【自作アニメ】ちびねこトムの大冒険(ファンアート) | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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アニメーション制作アプリ:Clip Studio EX

BGM編曲:Satoš(作曲:川井憲次)

BGM演奏:Satoš(楽器:piaggero MP-32)

完成:2024年7月30日

 

2024年制作の初アニメです。

 

2024年度の「年賀アニメ」は、

完成が大晦日辺りなので、

実質2023年度最後の作品です。

【自作アニメ】年賀アニメ・冗談年賀状・特殊年賀状・パロディ年賀状・年賀状テロ(2024年度)

2024年1月1日

 

それにしても、

私の初デジタルアニメの完成も、

昨年の7月でしたが、昨年はともかく、

今年も上半期にアニメを1作も完成できなかったのは、

2022年から描いていた、

「ロボットに乗ってぶらりお散歩 - 第7作目」

を完成させるために必死で描いていたのと、

久々に、展覧会のためにアナログの絵を描くなど、

アニメ以外の仕事を色々とやっていたからです。

【イラスト】ロボットに乗ってぶらりお散歩 - 第7作目やっと完成!!+簡単自作インド風カレー 他

2024年04月01日

 

【絵画+展覧会】ロボットに乗ってぶらりお散歩 - 第8作目+展覧会参加のお知らせ+木村哲雄個展

2024年6月20日

 

でも、1年も3分の2が過ぎたわけですよね。

思えば、4月といえばまだ年初のイメージですが、1年の3分の1ですし、

1ヶ月もあっという間に過ぎる感じなので、

(歳取ったからとは一概には言えないと思っています)

貴重な時間は大切に使おうって思いました。

 

で、今回の主役ですが、

「地球を救え!なかまたち ちびねこトムの大冒険」(1992年)

という長編アニメーションがありまして、

制作から20年ほど経過してからやっと公開されたという、

いわくつきの作品が元になっています。

 

諸事情によりずっと日の目を見なかったとのことですが、

具体的にどういう理由でなのかは知りません。

権利的な問題?

 

それはともかく、

この手の〝埋もれた系〟の話には目が無いという事もあって、

興味を抱いて、上映会に足を運んだんですね。

2013年だったかな?

 

私はこの当時、既に日本のアニメは基本的に見ない人間でした。

海外の、日本では知られていないアニメを検索で探すという趣味に

没頭しておりました。

 

この作品を監督した中村隆太郎さんは

他にどういった作品を手掛けていたのか調べてみると、 

「グスコーブドリの伝記」(1994年)

のアニメーション映画も監督していたとのことで、

私はこの作品をテレビで観た記憶があります。

2回くらい見た様な…。

観ていてぐいぐい引き込まれました。

 

残念ながら、中村監督は、

2013年に病気でお亡くなりになっています。

私が「ちびねこ…」の存在を知った頃ですかね。

 

あらすじは、猫族の少年トムが、

仲間たちと共に地球を救うという内容ですが、

詳細はWikiをご覧ください。

原作は児童文学です。

ちびねこトムの大冒険 - Wikipedia

 

この作品は、

物語やキャラクターの動きなどが小気味よいテンポで展開され、

スリルに満ちた躍動感に溢れているファンタジーで、

アニメーションとして非常に見応えあると感じました。

 

2回以上鑑賞しました。

「下北沢トリウッド」の上映会(2014~2015年)が2回目かな。

 

「内容がいっぱい詰め込まれている」

と言われている作品ですが(?)、

私は2回目を見て内容が更に理解できました。

〝スルメ〟みたいな味わい深い作品?

(2001年宇宙の旅、みたいな?)

 

当時私は、ファンアートっぽいものを描きました。

 

「ローラとマーク」

画材:ミリペン・アクリル絵具・同人漫画用原稿用紙(A4)

完成:2013年3月15日

 

スタッフの方も、私の存在を意識してたのか?

貴重な筈のDVDとかポスターをくれたりして。

(これ書いていいのかな?)

 

何時頃だったか?2015年頃だったかな?

阿佐ヶ谷の風情のあるレトロな喫茶店で懇親会?が開催され、

そこに出席したんです。

もうこのお店が畳まれるというその直前でした。

 

「ちびねこ…」に大きく関わっていたレジェンド級のアニメーター、

大橋学先生(敢えて〝先生〟と呼びます)もいらっしゃいました。

 

確か皆さん、順に自己紹介していったと思うのですが、

私は「将来デジタルアニメを作るのが夢」と宣言してたような…。

 

で、昨年になってやっとそれが実現したわけですけど、

残念ながら私はこの後「ちびねこ…」関係に、

ほとんど全く関わらなくなってしまいました。

 

自分の方で、色々と調子がでてきて、

そちらに掛かりっきりになったからというのは大きいですが。

 

ですが、スタッフの方からDVDとかポスターをくれたりして、

存在を意識されてた感じ?だったのに、

まともに関わらなくなっていた事に対して、

罪悪感の様なものを感じて、

せめてもの、ということで、ファンアニメを作った次第です。

 

スタッフの方々を元気づけられたらと。

このアニメの支持者も今では沢山増えている様ですが。

 

でも、大橋学先生は残念ながら2022年にお亡くなりになってしまい、

生きて見せる事が出来なかったのが残念です。

「ローラとマーク」はSNSを通してご覧になられていた様ですが。

私は死後の世界を信じているクチですので、

向こうの世界からこのアニメもご覧になられていると信じていますけど。

(中村監督ともども?)

 

とまあ、そんな感じです。

 

あと、BGMですが、

エンディングテーマ曲「まぶしい夏休み」

をピアノ曲にアレンジして、自分で弾いています。

作曲:川井憲次

作詞:雄鹿美子

唄:広谷順子

何故かCDとか出ていないようです?

歌の方も埋もれていたという?

YouTubeに出ている「予告編」にこの歌がでておりますので、

オリジナルの方もご視聴ください。

とても良い歌なのに…。

 

それと、ちょっと水を差す様な話になりますが、

キャラデザは大橋先生なんですけど、

初期のキャラ設定画は原作の絵柄を元にしていた様です。

しかし、決定稿では大幅にデザインが変わっております。

 

中でも特に気になったのは、主人公トムのデザイン。

あまり〝猫〟には見えず、

どちらかというと〝犬〟っぽいのは何故だろうか?

でも、印象深いデザインには違いないです。

原作に似せると印象がやや〝弱い〟って感じたのかな?

 

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確かに、原作のキャラそのままだと…?(失礼)

 

というか、原作版のイラストは、

文章を引き立たせるための役割があると思うのです。

 

キャラが立ってしまったら、

それに引っ張られて物語の内容が入ってこない。

 

なので、キャラが立ちすぎるでもないが、

魅力もあるという絶妙なバランスが取れていると思います。

これはとても難しい仕事なのではないか?と思います。

 

一方で〝アニメ〟となると話は別になり、

どちらかというと〝見せる〟比率が高いので、

それなりに〝立った〟キャラが求められる。

 

つまり、原作版もアニメ版も、

それぞれにバランスの良いデザインとなっている、

と私は勝手に解釈しております。

(評論家でもない私が偉そうなこと書いて申し訳ありませんが)

 

それと、このアニメのテーマである「地球を救え」ですが、

今まさに、地球人類の先行きが見えない状況にあるわけで。

 

謎の病気、超過死亡、ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナ、

これまでになかったような自然災害や異常気象、生物の大量死、

外国人優遇政策、物価は上がるが給料据え置きなど…。

 

「2025年7月」がどうちゃらといった話もありますけど、

このアニメが制作された当時は、バブル崩壊頃だと思います。

1999年まで7年、という感じで、世は世紀末…。

 

結局、1999年は何も起きませんでしたが、

実は2025年なんじゃないかといった話がありますけど、

私は「なるようになる」と、冷静に構えています。

 

一番いけないのは〝恐怖に囚われること〟です!

ドンと構えてまいりましょう!

 

2025年に何も起きなければ起きないで、

目の前のするべきこと、

日常の坦々とした生活を送りましょう!

 

それと、この記事の一つ前の記事にも書きましたが、

地球に住まわせて戴いている事に感謝すること。

この心構えで生きる様にすれば、全然気持ちが違うので。

地球に意識があるのかどうかについてはひとまず置いといて。

意味も無く理由も無くただ存在し生きているだけ、

という考えが世の中をダメにしているので。

人生上手く行っていればいいけど、

そうでなければひたすら辛いだけでしょ?

 

計算したわけでも無いのですけど、

奇遇にも前回の記事でも「地球」をテーマに記事を書いていました。

【夏休み】〝怪獣交響曲〟と〝元素交響曲〟、〝地球交響曲〟と〝宇宙交響曲〟〝人間交響曲〟特集!!

2024年7月20日

 

冷静に、地球とその人類の行く末を眺めてます。

(その当事者のひとりですけどね)

 

自作アニメーション過去作

 

【自作アニメ】年賀アニメ・冗談年賀状・特殊年賀状・パロディ年賀状・年賀状テロ(2024年度)

2024年1月1日

 

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