tai*o*no*様、コメントをありがとうございます。

tai*o*no*様に書き込んでいただいた内容から、私が気付いたことを以下に書かせていただきました。
実はこのSTAP事件、現代に生きる私たちが窮地に陥った時に、そこから這い上がるためのストラテジーが一杯に詰まっていると思います。

又、男女の考え方のギャップや価値観の違いなどについても考えさせられる材料に富んでいます。

婦人公論を読んだ男性たちは、「なんでこんな風に思うのか?」との疑問や、「理屈に合わない!」と感じたりするでしょう。そして、そのギャップがどこから生まれるかについて男性は考えるでしょう。

読者の男性が恋人(妻)とのトラブルに直面していたとするなら、女性の考え方に気づき、仲直りの機会を見出すかもしれません。
男女間の価値観のギャップに気づけば、よりよい解決に近づきそうです。

さらに、STAP事件は、秀才たちの集まった科学界における人間関係の複雑さ、派閥、権力、ジェラシーなどをあぶり出しました。
科学者たちの価値観は、一般人とはかけはなれた独特なところがあります。
他人を追及するのは敏感で、ご自身については鈍感です。

例えば、大隅理事長は、分子生物学会の責任者として、学会がねつ造を認定したとの勢いで、小保方氏ねつ造説を主張しました。 しかし、大隅氏ご自身は初釜参加の経験をブログにつづり、幸せな平常生活をアピールしていたりします。

相澤氏は、科学界のドロドロと表現しています。
しかし、このドロドロは、必ずしも、忌み嫌うものでもなく、これが人間界の現実でしょう。
ドロドロが表面化しない社会は、むしろ異常なのだと思います。
ドロドロも、ジェラシーも、明日の活力に生かすというシロモノですから・・・。

今後のSTAP事件の一番の関心事は、誰が仕組んだのか?の解明と、小保方氏の解放です。

事件の解明については、桂調査委員会(理研)は、犯人を特定せず、事故かもしれない・・・との巧妙な結論を採用しました。
STAP事件を事故扱いにすることで、個人が負うダメージを最小にできるとの判断があったのでしょうし、小保方氏からの訴訟に備えたとも言えます。

一方、関係者たちの思惑はどうなのでしょうか?若山研究室にとっては、この結論はどのような意味があったのでしょうか?

今回のSTAP事件は、若山研究室にかなりの学問的なダメージを負わせたと想像できます。
学会での影響力や信頼性は低下でしょう。
さらに、今後も、若山研究室が沈黙を守り続けていれば、世論の評価は落ちていきます。

若山研究室には、告発や訴訟に備えて準備しているでしょう。
もしかすると、若山研究室は訴訟になれば良いと思っていたかもしれません。
その時のために、若山研究室は沈黙を守っているとの見方もできます。

若山研究室の人達の間ですら、誰が何をしたのかお互いが信用できないかもしれません。
人は自らの行動は知るが、他人が何をしたかは知ることができません。
緘口令が敷かれていて外部に話せないだけでなく、内部間でも話せない事態になっているとの可能性もあります。

もし、若山研究室への強制捜査や聴取があったら、その時、若山研究室スタッフがお互いを知り、そこで真実が出てくるかもしれません。
実験の実態が明らかになって、若山研究室にとって悪い事ばかりではありません。
沈黙しているより、解放されることがあると思います。

STAP実験への若山研究室の寄与をアピールできるかもしれませんし、和モガ氏の推理のように、STAP細胞はESなどではなく、本物であることが証明できるかもしれません。
そうなれば、ねつ造疑惑など、ぶっ飛ぶでしょう。

しかし、今の時点では、訴訟は起きていません。
若山研究室は世間に責められるまま、宙ぶらりんになってしまっているのかも・・・。
こうした状態は、内部の人たちにとっては、とても苦しいのではないかと思います。
今後もSTAP事件に対する人々の関心は続くと思います。
BPOが人権侵害を認めた時、NHKは反発した。
STAP番組は、科学的根拠に基づいて慎重に作成されたものであるとNHKは主張した。
学者や犯人に踊らされて番組を作ってしまったことに対する、NHKの後悔と怒りだ。
それでも、NHKの視聴率はあがったのだから、NHkはペイしている。

しかし、BPOがリベラルすぎるとの批判が出たり、擁護派の人々は問題ある社会人との非難もある。

その大きな理由は、小保方捏造説には公的なお墨付きがあるからだろう。
捏造説は、正しい判断と証拠に基づくと信じ切っている人たちがいるのだ。
だから、権威ある人たち(調査委員会)が決めた秩序?を守らないのは、社会人として、擁護派は問題ありとの判断だろう。

しかし、世の中には、なぜねつ造論を信じられる人がいるのであろうか?むしろ、そこに疑問を感じる。

小保方氏が何を目的にES細胞を混ぜるのか?ねつ造犯にされた小保方氏は、なぜ、身をすりきられるような苦しさに悩むのか?

少し話を変えるが、一般論として、女性の悩みは、その苦しさに本人自らはまりこんでしまうパターンがある。
何か、苦しいことをかかえている結果、さらに新たな別の苦しさを自らかかえ込む女性がいるのである。

他の考えをめぐらせれば、新たな展望が生まれ、思い込みに気づき、苦しさから抜け出せるのに、それができない(女性本人がやろうとしない場合もある・・・)。

例えば、子宮がんワクチンによる副作用から抜け出せないでいる若い女性たち
化学物質過敏症があると主張して生活を制限し、さらに苦しんでいる中年女性たち
(こうした症例の背景には、診断を支持する医者たちがいて、女性たちは医師に利用されているのだろう。)

こうした女性たちの苦しさと比べると、小保方氏の苦しさの質は全く異なる。
身にのしかかる覚え無き責めを、周りからおしつけられたのである。
今後の小保方氏は、人生を通じて、この責めにおしつけられ続ける。
人体に有害な恐ろしいゴミを押し付けられたようなものである。

こうした小保方氏の立場は、災害とも言えるものだ。
日本大震災で、多くの家族を失った人たちは多数いたが、小保方氏もそうしたひどい災害を受けたと言える。

事件後2年が経ったが、人々がこの問題を忘れないでいることは、小保方氏にとっては励みになるだろう。
そうして、2年間でわかってきたことのうち、一番、大事なのは、若山研究室では、どんな研究細工をすることも可能だったとの事実だ。

そうした状況であるから、上司であった若山氏の責任が大きいのである。

本来、論文疑義の責任は、新人の小保方氏が単独で負うようなことではなかった。
ミスの原因は不明であっても、責任者である若山氏は、世界にむけて実験のミスを認め、論文を撤回して、自らの責任を謝罪すべきだったのではないだろうか?

しかし現実は、2本の論文のファーストオーサーが小保方氏になっていることで、問題が複雑になってしまった。
その結果、すべての責めが、小保方氏にかかってきてしまったと思う。

レター論文や幹細胞の研究は、小保方氏による仕事ではなかった。
しかし、2本論文の小保方氏のファーストオーサーにはもともと無理があった。
なぜ、そうしたオーサーシップの経緯になったのかは不明だ。

これは、小保方氏が希望したことではなかったであろうし、小保方氏の気持ちは、「あの日」に語られている。
結局、笹井氏がその責任をとったということなのか?・・・。

ネーチャー誌の編集人も、論文のオーサーシップは、若山氏であるとの認識でいたと思う。
両者の話し合いで、撤回が決まっていったのだろう。
だからこそ、若山氏の責任者としての謝罪はあってしかるべき出来事だったのではないだろうか?

論文関係者の中で、バカンティ氏だけが継続的に小保方氏をサポートしていた。
バカンティ氏は医師でもあり、小保方氏が普通の人(ねつ造などしない)と信じていたであろうし、世間に対してもそうした擁護の発言を続けてくれた。
医師は、弱い人の立場がわかるからだ。

日本の相澤氏、丹羽氏も、小保方氏の無実を信じていたと思うが、今は彼女をサポートする発言はしてくれていない。

小保方氏に近い人が、彼女にどのような態度をとったのかをウオッチしていれば、小保方氏の人柄はわかるだろう。
自らの嘘を忘れる虚言癖の人などという発想など、決して出ないはずだ。

小保方氏が本当にそうした特殊な人であると考えるのは、非現実的である。
確率的にも、極めて低いのである。

BPOが人権侵害を認めた時、NHKは反発しました。
STAP番組は、科学的根拠に基づいて慎重に作成されたものであるとのNHKの主張です。

番組内容の質の向上と信頼性維持のため、マスコミ関係者が、自らに課した規制であるはずのBPO設立の理念を損なうようなNHKの自己矛盾的発言でした。

ここは、問題点ではあると言え、一歩、又、別の視点でみると、STAP問題の特異点を象徴しているとも言えます。一言でいえば、多くの異なる立場の人が騙され、利用されたのが、STAP事件の構図だったでしょう。

テレビのバラエティー番組などで、どうでもよいようなタレントのゴシップ記事を扱うことは、マスコミにとってはやさしい分野でしょう。スクープ記事をすっぱ抜かれたタレントにとっては、一大事ではありましょうが、社会的には影響は少ないものです。

一方、政治問題や外国問題では、マスコミが一歩間違えれば、マスコミ社の存続にかかわるような事件に発展するリスクがあります。スクープ記事をつくることは、大変な裏付けが必要でしょう。

マスコミにとっては、質の良いスクープ記事をつくることは、マスコミ冥利につきることであり、マスコミのメンツにかけて、頑張りがいのあるところです。
どこのマスコミでも、社をあげてスクープ記事にがんばるであろうと思います。

そうした意味で、NHK番組「STAP事件の深層」は、NHKにとって誇るべき番組を作れたという自負があったのでしょう。
そうそうたる大学教授たちがNHKの主催の座談会に参加してくれて、STAPねつ造について語ってくれました。
さらに、理研は、番組作成につき全面的に協力体制をとってくれました。

事実が積み重ねられ、ねつ造が実際にあったことは保証されている・・・と、NHKは考えたと思うのです。
だから、制作側に勇み足があったとしても、NHKはよくやったとの評価を受けられるだろうと思ったでしょうし、行きずぎがあっても、社会的には許されるとの憶測したでしょう。

その自信作が、BPOから重い違反を指摘されてしまいました。これは、NHKにとって、ショックだったでした。
だからこそ、くやしまぎれのコメントになったのです。

捏造論を支持していた科学者たちは、最終報告後は冷ややかに手を引いてしまいました。
それをNHKはまのあたりにしました。
そうした状況での、このBPO裁定については、NHKもある程度、予想していたかとは思いますが・・・。

小保方氏の「あの日」の告発的な内容にもかかわらず、科学界からの何の反論もなく、若山研究室も相変わらず情報を出してくれませんでした。マスコミが、学者たちから支持されなくなったのです。

制作したプロダクション、NHK,マスコミは、犯人や学者たちに利用されたとの事の展開を読めたでしょう。

ですから、NHKの「ねつ造説に自信をもって番組を作った」との発言も、逆説的にとらえて、NHKは、「こんなはずじゃなかったのに、科学者たちにだまされた!」との解釈でも良いのではないかとさえ、感じます。

NHK以外でも、石川氏、李氏など、利用されました。

この事件が起きた原因に、若山研究室スタッフによる実験ミスの可能性もあったかもしれない。
しかし、実際の顛末は、実験ミスだけでは説明できません。
悪意に満ちた人の手が加わったことは確かであろうと感じます。

何からの画策的な作業をした人を犯人と呼ぶとすると、この人は、実行した作業を知っている。
つまり、実験に使ったマウスやすり替えた検体の本当の姿を知っている。
それを混ぜたり、置き換えたりした経緯を知っている。
答えを知る愉快犯のように、その謎解きを理研の学者たちにせまりました。

解明作業の途上では、学者たちのケンケンガクガクな論争も起きたでしょう。
議論の果てに、学者たちは大いに傷ついたと思う。

こうした義務的調査は、学者たちにとって貴重な時間を浪費し、決してやりたくなかった作業であったろう。
そうした意味で、犯人は多くの予算、労力、葛藤を、多方面の人たちに強いたのである。

今のところ、「私は利用された」との関係者証言はまだ、出てきてはいない。
しかし、そのうち、「私は利用された」発言が出てこないかな?と思う次第だ。
2015年の「文藝春秋」に以下の記事が載っているそうだ。作家の宮部みゆき氏と須田氏との対談とのことである。以下、一部を青字で示します。
http://open.mixi.jp/user/4541837/diary/1941015386

宮部氏はその書評で、こう書いている。
「自分はミステリー作家だが、推理小説での犯人探しの基本は、「その結果で利益を得る者は誰か」ということだ。その観点を念頭に推理小説を読むように本書を読了し、悲しみと共に愕然とするのは、STAP細胞事件には、この「利益を受ける誰か」が存在しなかったということだ。誰にもいいことがなかった。誰もが傷ついた。犯罪がペイしないように、捏造もまたペイしない。それは希望のみを優先し、地道に一歩ずつ現実を切り開く科学的なものの考え方に背く行為であり、結果として、大切だったはずの希望をも打ち砕いてしまうのだ」

小保方氏には、動機がない。そんな小保方氏が、苦労してねつ造をして、何も得られるものがない。
動機が無いだけでなく、彼女のキャリアからして、ES細胞の遺伝子を操作する技術と知識がない。
この事実だけからも、小保方氏ねつ造説は無理だろうと思う。

STAP事件解明に向けて、声をあげないけれど、ウオッチしている多くの人たちは、皆、そうした理解でいると思う。

小保方氏がよろよろになりながらも、ねつ造犯として時間が過ぎているのには耐えられないとして、身の潔白を訴えるために、「あの日」を書いた。そこに書かれた研究室内部の暴露や、その後の出来事がある限り、この事件は、これからも風化することは無いと思う。

事件から2年以上たち、若山研究室での不審な行動はいろいろ明らかになった。
そこには、小保方潰しをしたい動機を持つ人がいる。
宮部氏の言う“得をする人”が、若山研究室にはいるのだ。これだけで、若山研究室は、世論に向けて不利な状況に立つ。

若山研究室がこのまま沈黙していたら、この不利な状況は、ますます強まるだろう。
擁護派の人たちは、若山研究室がだまっていたら不利になるような状況に追い込もうとしている。

細胞の万能性とか、ES細胞というのは、私にはなじみがなかったが、日経サイエンスの記事を初めて読んだ時、書かれている内容が、飛躍に満ちている事、著者が勝手に決めつける書きぶりに驚いた記憶がある。
専門家ではないはずのサイエンスライターが書いた内容ではないと感じた。

「そうは決まらないだろう?
それだけで、そう言っていいわけ?
そんなことなぜ、して良いの?」
と、私にとって、疑問だらけの日経サイエンスの記事文章であった。

当時、須田氏の単行本も買ったが、そのタイトルと、表紙になった3人の写真を見てあきれた。今もこの本は読んでいない。
しかし、彼女たちはマスコミ人であり、目的があることを考えると、責めてもしかたないところがある。
そして、彼女たちは商売でやっていると考えると、あきらめがつく。

STAPねつ造論を唱えた人たちは、皆、当時、捏造論を支持するための目的があったのである。

捏造派は、若山研究室の学者たちを個人崇拝していた人もいたであろうし、既存の権威や業績を守りたいと考える人もいたであろう。
CDB以外でも日本中の理研の関係者たちは、自らの理研組織を守りたいと思ったであろう。
だから、そうした立場の人であれば、ねつ造派としての行動が理解できる。

一方、小保方氏側から見ると、彼女には目的が無い。若い研究者が、とんでもない名声を欲したりはしない。
彼女はすでに、十分、恵まれている。

小保方氏が嘘をつくこと、他人をだますことが楽しくて、自らの嘘を忘れて行動している人だと言う精神科医がいたが、その精神科は、本気か?と言うところである。
「あなた、本心でそう考えているの?」との質問を、精神科医にぶつけたい。

精神科医が一生のうちに遭遇する患者さんの中には、それに近い人がいるかもしれないが、一時的にそうした病的状態になる範疇の人であろう。

でも、精神科医の中には、虚言癖患者がしばしば現実にいて、周りの人を皆、巧妙にだませてしまう能力がある天才がいると言う。小保方氏は、まさにそうした虚言癖の人であるとマスコミに語るのである。
虚言癖の人では、継続的に知的な周りの人たちをだますことなど、できないのである。
精神科医の診ている虚言癖の人たちの日常生活を示せ!と、私は言いたい。

では、なぜ、小保方氏がそうした歴史的症例であると精神科医はしゃべるのであろうか?
それは、とりもなおさず、マスコミが“小保方虚言癖説”を唱える精神科医をとりあげてくれるからである。
そして、その精神科医の名前がマスコミに売れるからである。
精神科医が、虚言癖についての本を出していて、この本を売り込みたいのである。

“人の行動には目的がある”と宮部氏が語るように、STAP事件に限らず、この原則は心理学に限らずすべてに大事だ。
和モガ氏の推理ポリシーにも、しばしば出てくる。

人には立場がある。誰もが、収入を得ている先、所属している先(職場)に束縛された立ち位置をとる。
これは、社会人として自然なことである。

日経サイエンスの著者は、詫摩氏と古田氏であったが、彼女たちには、スクープ記事を書く、雑誌を売れるようしたいとの大きな目的があった。記者としても名誉と名声もかかっている。

マスコミ人として詫摩氏や、古田氏は、その目的でがんばったのである。だから、今も、STAPねつ造説を主張し続るしかないのである。

BPO判断で名誉棄損の裁定が出た時も、「BPO{委員は、学者たちにインタビューをしたのか?」と、詫摩氏は書くしか手段が無いのである。本気で記者仲間で、そうした話をしあったわけではないであろう。

実際にかわされた会話を勝手に想像したとすると、
「BPO、名誉棄損でたねえ・・。この先、ねつ造説がひっくり返ることがあったら困るなア・・・。学者たちは、もう何も言ってくれないしね。マスコミを2階へ上げておいて、学者たちは梯子はずしたのよね。マスコミが利用されたって事じゃない?」
とのぐちであろう。

勘の良いマスコミ人は、取材を続けながら、ねつ造論に疑問を感じ始めていたが、出版社に属する立場があり、記者の本心は書けないのだろう。

取材を続ければ、小保方氏による無罪主張の行動は、社会のコンセンサスを得ているなあー、と感じるだろう。

マスコミ人が、ねつ造説を支持している学者にコメントを求めても、けんもほろろに「今さら何なんだ!調査委員会の裁定は終わり、解決済だ!」と怒る学者がいるだろう。

今後の雲行きに応じて、マスコミが七変化してくれるのを期待したいと思う。

kanso様、今回も、詳細なご説明ありがとうございます。
私の言葉の使い分けが未熟な部分、誤解部分をおわびします。
一歩、私の知識が進んだような気がします。

又、kanso様の書き込みができないことの理由は不明であり、申し訳ありません。
当方では、特に操作等はしておりません。
又、よろしくお願いいたします。

若山研究室の業績として、クローンマウスという用語を用いる時には、その使い方には注意すべきというご指摘ですね。
又、ES細胞から同一遺伝子のマウスをつくるためには、4Nキメラマウスの手法を用いるとのご指摘もいただきました。

とにかく、マウスを交配させてしまうと、遺伝子が変わってしまいますから、交配させないで、そのまま核移植でつなぐのがミソですか?
核移植でクローン胚を作り、子宮に戻せば、同一遺伝子のマウスができます。
クローン胚を胚盤胞まで増殖させれば、同一遺伝子のESを作れます。

無数の体細胞から、同一遺伝子の核移植ES細胞がいくらでも作れます。
ここから、遺伝子の同じ動物個体も、ESもつくれますね。

つまり、高い技術の若山研究室では、自由自在に遺伝子を操れます。
もちろん、手技的には名人技でしょうし、目的も必要です。

つまり、今回の事件で、同じ遺伝子の細胞がみつかっても、不思議でもなんでもないのです。
しかし、一般的、マスコミ的には、キメラやSTAP(幹)細胞に、酷似したES細胞があったのは、謎である・・・となっているのです。だから、ESからSTAPをねつ造したとの理解になってしまいます。
一般人は、別の方向性を知りませんから。

実は、調査委員会が使った“酷似の“細胞と言うのも、一般人には理解しにくい言葉使いでした。
もっとわかりやすく、“同じ”細胞と言うべきですよね。
遺伝子の理解できない人にとっては、酷似と言う表現は、同じ細胞であると意味しているのか?そうでもないのか?がわかりません。
SNIPの近似率の確率の意味がわかりません。

今回の調査委員会の説明は、一般人が理解できないような言い回しが多いです。
だから、小保方氏がねつ造したと、調査委員会が言っているとの誤解を生んでいます。
“捏造”という言葉は、論文図表の部分で使われているだけですが、STAP“捏造”という言葉がまかり通っています。

論文図表の改変を、調査委員会が”ねつ造”と呼べば、多くの人は、小保方氏がES盗みSTAPねつ造したと理解します。
図表の改変などを、記者会見で、朗々と読み上げる必要はないと思います。

若山研究室では、遺伝子が同じ動物や細胞がつくれてしまう事実を、一般人がもっと知って良いと思います。
小保方氏は、そうしたところで研究していたということです。(危険があったという意味で・・・)

願わくば、調査委員会が、調査の限界と不完全部分(警察による捜査ではない)に触れてほしかったです。
小保方氏の立場に配慮してほしかったです。

この部分については、今後の小保方氏は、彼女流に戦ってくれると思います。





以下は、2014年のヤフー知恵袋に寄せられた質問とその答えが書かれています。
ここには、決してばれないねつ造用マウスの作り方が書かれています。

和モガ氏説は、親がクローンマウスであるとの可能性でした.
この2014年のヤフー知恵袋には、小保方氏が受け取ったマウスはクローンマウスヨ!と書いてあるのです。

つまり、クローンマウス由来のSTAP細胞は、同じ遺伝子構造のES細胞もあるのですから、ES細胞をつかってねつ造したと騒ぎ、偽装事件を起こすことができるのです。

2014年当時、TCRとか、GFPとか、OCT4とか、極めて高度な専門用語が、ネットに飛び交っていた頃のヤフー知恵袋QAです。
専門用語を理解したい人が、まじめにヤフー知恵袋に質問しました。

そこでベストアンサーに選ばれた答えは、実に意地の悪い内容でした。
一般人が読んで理解できる“しろもの”ではないのです。

質問者が、他にネットで情報を求めて、この答を理解しようと努力したとしても、理解できないように書かれています。
最初から、意識的に理解できないように書かれている・・・・。
この回答には、オホホポエムで書かれた内容と似た部分があります。
(キーワード STAP 知恵袋 OCT4)

om2040sさんからの質問 2014/4/222:04:32 赤字
STAP細胞の記事に出てくるOct4遺伝子とかGFPって、なんですか??

質問に対してベストアンサーに選ばれた回答
calp_777さん 2014/4/421:59:10 青字で表示します。

・・・・ですから、一般の方にもなじみの深い英語版Wikipediaで全ての遺伝子、たんぱく質が名前で検索できます。
こうしたオープンなデータベースは今はYahooやGoogleで検索できますから、Google Scholarなどの検索を使うとタイプミスやOct-4, Oct4, Oct4の別名などに関わらず、情報を得ることができます。
・・・・・・・

Oct4は幹細胞で作られますから、「幹細胞ができた」という指標に使われます。
ただ、そのままでは顕微鏡でぱっと分からないので、幹細胞っぽい細胞になると緑色に見えるように緑色の蛍光たんぱく質、つまりGFPをOct4の遺伝子のプロモータの下に組み込んで指標にしているのです。

STAP事件ではOct4たんぱく質の代わりにGFPを入れ替えたマウス(ノックインといいます)ではなくて、人工的に作ったOct4-GFP遺伝子をゲノム遺伝子中にテキトーに入れたマウスが使われました。

・・・・・・今回の事件ではいいかげんな、しかもムーミンちゃんがESを入手しやすいOct4-GFPマウスが使われました。

今回の事件のOct4-GFPのマウスはトランスジェニックといって、Oct4遺伝子の転写調節領域とGFPをコードする遺伝子を薬剤耐性遺伝子とともに遺伝子組み換えで作り、マウスのゲノムに非相同性組み換えでES細胞に導入し、その遺伝子組み換えES細胞から薬剤耐性をマーカーに得られたクローンから意図的にたった一つのクローンを選んで利用されています。

つまり、その人工的な組み換え遺伝子はどこに入るのか、たとえば、細胞を酸でいじめるとストレス応答が起きますが、そういった遺伝子の中に組み込まれたり、というようなことを検証することなく、単離してきた遺伝子組み換えES細胞から作られたマウスの個体です。もちろん、そのESそのものを使うなんていう捏造をしていないとすると、そのマウス個体からとったES細胞か、その類似細胞がSTAP細胞となります。

どうでしょうか、捏造を見分けられないかも、という技術的問題点を把握していただけましたでしょうか。

一方、ノックインマウスのほうは、もともと存在するOct4遺伝子の中に相同性組み換えでGFPと薬剤耐性マーカーを組み込んだものです。だから本来Oct4が発現していないときしか発現せず、幹細胞性を獲得できたという指標細胞に向いています。だいたい海外で作られ、マウスという形でしか市販されていません。
このマウスが利用されなかったのが意外と今回の事件のミソかも。

つまり、ムーミンちゃんがすっぽん亀さんにそのOct4-GFP ESがきちんと生えるか、STAP産生条件でいっしょに入れてみようね、と言われて入れた対照プレートのラベルの取り違えをしちゃって、みんなにびっくり誉められてその後それを言い出せず、混ぜるようになっていたら、全ての事件が説明できますし、もうアウトですよね


ムーミンちゃんは小保方氏で、すっぽん亀さんは若山氏と予想できる。このネーミングはオホホポエムでも出てきます。
この話は、ES細胞が増殖分裂し(育ち)成体となったクローンマウスが、小保方氏にわたされた可能性を示唆しています。

クローンマウスがFLSであれば、生きたマウスであれ、細胞レベルであれ、同じDNA構造をもった生物が複数で作れます。

もし、小保方氏にわたされた子マウス自体がクローンマウスであることが何らかの方法で証明できれば、小保方氏のねつ造疑惑は一気に解消できるような気がします。

kanso様、コメントをありがとうございます。
大変、詳細で、ご示唆に富むご説明いただき、感謝します。
そのお礼をかねまして、こちらの記事蘭に書かせていただきます。

kanso様は、遺伝子解析のご専門家でいらして、以前、別のネット記事で、自費によるNGS解析をするための必要備品を解説されていました。遺伝子解析にお詳しい研究者の方ですね。

一方、和モガ氏は、実際に研究室で実験をされている方でなく、(推論では)、未解決事件の推理に大変な才能をお持ちの方とお見受けしています。過去に、STAP事件以外にも、いろいろな未解決事件の真犯人などを推理されています。
今回も、ご本人は、一つの推論をしめされているとおしゃっています。

そうした意味で、立場が違う賢者同志でご議論いただくと、第三者には、大変、参考になるものです。
学会で、演題発表後に活発な質疑応答があると、いろいろな問題点があぶりだされるのと同様です。聴衆にとっては、疑問点が明確になるので、大変ありがたいです。

学会発表や質疑応答の聴衆が、専門家同士の会話を聞いて、理解できないことがあります。
そうした意味で、専門的な議論は、所詮、聞く人自身の知識の中でしか、理解できません。
わからないことは、正しく理解できないです。
ですから、間違ったり、正しくないのに気づけないということはあるかと思います。

人が疑問を感じる場合には、知識を深め、その後の専門者間の議論を注意深くフォロウしたり、文献やネット検索していくしかありません。

kanso様の以下のアドバイス 青字
FLSという細胞が特殊なのでなく、129X1という系統に由来する細胞が全てそうなのだと思います。また、捏造犯が仮に居たとしても、クローンマウスをここで使う理由はありません。どうしても問題をクローンマウスのような若山研特有のものに結びつけたい願望からでる妄想だと思います。・・・・・・

遠藤氏の見た別のデータでこのSNPが観察される例があったというだけで、本当に129X1のミトコンドリアがB6型といえるかも定かではないと思われます。・・・・・

ねつ造犯がいたとしても、やむにやまれず行動だったのかもしれませんね。
たとえば、事故(気づかずして)でESが混じってしまったとすると、それを小保方氏のせいにしようと必死に細工したとかですが・・・・推論はいろいろにできます。
(犯人は)チューブを置いただけ位だっただけとか・・・・。

遠藤氏なども、STAP細胞にアクロシンが入っているとかは、かなり早くに知っていた可能性があります。ねつ造は許さないとした彼特有の正義感かもしれませんし、分子生物学会もねつ造の証拠データを持っていたかもしれません。
学者の立場では、ねつ造は絶対、許せないと思います。

kanso様 青字
和モガ氏の言うように、FES1の偽装も成り立ちません。要するに、FES1がFLS3を偽装したものであるというのは、既存のデータに矛盾するということです。

本当は、こうした研究者の考察や証言などが、もっと出てきて、“STAP細胞はES細胞と同じ細胞”現象がなぜ、生じたのか?がもっと議論されていいと思うのです。

そこで出てくる疑問は、若山研究室に検体提出させたことへの反省ではないでしょうか?
若山研究室のスタッフも、小保方氏同様に容疑者として扱うべきとなるのではないでしょうか?

しかし、マスコミは、ねつ造追求の興味本位に走り過ぎました。学者に踊らされました。そして後に引けなくなりましたね。そしてその後の追及報道をしなくなってしまったのです。

理研の調査委員会は、“STAP細胞はES細胞と同じ細胞“の証拠や原因をしめせなかったのですから、複数の推論や可能性を示すべきでした。
小保方ねつ造論だけを示唆するのは片手落ちでしょう。

調査委員会は、「STAP細胞とES細胞が同じ細胞であった理由は不明であり、小保方氏のみ疑うものではない」とした結論が必要だったと思います。

今からでも、理研が小保方氏に(小保方ねつ造説との世論を誘導したと)謝罪会見をしてくれたら良いのになと思います。小保方氏はこれで随分救われると思います。

後は、和モガ氏のような推理の得意な方や、kanso様のような研究者の方が、いろいろ解説してくれたら、それでこの問題は良い方向へ向かいます。

今回、一般の人々がねつ造論に反発したりしている理由は、調査委員会は証拠を示せない状態で、小保方ねつ造説の印象操作をした点と思います。
盗みの現場を見ずして、盗みをしただろうと疑うのは一般良識に反します。

桂調査委員会の裁定に対して、学者からの反論や解説がありません。
やはり、理研という国レベルの研究所が決めたことに、研究者たちが逆らうことができないのだろうと、一般人は思っています。だから、高度な知識を持っている人たちが、沈黙していると、人々は感じています。

有力研究者を守りたい?研究界の沈黙に不満を持つ人々は、「あの日」を買います。
又、BPO委員の一般人たちは、名誉棄損の裁定を下します。
皆、沈黙に不満なのです。

ところで、kanso様にお聞きしたいのですが、李博士とのご連絡をとられてもいましたね。
李博士は、小保方氏にどのような印象をお持ちなのでしょうか?検体が盗まれたと信じているのでしょうか?彼にとっては大切な検体だったと思うのですが、若山氏への不信感はどうなのでしょうか?
李博士には山梨大に行く話がでていたようですが、小保方氏も「あの日」に、若山教授に山梨大に誘われてと書かれています。採用についてライバル同士だったのでしょうか?

すみません、いろいろ、ぶしつけに伺っています。
よろしくお願いします。
今後も、いろいろご教授いただけるとありがたいです。

和モガ氏によるあらたな書き込みによると、小保方氏にとって有利な展開が期待できる。

STAP幹細胞FLSが、特殊な細胞である可能性を示したのである。
いまや、FLSは、何から作られたのかが疑問視されている。

ひとつの可能性として、脾臓の持ち主(後にSTAP細胞となった)だった赤ちゃんマウスの親は、核移植により作られたクローンマウスであった可能性が示された。親の遺伝子を調整をするためであるとの事。
さらに、今後も、和モガ氏は、FLSは何から由来するかについての推察を解説してくれると思う。

どれが生マウス由来の細胞で、どれがES細胞由来なのか、ますます、混沌としてきた。
一体、FLSって、何なのか?という話だ!
つまり、解析されたFLSなる細胞に、どのような人工的な手が入れられてきたかの経緯が、混沌としているのである。

核のDNAと、ミトコンドリアDNAにギャップがあるとのこと。
ミトコンドリアDNAは母親の遺伝子型を引き継ぐが、ミトコンドリアDNAの型と、核のDNAから予想される親のDNA型にギャップがあるのだ。

そうした細胞(FLS)は、高いES作成の技術がなければ作れないということは確かだろう。
つまり、小保方氏の知らないところで、FLSが作られていた可能性である。

もし、FLSがESだというなら、そうした特殊なESを小保方氏が入手できないだろう。
これは、小保方氏にとってはとても有利な展開になって来たと言えるのではないだろうか?
婦人公論の今月号がスーパーに出ていたので、またまた、立ち読みした。

今回は、雑誌の表紙の見出しに、“小保方氏はBPOで人権侵害が認められた”と、しっかり書かれていた。
前回の婦人公論は、理研を辞めて放浪の旅編だったが、一足飛びに、最近の日記へと移行した。

表紙に見出しがのるという取り扱われ方は、多くの人の目にとまる。
本を手にした女性から男性への情報もつたわるであろう。
やっぱり、ねつ造ではないね?とか、これじゃあトカゲのしっぽ切りだね!とかの家庭内会話が起きたりするかもしれない。

今回は、1ページ半のボリュームで、斜め読みには難しい感じだが、そこは、やはり立ち読みなので、短時間でこなすしかない。そうして斜め読みした上での私の感想だ。

内容は、BPO発表を待つまでの、小保方氏の心がつづられている。

書かれた内容を読むと、小保方氏はだいぶ、具合の良い日もあるようで、いよいよ、本来の彼女にもどりつつあるのかな?と思いつつ、読み進むと、又、具合が悪くなってしまうことがあるようであった。

身体的な病気であれば、急性期を乗り切って回復してくれば、後はそのまま、本人の自力の回復力が発揮される場合が多いが、メンタルの病気は難しいということなのだ。

BPOの判断の発表時には、申し立て本人が出席することとなっているとのことで、発表の日には、小保方氏も弁護士と共に、気合をいれて会場に乗り込んだとのことである。

これを読んで、小保方氏には気合を入れる日というのが必要なのだろうと感じた。
つまり、本人にとって、気合の入る日を繰り返すことができれば、病気の快復になりより効果が出そうだと想像した。
彼女のような原因のはっきりしたうつ状態は、元の原因が解決されることが回復の重要ポイントであろうから、良い気合をつみかさねることが必要なのだと思う。

それでも、気合の入る日というのは、ある意味、戦いの場である。
これからの小保方氏は小さな戦いをくりかえして、ジョブを相手に小出しに出し、相手の自滅を待つという作戦もある。そのうち、自然と小保方氏に有利な事態になるかもしれない。

リケジョとしては、訴訟等で戦うのが本来の姿であるとは思うが、体調を考えて、作戦変更は現実路線だろう。

元々、小保方氏にねつ造の証拠は無いものの、世間からねつ造犯と思われている事が、うつの根っこであると思う。そのため、社会全体はねつ造の判断をしていないと、小保方氏が信じることができたら、彼女の病気回復は早いと思われる。

訴訟は、原告自身や被疑者など多くの人を傷つけ、(場合によっては次なる自殺者も予想され)、多くのエネルギーを必要とする。
人の名誉であるとか権威であるとか、失われるものが多い。つまり、恨まれる。
お白州の場で、悪人が白状して、めでたしめでたしの話ではない。

ねつ造疑惑が実際にあるとすれば、その疑惑は、別の研究者の方がずっと疑わしい。

捏造の証拠とされた、”STAP細胞とES細胞が同じ細胞である”と判断された背景を、今後も追及していくのは、STAP事件解決に必要だ。

STAP細胞に自律的な増殖能力を持たせるために、ES細胞の持つ増殖能力を一時的に借りた可能性を和モガ氏が指摘しており、論文となった遠藤解析にその証拠を見出している。
細胞同士を接触させたり、液性成分などで、細胞同士の生存がサポートされるのだろう。
http://wamoga.blog.fc2.com/

この事実も、小保方氏に極めて有利になる証拠ではないだろうか?
彼女自身で、“STAP細胞とES細胞が同じ細胞である”現象が起きた理由をやさしい言葉で解説してほしいと思う。

追加
根本的疑問さんのブログで、婦人公論での小保方氏発言をまとめている。茶字
http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt2/17816610.html

(5)コメントがあれば、BPOから会見時に伝える旨言われて、コメントを書いた。
「一体何度目のコメント作成だろうか。これが一連の騒動に対する私の最後のコメントになるのだと思うと胸に迫るものがあった。」
(6)番組放送後から今日まで片時も頭から離れなかった。審議が終わったら安堵すると思っていたが、実際は混乱している。

これを読むと、小保方氏は告訴をしないつもりを暗示しているのか?とも読める。
彼女の気持ちは第三者ではわからないが、本人自身も分からないでいる様子に見受ける。

ねつ造犯ではないと思ってくれるのは、一部の人だけで十分と小保方氏が思っているのか?、それとも、戦いたい気持ちで揺れているのだろうか?

第三者の勝手な推測で申し訳ないが、こうした場合は、行動した方が、長期的には良いような気がする。

短期的には、告訴などせず、沈黙を守る方が体の負担が少ないとかんがえているかもしれないが・・・。

結局、人は年を取っていくし、物事の価値観も変わっていく。

これは一般論であるが、若い時に苦しい思いをしたであろう女性たちが老境に入ると、いろいろな身体症状を起こす。

つまり、若い時に自我が否定された経験を持ち、それを解決できないまま、ずーとかかえると体に悪いのである。
意思がとおらない経験は、その人の存在が無視されたということだ。

若いうちは、頭も柔軟で、サポートしてくれる人がいる。
大脳皮質も機能している。

しかし、老人になると大脳皮質が変わる。
自ら考え、乗り越えられれば問題はないのだが、それができない状態になる。
老人には、悟りの境地と逆の現象が起きてくるようだ。

自我を通そうと努力することは、若いうちにしかできない事だと思う。

前々回、シッダールタ・ムカジー著によるがん4000年の歴史という文庫本を紹介した。
著者は、腫瘍医であり、がん患者治療経験をもつ。

医学史に名を残したいろいろな研究者の気持ちを代弁している部分では、ムカジー医師の想像の部分が含まれているだろう。

ムカジー氏は、(実際の研究者たちは)、この時、こんな風に考えたであろう、感じたであろうと、想像しながら文章をつづっている。

ムカジー氏が実際に接触した研究者もいるだろうし、ムカジー氏が出席した学会での興奮などは、彼の実体験に基づくだろう。

さらに、ムカジー氏は、研究者の気持ちと並行して、目の前のがん患者さんの様子を観察している。
時代ごとのがん治療の限界の中で、生きる希望を必死で求めた人々の様子や心を書き込んできる。

多剤大量療法が期待されていた時代に生きた患者さんたちの記録がある。
患者さんたちは選択の余地がなく、生きたい一心から、挑戦的な治療に応募した。

しかし、こうした挑戦的な治療には、効果を期待する以上の多くの犠牲があった。
又、治療成績を良くしようとしたねつ造データ事件など不幸な出来事もあったりした。

ムカジー氏は、研究者サイドと患者サイドの両面からアプローチして、人々ががんの問題について、知識を深め、根拠ある考え方を学んで欲しいと考えていることがわかる。

マギー・ジェンクスさんは、悪性度の強い乳がんに侵され、当時試みられていた大量で複数の抗がん剤治療を受けていた。
この治療を受けていたマギー・ジェンクス氏は、著書を出している。
彼女が書いたエッセイが「前線からの風景」という書であるとのこと。
 一人のがん患者さんが、未知の治療に挑むぎりぎりの心が、次のようにたとえられ、表現されている。
乳がんの女性患者側の不安、不満、とまどい、そしてがん知識が無い事への後悔の念である。

彼女は次のようにつづっている。青字 (178ページ)

マギー・ジェンクスは、がん治療は、真夜中のジャンボジェットの機内で起こされ、パラシュートをつけられ、地図も持たずに見知らぬ風景の中に放り出されるようなものと言っている。

彼女が乗った飛行機の床の下で突然穴が空いた。すると、白衣の人たちがやってきて彼女(マギー)がパラシュートをつけるのに手をかしてくれた。
マギーは次の瞬間に外に放りだされた。

マギーは、降下し、地面に衝突した。
周りを見渡しても、何が敵で、敵はどこで何を企んでいるのかがわからない。
マギー自身は、地図もなく、コンパスもなく、訓練を受けたこともない。
知っておくべきことや、知らずにいるべきこともわかない。

白衣軍団はもう遠くにいて、今は別の人にパラシュートをつけている。
白衣軍団は時々、マギーに手をふるが、たとえ、マギーが尋ねたとしても、白衣軍団には答えがわからない。
徹底的で攻撃的な治療法に憑りつけられていた腫瘍医は、より新しいパラシュートを次々と発明した。

患者さんは治療の副作用で苦しみ、それでも治療成績が思わしくない場合、医師は次候補に心が移り、効果の良い患者への治療に向かってしまった。彼女はその不安と不満を上記のように表現した。

そして、がんについて何も理解することができないマギー氏の心のあせりと後悔が伝わってくる。
しかし、マギー氏の病気を治す方法は、医者には策が無くもはや答えられないのである。
それを患者さんは良くわかっている・・・・。

研究途中のがん、治療効果の判定途上でも、がんの治療は続けられる。それは今も同様だ。

この本には、がんの勉強をしておいてほしいとの著者のメッセージが含まれている。