【作詞】今まで行った作詞の試み(ヒーローソング、演歌、歌劇のパロディなど) | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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画材:ミリペン・アクリル絵具・同人漫画用原稿用紙(A4)

完成:2009年6月1日(修正:2022年9月10日)

 

《1コマ目》

ラナ:あっ いたやん! あんなトコ!!

 

《2コマ目》

ラナ:随分探し回ったで ほんま!

ジラフ:早く帰りましょうよ シビップさん

トッピー:置いてっちゃう所だったよ

 

《3コマ目》

謎の蛙人間:ボク シビップ違う

 

《4コマ目》

ラナ:何で そないな 見えすいた嘘吐くねん!!

ジラフ:ボク達のコト 嫌になったんですか?

謎の蛙人間:ヤメテ!!

白熊:夢 恋の儚(はかな)さに~♪

 

《5コマ目》

白熊:逆巻く波が 胸を焦がす♫

あの人はもう戻らない

 

《6コマ目》

白熊:消えない未練に切なくて

舞い散る花弁(はなびら) 心揺れる

 

《7コマ目》

白熊:泪(なみだ)に映った

貴男(あなた)の面影(おもかげ)

 

《8コマ目》

白熊:あ~あ ラトビア哀愁 独り旅~!!

 

《9コマ目》

ラナ:早よせんと 置いてってまうど!!

ジラフ:ささ

謎の蛙人間:ボク シビップ違うペポ!!

トッピー:あっ今 〝ペポ〟って云った!

やっぱ本人だ!!

シビップ:皆どうしたんだペポ?

 

…というわけで、昔描いた漫画の再掲です。

 

「宇宙船サジタリウス」が懐かしい~!!

今でもこの作品が好きで、ファンを自認しています。

 

最終回が運悪く見られなくて、

その後別の局で再放送されたものの、

そこでも見落としてしまい、

結局はつい最近になってから、

YouTubeでやっと最終回を見る事が出来たという。

 

この漫画は「Fan Road Mad」シリーズの一つです。

要するに二次創作漫画なんですが、

ネット検索で知った、

日本では知られていない海外のアニメを、

無理やり日本に広めたいと思い、

有名漫画や有名アニメキャラとカップリングさせた漫画を、

幾つか描いていました。

 

宇宙船ライメス・ラーツィス(Laimes lācis + 宇宙船サジタリウス)

2009年6月2日

 

今回の作品は、

ラトヴィアのアニメーション

「魔法の熊」(Laimes lācis)

を題材としています。

 

何故サジタリウスと合わせたのかというと、

このアニメに出てくる謎の蛙人間が

シビップに似ていると思ったから。

 

また、何故白熊に演歌を歌わせたのかというと、

このアニメーションに出てくるこの白熊の歌う歌が、

どう考えても‟演歌”っぽいからです。

 

私はこの漫画のために、

「ラトビア哀愁独り旅」

の歌詞をわざわざ作詞しました。

※念のため言っておきますが、

このアニメに出てきた歌に、

歌詞を合わせているわけではありません。

 

ラトビア民謡に演歌っぽいフレーズってあったのかな?

私の知る限りでは無いですね。

ラトビアでも日本の演歌って知られているのかな?

ラトヴィアにも‟神道”があるのは有名ですが。

 

ところが、改めて動画サイトを確認してみると、

映像が削除されていて見られませんでした。

辛うじて、最後の部分の映像がYouTubeに出ていましたが、

肝心の部分が出ていない。

 

謎のカエル人間がこちらです。

映像冒頭で、

緑の塗料の入った瓶の中に自ら飛び込んで蛙人間になります。

元は緑の身体をしていませんでした。

こういった意味不明さがダウカアニメーション

(このアニメを作った会社)の面白さ。

Laimes lācis - pilnīgs sviests... labāk neskatīties =) - YouTube

 

Jūrmalā notiks trešais Laimes Lāču salidojums / Raksts

何とか、マイクを持っている白熊の画像を見つけました。

白熊がブラウン管から抜け出る場面が欲しかったですね。

これだから、スクショとかが必要なんですよね。

 

それにしても、元ネタを知らないと、

面白さが分からないのが辛いところ。

 

DVDは出ているのですが、

Amazonで取り扱われている様なメジャーなものではなく、

地元で流通しているマイナーものです。

 

 

「Fan Road Mad」シリーズも、

我ながら結構面白いものを描いたと思っているので、

埋もれさすのが勿体無いので、

再掲を積極的にしようかなと思っています。

 

---

 

ところで、何故この記事を書いたのかというと、

ふと、過去に行った‟作詞”について、

纏めようと思ったからです。

 

何故なら、これまで纏めた事が無かったからです。

 

私は基本絵描きですけど、思いつきを形にするので、

それが絵に限らなかったりします。

 

例えば、‟音楽”もそうですね。

メロディが浮かんでくるので、

形にしないと落ち着かない。

 

幸い、幼少時にピアノを習ったお蔭なのか?

楽譜が書けますし、音楽の素養も身についています。

 

これまで幾つか形にしていますが、

まだ形になっていない数多くの音楽が、

形にされるのを待っています。

 

今後は、本格的にアニメーションもやる予定です。

今計画を進めています。

ネタバレになるのですが、

アニメと音楽の組み合わせをする計画です。

 

アニメと音楽の融合については、

一応既にやってはいますが、

本格的にという事です。

こんなものじゃなくて↓

【カバー曲・アニメ】ファミコン「ドラえもん」開拓編(吹奏楽版)+動くドラえもん

2021年3月6日

 

 

そんな感じで、

作詞をするという事も今までありました。

 

その理由としては、クラシック音楽で、

「ヒーローアニメっぽい」ものとか、

「演歌っぽい」ものを見つけたからです。

適当に歌詞を付けて歌いたくなります。

 

というか、実際に、何かのイベントで、

その「それっぽい」箇所を抜粋した部分に詞を付け、

歌うというパフォーマンスをした事があります。

 

ある時は理解されなかったり、またある時は、

観客が2人しかいなかったりしましたが。

(しかも二人とも知り合い)

 

その一部は、ブログで紹介済です。

 

マイナークラシック音楽に勝手に歌詞を付けて歌う計画(1)2006.4.8(ハミルトン・ハーティ)

2008年8月3日

 

 

アイリッシュ・ヒーローソング

IRISH HERO SONG

 

【原曲】

Crooghan A Venee

 

復讐と栄光(1811)

Avenging and Bright

作詞:トーマス・ムーア

Thomas Moore

 

【編曲】

アイルランド交響曲(1904, rev.1915, 1924)

ネイ湖岸にて(第1楽章)

An Irish Symphony, movement1

On the Shores of Lough Neagh

ハミルトン・ハーティ

Sir Hamilton Harty

 

【演奏】

指揮:プロインスィアス・オドゥイン

Proinnsías Ó Duinn

演奏:アイルランド国立交響楽団

National Symphony Orchestra of Ireland

【NAXOS 8.554732】

 

【作詞】

大塚 聰

Ōtsuka Satoru

2006年4月8日

 

【歌】

水木一郎(希望)

 

TRACK③

 

(0:27)何処かで誰かの 叫ぶ声

正義の血潮が 熱く燃えるぜ!!

 

(0:38)大空高く飛べ 

雷(いかづち)よ 轟け

 

(0:43)無敵の力が 悪を許さない!!

 

(0:49)平和なる地球を

悪の手に渡すなよー!!

 

(0:59)台詞「悪い奴等も 手ごわいぞ」

 

(1:14)皆の笑顔取り戻せよ

正義の拳が 炎と燃える

 

(1:25)戦え!! 負けるな!!

正義の怒り 悪い奴等を 打ちのめす!!

 

(1:33)平和への道は険しい

だけど俺は 負けないぞ!!

 

(1:42)おお 皆の為に 戦う

 

(1:47)それでも 挫ける 時はある

だけれど 決して 負けないぜ!!

 

(1:56)頑張れ!! 負けるな!!

 

(1:58)炎と燃え 嵐を呼べ

 

(2:04)地球の平和の為

熱く!! 燃えろ!! 戦え!!

 

(2:14)おおおおおおおおおおおおお

おおおお!お!お!

 

Hamilton_Harty_NAXOS_8.554732.jpg

 

アイルランドの伝承曲「復讐と栄光」に自作の詞を付けたのが、

トーマス・ムーア。

(題名の名付け親もムーアなのかどうかは知りません)

 

その伝承曲を70年代ヒーローソング風の管弦楽曲にしたのが、

ハミルトン・ハーティ。

(てか、原曲自体ヒーローソングの雰囲気を持っているので、

より雰囲気を強調させたという感じですかね)

 

そして、この曲に相応しいヒーロー風の詞を

勝手に充てたのが私(苦笑)。

 

同CD収録の

交響詩「雁の群れとともに」

With The Wild Geese

にも70年代ヒーローソング風の主題が出てきます。

 

ちなみにこの記事では、

関西弁オペラ

KANSAI Language Opera

(案:1995年頃)

についても触れています。

 

何故「関西弁オペラ」なのか?

イタリア語と大阪弁は、イントネーションや、

最終音節から一つ手前の音節が長音になる所が

似ていると思ったからです。

 

マイナークラシック音楽に勝手に歌詞を付けて歌う計画(2)2006.4.8(クット・アッテルベリ)

2008年9月6日

 

 

スウェーデン・ヒーローソング

SWEDISH HERO SONG

 

【原曲】

交響曲第1番 ロ短調 作品3(1909-1911, rev.1913)

第4楽章

Symfoni nr 1 h-moll, op.3, 4 Sats

クット・アッテルベリ

Kurt Atterberg

 

【演奏】

指揮:スティーグ・ヴェステルベリ

Stig Westerberg

演奏:スウェーデン放送交響楽団

Sveriges Radios symfoniorkester

【STERLING CDS-1010-2】

 

【作詞】

大塚 聰

Ōtsuka Satoru

2006年4月8日

 

【歌】

水木一郎(希望)

 

TRACK③

※YouTubeではTRACK④

 

(3:47)※(31:07)地球の平和を 乱す者は誰か

皆の幸せを 守る為に

 

(4:04)(31:24)悪い者共を 叩け我らの勇者

無敵の力さ 何も怖くはない

 

(4:20)(31:41)だけど油断するな 敵も手強いぞ

頑張れ強いぞ負けないぞ 僕等の勇者

 

(4:36)(31:57)大空に高く 輝いているその勇姿

 

(4:45)(32:05)みなぎる力さ

怒りを燃やせ 悪をぶちのめせ

 

(11:37)(38:57)行け 平和への道 突き進め

 

(11:41)(39:02)行け 僕等の街 を守れ

 

(11:45)(39:06)行け 勇者 悪を叩け

地球を守れよ 正義の為~~~!!

 

(11:56)(39:17)地球の平和を

取り戻せ 力の限り

 

(12:06)(39:27)皆の笑顔が 輝く日まで

 

(12:16)(39:36)悪の軍団を 殲滅する日まで

 

(12:25)(39:46)戦うぜ 僕等の 正義の戦士が

炎と 熱く燃え

 

(12:39)(40:00)おっおお~~ 戦え~~!!

 

 

私がこの曲を初めて聴いた時、

70年代ヒーローソング風メロディを

それよりも半世紀以上も昔に書いていて

凄いと思いました。

 

「音楽のオーパーツかよ!!」

 

と思いました。

 

ちなみに、アッテルベリには、

70年代ヒーローソング風の曲が他にもあります。

 

ヴェルムランド狂詩曲

交響曲第4番 ト短調「小交響曲」(第1楽章)

交響曲第6番 ハ長調「ドル交響曲」(第1楽章)

交響曲第7番 イ短調「ロマンティック交響曲」(第1楽章)

交響曲第8番 ホ短調(第4楽章)

 

70年代ヒーローソングといえば、

渡辺宙明先生が先日お亡くなりになられました。

どうか、安らかにお眠りください…。

 

現代美術家の渡辺眞子ちゃん(先生の孫娘)と知り合いなので、

目の前で先生が通りかかるのを一度だけ見たことがあります。

 

スウェーデンの演歌(The Swedish Enka Ballad)(1)

2010年3月17日

 

 

 

スウェーデン国民楽派を代表する作曲家、

ヒューゴ・アルヴェーン(Hugo Emil Alfvén)の書いた、

交響詩「岩礁の伝説」

交響曲第4番 ハ短調「海辺の岩礁から」

を初めて聴いた時、

 

「演歌じゃん!!」

 

と思いました。

音色の演出とかも、どう考えても‟演歌”なんですよ。

 

私は瞬時に、金髪碧眼のスウェーデン人女性が、

スウェーデン国旗の柄の和服を着て、

怒涛逆巻く岩礁を背景に、

小節をきかせて歌っている情景が眼に浮かびました。

 

そして、それを絵にしたいとも思いました。

(結局描いていないですが)

 

ちなみに「海辺の岩礁から」は、

男女のヴォーカリーズが編成に組まれているためか、

「シンフォニア・エロチカ」

の異名が付けられているのですが、

私に言わせれば、

「シンフォニア・エンカ」(演歌交響曲)

です。

 

その演歌っぽいメロディは、

最初は7分台に出てきますが、

特に39分22秒から始まる、

イングリッシュホルンによって奏でられる所が、

もろ切ない演歌みたいで。

 

「演歌のルーツはアルヴェーン?」

とマジで思いましたもん。

 

確かこの曲も、

特に演歌っぽく感じる部分を抜き出して、

その箇所に演歌風の歌詞を付けて歌うという

パフォーマンスをしました。

 

歌詞を書いたメモどこに行ったかな?

歌詞の一部

「あの人は二度と還らない 泪の哀愁しぐれ船」

は思い出しました。

 

「しぐれ船」は「恋しぐれ」だったかも?

記憶が曖昧です。

 

「泪の哀愁しぐれ船」

の部分は、

「海辺の岩礁の伝説」

でも歌詞が合うなあと今気づきました。

 

「スウェーデンの演歌」という記事では、

(1)と番号が振ってあり、

「岩礁の伝説」のみ取り上げています。

 

第2弾で「海辺の岩礁から」

を取り上げる予定だったのだと思いますが、

結局は書いていなかった様です。

 

 

で、今回この記事を書くにあたり、

「演歌交響曲」

なる歌が既に存在する事を知りました。

 

Sinfonia_Enka.jpg

【見本盤 EP】やきとりや・もつお/演歌交響曲第5番(運命) | オークフリー

 

レコードなので、

私が「演歌交響曲」という言葉を考えるよりもずっと先に、

この言葉が既に出ていたという事ですね。

 

どういう歌なのか聴いてみたい所ですが、

残念ながら動画サイトには出ていないようで。

 

---

 

あと、私が2000年頃に作曲した

弦楽四重奏曲「POPS」

(第一楽章のみ完成)に、

任意による歌詞を付けました。

 

POPS風メロディなので、

それに見合った歌詞を充てました。

しかしこの作品は、出来に満足が行かなかった為

作り直そうと思ってYouTubeに上げていませんし、

この作品を入力している作曲ソフトは、

ハードのパソコンが古くてお釈迦になってしまい、

音源が消滅してしまいました。

 

まあ、一部は楽譜に書き留めていますし、

メロディも憶えているので、復元は可能です。

が、歌詞の方は、どこにやったかな?

 

当時はADHDの症状が残っていたので、

作品制作の途中放棄はしょっちゅうしていました。

 

---

 

私は元々、口下手(訥弁、どもり)で、

言葉のコンプレックスがありました。

 

その原因は、

左利きを矯正させられそうになった事の様です。

 

それまで(幼少時)は、流暢に喋っていたそうです。

(記憶に無いですが)

 

20代の頃も、頭の中に思っている事を、

口頭でまともに説明できませんでした。

簡単な内容ですらです。

(これは大人のADHD由来でしょうかね?)

 

あまりのぎこちない喋りに

「あなたは中国人ですか?」

と訊かれた事が何度かあります。

 

口が上手い人が、人生上手く行っている様に見えて、

羨ましくてしょうがなかったです。

(私は訥弁に加えてADHDなので悲惨な前半生でした)

 

極端な話、

「絵なんか描けなくなっても良いから、

喋りが上手くなりたい」

と本気で思っていました。

 

ですが、

「形にしたい」という強烈な意志の賜物なのか?

こうして過去に行った作詞を見てみると、

意外と悪くないなと思いました。

 

「大塚さんは、喋りは上手くないけど、

ブログは文章がちゃんと書けていますよね」

と言われた事があるのですが、これは、

じっくり推敲しているからで、

即興で口頭で喋るのとは条件が違います。

 

でももっと、言葉を操る事について、

自信を持った方が良いなと思いました。

 

「自分は口下手だ」と決めて掛かってしまうと、

その通りに固定化されてしまう危険性があるので。

 

どうせなら、良い方に決めて掛かりたい。

「俺は上手く喋れる」と自己暗示を掛けたい。

 

今では、ADHDの症状が殆ど消えているせいもあるのか?

喋りも以前に比べればマシになっています。

(多少引っ掛かったりはするけど)

 

そして何よりも、

絵を描いている事で、

それに伴った良い出会いもそれなりにあり、

自分の人生も、

それ程悪くないなと思うようになりました。

 

ADHDは、

何故だか嫌われる言動を取ってしまうんですよね。

でも、自分ではそれが分からないので、

何で嫌われるのか分からないし、人のせいにする。

 

今では、自分を客観視できる様になったので、

もうそれはありません。

人間関係は極めて良好です。

昔あれほどあった対人トラブルの類が、

今は不思議と全くありません。

今ある人間関係を、大切にしたいと思います。

 

※ちなみに、今回ざっくり調べてみると、

意外とまだ色々あるのを確認。

文字数制限もある事ですし、

いつか第2回目の記事を書こうかと思います。