『君の名は。』陰陽・ワンネス・ワタシの統合(ムスビ) | イマココニアルしあわせ~人生を創造するココロと宇宙法則~

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書道家 鷺游(ろゆう)による、自然界と調和しつつ、にこやかにすこやかに生活するおはなし( ´ ▽ ` )

ナンカウマ~(*'▽')♪
今日もお越し下さりありがとうござゐます☆



※9.25 09:41、一部加筆、修正しました~☆






新海誠監督作品『君の名は。』


このブログで、すでに『君の名は。』について記事を書いております☆

よかったら、その記事も併せて、この記事をご覧くださいませ(*'▽')

流れ星新海誠監督『君の名は。』と魂のムスビ
流れ星『君の名は。』と『前前前世』と宇宙
流れ星『君の名は。』縄文の男女神☆瀬織津姫とニギハヤヒ(天照大神)の物語



日本には、いにしへのトキから、

言葉というモノをとても大切にしてきました。



名前というものも言葉です。



名前を付けることを「命名」といいます。

赤ちゃんが生まれたときに、命名書を書くっていいますよね。

アレです。



命名

イノチの名のこと。

その名のモノ、人、事象が持った役割、使命でもあるのです。



そういった意味からも、

映画や小説のような、人が想像し創造したとされる分野に於いても、

その映画、その小説が持って誕生した役割があります。



もっと本質を突いて表現すると、

その映画や小説が、「意志」を持って、

「こういうことをするために、世に誕生したい」

ことを実現するために、「名」を映画や小説が

「自ら決めて」、この世に名乗って生まれてきてゐるのです。



それは、単に映画や小説の題名のみならず、

登場人物や舞台の場所、物語の中に登場するアイテムなどの「名」も然り。



ということは、です。

『君の名は。』

題名からして、超ヤバヤバヤバすぎな作品!!!って

ことですよねー(≧▽≦)



日本語の基本48音は、そのひとつひとつの音が持つ振動数により、

一音ごとに思念(言靈)と数靈を持ってゐます。

カタカムナというのは、縄文時代以前の上古代の時代に、

存在したといわれる、カタカムナ文明に生きた人々が

残してくださった言の葉・文字のことで、

ひらがなひとつひとつに、意味と数の力を持ってゐる、

というのが、カタカムナ言靈、数靈です。




それで、読み解くと、『君の名は。』は、

言靈だと「陰陽の統合」という、本質な意味を持ってゐて、

数靈だと九になるんです。九は「宇宙」を表してゐる数。

主題歌の『前前前世』もなんと数靈が同じ、
九で「宇宙」。




で、この映画の主人公のふたり、

立花瀧宮水三葉

この記事流れ星『君の名は。』縄文の男女神☆瀬織津姫とニギハヤヒ(天照大神)の物語

で触れたとおり、新海監督は、「三葉」の名を

日本神話に出てくる神さまの名「ミツハノメノカミ」から

つけたとのこと。



新海監督は、2011年に発表の『星を追う子ども』でも、

古事記の物語を下地にしたり、

『君の名は。』のストーリーを

小野小町の句からのインスピレーションでつくったり、と

日本の中に受け継がれる、言靈思想の面を意識されて

いらっしゃるのではないかと思われます。

それゆえの主人公の命名。



さて、

このミツハノメノカミですが、

セヲリツヒメ(瀬織津姫)の別名だそうです。

えっ? セヲリツヒメって誰?となると思います。

ご存じの方が少ないかもしれません、それも当然、

歴史の中に、隠された存在の神さまの「名」なので・・・



*************


ココで、セヲリツヒメ(瀬織津姫)について、

おはなしさせて戴きますね☆



セヲリツヒメという「名」は、古事記や日本書紀の日本神話には一切登場しません。

その「名」が出てくるのは、神社で唱えられる大祓詞(おおはらえのことば)のみ。



それはなぜ?



セヲリツヒメ(瀬織津姫)が、縄文(クニツカミ)の女神だったから。

ヤマトという日本の「国」が制定されていく中で、

その「名」を封印せねばならない「名」だったのです。



まず、伊勢神宮のご祭神をアマテラス(天照大神)とし、

実は、セヲリツヒメの夫であったアマテラス(ということは男性神ですね)

を女性神とし、日本中の神社のご祭神の名をセオリツヒメから、

別の神名に変えたそうです。

なんでも、その作業は明治頃まで続いたとか・・・

一説によると、これは女性天皇の持統天皇の号令によるものだそうです。



では、アマテラス(天照大神)の正体とは?

もともとは日本神話に登場する、ニギハヤヒのことなんだとか!!

ニギハヤヒの正式名称はなんと、

「アマテラス クニテラス アメノホアカリ クシタマ ニギハヤヒノミコト
(天照国照天火明櫛玉饒速日命)」
めっさ長いwwwヽ(*'0'*)ツ

よってアマテラス(天照大神)のまたの「名」をニギハヤヒ。



というコトで~

セヲリツヒメ(妻)

アマテラス(夫)※ニギハヤヒとの「名」でもある。

※セヲリツヒメの「名」は、相当に様々な神名に置き換えられており、
ミツハノメノカミ以外にも、コノハナサクヤヒメ、イチキシマヒメや、
弁財天までも元はセオリツヒメなのだそうです。



セヲリツヒメは水神、月神、そして水瀧といわれてゐます。

もともとは太陽神なのだそうですが、

アマテラス(ニギハヤヒ)と男女に分かれることによって、

アマテラスが太陽神、セヲリツヒメが水神・月神の役割を担ってゐるのです。



太陽⇒火

水・月⇒水

「火」の漢字は、五つの点が結ばれて五芒星。

「水」の漢字は、六つの点が結ばれて六芒星。

5+6=11

数靈11の持つ言靈(思念)は「引き寄る」

「1」は火であり、陽であり、アマテラス(ニギハヤヒ)。

もうひとつの「1」は水であり、陰であり、セヲリツヒメ(ミツハノメノカミ)。

火と水のエネルギー、陽と陰のエネルギーが互いに引き寄り、

統合、結ばれることによって、「2」の世界が出来ます。

ニホンです。11は「にほん」ですネ。

セヲリツヒメの使命を、火と水という陰陽、男性と女性のエネルギーの「名」とした、

アマテラス(ニギハヤヒ)とセヲリツヒメ(ミツハノメノカミ)。

この二神||は日本の魂を呼び起こす神さま。



*************


・・・といったことを踏まえた上で。


なにがどうしてこうして(笑)、

ミツハノメノカミが、セヲリツヒメであるのかは、

おわかり戴けたかと思います。


※初期の投稿で、「セオリツヒメ」と表記しておりましたが、

本質を突いた表記は「セヲリツヒメ」です。←すっごく重要な点でした(;^_^A

カタカムナ言靈では、「オ」は「奥深く」

「ヲ」は奥に出現する、です。

わたしたちの魂の奥に存在してゐる、

日本の魂部分、中心核に存在する神さまは「セヲリツヒメ」なのです。





ココで、おはなしを『君の名は。』に戻します。



主人公の男の子のほうの名は「瀧」です。

水瀧と呼ばれるセヲリツヒメと重なります。




主人公の女の子のほうの名は「三葉」です。

ミツハノメノカミと「名」を変えられたセヲリツヒメと重なります。

水神でもあります。

三葉(ミツハ)の苗字も「宮水」。宮水神社の巫女。

米を噛み、発酵させる(口噛み酒)という酒という水の儀式も行う。




セヲリツヒメは、その「名」を消し、

男性神であるアマテラス(太陽神)を

女性神として蔭ながら存在してゐました。



男性神であり、太陽神(火の神)であるアマテラスが陽ならば、

女性神であり、水の神(月の神)であるセヲリツヒメが陰。


※ちなみに、ミツハノメノカミは、イザナミが火事により、
陰部を火傷した際に、排泄された、尿の神さまです。



アマテラスとセヲリツヒメは二神でひとつでした。

陰と陽でひとつの神だったのです。


その陰の名が消されて、名が判らなくなった。

でも、記憶の奥底には、魂にはしっかりと刻まれてゐる。



記憶に刻印されてゐるので、胸がざわつく。

ひとつに結ばれならねばならないという思いに駆り立てられる。

でも、名前は思い出せない。

存在は確実に、ゐる。ココに、ゐる。



映画の中の瀧と三葉の心理状態そのもの。



互いが互いの名を思い出し、魂の共鳴が起きることにより、

自分という存在にも目覚めていく。



『君の名は。』

一見、若い男女の恋愛映画かと思いきや、

実は、ツインソウル(ツインレイ)の物語

ワタシの魂のカタワレが、

もうひとりのワタシというタマシイが、

ゐる。存在する。

近くにゐるように感じる、遠くにゐるようにも感じる

もうひとりの「ワタシ」というカタワレ(片我)とムスばれることで、

肉体として生きていくことに希望を抱いていく物語。




『君の名は。』の映画の冒頭は、

彗星が天(アマ)から、地上に突き抜けていくシーンから始まります。

その彗星は、『君の名は。』のポスター画でもわかるように、

「分れます」。

彗星は地上に落下すると「隕石」と「名」を変えます。

「隕石(石)」⇒「イシ」⇒「意思」

あの、ティアマト彗星は、瀧と三葉の意思のこと。

「二人」のタマシイのことなのです。

ティアマト彗星がふたつに分かれて、イシ(意思)となる。

彗星はまさに龍であり、「瀧」。

その龍から分れた石(意思)は、「三葉」。

ひとつだった「タマシイ」は、「瀧」と「三葉」に分かれたのです。







わたしたちは、「分れてゐます」。

「ワタシ」ともうひとりの「ワタシ」に。

「陰なるタマシイ」と「陽なるタマシイ」に。

だから、「自分」と名付けられてゐるのです。

わたしには、もうひとりの「わたし」がゐるのです。

わたしの「た」のカタカムナ言靈は「分れる」です。

片我がゐるのです。存在するのです。

魂は「タマ」です。靈も「タマ」です。

御靈は「ミタマ」といいますし、言靈は「コトダマ」といいます。

「タマ」とは、ふたつの分れた「マ」のことです。



陰の「マ」のワタシと陽の「マ」のワタシのムスビ。

陰陽の統合。

『君の名は。』の題名の持つ言靈も、

陰陽の統合。陰陽のムスビ。




またまたネタバレになりますが、

瀧の「心」は、2016年から3年遡って「生きてゐる」三葉のカラダの中に入り、

2013年に起きた糸守町に存在した人々を守ろうとします。

2013年は、出雲大社と伊勢神宮という陰陽の対となってゐる、

日本の魂である二大神社の同時遷宮がありました。

二大神社のムスビ、陰陽の統合が行われた2013年、

日本の魂の復活の年に、瀧は三葉の魂を復活させようとしたのです。





※ちなみに、何度も「ゐる」と書いておりますが、

現在は使われなくなった、「ゐ」、発音は「い」とほぼ同じ。

思念(言靈)は「存在」のコトです。



そして・・・

この『君の名は。』は単に、個人に於ける自分のカタワレ探し、

個人の魂のムスビのみを描いただけの映画ではありません。

スケールがもっとデカイのです!!ヘ(゚∀゚*)ノ



三葉は、ミツハノメノカミで、セヲリツヒメでしたよね。

火の神、水の神のムスビで成ってゐる、日本の根源という存在の神さま。

その名を隠された⇒振動数が響かなくなった根源の神さま(魂)が

存在することを、わたしたちが知り、いえ、思い出すために、

新海誠監督が、無意識のうちに、物語の閃きを受け取り、

真実への目覚めという封印を解く使命(氏名)を受け取り

命名して、画に映して、音にして創られた作品。



セヲリツヒメ(水神・陰)+アマテラス(太陽神・陽)の

封印を解くことにより日本人の魂の真実を

顕在化する役割を使わされた作品です☆




この映画、数靈的には、「9」なんですが、

「8」という数とも広く共振してゐる映画です。

8という数字は、とても日本的な数字。

漢字「八」はまさに富士山の形で、

末広がりという縁起のよい数という意図を持たせてゐる。

この映画の中では、映画をご覧になった方はおわかりだと思いますが、

映画の舞台となる架空の町、糸守町にある、

糸守湖が、を凝縮させたような形。

ポスターの十字(統合)の光には、もうひとつの陰なる十字が

重なり、八咫鏡を連想させる光となってゐます。



そして、主人公 立花瀧と宮水三葉のそれぞれの氏名の

数靈総数が8



ボスターをご覧になってわかるように、

映画公開日は8月26日(金)※土曜公開の映画が多いところ、なぜか金曜日。

8に、2+6=8で、88です(笑)



で、面白いのは、カタカムナ言靈で読むと、

『君の名は。』の「な」は核という意味を持ってゐて、

ちとネタバレになりますが、ティアマト彗星は、

宮水神社を核として落ちて、新糸守湖が出来、

の形の湖になります。

公開日の金曜日の金(キン)、数靈で読むと、

総数が77となって、ナナ。核のことです。

なぜ、日本が世界で唯一核が落とされた国なのか?

日本は世界の中心「核」だからなのです。

『君の名は。』はその公開日まで、めっさ「日本」なんですよ(≧▽≦)



他の記事でも書きましたが、

新海誠監督の氏名も、「誠」で、日の丸の「赤誠」ですし。



まー、以外にも、

声優を務めた、神木隆之介くんと上白石萌音ちゃんの

氏名も「神」「木:キ」「隆:リュウ」「上:カミ」「白石」「音」

と、ここまで共振しますか?と目が点になる要素満載ですよね(^^♪



今まで長きに渡り、隠され続けた一番奥底に眠ってゐた

日本人としての魂の封印を「ひも解く」ことは、

陰なるタマシイ、陽なるタマシイのムスビに繋がります。

目にみえるものばかりが、重視されてきた世界に、

目にみえないもの、魂の部分にも光が差し込み、

本当のワタシという意識が目覚めていきます。



『君の名は。』が、世界85か国での公開される、ということは、

まさに、世界の核である日本が、意識という精神的領域で、

世界を先導していく、そのきっかけとなっていくのでは

ないでしょうか(((o(*゚▽゚*)o)))



折しも、日本映画界には、覚醒が起きておきてゐます。

『シン・ゴジラ』、『聲の形』

すべてつながってゐます。

(まだ観てゐないけど:笑、題名が物語ってゐます(≧▽≦))



平成28年は申年で、神の年。

伊勢志摩サミットが行われ、

天皇陛下が生前退位をご表明された年。

今年は例年になく、雨が多い。水による破壊に遭われるところも。

日本と水、とてもとても深い関わり。


全全全部、つながってゐるのでせうね☆




かーなりの独断による『君の名は。』解説となりましたが(笑)、

読んでくださり、ありがとうござゐました(*'▽')♡




〇〇〇カタカムナ四十八音ヨソヤコト思念表〇〇〇


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