【カバー曲・アニメ】ファミコン「ドラえもん」開拓編(吹奏楽版)+動くドラえもん | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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Doraemon on Brass

Hudson Soft, Family Computer

First Chapter's BGM

作曲:竹間淳

Composed by Jun Chikuma

編曲・アニメ:大塚聰

Arranged and Animated by Satoru Ōtsuka

 

 

前回の記事の最後の方でで予告した通り、

人気アニメのファミコン版のBGMのアレンジ版を

やっと形に出来ました。

 

「Flat」という作曲アプリをインストールしたお蔭で、

滞っていた作曲活動が進展しました。

前作です↓

【自作曲・イラスト】カーペンターズもどき(どこかで聴いた曲シリーズ)+あめのさんぽ

2021年2月16日

 

子どもの頃よくやっていた

ファミコンのドラえもん(ハドソン)の開拓編(1面)

の音楽が行進曲風なので、

当初から吹奏楽版を脳内再生していて、

出来れば形にしたいと思っていました。

 

コチラが原曲↓

 

編曲するにあたって苦労したのは、

吹奏楽の知識を中々得られなかった事。

 

吹奏楽の楽譜を見ると、

全ての楽器が揃っている楽譜は余り見かけず、

パート譜ばかりよく見るので、

吹奏楽の通常の楽器編成を中々知る事が出来なかった。

(管弦楽は分かるんですけど)

 

また、吹奏楽の音色の感覚も中々把握できなかった為、

以前使っていた作曲ソフトで

何度か吹奏楽曲を作ろうと試みたものの、

上手く行きませんでした。

(管弦楽の方が作りやすい)

 

大丈夫だろうか?と心配でしたが、

意地を見せて何とか形に出来ました。

これで感覚は掴めたと思います。

 

以前吹奏楽曲の作曲に失敗していたのは、

無理に複雑な音色を作ろうとしたせいでしょうね。

最初から上級者コースを狙おうとして失敗するのは、

「ADHDあるある」です。

 

それから、「終止音」作りにもちょっとてこずりました。

ゲームのBGMというのは内容柄、

途切れる事無く延々と繰り返す様に作られています。

 

それを、芸術作品として形にする為に

上手い具合に終止音を作らないといけない。

 

当初考えていた終止音を打ち込んでみると、

えも言われぬ違和感があって没になりました。

 

YouTubeに、3種の弦楽器で

開拓編をカバーしてらっしゃる方々がおられるのですが、

結局はその終止音を参考にさせて戴きました。

まあ「妥協」みたいなものです。

が、丸パクリはいけないので、少し変えています。

 

音楽を完成させた後、

動くドラえもんも添えれば更にいいかなと思って

簡単なアニメも制作。

 

極めて原始的な方法です。

アニメーション作画用紙にペン入れ色塗りし、

スキャンして取り込んだ画像を、

PCのムービーメーカーという機能で編集しました。

 

最近やっと「CLIP STUDIO」をインストールし、

デジタル絵もやる準備が整ったものの、

やり方を憶えるのに苦労しそうで、

一刻も早く形にしたかったため、

原始的方法を採りました。

(クリスタはアニメも作れますが、

まずはその前にイラストを描くのに慣れないと…)

 

音楽もアニメも楽しんでいただけたら嬉しいです!!

ちなみに、この動画を何回再生しても、

私の懐には1円も入って来ないので、

著作権的には大丈夫かと…。

只の趣味で作っているファンアートですから。

 

そういえば、前回アニメを作ったのはいつだろうか?

【自作アニメーション】ヴィグリと少女

2017年12月15日

3年以上も経過していたんですね。

時が経つのは早い…。

 

竹間さんと言えば、

「ボンバーマン」(BOMBERMAN)

を始め、主にハドソンのゲームの音楽で有名です。

 

ゲームの内容に凄くピッタリな楽曲なんですけど、

工夫が凝らされていて、

音作りに対する真摯さが伝わってくるというか。

 

ボンバーマンの音楽は、OP画面の音楽が基本形で、

スタート時の音楽とかメインBGM等幾つかはそのアレンジ。

 

アイテムをゲットした後は、

メインBGMにそれを示す伴奏が伴います。

(追記 2023/10/27:改めてよく聴き直したところ、

メインBGMの旋律ではありませんでした。

つまり、子どもの頃からずっと誤解していたわけです。

ここにお詫びして訂正いたします)

 

 

ファミコンのドラえもんも、

菊池俊輔さんの「ドラえもんのうた」

のアレンジが大半を占めているのですが、

そのアレンジが秀逸!!

 

OP画面はジャズ風、第1面は行進曲風、

1基失った時の音楽もおどけた感じでイイ!!

 

また、竹間さんのオリジナルと思われる?楽曲もあり、

2面のエリア2の音楽は、

どこかエキゾチックで謎めいた雰囲気があり、

ネットの噂でも高く評価されています。

 

そんな竹間さんなんですが、実は、

アラブ楽器ナーイ(ناي‎)の演奏家で、

アラブ音楽と伝統邦楽の融合を試みた室内楽集団

「アンサンブル・ヤスミン」を結成し、

世界中で演奏活動を行っているらしい。

 

素晴らしい活動ぶりには本当、頭が下がります。

 

…っと、そういえば、毎年3月といえば、

劇場版ドラえもんの季節ですよね?

今年はどんな作品になるのでしょうか?

 

映画ドラえもん新作のタイトルは「のび太の宇宙小戦争2021」 主題歌はOfficial髭男dism - 映画.com

えっ?公開日が3月5日だって?

確か今までは十何日とかじゃなかったっけ?

無理してでも3月5日に記事上げれば良かったぁ~!!

 

…と思ったのも束の間、

例の新型コロナウイルスの影響で、

公開が延期となったそう。

 

どこもかしこも大変です。

今や、SFみたいなことが現実に起きております。

何なんだろう?夢と現実が区別つかなくなってる感じ?

どうなっていくのこの人類?

先が読めないですよね?

 

まあ、ドラえもんの映画でも観て、

「時代の生き証人になってやるぜ!!」

くらいの気概が持てれば良いなと。

(いや延期で見れないけど)

 

次に手掛けるカバー曲は…?

次にはどんな楽曲をカバーしようかな?

実は既にあります。

 

カプコンの

「サイドアーム」(SIDE ARMS)

というシューティングゲームの、特に第1面が、

如何にもシンフォニックな雰囲気なので、

管弦楽編曲でもしようと思っています。

 

 

これも、

サイドアームがリアルタイムで稼動していた時期から

ずっと思っていたんですね。

勿論、脳内で交響楽風にアレンジしたものを流していました。

当時は、ゲームミュージックへの関心から

クラシック音楽にも興味が湧いていった時期でもありましたし。

 

ちなみに、この後すぐに手掛けるというのではなく、

次にカバー曲を作るとしたら、という意味なので、

いつ手掛けるのかは未定。

 

そういえば、ゲームサントラの

クラシック音楽演奏会というのがありますよね?

たとえばこういう感じの↓

 

Game Symphony Japan

 

実は最近まで知らなかったです。

「ドラゴンクエスト」(Dragon Quest)

のは知っていましたが、それ以外のは、

数年前にYouTubeに出ているのを観て初めて知った感じ。

 

「ゼルダ交響曲」(Zelda Symphony)

なんかは、その存在を知った時には、

Amazonで既に廃盤だったような…?

しかも、YouTubeに上げられているのを見ると、

外国で演奏されているらしい(演奏者皆西洋人)。

何故外国?

 

更に、昨年(2020年)は30周年だった事もあり、

演奏会での録音を収録したCDが発売されたとか。

 

ゼルダの伝説30周年記念コンサート【通常盤CD2枚組】 - Amazon

 

話を戻しますが、サイドアームのBGM、

如何にもガンダムシリーズ辺りの

ロボットアニメに使えそう的な音楽の数々なんです。

 

このゲーム音楽の制作者は、

参考に色々とロボットアニメを視聴した様なんですけど、

上手い具合に雰囲気を掴んでいるという。

 

オーケストレーションするにしても、

1面だけでなく他の面のBGMもカバーする

交響組曲の形にするのもいいかなとは思うのですが、

数が多くて時間が掛かりすぎる!!

私は本来どちらかというと絵師なんで。

絵師だけど思い付きを形にしたいので作曲もしているという。

あれもしたいこれもしたいADHD。

 

いつになるかは不明ですが、

気長にお待ちいただければ…。

 

それから、カプコンでシンフォニックと言えば、

「トップ・シークレット」(TOP SECRET)

のスコアランキングの音楽も好きですね。

(作曲者は藤田晴美さん)

「ラッシュ&クラッシュ」(RUSH & CRASH)

の最終面クリアやスコアランキングの音楽も好き。

オーケストレーションしたい!!

作曲者の河本圭代さんも、

「ラッシュ&クラッシュ」

1位のスコアランキングの音楽を

「オーケストラのアレンジをしてみたい」と、

「カプコン・ゲーム・ミュージックVOL.2」

の解説書で述べています。

 

最後に、

ロボットアニメ風クラシック音楽

で締めさせていただきます。

 

エルッキ・メラルティン(フィンランド)

Erkki Melartin

交響曲第5番「短い交響曲」

Sinfonia nro 5, op. 90 ”Sinfonia brevis”

第1、4楽章が、

ロボットアニメの戦闘場面のBGMに使えるっぽい。

第2楽章は、優しい感じのほのぼの童話風。

第3楽章は、子守唄風(日本の子守唄っぽい)。

 

ヨハン・ハルヴォシェン(ノルウェー)

Johan Halvorsen

交響曲第1番ハ短調

Symfoni nr 1 i c-moll

第1、4楽章がヒーロー風で、

ロボットアニメのBGMにも使えるっぽい。

北欧の作曲家だけあって、

全体的にRPG的な冒険物語風。

ハルヴォシェンの全部で3曲ある交響曲は、

全て雰囲気が大体同じ。

 

エルンスト・ミエルク(フィンランド)

Ernst Leopold Christian Mielck

交響曲へ短調「おとぎ話交響曲」

Sinfonia, f-molli op. 4, "Satu-sinfonia"

もし長生きしていたら、

フィンランド音楽界がどう違っていたかと

その早過ぎた死を惜しまれている夭折の天才作曲家。

シベリウスが交響曲第1番ホ短調を書くのに

影響を与えた可能性があるとの逸話がある。

アンデルセン(アナスン)の「こおりひめ」(氷姫)

より霊感を得たとされる。

「おとぎ話」という表題は通称なのか?

出されない場合が多い。

個人的に第1、4楽章が、

スパロボに使えそうと思っている。

第1楽章は、もの悲しい序奏の後、

いきなり永井豪系のロボットが出てくる感じ。

 

ロボットアニメの様な曲

2007年10月21日