家族や恋人(自分の情緒に大きく影響する他者)とのコミュニケーションについて、私、かなりブログを書いてるけど、やっぱり「食症状」や「食べ方」についての記事よりみんなの反応は薄いしアクセスも低いのね。
 
 
 
だけど私はよくコミュニケーションの話を書く。
 
 
 
なぜかというと
 
コミュニケーションを見直して、
人生全体のストレスを減らすこと
 
 周りの状況が変わらなくても自分が変わることで受け取る温かさが増える
 
 
根本的に痩せることや食べることの一瞬の快(その他の依存症状)でごまかすしていないといられないほどの「生き辛さ」が減る
 
 
拒食、過食、運動強迫などの症状が減る 
 
 
て考えると、コミュニケーションに問題ない周囲の人も当事者もいないと思うからなんです。
 
 
 
 
 
 
病気に関係ないと思うかもしれないけど、またしつこく書くよ。
 
 
 
▼コミュニケーションを見直すって何?
 
①自分のコミュニケーション(自分の気持ちを伝える、相手の気持ちを聞く、捉え直す)の癖を見直す
②コミュニケーションを通して自分の捉え方を見直す 
 
 
今まで書いてきたことの見出しだけ並べてみると、例えば、、

 


◆自分の気持ちや考えを言葉で伝える。相手の気持ちを聞き、また自分の考えや思いを伝える
 
◆自分ではちゃんと伝えてたつもりでも、伝わらなくて当たり前のコミュニケーションが癖になってる場合も多いもの。
※言っても分かって貰えない⇒言わない(中断癖)、曖昧な態度や言葉で「伝えたつもり」になる癖、きっとこう思っているに違いないと相手の気持ちを決めつける癖‥‥などなど。
 
◆相手の顔色や相手の断片的な言葉で相手の気持ちを決めつず、ちゃんと自分のコミュニケーションパターン見直していこう
 
◆「正しさ(べき、べきでない、おかしい、正しい)」の土俵で争わない。
 
「私は」を主語にして自分の体験、自分の事情、自分はどういう「気がして」、だから「どう感じる」、ということを言葉で伝える。
※良くない例:「あなたが」間違っている、「常識とは」こうだ、「なんであなたはいつも〇〇なの?」
 

 

◆コミュニケーションとは、「自分の気持ち伝える、相手の気持ちを聞く、自分の捉え方を見直す、また思ったことを伝える・・・最初に戻ってく繰り返す」」という繰り返しのことだと心得る
 
※何度か言ったけど、わかってもらえなかった⇒やめる、じゃ何も伝わりませんし、自分も相手のことがわかないので、「きっと私のこと嫌いなんだ」「私の気持ちなんてどうでもいいんだ」と想像・妄想のストーリーに怯える世界から抜け出せなくなります
 
 
◆どうとも受けとれる曖昧な言い方や態度ではなく、言葉でわかるように伝えること

 

 
◆言葉で伝えることをせずに、舌打ちしたり、モノを投げたり、なんでそんなこというのと責めるのは「伝えていない」と同じです。

 
◆わかってもらう、ばかりじゃなくて、相手を知る努力もする
相手の事情や相手の経緯を知るコミュニケーションの努力で自分が感じることがラクになることが多々あります。
 
 
◆相手に自分の思い通りに変わってもらう、思い通りに分かってもらう、を目的にしない。
 
 ※「押し付け」「わがまま」と伝わってしまい伝わるものも伝わらなくなってしまうので、自分と違う相手の気持ちや考えにも耳を傾けること、お互いの真ん中を見つけようという姿勢をもっておくと「違う人間として適切な距離で仲良く」する方法が見つかりやすいです。
 
 
◆「責めてないよ」を先に伝える
人は責められていると感じると、防衛反応として「攻めの体制」になるので、本当はあなたの幸せを願っている人でも反発するしかなくなってしまうからです。
 
 
◆すべての理解を一人の人に求めない

体験者にしか分からないことの共感は体験者から貰う。共感は絶対貰えない自分と全く違うタイプの人も、そういう人だからこそ、その人の生き方や言葉からもらえる「気づき」も多いので、そういう面で助けてもらう、この人は「黙って聞いてくれることが得意な人だから、聞いて貰うことで助けてもらう」とそのひとに可能な助けをすこしずつもらって自分の中で一つにしていきます
 
 
◆最初から「どうせ言ってもしょうがない」じゃなくて、コミュニケーションをとったうえで、この人とはこの話はしない、この話はあの人に聞いて貰おう、と適切な相手を選べるようになるのもコミュニケーションの効用。
 
 
◆どうしても一緒にいて幸せになれない相手とは平和な別れを選べるようになるのもコミュニケーションの効用です。
 
 
◆コミュニケーションしながらも、「愛される、受け入れる=共感、とは限らない」「楽に生きるヒントをくれる人は全く病気を理解しない人であることも多い」ということは、頭の片隅に入れておくことは、無用のストレスから身を守るために必要な考え方です。
 
 
 
 
<摂食障害やウツについて家族に理解を求める時>
 
 
◆自分で分厚い本読んでやっとわかる心の病気のことを、簡単な言葉のやり取りで伝えられなくても普通のこと(愛情や思いの量とは全く関係ない)という考え方はもっておくこと
 
◆病気のことって、体験していない人にとっては、相当ことこまかに教えてあげないと、どうしてそういう行動になるのか、そもそも症状ってなんなのか(過食や拒食など食行動以外にいっぱいある)「なんとなく、これが病気なのだな」とすら理解できないのは自然なこと
 
大切にされない存在だから、
受けいれてもらえないからではなく、
ほんとうにわからない。
 
⇒言わずに理解してもらうのは無理だけど、伝えてゆけば「自分には分からない気持ちや症状に悩んでるあなた」の力になりたい、分からないけどわかる努力をしたいと思ってくれる人、何も言わず傍にいてくれる人、、、人それぞれ色んな協力の形がある事実に気付いてゆきます。
 
 
◆一緒に生活している人には、病気の全てをわかってくれなくてもいいから「病気ゆえの行動パターンは、周りの人を大切にしていないからそんな行動をとるわけでもなくて、病気だからなんだ」ということは、最低限知っておいてもらった方が、お互いが生活しやすくなるので、コミュニケーションは手を抜かない。
 
自分の言葉では伝えられない、自分の言葉だと聞いてもらえないと思ったら、プロの言葉や説明を借りて伝える」努力もしてみる。
 
本を読んでもらったり電子書籍の一部をスクショして送ったり、ブログならリンクを送って、「ここ読んで欲しい」って見せながら、自分の気持ちを話していくこともおすすめ。
 
※私の講演やセッションも必要であればどんどん自分の理解に使ったり、相手にきいてもらったり、というように使って頂けると嬉しいです
 
 
私の場合は、本を読んではもらえなかったので、手紙と一緒に読んで欲しい記事を渡しました。医師の診察に付き添ってもらえるよう、医師に親に直接電話してもらい、私の会話を黙って聞いていてもらうだけでしたが、「本当に苦しんでいて、治したい気持ちと怖い気持ちで葛藤してるんだな」ということだけは伝わり、「そっとしておいてくれる」ようになりました。
 
自分で食べ方や体型についてコメントしないでほしいと伝えても「それでは治らない」と思うのか聞いてくれない親でも、「医者がそれはダメといってた」「カウンセラーがこう言ってた」と伝えると、見守ってくれるようになったこともありました。
 
 
ここまでのこと、一つ一つはなっがーいブログに書いてきてるけれども、項目だけ思い出せるものだけ並べてみました。興味もてたら、リンク集2 心・回復をのぞいてみると、詳細な記事があります。
 
 
 
そして先ほどもいつもの本を紹介したけど、コミュニケーションのやり方変えていうくこと、自分一人でやろうとしてもちょっと無理自分の固定観念で苦しい解釈しかできなかったり、
 
 
癖になってるコミュニケーションパターンで、
 
「やっぱりわかってくれない」
「結局誰も助けてくれない」
とでグルグルしてしまいがちなので、
本は、絶対あったほうがいいです。
 

 

 

 

メンドクサイ人だと思われそうで、自分の気持ち言えない😭
 
てみんないうけどさ、それもやめよう。
 
メンドクサイ人と思われる覚悟しよう。
 
それについては、これ読んでみてね。
 
 
 

 

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ここまで、
 
①摂食障害を母に打ち明けたら、気のせい頑張りなさいと言われ何も信じられなくなりました のペンネームりんさんにも、何か一つでもヒントになればと思いながら、色んな記事をかきすすめてきました。
 
 
 
お話ししたことないから、どんなご家族で、どんなコミュニケーションをやってきて、どんな本を読んできて、何処でつまずいてる方なのか、情報がないから、ピント外れなこともあったと思いますが、
 
 
そうか、これはやってなかったかも?とかやってみようかな?とか、
 
そうか、この本今のタイミングで読んでみようかな?、
 
そういう考え方もあるのかな?
 
 
とか、、何か一つでも、考えるきっかけになったら嬉しいです。
 

 

 

 

空さんも、メールフォームへのご連絡、ありがとう。※メール相談フォームは下方ランキングバナーの下に設置しています。
 
セッション前も自分でできること頑張ってきたけれど、セッション後も、勇気を出して、自らの行動を変えていく様子はとても感激です。
 

空さんが勇気を出して前進していく様子をよんで、読者の方のひとりでも、自分も読んでみようかな、、コミュニケーション興味なかったけど自分もやり方見直してみようかな、親や彼に摂食障害の本読んでほしい、講演聞きに行ってほしいといってみようかな(数か月以内にオンラインの美人塾またご案内します💦)、家族にこの本読んでってまたお願いしてみようかな。。。、など感じる方がいらしたら嬉しいです。

 
 
またこれからも思考錯誤されると思いますが、一人ではちょっとむずかしいな。ヒント欲しいなー背中押してほしいなーって思う何かでてきたら、、また個人セッションや美人塾、頼ってくださいね。これからも応援しています!
 
 
↓最後にこれ、リライトです。
 
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