↓コレ本当に長いんで。


昨日、小千谷市魚沼市では、積雪が災害救助法の適用基準を超えたらしい。


こっちに戻ったもののほぼ10年振りの雪国生活だから、正確にはわからないけど、

今年はただただ、『降り止まない』。

さすがに、大雪が続いてもいったんお休みがあって、その間に晴れ間が見えたり

雪下ろしできたりするけれど、今年は頭がおかしくなりそうなくらい『晴れない』雪の結晶

青空はもちろん、冬で澄んだ星空も、見えません夜空

私はこの現象を、大人しくしていなければいけない自分の現状も踏まえて

『雪の缶詰』と呼んでいます。


一人暮らしのお年寄りの家なんかは、公的な支援で雪下ろしとかするみたい。

我が家は若手?男子が3人いるし、屋根の雪は勝手に落ちるようになってるけど、

古い家はまだまだ屋根に上がって雪下ろしだし、

晴れ間もないから一週間仕事でできないとこなんかはものすごいことになってます・・・

ほっといたら平気で1mは積もるんだね。


そういやこないだ携帯で、消雪(しょうせつ)が一発変換できなかったことに衝撃。

『消雪パイプ』、略して消パイ、当たり前の景色だけど都会の人には珍しいよなぁ・・・

道路の真ん中から水がピューって出て雪を溶かす。これないと道路凍る。


しかしこないだ気付いたのは、我が南魚沼市は消パイ稼働率高いんだが、

魚沼市(別のもの)に入ると水が出てない車

市の方針の違いか?とか話してたら、

旦那くん: 『だから南魚は地盤沈下とかするんじゃないの?!』


なるほど私が前に暮らしていた頃から、そういえば問題になってた、地盤沈下。

調べてみた。


以下コピペマリオ

南魚沼地域は新潟県の南部に位置する豪雪地帯であり、年間降雪深は平均で1,200cm、豪雪年には2,000cmを超える降雪に見舞われる。

そのため、幹線道路から生活道路に至るまで消雪パイプが敷設されている。

消雪パイプは、その高い消雪効果により豪雪地帯における民生の安定、産業の発展などに大きく貢献してきたが、一方で、地下水に頼った雪対策は、過剰揚水による井戸枯れと地盤沈下を引き起こした。


・・・だって!!!やっぱりそうだったのか。

むしろ消雪パイプによるイチバンの弊害が、まさに地盤沈下らしい。

こわいねぇ、でも消パイ出てないとそれまたこわいんだよねぇ雪だるま

出てないと『なんだよ消パイ出てないジャン!!え゛!

とか普通に言っちゃうし、しかも高速とかだと本当に本当にこわいんだよぉーーーー

まぁそんな道は、私なんて助手席にいるだけだけども・・・

新潟の中でも都会な新潟市の方は、降るときは降るくせに消パイ設備ないから滑るし。

しかしこんな大きな弊害を考えると、めちゃくちゃ難しい話になってきますね。

ムムム・・・



富士山こちらはそんな感じだけど、鹿児島・宮崎の方は新燃岳の噴火が大変ですね。

どんなに色んな技術が発達しても自然の力には・・・。


あの火山灰を見ていたら、中越大震災の年に、その地震の数ヶ月前にあった

『三条市7・13水害』がフラッシュバック。

私は新卒で新潟市に配属になり、その年だけちょうど新潟に滞在。

(化粧品メーカー勤務)

地震については有名だし、私の仲間も被害にあったし仮設住宅にいったりしたし、

大変だったのは言うまでもないけど、

その前に大雨による洪水、床下上・床下浸水のすごい水害があったのです。

私はその時、生まれて初めて水害、浸水というものを目の当たりにして

本当に圧倒されて

『大雨の方が、大雪被害よりよっぽど大変だ・・・』って思ったゆきだるま

(イヤ実際はわからない、私の感じたことだけど)


水が一気に流れてくる時の圧と速さは本当に力があるしイキナリだし、

お年寄りだけでなく抵抗はできないし、

一度浸水してしまったら、乾けば一安心では決してなくて、

水が引いたあとの家中の汚れってゆう衛生面の大きな問題

(流れてきた土とかなんかイロイロ全部!!)、

その後の床下の腐敗、電化製品の全滅・・・車まで・・・


一気に来た水の力で、新築の家の基盤がずれてしまったのも見ました。

水害の数日後は、全部の家が家具や畳を外にだし、立てかけて乾かして・・・

水が引いて土だけがのこされたあの状況は、イメージ的にはまさに火山灰。

(火山灰なんて見たことないくせに!)

で、土がたまったあげく乾いていくから風で飛ぶようになって、

目も痛いし髪についてガサガサになるし(風が強かった日の学校のグラウンド的な)

しかもその土とゆうか砂は衛生的にも余計よくないものだし・・・こわかった。


新入社員研修が終わって間もない頃だったけど、販売店のヘルプに毎日が費やされ、

『汚れてもいい服装できて!』なんて、本当に化粧品の会社かな?みたいなことしてました。

未開封の化粧品が泥まみれになってるの、切なかったなぁ・・・

それを数えてダンボールに入れて本社に送って、新しいの送ってもらって・・・


『持って帰っていいですか?』とか聞きたくなるほど高いものも容赦なくガンガン処分。

どんなに綺麗にしたって、あきらかに衛生面で危険。


んでその3ヶ月後に、あの中越地震がきたのであります・・・

我々が来たと同時に新潟大変なことが起こるんですけど・・・みたいなぼーぜん


高速道路も新幹線もしばし通じなくなり、新潟配属にしてもらったのに実家に帰れず、

ちょっとした東京出張も飛行機に乗る始末。

いやはや、いやはや。


・・・ながすぎるのでこの辺でやめます。では