『君の名は。』新海誠監督インタビュー〇日本から世界へ発信する魂のムスビ | イマココニアルしあわせ~人生を創造するココロと宇宙法則~

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書道家 鷺游(ろゆう)による、自然界と調和しつつ、にこやかにすこやかに生活するおはなし( ´ ▽ ` )

ナンカウマ~(*'▽')♪
今日もお越し下さりありがとうござゐます☆




↑日本の古代文字カタカムナで読み解くとこうなるヨ(笑)


新海誠監督作品『君の名は。』
興行収入100億円突破
お愛でとうござゐます~(*'▽')




スペインで開催された、サン・セバスティアン国際映画祭2016にて、

『君の名は。』が上映され、新海誠監督がインタビューに答えてゐる

動画が公開されてゐます。



あ~、やっぱりそうなんだ~☆と、改めて感心させられるおはなしが

多くって、必聴です(^^♪

※ネタバレになりますが、それを知っても映画の醍醐味は減りませんので、ご安心ください(笑)





自分の得意なことをつめこんでつくった作品です。



新海誠監督は、14年前にデビュー作をつくってゐまして、

『ほしのこえ』というタイトルで、

自主制作で、ひとりで、声も音もアニメーションもコンテも

全部ひとりでやるという、独特のスタイルでデビューされた監督で、

以来、自主制作で短編をつくってきた方です。



物語に関しては、男の子と女の子が入れ替わるという、

コメディから始まるんですね。

日本では、1000年以上前から、平安時代に、

『とりかへばや物語』という昔の文学があって、

それは、男女入れ替えて育ててしまうという話、

また、大林宣彦監督の『転校生』という

男女が入れ替わってしまう映画があって、

連綿と男女の入れ替わりものというのが日本にはあります。

それは念頭にありました。




男女の入れ替わりを通じて、男女の性の差を描こうと思ったのではなかったんですね。

出逢いのひとつの形として、二人をどうしたら出逢わせることが出来るのだろう、

たとえば、SNSなどなら、実際逢ったことがないのに、

ネットを通じて出逢うことが出来ますよね。

それの別の形として、夢の中で入れ替わって、まだ実際には出逢う前なんだけど、

出逢ってゐる、という話にしたんですね。

なので、出逢う前の二人の物語を描きたかったというのが、

入れ替わりでやりたかったことではあるんです。



なぜ、アニメーションでそこまで風景を美しく描くのか、ということに関して言えば、

割と単純に、地元自慢、という気持ちが強いです。

僕らの住んでゐる東京とか、日本の田舎の風景も、

ヨーロッパもキレイだろうけど、日本の田舎も悪くないよね、と

自分たちが育ってきた場所を、出来るだけ美しく描きたいという、

地元を自慢したい、というシンプルな気持ちが大きかった氣がします。




田舎の山間の風景の町が出てくるんですが、

劇中である出来事が、自然災害が起こって、消えてしまう町なんですね。

そういったこともありますので、架空の町を描いてます。

やりたかったのは、日本人がみたときに、こんなところあるよね、

うちの田舎みたい、どこか、知ってゐるような風景にするために、

ディテールに関しては、架空の町といえども、実在感が出るように、

きちっと組み立てました。

自然災害によって、自分の町がなくなってしまうというのは、

日本だと、特に近年、自然災害が実際に増えてゐて、

自分の住んでゐた町がなくなってしまうというのが実際に起こってゐますので、

観客が、今でしたら、そういう出来事、わが事として、

もしかしたら、自分の身に起こることかもと、捉えてもらえるのではないか、

共感を持ってみてもらえるのではないか、そんな気持ちもありました。




アニメーションで一番影響を受けてゐるのは、宮崎駿監督です。

『天空の城ラピュタ』という映画を、はじめて自分のお金で、

中学生の時に映画館に行って、衝撃を受けて、

こんなに映画って面白いんだと思ったので、

ああいう、同じような衝撃を今の若い子にも与えられるような

映画をつくりたいと思ってゐます。




実写映画や小説も含めて、SFものが好きなので、

近年であれば、クリストファー・ノーラン監督『インターステラー』が好きですね。



Q:『君の名は。』のタイトルについて、50年前に日本であった、

ドラマ『君の名は』へのオマージュはあるのですか?


A:そういうわけではないのですが、

50年前のドラマは逢えそうで逢えない男女の物語で、

背景に戦争があるので、共通する要素はありますよね。

ぼくらの映画の物語の背景にあるのも、東日本大震災を

連想させるような、大きな自然災害。

それを背景に、出逢えそうで出逢えない少年と少女の物語なので、

そうですね・・・、他のタイトルが思いつかなかったんですよ(笑)


*******


『とりかへばや物語』あらすじ(Wikipediaより)

関白左大臣には2人の子供がいた。1人は内気で女性的な性格の男児、もう1人は快活で男性的な性格の女児。父は2人を「取り替えたいなあ」と嘆いており、この天性の性格のため、男児は「姫君」として、女児は「若君」として育てられることとなった。

男装の女児である「若君」は男性として宮廷に出仕するや、あふれる才気を発揮し、若くして出世街道を突き進む。また、女装の男児である「姫君」も女性として後宮に出仕を始める。

その後「若君」は右大臣の娘と結婚するが、事情を知らない妻は「若君」の親友宰相中将と通じ、夫婦の仲は破綻する。一方「姫君」は主君女東宮に恋慕し密かに関係を結んで、それぞれ次第に自らの天性に苦悩し始める。そして、とうとう「若君」が宰相中将に素性を見破られてしまうことで、事態は大きく変化していく。

宰相中将の子を妊娠し進退窮まった「若君」は、宰相中将に匿われて女の姿に戻り密かに出産する。一方「姫君」も元の男性の姿に戻り、行方知れずとなっていた「若君」を探し当てて宰相中将の下からの逃亡を手助けする。その後2人は、周囲に悟られぬよう互いの立場を入れ替える。

本来の性に戻った2人は、それぞれ自らの未来を切り開き、関白・中宮という人臣の最高位に至った。




映画『インターステラー』ですが、

こちら超直球のパラレルワールドを描いたSF映画です。



なんと、カタカムナ講座で吉野信子先生がおススメして下さってゐたので、

わたし、DVDを買ってしまいました(笑)

相対性理論、ワームホール、ブラックホールとか、

宇宙次元を突っ走る、すんごい映画です。

カタカムナの自然科学で読み解くと、

ホワイトホール、ブラックホールが、古神道に伝わる、

創造の御柱のことだそうです。



『君に名は。』を観た後に、新海監督の2011年公開の作品、

『星を追う子ども』を観る機会があったのですが、

このおはなし、イザナギとイザナミのおはなしがベースになってゐるんですね。

亡くなった妻のことを忘れられない男性が、黄泉の国に行った妻に

もう一度逢う為に、教え子と一緒に地下世界アガルタへ向かうという・・

陰陽のカタワレを探すという点に於いて、

新海監督が創作の根底にしてゐる魂部分に共通してゐるものがあります。



会見で、プロデューサーの方が、

処女作の公開が14年前と説明されてゐましたが、

この「14」という数字は重要なモノ、核のことを意味します。

まさに、トキの流れに沿って創造の世界を世に出されてゐます。



新海監督は、日本の古典をベースに、

日本人が根源に持つ、魂や心の部分(みえない世界)を

最先端の科学や技術(みえる世界)を

見事に統合させて創り、『君の名は。』を

世に放ったのだろうと、捉えることが出来るかと思います(^^♪




タイトルの言靈でも陰陽の統合(ムスビ)

イメージポスターの形靈でも陰陽の統合(ムスビ)

もちろん、ストーリーも陰陽の統合(ムスビ)




よりあつまって形をつくり、

捻れて絡まって、

時には戻って、

途切れ、

またつながり。

それが組紐。

それが時間。

それが、ムスビ。




長きに渡り、わたしたちは分離の時代を生きてきた。

心と体は別だから、とか。

男と女は別だから、とか。

子どもと大人は別だから、とか。

あなたとわたしは別だから、とか。

なにが正しくて、なにが間違ってゐるとか。

こっちが優れてゐて、あっちが劣ってゐるとか。

これが善で、あれが悪だとか。

これは新しいけど、あれは古くさいとか。

なにかと、「差」をつけたがり、「分け」たがり、

そして、傲慢になったり、卑下したりしてきた。



でも、根っこのところに戻ってみると、実はひとつ。

『君の名は。』のイメージ画に描かれてゐる彗星のように、

一本の光でした。

統合の時代、ムスビの時代はすでに始まってゐます。


『君の名は。』は分離の時代をずーっと生きてきた、

わたしたち人類がようやくすべてに於いて、

心と体、男女、他と我、自然と科学、戦争と平和、

全全全部に於いて、統合の時代、結びの時代へ

入ったことを映像にしてゐる作品なのでせう☆



わたしたちの意識、はよ氣づけ!!ってことですね(≧▽≦)笑



そして、ムスビを、統合を、為す蔭なるチカラは・・・ですね♡




日本の言靈数靈、カタカムナで『君の名は。』を読むとめっさ面白い♪
よかったら、ご覧くださいませ(*'▽')
ダウンダウンダウン
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〇〇〇カタカムナ四十八音ヨソヤコト思念表〇〇〇


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