本当にあった不思議な話⑯~覚醒を求めるようになるキッカケ | 艶ちゃんの憩いのお部屋

艶ちゃんの憩いのお部屋

「癒し」をテーマにしたイベント・コミュニティスペースなど様々な角度からセラピストさんを応援! 
足で全身をほぐす足圧セラピーのスクールもやってます♪

昨年、武藤先生のスピリチュアルシェア会に参加した時に

武藤先生の不思議な実体験を沢山聞きました。

本当にたくさんの経験をされていて

一冊の本になるんぢゃね?って感じです(笑)

超アナログな武藤先生にブログにアップしてもいい?

と、聞いたら快諾ラブラブ

 

なので連載してみようと思います(爆)

 

以下、武藤先生談より

下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印

覚醒を求めるようになるキッカケ

 

私が18歳の時に父が亡くなり

その49日の朝に母が変なことを言った。

 

とても鮮明な夢を見て

その夢で父が母にこう言ったという。

 

「私は神の国に生まれ変わることになったので

あまりひんぱんに来られないが頑張るんだよ。」

 

どうことだろう?

と、首をかしげる母に私は言った。

 

「でも、そもそも神様は生まれ変わったりしないよね?

神様はずっと神様だもんね?」

 

そのことは、ずっと気になっていたのだが

その後は生きていくことで精いっぱいな日々が続き

十数年も経ってしまった。

 

30歳を過ぎた頃、

ある雑誌の中の小さな本の紹介記事を読んだ。

その小さな記事は、

ある若い女性タレントが

『私の大切な一冊』みたいな感じで

『ガイヤのささやき』という本を紹介していた。

なぜか私はその本がとても気になり

探したが見つからないので取り寄せて読んだ。

それは一人の写真家が自分の経験談のようなものを

まとめて本にしているものだった。

どの経験も興味深いものだったのだが

一番最後の話は私を強烈に引き付けた。

それは、チベット仏教のお祭りの翌朝

ダライラマ法王が一人で

村を守る御神木に祈りを捧げる儀式に

同行を許された時のエピソードだった。

御神木のところでカメラを構えて待つ作者に

ダマイラマ法王が言うのだ。

 

「そこではない。その神は役目を終えて新しい神がお生まれになった。」

 

残念ながら本は人に貸して戻ってきていないので

はっきりとはかけていないが、そんな言葉だった。

私はそれで初めて神の生まれ変わりに出会い

チベット仏教に興味を持つことになった。

 

それを通じて、

だんだんと覚醒を求めるようになっていく。

それまではスピリチュアルなことも

ほとんど関心もなく

日常の雑多なことに振り回されて

バタバタと生きていたのだが

そこから何かが始まったような気がする。

でも、そこから始まるための準備も

私自身が何も気づかないところで

始まっていたことも、

今ならわかる

 

なぜなら、その何年も前に

出会ったひとつの詩がとても気になり

私を惹きつけていた。

 

それはチベットの僧侶が書いたこんな詩だ。

 

常に生は夢のようなものだと認識し

愛着と嫌悪を減じてゆきなさい。

あまねくすべてのものを思いやりなさい。

慈しみ、あわれみなさい。

人があなたに何をしようとも

あなたがそれを夢と見れば

人のすることなど何でもない。

要はその夢の間中

肯定的な意思を持ち続けること

これが肝心な点

これが真の精神性だ。

 

by チャンドゥ・トゥルク・リポチェ

 

 

会社勤めの毎日の中で

ほとんどエゴだけで

それに自分の周囲の反応ばかりが

気になっていた頃に

この詩が私のどこかに引っ掛かった。

 

でも、その頃は

「そんなものかねぇ~?」

な、思いだけだったが

手帳に書き留め

時折、読み返していた。

 

でも、きっと長い時をかけて

詩のエッセンスは少しずつ

私の中にしみこんでいったのだと思う。

 

「リンポチェ」というのが、

チベット仏教で特別な僧侶に

与えられるものだということも

30歳を過ぎて知ったことだ。

上矢印上矢印上矢印上矢印上矢印上矢印

奥深い話ですね。

常に生は夢のようなもの

その間中肯定的な意思を持ち続ける

わかってても難しいよね

真の精神性か~

 

エゴが苦しみの根源なんでしょうね。

 

頑張ろう。

 

プチ癒しフェスタで大人気の先生。

武藤真美(むとうまなみ)先生

ホームページはこちら→★★★

 

 

本当にあった不思議な話①~ワンネスから切り離された記憶

本当にあった不思議な話②~みえないものに引っ張られるタオルケット

本当にあった不思議な話③~泥棒がくれた至福の時

本当にあった不思議な話④~たぶん死神

本当にあった不思議な話⑤~私たちにはたくさんの神様がついている

本当にあった不思議な話⑥~北千住駅での怖い体験

本当にあった不思議な話⑦~押入れの中に引っ張られたこと

本当にあった不思議な話⑧~たぶん神様

本当にあった不思議な話⑨~拒食症と夢の中のおばあさん

本当にあった不思議な話⑩~交差点の穴

本当にあった不思議な話⑪~変容したおばあさん

本当にあった不思議な話⑫~小網神社の龍神様

本当にあった不思議な話⑬~中古タイヤについてきた2人のおじさん

本当にあった不思議な話⑭~残業する手の長い人

本当にあった不思議な話⑮~奥日光の座敷わらし