step陸上店スタッフブログ -33ページ目

ヘイワードフィールド

こんばんは!
ステップ陸上本店 石澤です。
6日連続!

昨日ヘイワードフィールドの話題にちょっと触れましたが、
私自身もすごく勉強不足でした。
ヘイワードフィールドといえば全米陸上とかもやっている有名な競技場です。
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全米っていうぐらいなのですごく大きな競技場をイメージしてしまいますが、
あくまでオレゴン大学の施設です。
そう大学の競技場で全米やっちゃうんですね!
行ってみて感じる事は、陸上の大会って絶対にこれぐらいの競技場の大きさでやった方がリアル感あっていいですね!
選手との距離が近いから
日本で言う「街角の競技会」の迫力がありますね!競技場と選手と観客の空気が一体化になる。
日本は、ゴールデンゲームズが近い感覚があるかもしれませんね!

私の一番好きなスプリンター「マイケルジョンソン」もこの競技場出身です。
ゴールドスパイクには釘付けになった記憶があります。

触ったことないですけど、
今のところ私の中でインパクト№1です。
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このマイケルジョンソンが1994年に、日本の室内陸上を走っています。
こういう招待選手ってすごく夢がありますね・・・
今の時代でいえばボルトを走らせているみたいなもんです!!

http://www.youtube.com/watch?v=yGALhYn5a5E&feature=player_embedded

最近の日本選手権とかを見ていて感じる事は、これだけの日本一決定戦を行っているのに
まだまだ注目度が少ないと言う事。
2020年東京オリンピックに向けて、なんとかスタンドいっぱいに盛り上げられる仕組みを考えていきたいです。
ヨーロッパのような盛り上がり作りたいですねー!

明日からは、商品1点1点説明していきますね!!!

理念に魅了される

こんばんは!

ステップ陸上本店、石澤です。
5日続きました。

皆さんはどのブランドのシューズがお好きですか?

履き心地が好き
結果を出せるブランドが好き
モチベーションをあげてくれるシューズが好き
色々意見があるかもしれませんが、
私は『理念』に魅了されるタイプです。

今でいえば、誰がどんな想いでシューズを作っているのか?

それが実際のところどうなのか?

そこから入ると商品って3万ぐらい出してもいい価値観になります。

最近でいえば、陸マガの付属にもつきましたが、匠誕生秘話で漫画になっていた、三村さんと萩尾さんのお話なんかはいいですね!

わかりやすいです。

現在のメジャーブランドの創業誕生はほとんど、アスリートの為のモノづくりです。

『ビル バウワーマン』
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NIKEの生みの親です。
1929年に優秀なフッドボール選手としてアメリカオレゴン大学に入学したのですが、
そこでヘイワードという陸上コーチと出会い、陸上をはじめて有名は選手となる。現役引退後はオレゴン大学のヘッドコーチに就任。
そこで、数々のチームタイトル、個人タイトルを獲得させる、カリスマコーチとなります。

先日、桐生選手が世界ジュニアでメダルを獲得したあの場所が、
オレゴン大学のヘイワード競技場
ビルバウワーマンが数々のスターを作りあげた場所です。
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教え子にもっと速く走れるシューズを!
きっかけはそんな所からだったと言います。
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自分でシューズを作って、教え子に履かせる。
試行錯誤して、また新しいシューズをつくる。
そんな繰り返しの中で、バウワーマンの作ったシューズは
選手たちを次々とタイトル獲得へ導き、注目を集めます。
1964年に元教え子ランナー、フィル・ナイトと
「ブルーリボンスポーツ」という会社を立ち上げ、
この会社が後に「NIKE」となります。
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「NIKE」のシューズはバウワーマンの教えのように、「失敗してもいい、挑戦を止めない事」
こんな魂が刻まれているような気が致します。

思い切った発想!思い切ったデザイン!

モノ作りには2パターンあると思います。
ユーザーのニーズに合わせたモノ作り。
ユーザーのニーズを引き出すモノ作り。

ナイキのモノ作りは完全に「ニーズを引き出すモノ作り」だと思います。
そのあたりが魅力ですね!!!
ちょっと誤解を招く表現かもしれませんが、私は今までナイキのシューズを履いて
100点満点をつけた事は一度もありません。
ただ、いつも考えさせられるシューズ。面白いシューズ。
引っ張って行ってくれるシューズばかり。
そのあたりは無視できないです。

[if you have adody,you're an athlete]
ビルバウワーマンがよく口にしたこの言葉も好きですね。
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大迫選手、日本記録樹立おめでとう!

踵のこだわり

こんばんは!




ステップ陸上本店 石澤です。


奇跡の4日連続!




昨日までは、ソールの話をしていましたが、




今日はアッパーの話を致します。




自分にあったシューズを選ぼうとすると、ソールで合わせていく人




足型(アッパー形状)で合わせていく人




両方こだわりを持つ人




主にこの3パターンが存在します。





最近はラストやコンセプトをどがえしした、色やデザイン、他人とかぶらない事を


重視される方も増えていますが・・・。





絶対条件は踵がフィットしたシューズ




これは、こだわったほうがいいと思います。




踵がないサンダルで歩くのと、ミュールみたいなもので歩くのでは、

歩く感覚は全く別に感じます。




踵が浮かない(フィット)シューズを選ぶとシューズが軽く感じます。




踵が浮くシューズを履くと、シューズの実際の重量よりもかなり重く感じます。




ここは結構重要です。




では踵がフィットしている、フィットしていないはどうやって見分けたらいいのか?





これを実践している人はほとんどいないと思いますが、




シューズの紐をユルユルにした状態で歩いてみて下さい。




この時に一番踵が脱げにくい(食らいついてくる)シューズが




自分に合っている踵のフィット感です。




通常走っている時に踵は2cm~3cmは動いていると言われていますから、




もし、踵のフィットしたシューズに出会う事が出来ないのであれば、




紐で調整するしかないですね・・・。




紐の調整パターンに関しては、以前も触れていますが、パターンが多すぎるのでとても書ききれません・・・。




アッパーのパターンに関しては、




各々の商品を紹介した時に触れていきたいと思います。




明日からは具体的な商品触れていきますので面白くなっていくと思います。









最近あんまり紹介していませんでしたが、本日の別注です。。。



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セパレートについて

こんばんは。


ステップ 石澤です。

3日間続きました!!!


昨日は、フラットシューズの必要性を取り上げましたが、

では、なぜセパレートシューズが主流になっているのか?


セパレートの利点について書きます。


第3章のスタートで、シューズは倒れないようにバランスをとるものがいい!


と言いましたが、発想を大きく変えてみましょう。


身体を前の方に倒そうとすると、転ばないように足が勝手に前にでますよね?


まさしくこれです。


踵のソールが厚めで、つま先のソールが薄くなっているシューズは


足が勝手に前に出てしまう感覚があります。


イメージとしては下り坂を歩いたり、走ったりする感覚に近いです。


登りや平地を走るより、下り坂を走らせた方が速く走れるような気がしますかね!


自分の意志以上にシューズに走らせられる感覚があります。


スピードが出しやすくなる!これがセパレートソールシューズの魅力になります。


ザクッというとですね!


もう少し考え方を広げてみましょう。


1.傾斜角がほとんど分からない程のゆるやかーな下り


2.まぁーまぁー体感できる下り


3.箱根駅伝6区のような急な下り


この3パターンならどれが一番走りやすいですか?


個人差あると思いますが、あんまり急すぎるとすごく不快に感じませんか?


ブレーキをかけようとして必要以上に踵接地になったり、上半身が反ったりしちゃいます。

当然、関節にかかる負担も必要以上に大きくなり・・・筋肉疲労も倍増して・・・


痛い!!!!!ってなる可能性が高くなります。


この辺が最近問題視されてるわけです。


ですから


あまりにも踵のソールが厚くて、つま先が薄い、高低差の感じすぎるシューズはどうなのかな?


と私は感じています。


私の中の理想は、ゆるやかーな下りに感じるぐらいの高低差が、バランスも保ちながら楽に走れるのではないかと思います。


これが、走るスピードや筋力や体重、実際に走る場所によって異なるのですごーく難しいんですよ・・・。


ブームは去りましたかね?


「フォアフット!!」


すごーくいい事言っているんですが、このような事を知ると・・・


A「高低差の少ないシューズ=緩やかな下りに立っている感じ」


B「高低差が大きいシューズ=急激な下りに立っている感じ」


後者をつま先走りするのは・・・無理ちゃいます?


まとめ
フラットシューズに比べて、セパレートシューズはスピードの出しやすいシューズです。

ただ、重心のバランスがとりにくいリスクもあります。


どっちがいいかは、自分の身体をよく知るといいと思います。

フラットについて

こんばんは。
ステップ 石澤です。


有言実行でとりあえず2日連続の掲載です。


昨日は足の形状から、倒れないように安定を保つ為のシューズの目的。

その根源である「ソーティージャパン」というシューズを少し触れました。


分かりやすく言うところの


薄くてフラット形状というのが一番バランスがとりやすい・・・


という考え方です。


監督やコーチで「ビッカー」を履いてるシーンをよく目にしますが、


「天然皮革」の魅力よりも、「立っていて楽」と感じる魅力がそうさせるのではと


私は勝手に思っています。


1980年代後半~1990年代前半は


「フラットシューズ」このようなシューズがすごく目立っていたように感じます。


そういう技術しかなかったのか、こだわってそうしていたのかは分かりませんが・・・。


αGELを内蔵したソーティα


軽さにこだわった UL100シリーズ


軽量+クッションの UL100Sシリーズ

初心者に向けた ソーティSX


など。


現在はソーティジャパンのみが残っている状態ですが、

ソーティジャパンが発売される前にもいろんなフラットシューズがありました。
(そーいえばソーティWGもそうですね!)


ちなみに現在カットEVAのシューズを手に入れようとすると、


インラインでは「ソーティジャパン」のみ。


視野を広げると


アシックスイージーオーダーの


「JPソール」と「JDソール」


アシックス別注の


「ソーティジャパンソール」「ジャパンDUOソール」


ミズノスペクトラの「ゾーンパワーソール」


三村さんが作る「ミムラボソール」
※商品に名前があるか分かりません・・・。


ぐらいかな???


よく、フラットソールの別注をトップ選手が履くので、


「これを履くと速く走れるのか?」という質問を寄せられますが、


結果的にベストタイムが出たとしても、トップスピードを導くシューズではない事を御理解頂きたいです。


どちらかというとバランスを取りやすくする為のシューズですかね。


筋力バランスの悪い方

足首の柔らかい方


足に癖がある方


そんな人、又はそうならないように対策をしていきたい人は


このようなシューズが良いです。


フラットシューズはどんどん縮小していっています。

理由は人気が無いから・・・だと思います。


なんで人気が無いか?おそらく目的を理解していない人が多いからだと思います。


私もよくお客さんの足首柔軟度チェックを致しますが、


足首柔らかい人めちゃめちゃ多いですよ。


現状のラインナップは、フラットシューズ少なすぎですね・・・。


どうかこれ以上少なくなりませんように!