人生下り坂
女性の悩みの1つに『お肌』というのがありますね。 手入れも大変だし、でもキレイな肌でいたい。 僕の知り合いの女の子が、ある講習会に行ったときに、 「20歳からお肌は下り坂なの! つまり、あなた達は下り坂なの!!」 と言われて、大変不愉快になって帰ってきた人がいます。 でも、女の人は20歳から下り坂でまだマシな方です。 男は15歳くらいから下り坂なんですよ!! 何が下り坂って、もちろん肌なんかじゃなくて、 「チンポの硬さ」。 僕の中学の同級生で森田君ってのがいまして、 彼はもう真性のオタク。 今で言う秋葉系なわけです。 同人誌に投稿してみたり、 初体験は近所の幼馴染というオタクの憧れのシュチエーションだったり、 僕への年賀状に天地無用 の絵を書いてきたり。 でも彼の良いところは、自分でもオタクって認めているところで。 そのオタクキャラ自体が自虐的なネタになり、 オタク以外の人からも愛されていたキャラであります。 その同人誌をこよなく愛する森田君の口癖。 「男は硬さだ!!!」 余程、自分のサイズにコンプレックスがあったのか、そればっかり。 実際の彼の硬度を僕は知るよしもないのですが、 世の中の女性諸君もチンポは硬いに越した事はないのでしょうか? これで、 「硬いほうがいいよ!!」 なんてコメントがきたらリアルにびっくりなのですが、 僕にもチンポの硬さに関するエピソードがありまして、 昔、当時付き合ってた彼女と、 「チンポの硬さは中学生がピーク」 みたいな話しをしてたら、 「中学生のときの硬いちんちんでやってみたかったなぁ。」 なんて言うわけですよ。 どこまでの真意があっての発言かはわかりませんが、 僕の硬さに満足してなかったのか、 あるいは、 今でも硬いのにもっと硬かったの? と思ってくれたのか…。 後者である事を祈るのみです…。
省エネ
省エネ。 最近の環境問題で、色々な対策が練られているわけですが、 その1つとして省エネが挙げられます。 省エネの目的の1つに、二酸化炭素削減が挙げられるのですが、 それ以外にも様々な利益を省エネはもたらしてくれるわけです。 具体的な例を挙げるとわかるのだが、一般に、 「こんなことも省エネするの!?」 という方が分かりやすいと思う。 例えばオナニーをするとき。 如何にして省エネするか。 これを考える事で、省エネが現代社会にとても優しい事が分かると思う。 オナニーというのは、そのやり方は十人十色なわけで、 その手の使い方から、オナニー時の体勢まで、 まさに男の個性と呼ぶに相応しい。 ある者は寝そべらなくてはイケないし、 ある者のその手首の動きはプロ野球選手のピッチャーもびっくりする 強靭なリストだったりする。 しかし考えてもみれば、この多種多様なやり方こそが まさに『無駄』だとは言えないだろうか。 現代社会を生きるにおいて、人は膨大なエネルギーを必要とする。 されどオナニーといえど、たかがオナニー。 余程のオナニーマニアでなければ オナニー如きで必要以上のエネルギーを使うことは、 もはや現代社会において害以外何者でもない。 となれば、現代社会ではオナニーにも省エネを導入するのは もはや自明である。 では、如何にして省エネを実行するのか? 人が最もエネルギーを消費しないのは寝る体勢ではなかろうか。 これは睡眠という体力回復手段のときに用いる体勢であることからも 何となく想像ができる。 また、人によっては想像でオナニーをする輩もいるが、 これが最もカロリーを消費するオナニーだと僕は思う。 長く楽しめるが故に体力も使う。 それかりか、脳にも最も負担をかける。 やはり、オナニーにはダイレクトに視覚に訴えかけるビデオが1番。 となれば、寝ながらエロビを見てオナニーというのが最も効率的であり、 更に、自らのオナニーを見直さなければいけない結果になった。 しかし、ここまできて言うのもなんだが、 人類にとって『無駄』とは必要なものだと考えている。 この『無駄』こそが人類を発展させたのであり、 また、無駄な行為そのものが快楽につながっているとも言える。 無駄だからこそオナニーは楽しいのだ! オナニーなんかにエネルギーを使うと考えるのではなく、 来るべき日の為にチンポを鍛えていると考えよう。 そして、省エネは、 水や電気を大切に使うってくらいの考えでいいんじゃないの? オナニー is my life!!
Panic in the room
先日、バイトをしているとあり得ないくらいの展開になりました。 これが昨日の僕をヘコませてた原因です。 タイトル通り、あらゆる部屋とか場所でパニック!! 驚いた。 バイトでパニック。 マンガ喫茶でパニック。 居酒屋でパニック。 自分ちでパニック。 パトカーでパニック。 この内の、1つ目の場所のパニックだけ書きます。 てか、それしか書けない。 僕はバイトでカラオケなんてハイカラなものをしてるのですが、 このカラオケについてはまた語りたいのですが、 カラオケルームって個室なので人間の様々な素が出てきます。 店員は、その素を見れる唯一の他人なんですが、 その日も僕は普通にある部屋にドリンクを持っていきました。 部屋に入るや否や、2人組の女の子にいきなりマイクを向けられ、 知らない歌を歌わされそうになりました。 カラオケで、店員に絡んでくる客なんてのはたまにいるんですが、 僕はこの絡みが好きな稀な店員で、絡まれるためにカラオケに勤めてる と言っても過言ではありません。 そんなわけで、向こうからの質問に答えたりしてました。 「いくつなの?」 「23歳です。」 「若~い!!見えないね。」 みたいな導入でした。 何だかんだで、僕もその客と仲良くなって、 僕以外がドリンク持っていくとあとで文句言われるくらい。 そして、ドラゴンボールの歌を歌わされたりしました。 この歌ってるときに、横に座らされ、何か凄いくっついてきます。 そして、写真もパシャパシャ。 挙句の果てに、ホッペにチューまでされる始末。 こんなハーレムな客、僕は初めてです。 それから、廊下で偶然すれ違ったときも、絡まれ、 店員同士で連絡を取るための、僕の耳に付けてたイヤホンが取れました。 すると、女の子が、 「早くはめなきゃ。 いや、むしろ、わたしにハメて!!」 なんて言う始末。 さすがに人通りのある廊下では勘弁して欲しかったです。 更に加速する関係。 今度は部屋に入ると僕のチンチンを触ってきました。 「もう、おムコに行けない…。」 とか、 「バイト仲間に言うべきか?」 なんて思いながらも、 もうここまで来ると、むしろもっと触ってくれと思いました。 もう、この日は今後、あんなことになるとは思いませんでした…。
コンボイ
コンボイ 。 コンボイといえば、トラックを思い浮かべるわけで、 古くは映画『コンボイ』だったり、 僕の世代なんかだと『トランスフォーマー』を思い出すわけです。 このコンボイなんですが、 それはもう男、いや漢(おとこ)の象徴みたいなもので、 コンボイといえば漢、 漢といえばコンボイなわけです。 わからない人もいるかも知れませんが、 トラック野郎と聞けば、漢だねぇ、と思うと思います。 でも、感覚では何となくわかっていても、 何故コンボイが男の象徴なのかまだ若い僕にはわかりませんでした。 しかし、男道を説くあるマンガ のおかげで僕は気付きました。 男の象徴といえば男根。 つまりちんちんなわけです。 『男根』をひっくり返すと『根男』。 これを読むと、 コンBOY 根 男 つまりコンボイになるのです。 男の象徴であるコンボイは、 やはり男の象徴であるちんちんになるのです。 男といえばコンボイ。 納得ですね。
多摩川チェリーズ活動日誌3
多摩川チェリーズ活動日誌2の続きです。 投げやりの記事です。 僕はバンドの意気込みを声を大にして語った。 「オレはモテたいんだ!!」 一方の童貞野郎佐野は、バンドをしたい理由に童貞には有るまじき セリフを言い放った。 「僕は暴れたいだけですね。」 何て謙虚な童貞なんだ!? この辺がピュア。 なんて驚きつつも、またもや童貞佐野の一言に僕は衝撃を受けた。 「モテたいなら別にバンドじゃなくてもいいじゃないですか。 お笑いとか。 僕の友達がお笑いの相方探してましたよ」 正直、多摩川チェリーズのリーダーとして失格ですが、 早くも電撃脱退してお笑いをしたくなりました。 お笑いという誘惑に勝ち、その後も僕は彼と話しました。 結構話しが合うというか、音楽の趣味とか、お笑い好きなところとかが 一緒で好感が持てました。 僕が彼と話して1番わかったことは、そのピュアハート。 去年、好きな子に人生で初めて告白して初めて振られたことや、 合コンをしたことがないという彼の話しには、涙無しには聞けなくて、 僕の童貞心が深く突き動かされました。 だって、 「合コンってどんなんですか?」 なんて聞く彼の姿は、 それはもうトランペットを欲しがる少年の如く目が輝いてました。 その後もカラオケに行ったりして親睦を深めました。 彼が藍坊主(あおぼうず)を歌って僕は決めました。 彼しかいない。 そして僕は帰り際に彼に聞きました。 「多摩川チェリーズに入るかい?」 「はい、喜んで!!」 こうして多摩川チェリーズは本物の童貞を迎え、 本当のチェリーバンドになりました。それにしても、いい歳になるのに 何で僕の周りには童貞どもがいっぱいいるのでしょう…。
ありがたいお言葉
多摩川チェリーズ活動日誌3を書こうと思ったのですが、 気分が乗りません。 もう堪らなく激動の1日でした。 だからお得意のサルベージで前のブログの記事を使い回しします。 こないだ買った『中退アフロ田中』を読んでいたら とても素晴らしい言葉に出会ったので書きます。 人生はすべて二つの事から成りたっている。 やりたいができない。 できるがやりたくない。 ゲーテ 本当にゲーテさんも素晴らしいこと言いますね。 できるけどやりたくない? その通りです。 ちなみにこのマンガの主人公は僕の友人K君と同じ童貞。 作中では淫乱女に 「この童貞野郎!!死ね!死ね!」 と言われ泣いてました。 K君はドMなので、 「この童貞野郎!!死ね!死ね!」 と言われても勃起するだけでしょうが…。
多摩川チェリーズ活動日誌2
某月某日。 1通のメールが届く。 事の発端は、僕の組んでいるバンド、多摩川チェリーズである。 メンバー募集を見て、そして何より僕の書いた歌詞を見て、 「この人しかいねぇ!!」 と思ったらしく、以下のメールが届いた。 『初めまして! 詞最高です!!なんか「銀杏BOYZ」と「メンバー募集」で 検索かけてたらきちゃいました。日記おもしろいっすね!! 僕は銀杏みたいな狂ったライブをやりたいんです。 カラオケボックスで暴れるのにも限界がきてしまったので…。 ボーカル希望ですけど、ギターもちょろっと弾けます。 21歳ドーテー真っ盛りです。人見知り全開ですけど、 興味をもっていただけたら気軽にメールください!!』 童貞!? まさに僕達が求めていたものである。 失っていないが故に純真無垢。 無垢とは言っても彼のチンポは垢がたっぷり有ると思うけど…。 こんなナイス条件の人がメンバーに入りたいと言ってるのだ。 放っておくわけにはいかない。 ただ僕とメンバーのぱんには一つ懸念していた事があった。 それは僕達のやる気と彼のやる気の温度差である。 メンバーの一人であるぱんなんて、 「どうせジェンヌの企画なんだからバンドなんて嘘でしょ。 だったらオレはチンコギターを弾いてやるぜ!!」 みたいなノリで適当にメンバーになると言った男である。 僕が、 「結構真剣にバンドやろうとしてるで。」 と言った時の彼の驚いた顔は忘れない。 ただ、いくら僕がやる気といっても、 全くの素人だし楽器も持ち合わせていないのだから 僕のやる気もたかが知れてる。 そこに彼の登場である。 本気でバンドがしたくて、わざわざ『メンバー募集』で検索して 僕達のバンドを見付けたわけである。 全く知らない人である。 そこに賭ける彼の情熱はハンパではない。 だから、僕達のチンタラした活動、いや活動すらしない事に 苛立ちを覚えるのは必死だと思った。 また、彼は案の定勘違いしていた。 僕達の活動の拠点を多摩川だと思っていたのだ。 確かに名前が悪いといえば悪い。 そして、実際に会ってみる事になった。 童貞というからには秋葉系の気持ち悪いのが来るのか、 なんて妄想を抱きながらも、実際に会うと割とナイスガイだった。 本当に童貞か疑ったくらいだ。 しかし、話し込むと分かる。 一点の曇りもない彼のピュアハート。 そう、それはどことなく同じ童貞であるK君と通じるものを感じた。 僕はとにかく僕のバンドに対する思いの丈を叫んだ。 「オレはモテたいんだ!!」 つづく…。
死ぬかと思った
先日のお話し。 深夜に電話が鳴る。 いつものように飲みの誘い。 僕は迷う事なく飲みに行った。 この日は酒が進み、ベロンベロンに酔っ払う。 ここまではいつものと同じ。 しかし次の日は朝からバイトで、 2時間くらいの睡眠で僕はバイトに向かった。 頭がガンガンするのに、肉体労働。 死ぬかと思った。 でもここまではほんの序章なわけで、 本当に死を感じたのは酔いも覚めた午後。 バイトも終わり、楽しくご飯を食べようとした時の事だった。 「エビフリャーうみゃー」 なんて万博祝いに名古屋被れにご飯を食べてると、 1通のメールが届き、僕を死の世界に誘う(いざなう)。 「私もブログ作りたいんだけど、どうしたらいいですか?」 後輩の女の子からのメールである。 別に普通なら大した内容ではない。 しかし、僕は彼女にブログの存在を教えた事もなければ、 彼女の所属する集団にすらブログの存在を教えた事すらない。 ただ、僕独自のリサーチでの結果、約4人だけが例外で知っていて、 その4人も女の子だけだったので、僕は、 「何で僕がブログ作ってるの知ってるの? 女の子だけ知ってるの?」 と聞いた。 「いいえ、全員知ってますよ。」 確かにそう返信が来た。 普通、自分のブログを見られる知り合いなんて 仲が良い友達くらいじゃないですか。 それが無差別に僕の存在を知ってる後輩に見られてるわけですよ。 しかも書いてる内容が、 『ウンコ』、『ちんちん』、『セックス』ですよ。 こっからは僕の勝手なイメージですが、 あのイケメンで紳士の柳○さんがこんな事書いてるの!? みたいな、ある種のサプライズが後輩にはあると思うんですよ。 それを考えると、もう死ぬかと思った。 むしろ死にたかったわけです。 でも、後輩の女の子が1人そう言ってるだけで、 実際、全員が知ってると確定したとは限らないわけじゃないですか。 そんな僅かな希望を残して、 そのある集団に接触を試みたわけです、最近。 最初は、そのブログを作りたいと言ってた後輩の女の子と 喋ってたんですが、いきなり男の後輩が来て、 「ブログ毎日見てますよ~。 毎日更新待ちですよ~。」 なんて言うわけです。開口一番です。 「久しぶり!」 を通り越して、ソレなわけですから 僕の精神状態はアレなわけです。 もう死ぬかと思った…。 もう確実じゃないですか。 パソコン持ってる人は絶対見てるんですよ、 僕の恥辱にまみれたこのブログを。 しかも、僕のブログが雑誌に紹介されたなんてデマも流れている始末。 一体、どうなってるんだ!? でもある女の子はこう言ってくれました。 「柳○さんのイメージを崩したくないので見てません。」 まぁ、僕の耳が都合の良いように解釈した幻聴かも知れませんが…。 でもよく考えたら、僕のイメージが崩れるような事が 書いてるって事を見てない人ですら知ってるんですよね…。 やっぱり死ぬかと思った…。 それで、やっぱり気になるわけですよ。 何故、僕のブログがこの集団に蔓延したのか? いや、もう驚きの結果でした。 耳を疑ったというか、耳が腐ってると思いましたもん。 世の中どうなってるか分かりませんね。
K君と僕 ~ふたりのテロメール編~
僕とK君との関係はメールで始まったので、 2人を繋ぐものと言えば、やはりメールである。 僕らはいつも以心伝心 2人の距離つなぐテレパシー なわけです。 2人のメールのやり取りにはいくつかルールがあり、 基本的なものをいくつか挙げると、 ・DoCoMoの限界の全角250文字をフルに使う ・タイトルを必ず付ける(Reは不可) ・絵文字は基本的に使わない などが挙げられる。 また、2人の間には特殊なメールがあり、 その1つに『テロメール』というものがある。 時は2001年9月11日。 アメリカで同時テロが発生した頃、 僕達の間にもテロが発生した。 朝、メールで起こされる僕。 おはよう。ケイです。アドレス変えたから登録よろしくね。 こんな感じのメールの後に、次のような文が続く。 あと、今度遊ぶ約束したけど、やっぱりムリだわ。 てめぇなんかと遊ぶくらいならK君と遊ぶわ。 マジで!?何で? せっかく約束をこぎつけたのに…。 なんて思いつつも違和感が残る。 K君?? 僕はケイちゃんにK君の話しをしたこともないし、 何か文章も変だ。 そして僕は全てを見抜いて返信した。 もちろんK君にである。 やはりK君の仕業だった。 危うく普通にケイちゃんに返信するかの如く、 K君に返信するところだったが、何とか逃れる事ができた。 そして、これがテロメールの起源である。 この後も数ヶ月単位でテロメールはお互い続く。 相手を騙す手段、騙されない手段は日進月歩であった。 まず、テロメールの弱点として、 アドレスを変えなくてはいけないというのが挙げられる。 そのため、前のアドレスにメールをすれば現在テロメール中か どうか判断できるのだ。 そのために、如何にリアリティを出すかが鍵を握る。 最初はバレるの前提でのテロメールだったが、 次第に本気で騙すテロメールに変わっていった。 K君はそこまで騙そうと思ってたかはわからないが、 僕は確実に本気を出していた。 まず、弱点を補うための、本人が送ったかのようなリアリティ感。 これは事前のリサーチが必要である。 テロメールが数ヶ月単位であるのは、 頻繁にすると、バレやすいという理由もあったが、 何よりリサーチ期間が必要だからこそ数ヶ月という期間を要した。 僕とK君の間では、最近お互い気になる女の子の名前なんかを メールでやり取りすることは多々ある。 だいたい、この気になる女の子の名前を使ってテロメールを送る。 これはテロメールを送る上での必須条件なのだが、 更にリサーチは進める。 実際にK君に会った時に、気になる女の子のメールを見せて貰うのだ。 童貞であるK君にアドバイスするという口実、 裏ではテロメールの情報探し。 メールというのは1通でも様々な情報を持っていて、 僕がまず確認するのはアドレス。 アドレスは本人の個性が出る。 アドレスからどんなメールを作るかなんて想像もできるのだ。 そして、あの娘ならこんなアドレスにしそうだ なんて思わせればほぼ勝ちである。 そして、当然ながら本文。 方言や絵文字の頻度、文の構成などをここで確実にイメージする。 ここまで来れば、己のメール作成技術を信じて、 ただひたすら時が来るのを待つだけである。 そして時は満ちた。 K君からある日、こんなメールがきた。 『○○ちゃんから今度昼ごはんを一緒に食べようと言われて 約束したのに、急にメールがなくなり返信も来ません。』 ここですぐに食い付いてはバレるので、 更に1週間ほど時間をおき、僕は動いた。 ○○です。メール返せなくてゴメンね。 携帯が壊れて返せなかったんだ。 新しい携帯はドコモにしたから登録よろしく。 ところでいつ昼ごはん食べる? 事前の前振りからアドレスまで全てが完璧なメールだった。 これには溜まらずK君も騙される。 ううん、全然気にしてないよ。 僕はいつでも大丈夫。 こんな感じのメールが返ってきた。 テロメール史上初の騙された返信である。 すかさず僕も返す。 じゃあ明日の昼に学食の前で待ち合わせしよう。 K君の返信。 どこの学食? 完璧にまだ騙されている。 ここで、更に騙しても良いのだが、さすがに良心の呵責に耐えられなくなって、 どこでもいいよ。 というか柳○なんやけど。 と送った。 流石に名前を名乗ればK君も騙されたことに気付くだろう。 しかし、なかなか返信が返ってこない。 後日聞いた話しだが、この時、信じられないほど騙されていて、 僕が正体を明かしたにも関わらず、 何で○○ちゃんが柳○を知ってるの? とパニックに陥るくらい騙されていたらしい。 今にして思えば、あのまま騙し続けて、 本当に学食の前で待たせといたら良かったと思う。
そこに山があるから…
修学旅行。 今も昔も学生にとっては楽しい思い出の場です。 僕も毎回、非常に楽しみにしてました。 あれは中学生だった頃の修学旅行。 中3の僕たちは飛騨で登山という修学旅行にしてはハードなものでした。 「そこに山があるから登る。」 なんてのは登山家の話しであって、 一中学生にはなんら興味の沸かないイベントです。 とはいえ、クラス全員で行動するのが修学旅行の魅力。 夜中に、「え~、お前○○が好きなのかよ~!」 って言ったりするのが醍醐味なわけです。 それだけが楽しみで僕たちは山に登りました。 しかし、素人の僕たちが父の背中よりも大きい山を簡単に 攻略できるはずがありません。 学校の先生も先生だったのですが、 確実に登山ルートの選択が素人向きではありませんでした。 幅が40cmくらいで、すぐ隣がガケなんていう道もあれば、 いきなり道の途中でガケが現われて、40cmくらいジャンプして 道に戻るみたいなルートもありました。 1歩足を踏み外せば即死です。 他のみんながどんな気持ちで山を登っていたのかは知りませんが、 僕は死を覚悟した山登りでした。 おまけに後続を無視して先に進む事、進む事。 生徒のほとんどは高山病です。 それでも瀕死の思いで、 全員がガケから落ちることなく山頂に到着しました。 もう山を登らなくてもいい…。 開放感でいっぱいです。 宿舎に荷物を置くと、高山病に侵されていない元気な 人間は山頂で鬼ごっこをしに行きました。 デリケートな僕は、高山病にうなされてたので、 隣のクラスの人間とトランプをしてました。 しばらくして、外が何か騒がしいです。 すると、クラスメイトが部屋に入ってこう言います。 「田中(仮名)が山から落ちて死んだーー!!!」 山頂に来るまでに山の恐ろしさは全員理解してます。 こんなところで鬼ごっこなんてしてたら、 そりゃ誰かは山から落ちるでしょう。 もう、パニックです。 クラスメイトがリアルに死ぬなんて滅多な事じゃありません。 すると続報が部屋に入ってきました。 「田中(仮名)が喋ったぞ~!! 生き返ったぞ~~!!!」 それを聞いて、部屋中「うぉーーー!!!!」ですよ。 ヴェネチア映画祭でも見られないくらいのスタンディングオベーション。 生き返ったのなにも、初めから死んでないなんて誰も気付かない。 それくらい、生きててありがとうと全員が思った瞬間でした。 それでもガケから落ちた代償は大きく、 田中(仮名)は鎖骨を折るというケガを負いました。 そうすると、もう修学旅行どころじゃないわけです。 山頂にはヘリコプターがやってきて、田中(仮名)は病院に運ばれました。 すると、不思議とみんな現実に戻ってきて、 『一歩間違えると死』 というのをリアルに実感します。 もう空気が重い。 あんな暗い修学旅行は二度とゴメンです。
それにしても、いい歳になるのに
何で僕の周りには童貞どもがいっぱいいるのでしょう…。