
ちなみに、情報科が急に重要視されるようになったのは、共通必履修科目となり、「共通テスト」に利用されることが決まったからです。(プログラミング学習の話もここです)
必修化が2022年4月から、共通テストの出題が2025年1月からなのですが、この制度が正式に決まったのもわりと最近ということもあって、大慌てで準備しています。
ただ、実を言うと、情報の授業自体は2003年からあって、内容は変わってきてはいるものの、すでに20年近くも行われている、それなりに歴史のある教科です。
それに、大学入試改革の検討段階ですでにこういう話は出てきており、早いところだと2018年度くらいから情報科教員の採用強化を始めていました。
つまり、今まで先を読もうともせず、先が見えてきた段階でもまだ備えようとせず、その前年どころか実際に授業が始まってしまった今年になって、こんなふうに慌てて動いているというわけですね。
これだけ計画性の無さで見本になる人たちもいないと思いますが、そういう大人たちが教育委員や管理職をしているわけですから、子供たちにだけ「計画性を持て」「計画的に勉強しろ」と言うのもひどい話です。
こうして振り回されるのは現場の先生と子供たち(+保護者)ばかりというのがお決まりの状況だけに、上のほうの人たちにはもう少しまともになってもらいたいですね
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