アレクサンデル・ザジツキ(Aleksander Zarzycki) + ワンプくんのデザイン更新 | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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やあ おいら ワンプくん♪

 

えっ? 自分で君付けするなって?

 

まあ そんな細かいこと気にしないで♪♪

 

実は おいら

以前はこんなデザインだったんだ♪♪

 

 

いかにも 昭和末期時代の教材のイラストみたいでしょ?

 

だから おいら 作者に掛け合ったんだ

 

デザインをし直してよって

 

そしたら 渋々応じてくれたってわけ♪

 

悪くないかも?

 

Satosさん ありがとね~♪♪

 

(画像最終更新:2022/9/22)

 

…というわけで、

8分音符がモデルの犬であるワンプくんは、元は、

こどもの日とか夏休みの期間などに書く、

子どものためのクラシック音楽の記事の

マスコットとして誕生したものの、

作った当初からちょっとダサいんじゃないの?

と思っていて…。

 

この際デザインし直しました。

 

実は今、創作に於ける一区切りをつけるための、

凄く手間の掛かる作品を手掛けておりまして。

 

で、本当は、ブログ開設15周年記念イラストとして、

9月17日にその絵を公開する予定でしたが、

往々にして予定通りにはいかず。

 

早くても完成は10月になる見込みという事で、

その前に一記事を書こうと思いました。

 

クラシック音楽記事を最近余り書いていないので、

今回それを書こうと思いましたが、

以前より気に入らなかったワンプ君も描き直す事にしました。

 

デザインから完成まで数時間で、

我ながら描き上げるのが早くなったなと。

(もう遅筆なんかじゃない!!)

 

「創作に於ける一区切り」と申しましたが、

前回の記事でも予告した通り、

アニメーションと音楽の融合など、

異なった表現形態の複合、統合を目指すという事を、

今後10年間の主な創作として位置付けようと思っております。

 

その前に、「一区切りつける」という意味で、

ブログヘッダー画像とか、色々と更新しているわけですね。

【イラスト】犭夜太郎(ぬえたろう)単車に乗る(ヘッダー用イラスト)

2022年8月20日

 

ワンプくんの更新もその一つですが、

ブログトップに貼ってあるGIFアニメも更新します。

↓現在貼っているアニメ。

【自作アニメーション】ヴィグリと少女

2017年12月15日

 

ところで、ワンプくんの初出はいつだろうか?

ヤン・アダム・マクラキェヴィチ(Jan Adam Maklakiewicz)ポーランドの作曲家

2015年8月5日

 

え~、7年も経ってるの?

そんなに昔ですか?

経つの早くないですか?

 

【こどもの日企画】RPG風クラシック音楽特集!!

2016年5月5日

 

【こどもの日企画】ヒーロー風、アニメ風クラシック音楽特集(2019年度)!!

2019年5月5日

 

ブログ内検索してみると、

上掲の3記事しかこのゆるキャラを使っていませんでした。

 

今後は新しくなったという事で、

使用頻度も上がるかも知れません。

 

それから、

一緒に出ている音符のおたまじゃくしを、

♡(ハート)にしたてみたんですけど、

誰でも簡単に思いつきそうなので、

既にやっている人いそうです。

検索確認を敢えてしませんけど(笑)。

 

さて、今回ご紹介するのは、ポーランドの作曲家です。

 

旧ワンプくん初登場の時も、何故かポーランドの作曲家。

(偶然です)

 

 

アレクサンデル・ザジツキ(Aleksander Zarzycki)

は、ポーランドのピアニスト、作曲家、指揮者、音楽教師。

 

1834年2月26日、ルヴフ(Lwów)

(現:ウクライナのリヴィウ Львів)生まれ。

 

サンボル(Sambor)(現:サンビル Самбір)

のギムナジウム(中高一貫校)を卒業後、

ルヴフでピアノを習い始め、

ヨーゼフ・ケスラー(Joseph Kessler)に師事する。

 

1851年頃より数年間、

芸術文化の中心地ミウォスワフ(Miłosław)を訪れ、

テオフィル・レナルトヴィチ(Teofil Aleksander Lenartowicz)

ヴワディスワフ・スィロコムラ(Władysław Syrokomla)

ユゼフ・イグナツィ・クラシェフスキ(Józef Ignacy Kraszewski)

ら、文化人と知り合う。

 

1856年頃、ベルリンでフランツ・リストの弟子、

ルドルフ・フィオレ(Rudolf Viole)

にピアノを学ぶ。

 

同年、ヴァイオリニストで作曲家の

ニコデム・ビェルナツキ(Nikodem Biernacki)

と共に、ルーマニアのヤシ(Iași)で演奏会を実施。

 

1857年初めには、ビェルナツキと、

トシェメシュノ(Trzemeszno)

ポズナン(Poznań)

シレム(Śrem)

シャモトゥウィ(Szamotuły)で演奏会開催。

 

同年半ばから4年近く、フランスのパリで、

ナポレオン=アンリ・ルベル(Napoléon-Henri Reber)

に、作曲を師事。

 

1860年頃、ライプツィヒ音楽院で、

カール・ライネッケに作曲とピアノを学ぶ。

 

1860年3月30日、

パリのエルツ・コンサートホール(Salle des Concerts Herz)

にて、自作の「ピアノ協奏曲 変イ長調作品17」「大ポロネーズ」と、

ショパンの作品を演奏し、華々しいデビューを飾る。

この時、パリ・イタリア劇場(Théâtre Italien de Paris)管弦楽団と

初めて共演した。

 

1862~1868年、

コブレンツ(Koblenz)

ヴィースバーデン(Wiesbaden)

ドレスデン(Dresden) 

ライプツィヒ(Leipzig)

ボン(Bonn)

ケルン(Köln)

ヴロツワフ(Wrocław)

ポズナン

ロンドン

ウィーン

で演奏を行う。

 

1866年、ワルシャワに居を構える。

 

1871年、ワルシャワ音楽協会

(Warszawskie Towarzystwo Muzyczne imienia Stanisława Moniuszki)

の共同設立者となり、初代の代表となる。

 

1879~1892年、

ワルシャワの聖ヤン大聖堂(洗礼者聖ヨハネ大聖堂)

(Bazylika archikatedralna św. Jana Chrzciciela w Warszawie)

の聖歌隊と管弦楽団の指揮者を務める。

 

1879年、ヴァイオリニストで作曲家、音楽教師の、

アポリナリ・コンツキ(Apolinary Kątski)が亡くなると、

ワルシャワ音楽院の理事長の職を彼から引き継ぐ。

 

イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(Ignacy Jan Paderewski)

スタニスワフ・バルツェヴィチ(Stanisław Barcewicz)

らを講師として招く。

 

音楽院にロシアの影響力を強め制約を加えようとする当局に反発し、

1888年に理事長を辞職。

(当時ポーランドは独立国家ではなかった)

 

病身を押して、作曲、演奏活動を行い、

それで得た収入をしばしば、慈善団体に寄付した。

 

1895年11月1日、ワルシャワに没する。

 

【主な作品】

・大ポロネーズ 変ホ長調

(ピアノと管弦楽のための)(1860年)

Grande polonaise Es-dur op. 7, na fortepian i orkiestrę

・ピアノ協奏曲 変イ長調(1860年)

Koncert fortepianowy As-dur op. 17

・ロマンス ホ長調

(ヴァイオリンと管楽四重奏のための)(1875年)

※ヴァイオリンとピアノのための版もあり

Romance E-dur op. 16, na skrzypce i kwartet dęty

・ポロネーズ(アンダンテとポロネーズ) イ長調

(ヴァイオリンと管弦楽、またはピアノのための)(1876年)

Polonez A-dur op. 23, na skrzypce i orkiestrę lub fortepian

・マズルカ ト長調

(ヴァイオリンとピアノのための)(1884年)

Mazurek G-dur op. 26, na skrzypce i fortepian

・管弦楽のための「ポーランド組曲」(全4曲)(1893年)

Suita polska op. 37

・序奏とクラコヴィアク ニ長調

(ヴァイオリンと管弦楽、またはピアノのための)(1895年)

Introdukcja i Krakowiak D-dur op. 35, na skrzypce i orkiestrę lub fortepian

・マズルカ ホ長調

(ヴァイオリンとピアノのための)(1895年)

Mazurek E-dur op. 39, na skrzypce i fortepian

その他、ピアノのための小品、舟歌、夜想曲、円舞曲など

Aleksander Zarzycki – Wikipedia, wolna encyklopedia

 

ピアノ協奏曲 変イ長調 作品17

 

代表作の一つ。

適度に技巧性があり、聴き応えはあります。

ハイペリオンからCD化されています。

ヴワディスワフ・ジェレンスキ(Władysław Żeleński)

とのカップリングですが、

ジェレンスキ(ジェレニスキ)の方も気になります。

 

Zarzycki & Żeleński: Piano Concertos - CDA67958 - Hyperion Records

ザジツキ/ジェレンスキ:ピアノ協奏曲集

Zarzycki & Żeleński: Piano Concertos

ロマン派ピアノ協奏曲シリーズ第59集

The Romantic Piano Concerto Vol.59

ピアノ:ジョナサン・プラウライト

Jonathan Plowright

指揮:ウカシュ・ボロヴィッチ

Łukasz Borowicz

演奏:BBCスコティッシュ交響楽団

BBC Scottish Symphony Orchestra

【CDA67958】

「ピアノ協奏曲 変イ長調」

「大ポロネーズ 変ホ長調」

収録

 

このCD持ってないと思っていたら実はあった、

という事がよくあります。

これもそうだったりして…?

 

マズルカ ト長調 作品26

 

ヴァイオリンの超絶技巧が心地よい!!

 

ロマンス ホ長調 作品16

 

美しいメロディですね!!

Wikiによると、

「ヴァイオリンと管弦楽四重奏のための」

と出ているのですが、YouTubeには、

ヴァイオリンとピアノのための版ばかりが出ています。

 

室内楽系の主だった作品はNAXOSからCDが出ています。

 

ポーランドのヴァイオリン作品集

Polish Violin Music

ヴァイオリン:キンガ・アウグスティン

Kinga Augustyn

ピアノ:エフィ・ハックメイ

Efi Hackmey

【NAXOS9.70192】

「マズルカ ト長調」

「マズルカ ホ長調」

「序奏とクラコヴィアク」

「アンダンテとポロネーズ」

「ロマンス ホ長調」

収録

 

ポーランド組曲 作品37

 

この作品、既に削除されていて聴けません。

実はずっと以前にYouTubeに出ていたのです。

 

つまり、かなり前から、

ザジツキの記事の下書きを作っていたのです。

 

ポーランドというと、日本では存在感が大きいので、

ブログでの紹介の優先順位を下げていたのがマズかった。

(私はマイナー志向ですので、マイナーものが優先です)

 

代表作の一つと思っていたものの、

CD化を確認していません。

前もって聴いてみるという事もしていませんでした。

誰かまた上げないかな?

 

それはともかく、全体として、

美しいメロディながらも、

ショパンやモニューシュコの影響を受けた、

個性があまり感じられない作風の為に、

埋もれていったのでしょうけど、

作品自体は魅力的なものが多いと思うので、

もっと知られるべきかなと思いました。

 

【追記:2022/9/26】

ヴァイオリンと管弦楽のための作品も、

CD化しておりました。

「序奏とクラコヴィアク」

「マズルカ ト長調」

のヴァイオリンと管弦楽のための版です。

 

ムイナルスキ(ムウィナルスキ)の

「ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番」

とのカップリングです。

 

CDA67990.jpg

ザジツキ:序奏とクラコヴィアク/マズルカ

ムイナルスキ:ヴァイオリン協奏曲第1&2番

Zarzycki: Introdukcja i Krakowiak / Mazurka

Młynarski: Violin Concerto 1 & 2

ロマン派ヴァイオリン協奏曲シリーズ第15集

The Romantic Piano Concerto Vol.15

ヴァイオリン:ユージン・ウゴルスキ

Eugene Ugorski

指揮:ミハウ・ドヴォジンスキ

Michał Dworzyński

演奏:BBCスコティッシュ交響楽団

BBC Scottish Symphony Orchestra

【CDA67990】

 

オーケストラ《エクセルシス》第11回定期演奏会を鑑賞

 

 

こちらこちらの記事での予告通り、去る9月3日、

オーケストラ《エクセルシス》の第11回定期公演を鑑賞致しました。

 

昨年はコロナの影響で演奏会が中止となっていましたが、

今回はリベンジという事で?

 

それはともかく、今年2022年は、

アルヴェーン生誕150年という記念すべき年でして、

ステーンハンマルはその1個上で151年ですが、ほぼ150年ですね。

 

というか、今年の演目は確か、

昨年やろうとして中止になってしまった演目だった様な…。

なら、昨年にステーンハンマル生誕150年の演奏会が

行われる筈だったという事ですね。

 

演目も良かったですが、演奏技術も冴え渡っていました。

感動させていただきました。

 

ありがとうございます!!

 

来年も開催出来る様、祈っております!!