列車をとめて!(Остановите поезд!)モルドヴァのアニメーション | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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【監督・脚本】Режиссер Сценарист

ヴィクトーリヤ・バルベ

Виктория Барбэ

 

【作曲】Композитор

イヴギェーニー(エウジェン)・ドーガ

Евгений (Еужен) Дога

 

【美術】Художник

ウラドレン・バルベ

Владлен Барбэ

 

【制作所】Производство

モルドヴァ映画

Молдова-фильм

 

【制作年】Год

1982年

Остановите поезд! (1982) - Кино-Театр.Ру

 

以前モルドヴァのアニメーションをご紹介した時、

幾つかのモルドヴァアニメを見つけた旨書いたかと思いますが、

その中の一つがこれです。

マリーツァ(Марица)モルドヴァのアニメーション + モルドヴァ映画上映会

2022年5月15日

 

その当時は、YouTubeにまだ出ていなくて、

違う動画サイトに出ていました↓

Мультфильм "Остановите поезд!" (МОЛДОВА-ФИЛЬМ, 1982 г.)

 

それが、今回記事を書くにあたって改めて検索してみたら、

YouTubeに出ていました。

今年7月に上げられたばかりです。

奇遇ですね!!

 

内容についてです。

列車に乗って海水浴に向かう少女ですが、

彼女は何かを発見し、運転手に列車を停止する様に懇願した。

 

何と、イルカが海岸に打ち上げられているではないか!!

 

が、まだ生きているようだ。

 

そこで、居合わせた皆でイルカを持ち上げ、

海に戻してあげたのだった。

 

その後、目的地に到着した少女が

水着姿で海水浴をしていたところ、

何者かが「だ~れだ?」と目隠しをしてきた。

 

ふと振り返ると、

何とあの時助けたイルカではないか!!

 

…といった感じで、少女とイルカの友情物語ですが、

気になった所は、

イルカが海岸に打ち上げられるという現象は、

このアニメーションが制作された1980年代に既にあったのか!?

という驚きでした。

 

地球的規模の異常気象とか環境汚染問題などで、

大量のイルカやクジラが

海岸に打ち上げられるという事件がよくありましたが、

(3~5年くらい前だったかな?最近はあまり見ないが)

恐らく当時もあったのでしょうね。

 

まあ、一応このアニメーションはソ連製という事でもあるので、

ソビエトは結構環境汚染的な事を色々しでかしていますので、

なるほど、とか思ったりしているのですが。

 

それともう一つ、少女が、

いわゆる「トップレス」な所も気になりました。

 

私は小学生くらいの頃だったかな?

海水浴だかプールに来ていた時、

3歳くらいの幼女がビキニを着せられているのを見て、

「胸を隠さなくても大丈夫だと思うけどなあ」

と素朴な疑問を思った事があります。

 

胸が全然発達していませんですしね。

男の子と同じ状態。

見ても特に何も感じないですよ。

 

私は、世の中の常識を、

一旦フラットの状態にしてみて、

一から考えてみるという奇妙な癖が、

子どもの頃からありました。

 

「女はズボンもスカートも穿いて良いけど、

男はズボンは穿いて良いけどスカートがダメなのは何故?」

とも思っていました。

私は別に、性同一性障碍者でも何でもありません。

 

私は発達障害持ちの少年電太くんが主人公の漫画を描いていて、

彼にその素朴な疑問を親にぶつけさせるという内容を描いていました。

電熊(エレクマ)さんちの特殊事情(其之弐:紀貫之PARTⅡ)

2010年10月19日

 

私は大阪の人間ではないのですが、子どもの頃、

心太(ところてん)に黒蜜を掛けるアイデアを考えました。

酢醤油で食べるのが口に合わなかったからです。

このアイデアは自分だけのものと当時は思っていました。

 

大人になってから、この食べ方が大阪流である事を知り、

悔しがったのを憶えています。

電熊(イナグマ)さんちの特殊事情(其之陸:子どもの発想力)

2014年10月10日

 

…と、こんな感じで、少なくとも、

幼女の胸を隠す事に意味があるのか?

疑問を抱いていました。

 

多分ですが、成長していようがいまいが、

女性は胸を隠すべきみたいな‟常識”が

世間一般に漂っているのだと思います。

コロナの関係で、マスクを強要する空気に似ている?

 

胸を出している

フェミニストのパフォーマンスを見た事がありますが、

でもこちらは成長した胸の事なのでね。

私が言っているのは、成長していない胸の事なので。

 

勘違いして欲しくないのは、

私は別に何かを「やめろ」と言っているのではなくて、

素朴に疑問に思っていただけですので。

 

してもしなくても、全く害とかは無いと思うので、

別に私にとってはどうでも良いのです。

 

むしろ、小学生くらいの女の子がビキニを着ると、

そういうのにある種の反応をしてしまう人とかいる様ですね。

 

確か、女学生にセーラー服やスク水を起用したのも、

エロさを極力抑える為みたいな話を何かで見た事がありますが、

その結果は、逆にそういうのを性癖にしてしまう人が

出てきたと言う皮肉。

 

もう、何だかな〜という感じですよね(苦笑)。

 

なので、今回紹介したアニメに出てくる様な着こなしが、

一番無難では無いかと思った次第です。

 

まあ、考え方は人それぞれなので、

あくまで私はこう思ったというだけです。

 

言うまでも無いですが、

「女性は何でハイヒールを履いてるんだろう?」

と子どもの頃から思っていました。

でも、履くのは自由だと思いますし、

デザイン的に映えるとも思っているので、否定もしません。

 

私のこういう思考形態、

ADHD由来なのか?左利き由来なのか?

よく分かりませんが。

でもだから、私は‟変人”って呼ばれるのかなって。

 

というわけで、話が大幅に脱線してしまいましたが、

旧ソ連時代のソビエトでは、第二次性徴前の女の子の水着は、

皆ワンピースかトップレスなのかな?と思った次第です。

きちんと調べていないのでその通りかどうか不明ですが。

 

それから、奇遇なのか何なのか?

同年(1982年)には、

「列車は止まった」

(Остановился поезд)

という微妙にタイトルの異なるソビエトロシアの

実写サスペンス映画も制作されているそうで。

内容も全く違います。

Постеры: Остановился поезд / Постер фильма «Остановился поезд» (1982)

 

というわけで、今回も、アニメを通して

「常識とは何ぞや?」

と頭の体操ができて良かったです!!

 

(それにしても、よく運転手さんは、

少女の我侭を受け入れ列車を停止させたよな。

実際こういう事旧ソ連でできたの?)

 

そういえば、

ウクライナ戦争の件はどうなっているのでしょうか?

大手メディアと独立系メディアは、

相変わらず報道内容が真逆。

(原発への砲撃の件とか)

一体どちらが正しいのか、よく分からないので、

判断を保留にしています。

また、エネルギーをロシアに依存している西側諸国が、

ロシアに喧嘩を売って、予想通りの展開にもなっていて…。

果たしてどう決着が付くのでしょうか?

1日でも早い平和を望んでいます。