奈良先端科学大学と京都大学の研究で長寿レタスの量産が可能になったという。
二酸化炭素も出さないし、生態系も乱さないし・・・。
生態系は乱れる。
今回は、倫理に触れる部分になるかもしれない。
世界の人口が50年前に比べ、異常に増えているのは、様々なプラスマイナス要因が絡み合っているものの、人や生物など多様な生命体の寿命を人間がいじるからだ。
自然環境破壊の原因にもなる人間が作り出す自然界に存在しない元素や遺伝子組み換えによる遺伝子、プラスチックやPETなどの異物。
これらを生成する際の有害物質や自然界に存在する以上の二酸化炭素などの排気。
これが、自然の摂理を崩し、あらゆる生命を奪い、突然死にもつながることもある人体の健康被害をももたらす。
さらに人類の地球への冒涜が、自然のバランス、生態系、食物連鎖を壊す。
地下資源を使いまくる、森林を伐採しまくる、伐採したところにそこに存在しなかった樹木を植樹する。
たとえ伐採跡地が農地や放牧場になっても生きていけなくなる生物が存在する。
広葉樹の森が針葉樹の森になっただけでも同じ面積の森であってもそこに生息する生命体は同じではない。
貿易による輸出入や保存のためと不必要に食料を確保することは乱獲となる。
このほか、車などもそうだけど、事故などで亡くなる方もいらっしゃる。
社会に呑まれ自殺する人や鬱に陥る人もいる。
殺人も横行している。
人の生命さえも不自然な形で絶えている。
一方、人間の傲慢で生きるためという建前の下、地球を壊すことが大前提となっているのに、これと逆行することを当然のように行っている。
例えば、山や川を人為的に穿り返したり、不自然な自然を形作ったり、医療によって宿りながらも、自然に任せていれば、生まれるはずのない赤ちゃんが生まれたり、生命の終焉を迎えるはずの人々が延命する。
自然界に本来存在しないはずの生物を人為的に交配することで見た目に蘇らせる。
こうして人間は歪にあらゆる生命体の生態系を人為的に破壊し、不自然な形で助けようとする。
経済発展に伴って経済的に潤い始めると医療が進歩し、自然の摂理上、他界するはずの人がお金さえあれば延命できる現代。
不老長寿を願ってやまない人類。
長寿レタスは、あるたんぱく質に含まれるものの有用性(人類にとってのみ有用と考えられている)が、20年前に既に見つかっていたという。
ただ、有害な要素もあったため、これを除去するためのコストが高く、量産化は程遠かったのだという。
将来この長寿レタスを使って、薬やサプリなどへの需要につながるとしている。
それは、「生命を、生態系を自然の摂理を乱すこと」につながるという考えはないのだろうか?
二酸化炭素を出さなければ、プルトニウムやウランを使う、廃棄場所に困り、廃棄後、有害になることはあっても現時点では、土に埋めるだけで人畜無害化できない原子力発電が有効であり、拡大していくべきものなのだろうか?
長寿レタスも触れ込みは、二酸化炭素を出さず、生態系を乱さず・・・。
と言っているけど、生態系は乱れるんだよ?
◎「正論」「理路整然」「筋が通った話」は「理想」「偽善」?!/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10090316227.html
日本を代表する頭脳明晰、優秀な京都大学や奈良先端科学大学の教授や学生が、そのことにホントに気づかないのだろうか?
この結果を発表して、実社会に溶け込ませようとしている今、生態系を乱す要因になることに気づいていても気づいていなくてもどちらにもそれぞれ呆れる。
◎国立大学法人は国民の教育を捨て利益追求塾に成り下がる/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10090837156.html
◎専門家という言葉に惑わされるな/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10085260535.html
◎飢える日本人、飢えた先進国の人類/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10091393422.html
◎頭良さそうで頭悪い人類/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10089784803.html
今の世の中、倫理や常識が、ずれているんじゃないかな?
そのズレた倫理や常識の中でものを考えるから向かう方向がおかしくなるんじゃないかな?
政治も経済も未来を担うはずの研究も。
先進国の人類は、経済を否定したくないから、付け焼刃でも急場しのぎでも自分で撒いた有害物質(蒔いた種)を紛らわせることで新たな市場だと騒ぎ喚く。
◎リサイクルの怪/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10085516540.html
急場しのぎや付け焼刃というのは、根本が解決したことになっていない。
そんな事は誰の目にも明らかなのに、現実から逃げている。
だから、自分ひとりが考えてもとか、やってもとか、それを言ったら身も蓋もないよみたいなことを平気で言う。
さらに情報操作されていることに気づかない国民、消費者は、いつの間にかその歪んだ常識や倫理が正しいと思い込まされている。
だから、何かが世に出る前から、世に出るときに、世の中歪んでいく原因もわからないし、それを安易に受け入れてしまうんじゃないのかな?
情報操作としては成功だけど、ホントにそんな方向に向かってしまうのっていいことなのかな?
違うよね?
まして、地球上に人類が存在し得なくなる可能性は、とても高いんだから。
どれだけ緊急性が高いかっていう基準も歪んだ常識や倫理の中では生まれない。
だから誰も疑いもしない、危機意識も持たない。
パーキンソン病、川崎喘息、四日市喘息、水俣病、イタイイタイ病、HIVウィルス、肝炎・・・
数知れない人類の冒涜が招いた自然と人体の被害。
こんなことを知っていながら同じ轍を踏んでいる中国に世界は何も教えてあげない、物申さない。
国民が疑問を持たない、暴動を起こさない、ましてそれが正しい道だと受け入れてしまっている。
過去の反省もろくにできていない。
経済の仕組みの中では、過去の反省を活かすのは当然になっている。
地球や自然の神秘的な営みの中で、そのごく一部である人類が気ままに勝手にやっていることの一つでしかない経済社会にしか目を向けず、その経済社会がその仕組みの中で動く人間とそれを包んでくれる地球や自然の営みを壊している現実からは目を背け、大切なことを見失っている先進国の人類。
これでは、後世に醜態を晒すだけ。
かわいい孫子を犠牲にするだけ。
かわいい孫子の未来の芽を摘み、夢と現実を壊すだけ。
想像の世界でしかなかった鉄腕アトムを少なくとも目に見える物質として現実に近づけている現代技術。
研究熱心であり、知恵の進化や組み合わせや、技術力や実行力は目覚しいものがある。
でも一方でそれが不自然であり、地球や自然の中で【生かされている】人類が、地球や自然を犠牲にして、地球や自然の摂理を無視して行動していることは、地球や自然、多様な生命体からなる食物連鎖や生態系への、そして自分ひとりで勝手に生まれて育っているわけではない生を受け与えられた自分の身体への、冒涜以外の何者でもない。
今からでも遅くはない、そのことに早く気づき、自分に今できることをする勇気、声を上げる勇気、異を唱える勇気、反対する勇気、自らを周囲を導くために行動する勇気、そんないろんな形の勇気を持てたら世界は必ず変わると思う。
◎今、自分にできる事/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10071138942.html
◎気づきと感謝と思いやり/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10072166798.html
◎地球を守る秘策/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10078604012.html
◎殺伐とした世の中にしない為に/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10071864575.html
今おかれている状態からの脱却のためには、未来に自然の摂理を自然のまま残していくためには、新技術に頼るのではなく、人間一人一人の感性や本来持つはずの心の変革が求められている。
臭いものに蓋をするのではなく、臭いものを生み出さない自制心と理性という心。
澄んだ心でつなぐ人間関係、、地域、そして社会、国、世界、地球、宇宙。。。
こうした根本原則が歪んでいたのでは、何をしても未来は、自然の摂理と乖離するばかりなのだから。
本気で地球を自然を生態系を食物連鎖を自然の摂理の回復を祈り、願い、考え、行動しなくてはならない。
◎人権・生命体権・自然権・生態系権・地球権/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10086860089.html
本気なら、この澄んだ心という根本原則に立ち還らなければならない。
詰まるところそこを避け続ける限り、未来はないのだから。
◎気づきと危機管理意識/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10086905006.html
◎物事の本質の見極め方/http://ameblo.jp/soboku-question/entry-10083047781.html
だから、逃げてはいけない。