大学という斜陽産業 -36ページ目

仏の顔は三度までらしいが、指導教授の顔は何度まで?

今年度のM2の院生の修士論文の指導が、一応終わりました。


一応、というのは、論文の完成度で満足したという訳ではなく、提出締切があるからとにかく形を整えた、という程度です。あとは口頭試問があるので、それなりの指導をしなければなりません。


ここ数年思うことですが、本当に事細かに指導し、赤字で修正箇所を指示しないと、なかなか全体が直らないとうう印象を持っています。


たとえば、ある単語の文字が一文字間違っているとします。留学生の場合、きっとそう思いこんでいるので、同じ単語が出てくる度に同じ誤字があるわけです。で、最初の1,2箇所だけ指摘して、他の箇所も直すように言っても、次回まで全部が直っていることは稀です。


結局、全部に赤で×印をつけたりしないといけない。こちらだって人間。見落としもあるかもしれないけど、同じ誤字を何回も指摘することになります。


もちろん、内容的なことなら、院生と議論して、こちらの解釈を改めることもあるかもしれませんが、こういう細かい表現などの修正を何度も読んでは指摘するのは、本当に疲れます。

またまた色々変わりました、センター試験

明日から大学入試センター試験が始まります。

業界関係者には周知の通りでしょうが、今年もまた色々と仕組みが変わって、みな右往左往しています。

受験生も大きな影響を受けているのかもしれませんけど、監督者はもっと戸惑っていると思う。とにかく無事に終わりますように。

扶養控除を大幅にアップせよ

先日開始した暴論シリーズ第2弾。って、いつまで続くシリーズだ?

そういえば、子ども手当と引き替えに、16才未満の子どもに対する扶養控除が廃止されたっけ。16才~18才の子どもに対する特定扶養控除も縮小されたっけ。

子ども手当を減らして、しかも消費税も上げるのに、この部分は返してくれないのかなあ。

いっそ、子育て支援のために、先日の所得税ゼロがだめなら、扶養控除を大幅にアップすればいいのに。たとえば、一人目100万円、二人目200万円(二人分で併せて300万円)、三人目300万円(三人分併せて600万円)とか。

政府の好きな「夫婦と子ども二人」のモデル世帯でも年収300万円なら所得税ゼロですよ。

しかも、共稼ぎの場合で、一方の所得から控除しきれない場合は、扶養控除をわけあっちゃうっていうどこかの携帯電話の料金みたいな仕組みも入れちゃいましょう。子どもが三人いて、夫の年収が400万円だとすると、扶養控除600万円が夫の収入を超えちゃうので、超過額200こえちゃうので、これを妻の収入から控除しちゃうわけ。すると妻の年収が200万円までは所得税ゼロとなる。パートの103万円とかの壁ももっと高くなる訳です。もちろん、住民税や社会保険をどうするかは別問題として残っていますけどね。

消費税を10%にするのなら

大学の教員なら、きちんとした分析をしてから意見を言え、といわれそうですが、匿名ブログですので、かなりアバウトに暴論を展開しようかと。

その第一弾(って、続けるほどネタがあるとは思えないが)。

消費税の税率アップの話。

消費税を10%に上げてもいいけど、所得税の税率をゼロにしてくれ。

いや、これだと相変わらず金持ち優遇とか言われそうなので、サラリーマンの平均年収程度ぐらいまでは所得税ゼロというのはいかが。

どこの数値に着目するのかによって異なるでしょうけれど、国税庁によって平成23年に公表された「平成22年度分 民間給与実態調査」では一年を通じて勤務した者の平均給与は412万円、給与階級別分布だと300~400万円の人の数が一番多いらしい。だから、年収400万円以下は所得税ゼロにしちゃいましょう。

冬休みも終わり

さてさて、週末の連休を終えると、冬休みも終わって、年明けの授業が始まります。

世間ではまさに新たな年を迎えて・・・、という感じですが、個人的にはこれから年末がやってくるかなあ、という感じです。

とはいえ、個人的には仕事は始まっています。大学院生からメールで送られてきた修士論文をチェックしたり、依頼されている原稿を書いたりと、正月気分はとっくに抜けています。

2012年 あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。


先日のエントリーにも書きましたが、すっかり更新頻度が低くなりましたが、細々と今年も続けていく予定ですので、よろしくお願い申し上げます。

アメブロの今年を振り返って

このアメブロをはじめて大部経ちました。


ネット上のメディアもいろいろ変わってきてます。つぶやいたり、友達になったりと。


その影響も皆無とは言いませんが、このブログの更新もすっかり滞るようになりました。


また、ネタはあるのですが、書きたくても(ぼやきたくても)、内容的に、匿名といっても書けないものも多くありますし。立場的にいろいろ入ってくる情報もありますので、それを書いちゃうと益々匿名性が低下してしまいますし。


例年ですと、研究の今年の成果をまとめたり、来年の目標を書いたりするのでしょうが、今年はそんな気にもなれないので、なんだか言い訳だけの締めくくりエントリーになりそうです。


とはいえ、巡回してくださってブログを読んで下さったり、ペタをつけて下さったり、コメントを付けて下さった皆様、今年も一年どうもありがとうございました。また、来年もよろしくお願いします。

研究室の大掃除

毎年、「大学は年度で動いているから」といって年末の掃除はさぼっています。でも、年度末にもしていません。

今年は、大掃除というには大げさですが、結構年末に書けて片付けをしました。書類を捨てたり、古くて何年も開いていない雑誌を捨てたりして、本棚のスペースを空け、そこに平積みされていた本を収納。

まだまだスッキリとはいきませんが、ちょっと気分が良いかも。

年内はまだ授業があるので、合間を見てもう少し整理したいものです。

馬耳東風

修士論文の指導も大詰め。

でも、同じ事を何回指摘しても聞き入れてもらえないと、こっちが間違った指導しているのかと思ってしまうぐらい。

「しっかりとした自分の意見を持っている」というなら前向きに評価することも可能かもしれないけれど・・・。

こっちの指摘を聞きながらとっていたメモは何なんだろうなあ、と思って一回メモ書きを見せてもらったが、確かにこっちの言った趣旨のことは書かれていることを確認した。でも、それがその通りにならないのが不思議だ。

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そろそろ物欲がわいてくるころ。自分がサンタになって自分にプレゼントするか。



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いやあ、気になる。ボールペンでも万年筆でもない第5世代のテクノロジーってなんだ。

詳しくは、ちょっと古いネットの記事だけれど、

ボールペンでも万年筆でもない! パーカーの第5世代ペン

をご覧あれ。