セパレートについて | step陸上店スタッフブログ

セパレートについて

こんばんは。


ステップ 石澤です。

3日間続きました!!!


昨日は、フラットシューズの必要性を取り上げましたが、

では、なぜセパレートシューズが主流になっているのか?


セパレートの利点について書きます。


第3章のスタートで、シューズは倒れないようにバランスをとるものがいい!


と言いましたが、発想を大きく変えてみましょう。


身体を前の方に倒そうとすると、転ばないように足が勝手に前にでますよね?


まさしくこれです。


踵のソールが厚めで、つま先のソールが薄くなっているシューズは


足が勝手に前に出てしまう感覚があります。


イメージとしては下り坂を歩いたり、走ったりする感覚に近いです。


登りや平地を走るより、下り坂を走らせた方が速く走れるような気がしますかね!


自分の意志以上にシューズに走らせられる感覚があります。


スピードが出しやすくなる!これがセパレートソールシューズの魅力になります。


ザクッというとですね!


もう少し考え方を広げてみましょう。


1.傾斜角がほとんど分からない程のゆるやかーな下り


2.まぁーまぁー体感できる下り


3.箱根駅伝6区のような急な下り


この3パターンならどれが一番走りやすいですか?


個人差あると思いますが、あんまり急すぎるとすごく不快に感じませんか?


ブレーキをかけようとして必要以上に踵接地になったり、上半身が反ったりしちゃいます。

当然、関節にかかる負担も必要以上に大きくなり・・・筋肉疲労も倍増して・・・


痛い!!!!!ってなる可能性が高くなります。


この辺が最近問題視されてるわけです。


ですから


あまりにも踵のソールが厚くて、つま先が薄い、高低差の感じすぎるシューズはどうなのかな?


と私は感じています。


私の中の理想は、ゆるやかーな下りに感じるぐらいの高低差が、バランスも保ちながら楽に走れるのではないかと思います。


これが、走るスピードや筋力や体重、実際に走る場所によって異なるのですごーく難しいんですよ・・・。


ブームは去りましたかね?


「フォアフット!!」


すごーくいい事言っているんですが、このような事を知ると・・・


A「高低差の少ないシューズ=緩やかな下りに立っている感じ」


B「高低差が大きいシューズ=急激な下りに立っている感じ」


後者をつま先走りするのは・・・無理ちゃいます?


まとめ
フラットシューズに比べて、セパレートシューズはスピードの出しやすいシューズです。

ただ、重心のバランスがとりにくいリスクもあります。


どっちがいいかは、自分の身体をよく知るといいと思います。