宮に咲くは毒の華
129話、130話 感想
完結しました~
 
 
 
※雪蘭、王妃になってないらしい。
訂正記事、早めに書きます。
すみませんm(_ _)m
 
 
 
▼すっかり母の顔

 

これ、もう説明不要だと思うんですけど、いつものことながら私の感想が無いと引用にならんので書きますが……

 

妲妃の母の顔!これはもう、言とのラブラブツーショットよりも目頭熱くなる。っていうか、

 

妲妃が母じゃん!!!

 

っていう驚きでもある。

 

ちゅーかこの髪、重そう^^;もう切っちゃえよって思うくらいだけど、妲妃はまぁお姫様だから、杏もいるし、髪型くらいどうにでもなるのか。

 

身重の体で長髪はまじでしんどい……と妊娠エピソードはこのくらいにして。

 

そういえば子供、二人とも赤毛で妲妃の遺伝子ツヨすぎですよね。

 

母ちゃんに負けないくらい美人で勝気で、しかも両親の愛情いっぱいに受けて優しい可愛い子になってほしい。

 

 

 

 

 

▼この人も心配してるんだ

 

 

これは意外だったというか、なんというか。

妲妃も蓮華を王妃にすることには不安を覚えているんだな、とこの顔で知った私。

 

それくらい何とも思わない、とか、じゃないんだな。

 

娘を普通の母親のように心配して……

 

妲妃が、ちゃんと母親しとる!!!凄い!!!

 

って、普通のことに驚いたりしてみたりして。

 

 

 

いや、妲妃にとって、蓮華が皇后になることの何が不安なんでしょう?

 

 

 

自分(妲妃)よりも、母(と父)からの愛情を一身に受けてただの天真爛漫な少女として育てられている蓮華なんだから、妲妃みたいに少し(?)くらい殿下との確執ができたとしても心を病んでしまう可能性は少ないんじゃないかと予想されます。

 

父親は完全に王家の人間ですし、結婚前の身分は妲妃よりも高い。

 

蓮華と結婚相手の殿下は、イトコ同士になるのかな。父親同士が兄弟ですからね

 

 

 

「これが最善の結論なのかもしれない」

 

 

お父様(太師)、やっと前向きになれて良かったですね。

 

お父様のこの台詞は凄く大事だなって私の中で思いました。

 

王に愛された妻がなぜ自分と結婚したのか悩み続けて、要するに自信が無くてずーっと後ろ向きの人生だったお父様。

 

しかも浮気して後戻りできないくらい妲妃の母を傷つけて……余計に後ろ暗い人生だったことでしょう。それで娘にも大した助言ができずに、心配だけが募って……言に妲妃を諦めろだか、振ってくれだか、何か的外れなお願い(助言?)してたこともあって、本当に不可解すぎました。あの頃はま、じ、で、イライラしっぱなしでしたね^^;

 

でもお父さんがこうして、孫が王家に入ることに対して、蓮華の将来に対して前向きになってくれたことはかなり前進したなって感じがします。

 

禍の種だっていうのに、なんで緋温は蓮華を宮に入れたがっているのか分かりませんが……。

(*この一文は雪蘭が王妃だと勘違いしていたときの文章なので、皇室に雪蘭がいるから余計に心配という意味もあったのですが。雪蘭が宮にいなかったとしても、後宮は女の園。厄介事が絶えないのは事実でしょう。それはどこに行っても同じことかもしれないけれど)

 

それは、尊敬する兄弟(言)と、愛した妲妃の娘だから、それなりの地位にいてほしいという思いなのかな。それとも、愛した妲妃と添い遂げることはもとより望んでいなかったけれど、自分の息子には、好きな人(蓮華)と結ばれて欲しいということなのか。いや、自分の息子が蓮華と結ばれることで、妲妃との縁をつなげたいという思いもあるのかもしれない。

 

この話って、なかなか思惑が回りくどすぎて……想像の余地があって楽しいけど、想像しかできない部分が多すぎてモヤモヤするんですよね。

 

まぁもうラストが大団円だから、何でも良い……いや、よくない!!!みたいな。

 

 

 

 

太師は、妲妃が(当時の?)陛下の手で宮から追い出されたから、蓮華を王妃にしたいのだろう、みたいなこと言ってるけど。

 

緋温は、妲妃に皇后になってほしかったという思いがあるんでしょうか。

 

いや、ややこしいんですよね。

 

あの時、妲妃が宮から追い出されたのは政治的な意味合いではなく、殆ど言の嫉妬で、言が怒って追いだしたように見えたけどな……そういう認識だったけど私は。

太師は、なーにを言ってるんだ^^;と思ってしまう。

 

 

 

 

これはもう殿下と蓮華の続編、切望……なんだけど、きっと切望してるのはあたしだけかな。

 

正直、小華が心安らかなラストでお腹いっぱいです。前回の記事でも書いたけど、続編があるなら回りくどいすれ違いはもう良いから、蓮華と殿下には『りぼん』や『ちゃお』顔負けなくらいにラブラブデレッデレなキュンキュンでトロットロな甘い恋愛漫画で良いですよね。

 

蓮華♥こっちを向いてごらん♥

なぁに、殿下♥

口にケーキついてるぞ♥

やん♥だ、め、お父様が見てるじゃない♥いやん♥

 

これくらい甘い感じでおっけーです。はい。

無駄にすれ違った二人の娘たちには、普通の幸せを上げてほしい。

 

 

▼激しく同意

 

どっちに同意って、妲妃にですよ。

 

いつからそんななったんだ、言ー!!!

 

吉本芸人ばりのツッコミしなきゃならんわ。

 

 

「お前のせいさ」

 

 

だと真顔真顔真顔真顔真顔

 

 

こんなんできるならさ、もうちょっと早く素直になってくれよ、言んんん!!!

 

(そこは、王だった手前、素直になるわけにいかなかったんだとは思いますが)

 

何気に言は、ちゃんと他国との戦争を終わらせて(たぶん勝ったんだっけ?)、自分の仕事を一つ終わらせてからの国を捨てて妲妃のところに来たんですもんね。最後の方、怒涛の展開でしたよね。

 

それならそうと、先に言っといてよって感じなんだけど。

 

雪蘭といると楽だ~みたいな頃の描写、何だったんだろう。

 

(それでも妲妃が怪我したり、いなくなったりしたら血相変えて心配してはいたけど。それならそれで、さっさと自分のものにすれば良かったものを)←やっぱ過去を思い出すとどうしても文句が出てくる

 

 

ちなみに、太師の台詞で「あのお方は銀の王弟」という言葉が出てきていますが、言って緋温の弟だったの??

 

緋温の方が弟だと思ってたけど。だって元々、兄の方が国を継がずに先王と共に宮からいなくなっていたなんて、何かしっくりこないけどな……そこは兄(緋温)よりも弟(言)の方が政治にむいてるっていう先王の判断だったのかしら。

 

そこらへんよく読みこめてないので、「兄弟」って適当に表記してますがすいません。

 

 

 

で、太師がまたナゾなことを言ってるんですが

 

 

「あんな目にあっても分からないのか」

 

と、政治に携わる者は自分の心のままに動けないことがある、みたいなことを小華に諭していますが……

 

小華があんな目にあった事の9割は自分(太師)のせいだと思うんだけど。これだけはこの大団円のラストに申し訳ないと思うけどつっこませて頂きます。はい。あとの1割は言が王だから、とか、緋温と仲良いことに嫉妬して……とかいろいろあるにしても。

 

ちゃんと太師が妻を愛し、娘を大事にしていれば、小華はただの天真爛漫で可愛いだけの少女でいられて、心を病むことなく言のことを信じて待っていられたと思う。毒の華になんかならずに済んだと思う。それこそ、雪蘭のように純粋で、雪蘭よりも強く、侍女や臣下にも優しい普通の気高いお姫様になれたと思う。のは私だけだろうか。

 

 

 

「心配はもうやめてはやく寝ろ」

 

 

優しくなったね、言。

 

もともとは、優しい男の子だったもんね。小華に振り回されてばっかりだけど赦しちゃうような。

 

 

え、寝ちゃうの?えっちしないの?

 

って思ったけど、産後だから遠慮してるんでしょうか。ふふふ

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
130話
最終回
 
 
▼ここ、何か泣けた
 
 
 
 
何かこの子たちって、殺されていった妲妃の侍女に似てない?って思ったけど考えすぎかしらね。杏以外は死んだ……っていうことで良いんですよね?あれは堪えたな……。まぁこの子達が似てるのはただの偶然だとは思うけど、妲妃たちの霊が現れるように(妲妃たちは霊じゃないんだけど)、あの子たちの霊が宮に現れて、妲妃みたいに不遇な少女たちを助けたり、妲妃と前王の噂を流しに来たり、はたまた妲妃たちに会いにきたりしている……なら可愛いなと思いました。
 
 
 
 
 
前王と妲妃のことが
 
こんな風に、語られるようになるとは。
 
この作者さん、さすがっす。こんな風にまとめられるとは、思いませんでした。
 
感動を誘うラストになるとは思わなかった。
 
これにはヤラれた~~
 
そんで、しっかり世界観に入り込んで、ちゃんと感動してる自分にも驚いたけど。
 
 
二人の仲が悪かったと言われていることについて、
 
「それは誰にもわからないよ~」
 
っていう侍女の台詞に、
 
「王宮生活は目に見えるものがすべてじゃないからね」
 
っていう侍女の台詞
 
この二つが、この物語の根幹だろうと推察。
 
 
愛し合っていても、素直に好きと言えない状況もあるし、仲が悪そうに見えてもそうじゃないかもしれない……と。
 
 
本当にもっと政治的な思惑が上手に絡んで、言が身動きとれない状況が多いとか、妲妃もそのことを分かって支えたり、あえて身を引くような場面があったりとか、あのオバサン(誰だっけ?雪蘭を推してた人)との対決とか、もっとこうしたら面白くなりそう……という妄想が尽きないですね。
 
 
 
正直、言が政治的に妲妃との結婚を悩んでるような描写あったっけ?みたいな^^;
 
 
 
(そういえば、太師の娘だから結婚したらいかん……みたいな葛藤はあったかもしれんけど、印象薄すぎる。しかも、そういう理由で妲妃を皇后にすることに悩んでたなら、妲妃の娘の蓮華を皇后にするのはまた問題山積みなのでは……やばいやばい、これ考え出したら朝が来ちゃうよ……ゲッソリ)
 
 
でも、そういうのを省いて、主役二人の行動と妲妃の気持ちだけに殆どスポットが当たっているので、いろいろ感想が書けて面白かったですが。
 
 
 
 
 
 
 
▼穏やかな二人でラスト
 
語り継がれるでしょうね。
 
妲妃という人騒がせな姫がいたんだと。
 
そりゃもう天女みたいに美人で勝気で、誰にも汚されない誰にもおとされない気高き姫がいた。
 
そこらへんの男はみ~んな妲妃の虜でさ。
 
 
 
 
 
二人で、ライラックを見に宮に忍び込むとは、なんて素敵なラストでしょう。
 
こんな風に二人で寄り添ってラストを迎えられるなんて。
 
幸せすぎて、また涙が。
 
良かったね、妲妃。
 
あ、また涙が……。
 
ラブラブな二人と、ほっこりする子育て、そして、殿下に嫁ぐよう決まっている運命の蓮華の続編、こっからが普通の少女漫画じゃん。こっからも気になるよ~~~
 
 
 
 
 
 
ラストは、幼い二人の出会いの場面にて完
 
出会ってすぐに告白していたんですね、言。
 
なのに、こんなに時間がかかって……
 
長かったけど、
 
本当に素晴らしい大団円でした。
 
なんかもう二度と読むまいと思ってたけど、ここまで読んだらもう一度、最初から読もう!!読まなきゃ!!みたいな気持ちになるの……不思議だなぁ……本当に笑っちゃう。
 
まぁ娘のことは心配だけど、なんとかなるっしょ!!
(とりあえず唯一心配だった、「雪蘭が王妃」ではなかったから、普通の大団円でしたね。良かったよかった!!)
 
 
 
 
 
 
 
◆改めて感想
 
初期の頃は本当にしんどくてね……漫画に対してこれほど、暴言を吐いたのは始めてだったような?夫にも「もう読むのやめなよ・・・」とまで言われていましたが。いや自分でも何回、読むの止める!!!って言ったことか。辛すぎて。思うようにいかなくてイライラしすぎて。ここまで期待を裏切る少女漫画も少ないだろう。
 
でも、ここまで読んで良かったです。
 
この物語を今から読もうと思ってここへ来られた方へは、必ず全ての読了した女子が口をそろえて言うと思います。
 
頑張って、最後まで読むように。
後悔はしない(はず)
 
♪苦しくったって~悲しくったって~コートの中ァでは、平気、なの♪(すいません。全然違うマンガで)
 
 
ここまで読んで下さった方がいらっしゃいましたら、ありがとうございました(*^_^*)
また別の作品の感想にてお会いできると嬉しいです。
 
 
 
宮毒の感想にてこのブログが始まったようなものなので、私のブログ活動どうなるんだ!?って感じですが……子育てやら家事やら、やりたいこともたくさんありますので、無理のない程度に頑張ります。
 
 
 
◆懐かしのあの頃の記事はこちら
 
思わずつっこまずにいられなかった62話
妲妃を追い出してグッタリの言が見られる58話
いくつかあるけど神回の一つ55話
 
 
 
 
 
 
 

●登場人物

 

国・・・銀の国

[登場人物]

◆14代王(天子)

 陳 明帝 ちん めいてい

◆明帝のお飾りの妻

 太后

◆明帝の息子(銀の王) 

 言 げん

◆白 小華 

 はく しょうか

 (妲己 だっき)

◆小華の父

 白 秀英 はく しゅうえい

◆明帝の臣下

緋温 

 

◆銀の従属国の姫

 悠悠 ゆうゆう

 (雪蘭 せつらん)

◆小華の異母姉妹

 敏

◆伊月 

 妲己の侍女だったが

 今は雪蘭の侍女

◆内官 玄宗

小華と言を幼い頃から見守る

◆雪蘭の従者・護衛

(銀髪)飛影

 

◆麗妃

言の側室候補?

◆香妃

言の側室候補?

 

◇楊秀貴ようしゅうき

街の坊?

◇半頼 ハンライ

秀貴の供?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑↑↑しかも、大団円で宮毒を読み終わったあとに出てきた広告、これって(^_^;

 

宮毒はね、こんな浮ついた物語じゃないのよ?←と言いつつポチッとな。しっかり読んでいる。

宮に咲くは毒の華127話・128話感想
まだ最終回じゃないですよ~
原作テル 
漫画Ga-yan
 
 
 
*ネタバレありますので、まだ読んでない人はぜひ、本編を読んでからどうぞ。
*中に、雪蘭が王妃になったようなことを大前提として書いている部分がありますが、それは筆者の妄想(勘違い)によるものです。訂正ページはこちら
 
 
 
 
 
◆冒頭は、敏ちゃんとのエピソードでしたね。
 
敏も良い坊ちゃんと幸せになれてよかったです。
最後ちょっと駆け足感ありましたが……
 
敏はこの物語の中で小華と同じくらい可哀そうな……
 
というか、この物語の女性は全員、苦労を背負っていました。
 
その辺は後でも触れようと思いますが……
 
 
 
▼いたのね……

 

 

いや、この物語の中で一番可哀そうな女性……といえば誰なのか意見が分かれるところだろうけれど……

 

 

一番、本当に一番可哀そうなのは、この人でしょう!!!

 

 

飛影さん……でも消息を書いてくれて良かった。

だって、雪蘭なんて、最後の方、全然出てきてないし……。

 

言が小華のところへ走ったらもう、彼女は完全に用済みなので、映す価値無しってことでしょうか。

いやでも、雪蘭のことを時には疎ましく、時には心配に思いながら気にかけてきた私としては、最後に雪蘭の最後が分からないのは悲しい。

 

これも、詳しくは後にちょっと触れるとして。

 

それにしても、飛影さんの残念感は、私が読んできた少女漫画の中でも群を抜いている。まぁツワモノ、海千山千の読者の皆様はきっともっと悲しい悲惨な運命の男もご存知のことと思うが、まぁ飛影の悲壮感も凄まじいものがあると思われる。

 

自分の主人を切ってまで、妲妃に仕えようとしたのに……最後の最後、絶体絶命のところに居合わせられなかったってんだから。

 

まぁ三年諦めずによく探したよ!!!!

 

背中で語ってるよ……この背中見てるともう、こっちが泣けてくらぁ!

 

”戻ってこられたんですね”

 

ですよ。

 

一声もかけずに見守って……

 

この飛影の生きる意味……

 

 

 

妲妃がいかに男を魅了する魔性の女かってことを表すために必要なんですよね。

こんな怖い顔してたって、心は単純。

 

綺麗な女に、魅せられて心を骨抜きにされちゃうような単純な男だったんだ……

 

ああ、誰か飛影を癒してあげてくれ……

 

というか、最後の幸せな二人(+杏)の暮らしを影で支えてる……と思いたい!!!杏がイノシシを狩る手伝いを影ながらやってると思いたい。

 

だって、

 

”何のお役にも立てませんでしたが”

 

の、この後、一人でどこ行っちゃうの???

 

切なすぎて、その後も出てくるかと期待したのに……一切出てこなかったよね。

 

もう私、この物語に思い入れ強すぎて、キャラ一人一人のラストが気になりすぎて草ですよ。

 

 

何度も言うけど、飛影……この後は、言と妲妃の二人の愛の巣を影ながら警護している、と思うことにする

 

(いやでも完全に両想いになった愛し合う二人の愛の巣を守るなんて、何の拷問か。そっちの方がキツいから、やっぱこれで良かったのかな。そういうことか。飛影は、妲妃のことを主人として尊敬しているなんて思った時期もあったけど、やっぱそこは恋心だったんだな。完全に主従関係が築けるなら、杏のようにラスト側にいてもいいけど、側にいないってことはやっぱ飛影の妲妃への想いは恋情だったんだな、と解釈)

 

 

 

 

▼その思いは王族特有のものなんですね

 

 

 

なんと、晴れやかな顔か、言。

 

そして小華もこころなしか昔のトゲがとれて、可愛い顔になってる気がする。

 

二人の新しい門出にふさわしい顔ですね。

 

そして

 

「父の息子として」

 

という言葉。

 

これは異なこと。

 

最初からあの先王の息子ではなかったか?

 

……これは、言わずもがな、王と王太子という関係では例え親子でも、我々のように気兼ねない付き合いはできなかったということなのでしょうね。

 

それは、我らが捨てられた皇妃でもそうだし、悪女の定義でもそうなんですよね。

 

なんか、王族同士でめっちゃアットホームなのも逆に驚きですよね。

 

ヤッホー言★元気にしとったかいね?

おお!父上(ダディ)!!久しぶりじゃのぅ♥

 

みたいな?

 

 

 

 

先代王にも会えて、「必ず一緒に暮らしましょう」言うてるけど、一緒に住んでるのかな?新居にそのような影はなかったように思うけど、一緒には住んでるけど別棟なのかな。新婚の二人と一つ屋根の下はちょっといろいろ気を遣いますよね。昔の家じゃ、声も丸聞こえでしょうし……ゴホン、失礼。

 

 

 

 

まぁ何はともあれ、言が吹っ切れてるようで良かったです。

 

そうそう。

 

ここまでいろいろあったんですよ本当に……もう語りつくせないよね、読んできた皆知ってると思うけど……

 

 

 

 

 

言が吹っ切ってくれて良かった。先代王が言のことを心配してるのも良かった。

 

この二人の顔を見たらもう、感無量でしょう。

 

 

 

 

でもここではまだ終わらない。いろんな伏線の回収がこれからです。はい。

 

 

 

 

 

 

 

▼あの日の再来

 
 
小華の娘、蓮華……まんま小華ですね。
完全に、まんま小華ですが、娘と同じように誕生日のプレゼントは何が良いかときく祖父に「宮に行きたい」と即答しています。
 
そんなところも小華にそっくり……
 
これは不穏だぞ?
 
「陛下がまた遊びにおいでって言ってたの!」
 
と楽しそうにおしゃべりして
 
「殿下も私と遊ぶのが一番楽しいって言ってたし……」
 
と、顔を赤くしています。
 
 
 
これは……心配ですねぇ
 
何が心配って……ねぇー?笑
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆128話
 
 
▼祖父の心配
 
この回で、すべての謎が、(ちょっとあっさりしすぎでしたが)解けましたよね。
 
先代王が小華の母のことを想っていただろうことは何となくお察しでしたし、太師(小華父)が、敏の母と浮気をしていたことは言わずもがな。
 
何か理由があるんだろうけど、小華父が悪いんだろうなっていう気はしてましたよね。
 
完全に、小華の父が悪い人でしたね。
 
この人が、夕華(小華母)の気持ちを信じられなかったが故に、夕華の心を傷つけて、小華も母親からの適切な愛情をうけられなかったんですね。
 
”次はお前の番なのか”
 
と心配する太師の心情はいかほどか。
 
太師の自信の無さがすべての元凶だったわけですし、蓮華のこともそりゃ心配ですよね。
 
 
”結局あの子も王妃にはなれなかった…”
 
 
と、妲妃のことをそんな風に思っているんですから。
 
でも、王妃になることが妲妃の最終目標じゃないの。
 
 
でも、もう大団円はすぐそこなんです。
 
小華と言は幸せになって、蓮華が生まれた。
 
次は、蓮華の時代には、両親(小華と言)に愛され、王子と仲良くして、良い関係のまま幸せな王妃になれるでしょう。
 
そう思うラストまであともう少しですね。
 
 
 
 
▼助平ぇな緋温陛下
 
 
今更だけど、まさか緋温が陛下になるとはね。
 
緋温派だった宮毒ガールズたちも、まさか、緋温を雪蘭にとられるとはね……(雪蘭、王妃になっていません
 
いやだって、そうじゃない?
 
言という初恋相手との両想いは叶わなかったけど、あのまま王妃になった雪蘭は、きっと王になった緋温と結婚したんだよね?
 
そしたら、蓮華は、緋温と雪蘭の息子と結婚させられるわけ?
 
いやー^^;
 
蓮華は幸せな王妃になれそうって書いたけど、やっぱあやしい^^;
 
雪蘭と緋温の子って聞いたら、あたしたち(読者)が良い気しないもん。笑
 
ごめん、やっぱ太師の心配の通りかもしんねーわwww
 
(いや太師の心配は別のところにあるのかもしれんよ?結局は、うちの女たちを先代王の血筋のものにとられてばかりだから嫌だ、とかね)
 
これはもう蓮華がヒロインの第二部があったとしても、かなり波乱万丈なものになりそうですね。いや、そっちはもうただただ甘いラブロマンスで十分です。
 
 
 
で、冒頭で少し触れましたが雪蘭の現在についてです。
 
雪蘭は緋温と共に王妃になったから、その後が描かれてないんでしょうね。
 
言と妲妃のラストはこれ以上ない大団円ですが、妲妃を差し置いて、雪蘭が王妃になるなんて……って思う気持ちが微塵もないわけじゃないもの。
 
そりゃ登場させられんわな。
 
私だって物語の性質上、ヒーローが言だから冷静に読めてるけど、かわいい緋温と雪蘭が結婚して子供まで設けてるなんて考えたら、実際、穏やかではない。
 
 
 
でも、ここでも雪蘭は可哀そうと言えなくもない。
 
それは、緋温の心にも本当は小華がいる、と思わせるシーンだからです。
 
心を病む前の可憐で無邪気でかわいかった小華を(今も可愛いけど)こうして思い描けるのですから。
 
幼い小華を「美しかった」なんて言って思い出してるの、ちょっとエロいよね。
 
まぁ雪蘭とは結婚したけど、夜な夜な言に抱かれる小華を想像しているとお察し。いやそういう風に私は解釈しました。笑
 
いやー、ここは雪蘭にも幸せになって欲しいから、緋温に心底愛されていて欲しい……って思える心優しい読者の方がいたら、ごめんなさい。いやピッコマ民はきっとそうは思わんだろうというのが私の見解ですが、どうだろう。
 
敏の幸せと雪蘭の幸せは、同じようには願えないと思うのだけど。
 
そうなると、やっぱ一番不憫な女は、雪蘭になるのかな。
 
 
 
 
*とか書いていますが、雪蘭、王妃になっていません。
お詫びと訂正記事はこちら
もうすでに読まれた方もいると思うので、記事はそのまま残しておきますが、何度も言いますが、雪蘭、王妃になっていません。
 
 
 
▼アンタ誰なのよってツッコミ入れるレベルで幸せな妲妃。感無量
 

 
 
 
信じられない。
あの妲妃が……
 
こんな妲妃の姿、誰が予想できただろうか。
 
そして、こんな可愛い顔の言、誰が予測できただろうか。
 
幸せすぎて、前が見えない。
 
しかも子供二人目。
 
幸せの雨嵐。
 
最近、そういうのあったな、なんだっけ。解散したあのグループですよ。いや、解散って言うと怒られる。活動休止ね。
 

 

 

こんなに幸せなのに、まだまだ最終回じゃないのよね。

まだまだ、あと2話あります。

 

ラストめっちゃ良い感じに終わってて、なんか感動しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆改めて感想

 

私が追っかけてた時は、この127話まで「待てば0円」だったのですが、いつの間にやら、『C』のマークが^^;

これは、課金の波にのまれる人、続出でしょうね。

だって絶対に課金しなきゃいけない(はずの)最後の3話も、今までと変わらずに「いいね」の数が溜まっていて、私よりも先に既に課金して読まれてる方の存在を知って嬉しくなりましたし。

 

やっぱ、そうだよなぁ……ここまで読んだら買うしかないよなぁ、と。

 

すぐにつき合ったり、いきなりイチャコラしたりしない。

これはちょっと大人の物語なのです。

 

まだ最終話まではあと1話……。

 

ああ、早く二人には幸せになって欲しいって、何百回も思ったよ。

この物語の素晴らしい大団円を見届けられて、嬉しい。

 

実際に王子と幼い頃から好き合っていて、それで側室なんかもとらずに一生一緒に幸せに生きようなんて思ったら、こういう結果になるのかもしれないなって思えます。

 

 

いやでも、緋温が雪蘭と子供を……

雪蘭が一番可哀そうとも思えるし、一番良いとこ持ってったな、とも思える。

 

うーん……^^;

 

 

*何度も言いますが、雪蘭、王妃になっていませんが、もうすでにご覧になった方もいらっしゃると思うので記事は残しておきます。訂正ページはこちら

 

 

閲覧ありがとうございました!!

あと2話お付き合いくださいm(__)m

 

 

 

『宮に咲くは毒の華』
ラストの感想はもうしばらくお待ちください。
 
 
 
ちょっと奥さん、聞いてください!!
 
▼『「待てば0円」で127話が読めたはずなのに、いつの間にか51円になっている!?』問題ですね。

 

 

ほら、よくご覧ください。

 

127話のところ、色が変わってるんですよ。

 

だから、読んだんでしょうね。

 

なのに、「C」のマークが横についています。

 

ああ……読みたければ四話分、購入しなさいよって事なんですよね。

 

まぁどうせ、最終話付近は買うことになると思っていたので良いのですが。

 

ほらこの私たちを課金の渦に巻き込むがごとく君臨する「C」のロゴですよ。

 

ほらほら~チュー

課金しようよ~ニヤリ

課金したら、一気に読めるぞ~おねがいおねがい

 

と、悪魔と天使の囁きが聞こえてくるようです。

 

この「C」の文字が天使にも悪魔にも見える。

 

うう……

 

でも、もうちょっと余裕ができたら課金して感想を上げようと思いますので、もう少しお待ちくださいね。

 

もう、日本中が、いや世界中が心待ちにしているでしょうからね。

 

 

 

全130話……長かったようで、今思うとあっという間でしたね。もうすでに課金して読まれた方もいらっしゃると思いますが、きっと一入でしょう。

 

あとは小華が幸せになるのを見届けるのみ(母を通り越して菩薩の気持ち)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは私的な話です。

 

 

 

 

 

▼スマホの「容量が無い」問題

 

↑3~4枚スクショしたらもうこれです。

『虫かぶり姫』が更新されていることに気づき、「待てば0円」で毎日ちょっとずつ読んでるのですが、容量が無さ過ぎてダウンロードできないんですよね。

 

大は小を兼ねるとはよく言ったものです。スマホの容量は一番多いやつにすると私は誓った。

 

帰れなくて申し訳ないけど、爺ちゃんに小遣いもらったらまずはスマホを新しくしようと心に決める。(容量の一番でかいやつ)

 

……アラサーなのに爺ちゃんからお年玉を貰う困った主婦、そよかぜうららです。

 

親孝行とは、自分がしてもらったことを自分の子どもにする……ことなんだそうです。私もばあちゃんになったら、孫に心行くまでお年玉を渡そうと思います。